2015年06月30日

紗南「おかーさん!」拓海「誰がお母さんだァ!」


紗南「いやー。拓海さんはお母さんでしょ」



拓海「こんなデケエ娘を産んだ覚えはねえよ」





紗南「あたしのお母さんっていうか、皆のお母さんだよね」



拓海「ハァ…?」



紗南「この間も…」



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【CASE 1】



小春「……」スヤスヤ



拓海「……よく寝てるな」ナデナデ



小春「……んみゅっ」



拓海(おっと、起こしちまったらマズイな)バッ



里奈「おっ、カワイイ寝顔p」



拓海「デケエ声出すんじゃねえバカヤロウ!」ヒソッ



里奈「」コクコク



紗南「子どもを寝かしつけるお母さんだよね」



拓海「その位誰だってやるだろ」



紗南「なんかスゴイ手際よかったよね」



拓海「ここに来てからガキの相手をする機会が増えたからな。そのせいだろ」



紗南「ふーん…」





【CASE 2】



友紀「うわーん! たくみちゃーん!」



拓海「ンだよ……うわ、酒くさッ!?」



友紀「ぐすっ、キャッツが首位陥落だよぉ…」ヒック



拓海「だからってヤケ酒してんじゃねえよ! 何本ビール飲んだんだよ」



友紀「わかんにゃい…」



拓海「呂律も回ってねえし…」 





拓海「ああもう、部屋に帰ってさっさと寝ろよ」



友紀「おんぶ! おんぶ!」



拓海「自分で歩いて帰れよ…」



友紀「おんぶしてくれなきゃ、ヤ!」



拓海「ハァ…仕方ねえな。ほらよ」グイッ



友紀「うひゃっ!?」





友紀(お、お姫様だっこ…!?)



拓海「これで満足か?」



友紀「……は、はい」



拓海「?」



拓海(なんか急にしおらしくなったな…)





紗南「お母さんであり、スケコマシでもある」



拓海「誰がスケコマシだ誰が!」



紗南「拓海さんだよ!」



拓海「アタシはスケコマシじゃねえ! Pの奴と一緒にすんな!」



紗南(無自覚かぁ)



【CASE 3】



愛海「くひひ…慎ましやかな胸もいいねぇ…」ワキワキ



乃々「や、やめてほしいんですけど……」



愛海「嫌よ嫌よも好きのうちだよ…覚悟!」



拓海「待てコラ」ドンッ



愛海「げえっ、拓海さん!?」



拓海「何してんだテメエは…」



愛海「その…スキンシップを図ろうと」



拓海「森久保が思いっきり嫌がってんじゃねえか」



乃々「タスケテ……タスケテ……」



愛海(どうせ後でバレて怒られるのは目に見えてる…ならば!)



愛海「転んでもタダでは起きんぞぉーっ!」バッ



乃々「宙を舞った……八艘飛び……」



拓海「……甘い」バッ



愛海「えっ、ちょっ、まっ」



拓海「……シベリアン、ブリザードッ!」



愛海「うわらばっ!?」ゴシャッ



乃々「あ、頭から落ちたんですけど……」



拓海「大丈夫だろ、多分。清良さん直伝の技だし」



乃々(清良さんって何者なんですか……)



紗南「お母さんは空投げも出来る」



拓海「世間のお母さんレベル高えなオイ」



紗南「いまどき波動も対空もできないお母さんはそうそういないよ」



拓海「お母さんのハードル厳しくねえか」



紗南「母親になるのはそれだけ責任がついてくるんだよ」



拓海「うん……うん?」

【CASE 4】



P「そろそろ外回りに行くかな」



拓海「ん」



P「それじゃ、行ってきm」



拓海「ちょっと待て」ガシッ



P「どうした拓海。行ってらっしゃいのチュ」



拓海「死ね。ネクタイ曲がってんぞ」



P「え、本当か」



拓海「直してやっからジッとしてろ」



P「……」



拓海「これでよし、と……どうした?」



P「いや、その、なんでもないです」



拓海「……?」



P(か、顔が近い……)



レナ「そういう風にしてると、まるで旦那さんを送り出す奥さんね♪」



拓海「だ、誰が奥さんだ!」



レナ「あら、違ったかしら?」



P「旦那……えへへ」



拓海「テメエはさっさと行って来い!」ゲシッ



P「いてっ! い、行ってきます!」



レナ「あらあら♪」





紗南「若奥様…」



拓海「ち、違ェ! 違ェから!」



紗南「ネクタイをわざわざ直すなんて…これは言い逃れできませんなぁ」



拓海「あ、アイツがだらしねえカッコで外回りに行ったら、アタシらが被害受けるからやっただけだ!」



紗南「ふーん」ニヤニヤ



拓海「その顔やめろォ!」





拓海「ったく……ケーキ持って来たけど、アタシが全部食っちまおうかな」



紗南「え!? ケーキ!?」ガタッ



拓海「せっかく持って来たけど…」



紗南「食べたい食べたい!」ピョンピョン



拓海「どうすっかなぁ…」



紗南「お願いします拓海さん!食べたいよぉ!」





拓海「……プッ」



紗南「えっ?」



拓海「ンな必死にならなくてもやるからよ」



紗南「やったー!」



紗南「…拓海さん、今なんて?」



拓海「だから、紗南のために作ってきたって」



紗南「……」







紗南「…おかあさーん!」ダキッ



拓海「だからお母さんじゃねえっつーの!?」



紗南「やっぱり拓海さんは、みんなのお母さんだよ!」ギュー



拓海「抱き着くんじゃねえ暑苦しいんだよ!」





比奈「パーティーの準備出来たっスよ…ってなにやってんスか」



留美「あら…?」



拓海「だァァ! 離れろ紗南!」



紗南「やだー♪」



比奈「そうやってると、親子みたいっスね」



拓海「18でこんなデケェ娘がいてたまるか!」







紗南「おかーさん!」



拓海「誰がお母さんだァ!」



おわり。



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