2015年07月03日

モバP「もう朝か...」

のんびりと書いていきます



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−−−事務所 早朝−−−











チュンチュン...







P「すぅ...すぅ...」



P「ん〜...んあっ?」



P「ふわぁ〜...もう朝か...」



P「結局ソファーで寝てた...」



P「そろそろ帰らないとダメだよなぁ...」



P「...まあいいや、まだ時間あるしとりあえずもうちょい寝よっと...」



P「難しいことは後で考えるか...」







P「ぐぅ...」

ガチャッ







「おはようござい...あっ!」





P「Zzz...」





「また泊まったの?もう〜...やめてって言ったのに!」





P「んがっ...」





「こんなに散らかして...まったくもう...」



「とりあえず掃除しよっかな...」



「ゴミも分別しないといけないし...」





「よし!ちゃちゃっとやるか!」グイッ!

−−−−−−







P「くぅ...くぅ...」



P「んっ...」パチッ



P「ふわぁ...」





「あっ、起きた?」





P「んっ...?」



「ずいぶんぐっすり寝てたみたいだね」



P「...海か?」



海「そうだよ、おはよっ」



P「ああ...おはよう...」ゴシゴシ



海「また帰らなかったの?」



P「うん...」



海「もう!やめてって言ったでしょ!いつまでもソファーで寝てるとそのうち身体壊すよ?」



P「うん...わかってる...次は帰るよ...」



海「まったく...いつもそう言って帰らないんだから...」



P「わかってる...わかってるってば...」



海「ほら、寝ぼけてるみたいだしとりあえずシャワー浴びてきなよ、はいタオル」



P「おー、サンキュー...」ヨロヨロ...



海「ち、ちょっと!そっちじゃないでしょ!こっちこっち!どんだけ寝ぼけてんの!」

シャアアアアア...







P「ふぃ〜...」





コンコン





海『Pさん、替えの下着ここに置いとくね』





P「ああ、わかった」





海『あとアイロンも借りるから』





P「あーい」





海『ちゃんとヒゲも剃ってよ?ヒゲがボーボーじゃ営業にも行けないでしょ?』





P「おう、わかってるって」





海『とかなんとか言って、この前はウチが言うまで忘れてたくせに』





P「あれはうっかりしてただけだ、今日は大丈夫だよ」





海『はいはい、まだ時間あるからしっかり身体を洗ってきてね』





P「へーい」

−−−−−−







P「ふぅ...」



海「おっ、さっぱりした?」



P「ああ、だいぶな」



海「じゃあチェックしてあげるよ、こっち向いて」



P「い、いいってば...」



海「ダメダメ、ちゃんと見ないとね」



P「むぅ...」



海「う〜ん...」ジー...



