2015年07月06日
乃々「う、うーりぃ…」モバP「ん?」
モバP「乃々、今…なんか言ったか?」
乃々「えっ…と、いや、別に何も…言ってないですけど…」
モバP「あ、アレ?空耳かな」
乃々「えっ…と、いや、別に何も…言ってないですけど…」
モバP「あ、アレ?空耳かな」
乃々「た、多分…」
モバP「そうかなぁ…」
乃々「…」
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乃々「…」グッ
乃々「あ、あの」
モバP「んー?」
乃々「えっと…今日は…」
モバP「ん?スケジュールか?今日は午後からラジオ収録、雑誌取材だぞ」
モバP「ちょっとハードだけど、今日乗り切ったら数日間はオフだからな、頑張ろうな」
乃々「あぅ…えっと、あの、その」
乃々「…」コホン
乃々「私はアイドルを辞めるぞッ!NONOォー!!」
モバP「」
乃々「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
モバP「」
乃々「あっ……違う」
乃々「MURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
モバP「」
乃々「うぅ…こ、これでいいんですよね…?」
モバP「いやなにが?」
乃々「い、今のでアイドル辞めさせてもらえるって…」
モバP「…」
乃々「杏さんが…」
モバP「やはりヤツの差金か」
乃々「ちひろさんにも…煽られましたけど…」
モバP「あいつなにやってんの?」
乃々「なんですか…やっぱりいぢめですか…」
モバP「『やっぱり』とは一体」
乃々「なんで約束…守ってくれないんですか…」
モバP「『約束』とは一体」
モバP「乃々、アイドル、嫌なのか?」
乃々「えっと…本当はちょっとだけ…嫌ですけど…もう辞めさせていただけないのはわかってるし…」
モバP「…」
乃々「せめて、もう少しお休みは欲しいなって…」
モバP「なるほどな…」
モバP「確かに、最近、以前の様に時間を掛けて入念なスケジューリングが出来なくなってきてるな」
モバP「それは完全に俺の力量不足だ…スマン」ペコリ
乃々「えっ…えっ…いや、でもそれは所属アイドルが増えてきたからで…」
乃々「仕方ないことだと思いますけど…」
モバP「そうだとしても、それで1人のアイドルに負担が余計に掛かるなら、俺のせいだからな」
乃々「そ、そういうものですか…」
モバP「そうだと思うよ。負担掛けてごめんな」
乃々「い、いえ…そういうつもりで言ったわけでは…」
モバP「優しいな乃々は。既に組んじゃった仕事はどうにもならんが」
モバP「トレさんたちと相談して、軽めのレッスンやオフを入れる努力をするよ。それでいいか?」
乃々「あ、ありがとうございます…」
モバP「うん。すまんな。他に何かあるか?」
乃々「えっ…いいんですか?」
モバP「おう。なんなりと。俺に出来る範囲でな!ははは」
乃々「あ、あの、それじゃ…」
乃々「これからもこうやって…時々でいいので…構ってもらって良いですか…?」カァ…
モバP「!?」
乃々「あの…さっき大声出したのも…構ってもらいたくて…」
モバP「」
乃々「あぅ…も、もりくぼなんかに構ってるような時間は無いのはわかってるんですけど!でも…!」
モバP「あーもう森久保可愛すぎぃ!!!」ワシャワシャワシャワシャ
乃々「ひゃぁぁぁ…!」
モバP「俺の時間なんていくらでもくれてやる!大事な乃々の為ならな!」
乃々「ひぃ…ちょ、ちょっと…大事な…あわわわ」
モバP「よし。今日夜メシ奢ってやる。ていうか付き合ってくれ。早苗さんや楓さんに飲まされるのはもうこりごりなんだ!」
乃々「付き合…って、そそそそんな…!もりくぼなんかがおこがましいんですけど…!」
モバP「森久保なんかじゃない!テンション上がってきた!よし乃々、そろそろ仕事の時間だぞ!」ガシッ
乃々「あっ…ちょっと抱え…!」
モバP「ラジオ録って雑誌書いてメシだ!」ガチャタンタンタンガチャ
乃々「わ、忘れてました…や、やっぱり仕事は…」
モバP「ホラ乗れ!レッツゴーだ!」ポイ
乃々「む…」ドサッ
乃々「MURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」
モバP「すまん、それは忘れろ」
乃々「アッハイ」
おわりです
08:30│森久保乃々