P「まだか?」



海「...うん、オッケー!いい男になったよ♪」ペシッ



P「どーも」



海「予備のワイシャツにアイロンかけといたからね、はいどうぞ」



P「おう、サンキュー」

海「あと冷蔵庫の中見たら卵あったから、玉子スープ作っといたよ」



P「いいねぇ、いつもはパンだけの朝飯がちょっと豪華になったな」



海「材料があればもっといい朝ごはん作れたんだけど...」



P「いいよいいよ、どうせそんなに腹減ってないしこれくらいで...」



海「ダメだよちゃんと食べないと!それと、昨日もコンビニのご飯で済ませたの?」



P「な、なんでわかるんだ?」



海「ゴミの分別してる時に見たよ、コンビニのお弁当とカップラーメンばっかり、そんなんじゃ身体壊すよ?」



P「うーん...手軽だからどうしてもなぁ...」



海「それにまたソファーで寝て...いい加減に布団で寝なって」



P「いや、でもこのソファーはフカフカなんだぞ?」



海「そりゃ知ってるけど...」



P「なんなら海も寝てみるか?そうすればこのソファーの良さがわかるかも...」



海「どれどれ...」ギシッ



海「わぁ...ホントにフカフカ...気持ちよく眠れそう...」



P「だろ?俺がここで寝たくなる気持ちも...」



海「ってダメだよ!確かに気持ちいいけどダメなものはダメ!ちゃんと家で寝て!」



P「わ、わかったわかった...冗談だって...」





ガチャッ





ちひろ「おはようございまーす」

P「あっ、おはようございますちひろさん」



海「ちひろさん、おはよっ!」



ちひろ「海ちゃん相変わらず早いですねぇ」



海「まあね、もう習慣になっちゃった、でも早起きは三文の徳って言うしね!」



ちひろ「確かにそうですね」



海「そうだ!聞いてよちひろさん!ウチが事務所に来てみたらPさんのデスクの周りがまたゴミだらけになってたの!」



ちひろ「まぁ、本当ですか?」



P「お、おい海...」



海「本人はのんきにソファーでグーグー寝てるしさ、ちひろさんからもなんとか言ってあげてよ!」



ちひろ「プロデューサーさん、事務所を私物化するのはよくありませんよ?」



P「...気を付けます」



海「Pさん、事務所にはちっちゃい子供もいるんだからあんまりだらしないことしてると...」



P「はい...はい...」

−−−−−−







P「よし、もう時間だしそろそろ現場に向かうか」



海「うん、ウチはいつでもいいよ」



P「じゃあ車に...」



海「あっ、ちょっと待って!」



P「なんだよ?」



海「ほら、ネクタイ曲がってる」



P「おぉ、悪い...」



海「もう...まだ寝てるの?」



P「ちゃんと起きてるよ」



海「ハンカチ持った?ティッシュは?」



P「持ってる持ってる、ほら」



海「うん、じゃあ大丈夫だね♪」



ちひろ「ふふっ、なんだか海ちゃん子供の世話をするお母さんみたいですね」



海「えー?こんなにおっきな子供いらないよ♪」



P「お前な...」



海「はい、これでよし!それじゃ行こ?」



P「サンキュー、じゃあ行ってきますちひろさん」



海「行ってきまーす!」



ちひろ「はーい、気を付けて」

ブロロロロロ...





P「台本にはちゃんと目を通したか?」



海「大丈夫、任しといて!」



P「今日は現場に行ったらまず司会者の楽屋に挨拶しに行くぞ、大物だから失礼のないようにな」



海「うん、わかってるよ」



P「それから俺は途中で別の用事があるから多分収録の途中でいなくなるけど、帰りの車は手配しておくから...」



海「あっ、Pさんちょっといい?」



P「どうした?」



海「そこのコンビニ寄ってくれる?買い物したくってさ」



P「買い物?司会者の人へのお土産ならもう用意して...」



海「違う違う、それとは別の物!」



P「まあ、別にいいけど...」



海「ありがと♪」



P「でもあんまり時間ないから早くな」

「ありがとうございましたー」







海「お待たせ!ゴメンね、レジ混んでて時間かかっちゃった」



P「いいよいいよ、ところでなに買ったんだ?」



海「うーんとね...はいこれ!」



P「...パンとおにぎり?随分あるな...」



海「Pさん、今日は予定が多いから動きっぱなしでしょ?だから前もって用意しとこうと思ってさ」



P「おぉ、なんか悪いな...」



海「気にしないでよ、それにこれも♪」



P「大福餅?」



海「そう、好きでしょ?」



P「ああ、よく知ってるな」



海「へへっ、まあね!」



P「サンキュー、いくらかかった?」



海「いいよ別に」



P「いや、でもさ...」



海「いいったらいいの!それより時間!そろそろ行かないと遅刻しちゃうよ!」



P「おっと!そうだな、じゃあ出発するぞ!」



海「あっ、Pさん口開けて、大福餅食べさせてあげるよ」



P「あーん」



海「はい、あーん♪」



P「んぐっ...んぐっ...ふぁりがふぉう...」



海「ふふっ、どういたしまして」

−−−翌日−−−







P「......」カタカタ...





ガチャッ





海「お疲れ様でーすっ!」



P「よう海、お疲れ様、昨日はありがとな」



海「気にしなくていいってば、それより昨日は大丈夫だった?」



P「ああ、おかげさまでな、海の買ってくれたおにぎりとパンのおかげで助かったよ」



海「へへっ、どういたしまして♪」



P「それでな、ちょっと提案があるんだけど...」



海「なあに?」



P「お前、明日は確か夕方で仕事終わりだよな?」



海「うん、そうだよ」



P「俺も明日夕方で終わりだからさ、夕飯食べに行かないか?」



海「夕飯?」



P「ああ、昨日のおにぎりとパンのお礼ってことで...」

海「あははっ!いいよ別に、気にしないでって言ったでしょ?」



P「いいや、海にはこれまでいろいろと身の回りのことをやってもらってるし、何かしてやらないと気がすまん!」



海「ウチは別に...」



P「頼むよ、たまには俺の方からなにかさせてくれ、なっ?」



海「うーん...」



P「ダメか?」



海「...Pさんがそこまで言うなら...お言葉に甘えちゃおっかな?」



P「いいのか?」



海「うん!行こうよ、ご飯食べに♪」



P「よし、明日は海の好きなものをごちそうするぞ!」



海「なんでもいいの?」



P「ああ、ちょっと高めのレストランでもいいぞ、どこか行きたいところとかあるか?」



海「うーんとね...最近気になってるトルコ料理のお店があるんだけど...」



P「それじゃそこにしよう、予約もしておくからな、仕事が終わったら事務所で待ち合わせってことで」



海「うん!へへっ、楽しみ♪」

−−−翌日−−−







ガチャッ





海「戻りましたー、お疲れ様でーす!」



ちひろ「あら海ちゃん、おかえりなさい、お仕事はどうでした?」



海「うん、バッチリだったよ、特にトラブルもなく無事に終わったし♪」



ちひろ「そうですか、それならよかったです」



海「フンフフーン♪」



ちひろ「なんだかウキウキしてますね?」



海「あっ、わかる?」



ちひろ「ええ、なにかいいことあったんですか?」



海「Pさんがね、夕飯に誘ってくれたんだ♪」



ちひろ「プロデューサーさんが?」



海「いつも身の回りのことをやってくれてるお礼に、だってさ!別にいいのに...」



ちひろ「ふふっ、でもとっても嬉しそうですよ?」



海「へへっ、まあね♪」

−−−−−−







ちひろ「あら、本当に?」



海「本当だって!それでね...」







Prrrrr♪







ちひろ「はい、CGプロですが...」



ちひろ「あっ、プロデューサーさん、お疲れ様です」



ちひろ「海ちゃん?ええ、いますけど?」



ちひろ「はい、ちょっと待ってください」



ちひろ「海ちゃん、プロデューサーさんからです」







海「もしもし?」



P『海か?俺だけど...』



海「うん、どうしたの?」



P『...悪い、今日約束してた夕飯だけど...行けなくなりそうなんだ』



海「...えっ?」



P『ゴメン!制作会社の社長さんから飲みに誘われちゃってさ、断りきれなくて...』



海「あー、そっか...」



P『本当にゴメンな、こっちから誘ったのに...』



海「ううん、気にしないで、お仕事だしこういうこともあるよ」



P『スマン...埋め合わせは必ずするから...』



海「いいって、それより飲みすぎないように注意してね!」



P『ああ、わかってる...』



海「じゃあね、気を付けて」



P『うん、じゃあ...』

海「ふぅ...」



ちひろ「海ちゃん...」



海「...まあ、ちょっと残念だけど、Pさんはプロデューサーだからね、仕方ないさ」



ちひろ「元気出してください...」



海「大丈夫、別に落ち込んでなんかないよ」



ちひろ「あの...よかったら私とご飯なんてどうです?」



海「えっ、いいの?」



ちひろ「ええ、私ももうお仕事終わりですから」



海「うんっ!じゃあ行こうよ♪」



ちひろ「ただ、あんまり高いところは無理ですけどね」



海「へへっ、大丈夫♪そのへんのファミレスとかでいいよ」

−−−01:30−−−







運転手「お客さん、着きましたよ」



P「......」



運転手「お客さん?」



P「Zzz...」



運転手「ちょっとお客さん!着きましたってば!」



P「あぁ〜い...」



運転手「困ったな、完全に酔っちゃってるよこの人...どうしたら...」







「あの...」





運転手「はい?」



「すみません、その人...」



運転手「ああ、あんたこの人の奥さんですか」



「えっ?いや、あの...」



運転手「お客さん、ほら奥さんが迎えに来ましたよ!」



P「...奥さんって...俺まだ独身で...」



運転手「ったくもう!すみません奥さん、悪いんですけど旦那さん降ろすの手伝ってもらえませんか?」



「あっ、はい...」

「うんしょ...うんしょっと...Pさん、もうちょっとだからしっかり歩いて」



P「うぅぅ...」



「やっぱり事務所に残ってて正解だったな...」



「Pさんのことだから家に帰らずに事務所に泊まるんじゃないかと思ってたけど、正解だったみたい...」





ガチャッ





P「うぅ〜ん...」



「ほらPさん、事務所に着いたよ」



P「うん...」



「ほら、ソファーに座って...よいしょっと...」



P「うーん...」



「大丈夫?今毛布持って来るから...」



P「...うっ」



「どうしたの?」



P「...うぷっ」



「気持ち悪い?」



P「......」コクリッ



「大変!ちょっとガマンして!トイレ連れて行くから!」

P「うぇぇ...」



「大丈夫?」スリスリ...



P「うん...」



「あんまり辛いなら救急車呼ぶ?」



P「大丈夫...」



「はい、お水」



P「んぐっ...」



「落ち着いた?」



P「......」コクリッ



「歩ける?」



P「おう...」



「じゃあソファー行こっか、足元に気を付けてね」

P「う〜ん...」



「はい、毛布」



P「ありがと...」



「まったく...飲みすぎないでって言ったのに...」



P「ゴメン...」



「飲みすぎは身体に毒だよ?」



P「うん...」



「本当に、もう...」ナデナデ



P「母さん...」



「あははっ、こんなにおっきな子供、いらないよ♪」



P「Zzz...」



「寝ちゃった...本当によく眠れるね、このソファーは」



「何も心配しなくていいから...」







「ゆっくり休んで...」

−−−−−−







チュンチュン...









P「...んっ」パチッ



P「...事務所...か?」



P「確か社長さんにしこたま飲まされて...タクシー乗って...」



P「そこからの記憶がない...」



P「どうやってここまで来たのかな...」



P「毛布もかけてあるし...」



P「...あー、それにしても頭がボーっとする...」



P「まだ五時か...」



P「シャワー浴びてこよっと...」ヨロヨロ...

P「...あー、頭痛てぇ...」



P「そういや昨夜は海に悪いことしたなぁ...」



P「今度会った時にちゃんと謝らないと...」ガチャッ





「っ!!」





P「...海?」



海「ぴ、Pさん...」



P「あれ...なんでお前が...」



海「こ、ここは...」ガシッ





海「女子用のシャワー室だぁ!」ブオンッ!





ドゴッ!





P「ぐはぁっ!」





海「もう!」バタン!





P「いてて...」

−−−−−−







海「まったく...」



P「申し訳ありません...」



海「まさかPさんにウチの裸見られるとは思わなかったよ...」



P「ま、誠に申し訳なく...」



海「...まあ、寝ぼけてたんだからしょうがないけどさ...」



P「は、反省します...」



海「オホン!一応言っておくけどね、他の子にもこんなことしたらダメだよ!いや、ウチにもだけどね?」



P「き、肝に銘じます...」



海「それと、さっき見たのはすぐに忘れる事!」



P「だ、大丈夫だ...お尻は見ちゃったけど、髪の毛に隠れて肝心のところはよく見えなかったし...」



海「そういう問題じゃなーい!」



P「は、はい!おっしゃる通りで...」



海「...はぁ、まあいいや、過ぎたことだし」



P「ゴメン...」



海「もういいよ、それよりお腹減ってる?」



P「ああ、そこそこ」



海「じゃあ朝ごはんにしよっか、用意するから待ってて」

−−−−−−







海「はい、お待たせ」



P「おぉ...納豆ごはんに味噌汁、野菜炒め...海が作ったのか?」



海「うん、給湯室のガスコンロでね」



P「でも冷蔵庫に材料とかはなかったはずだけど...」



海「Pさんが寝てる間に買ってきたんだよ、今やコンビニでごはんも野菜も売ってる時代だからね」



P「なるほど...」



海「それと、雫ちゃんの実家の牛乳だよ」



P「おぉ...なにからなにまで...」



海「気にしないの、それじゃ食べよ?」



P「あぁ、そうするか」



海「じゃ、両手を合わせて...」





P・海「いただきます」

P「ごちそうさま」



海「はい、お粗末さま」



P「あ〜...こんなにしっかりとした朝ごはん食ったのは久しぶりだ、海は料理が上手いなぁ」



海「大げさなんだから、でもちゃんと食べないとダメだよ?」



P「ああ、なるべく気を付けるよ」



海「どう?まだボーっとする?」



P「まあ、多少は...でもだいぶよくなったぞ」



海「まだ時間あるしゆっくりしてて、ウチは洗い物してくるからね」



P「俺も手伝うよ」



海「いいって、食べた後だしのんびりしてなよ」



P「だけど...」



海「いいの!とにかく座ってて!」

P「......」



海「Pさん、お茶だよ」



P「んっ、悪いな...」



海「ふわぁ...」



P「眠いのか?」



海「まあ、ちょっとだけね」



P「...海」



海「えっ?」



P「...ゴメンなぁ」



海「急になに?」



P「...いっつもいっつも迷惑ばっかりで」



P「昨日だって約束してたのをドタキャンしちゃったし...」



P「その挙句に酔っぱらった俺を夜通し介抱してもらって...」



P「プロデューサーがこんな不甲斐ないやつで...本当ゴメン...」

海「ふふっ、なあに?落ち込んでるの?」



P「まあな...」



海「大丈夫だよ、ウチは別に迷惑だなんて思ってないから」



P「でも...」



海「昨日の約束は...まあ仕方ないよ、Pさんプロデューサーだし、いろんな人との付き合いもあるしね」



海「それにPさんのお世話だってウチがしたくてやったんだもん、Pさんが気にすることじゃないよ」



P「そうか...」



海「まあ、さすがにあんまり何度もされちゃ困るけどさ♪」



海「...Pさんには、ウチの方がもっとお世話されてるし」



海「右も左もわかんないウチをアイドルにしてくれて、色々面倒見てくれるんだからさ」



海「せめて...身の回りのことくらいはウチにさせてよ、じゃないとバチ当たっちゃいそうだしね!」



P「海...」



海「あとね、Pさんのお世話するの割と好きだよ?」



P「楽しい?」



海「そう、ウチの兄弟はみんな弟だけど...」



海「Pさん相手だと、なんか兄さんが出来たみたいでさ、へへっ♪」

P「兄さんね...」



海「ご飯はまた時間のある時にゆっくり行けばいいよ」



海「だから、Pさんはウチのことなんか気にせずお仕事がんばって!」



P「...ああ、わかった」



海「うんっ!へへっ♪」



P「でもな、海のことを気にしないってのは無理だな」



海「無理なの?」



P「もちろんだよ、海は俺のアイドルなんだからいつだって気にかけてるさ」



海「もう...ふふっ♪」

P「さーて、海の作ってくれた朝飯のおかげで元気になったし、ボチボチ仕事始めるか!」



海「その意気その意気!でも無理しちゃダメだよ?」



P「わかってるって、ちゃんと休憩しつつやるから」



海「なら大丈夫かな、じゃあウチ帰るね」



P「ああ、今日はオフだろ?ゆっくり休め」



海「うん、そうさせてもらうね、さすがにちょっと眠いし...ふわぁ」



P「なんなら送っていくか?まだ時間あるし...」



海「いいよ、気持ちは嬉しいけどね」



P「そっか...」



海「うん、じゃあね」



P「おう、じゃあ...あっ、海!」



海「なあに?」



P「その...昨日は本当にありがとな、すごく感謝してる」



P「...昨日行けなかったレストラン、今度は必ず連れて行く」



P「だから、楽しみにしててくれ!」



海「...うんっ♪」





チュッ





P「あっ...」



海「期待してるからね、Pさん♡」



P「お、おぉ...」



海「じゃあね、お仕事がんばって!」バタンッ



P「...チューされた」



P「期待してる、か...」



P「...よし」







P「今日もがんばろう...」









おわり



08:30│杉坂海 
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