2015年07月07日

P「なんか臭うなぁ」 響「ビクッ」

P「事務所の中、何か臭くないですか?」スンスン



響「ビクッ」



小鳥「そうですねぇ……なんて言えば良いのか……とりあえず、臭いですね」





響「ビクビクッ」



春香「あ、すみません。ちょっと今、ゲソにピーナッツを和えたのを炙ってまして」



P「あー、そりゃ臭いわけだ」



響「ほっ」



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P「で?味はどうだった?」



春香「あー、やっぱりびっくりするほど不味いですね」



P「漫画やアニメでもあれは普通に不味そうだったもんなぁ」



小鳥「プロデューサーさんも見てるんですか?」



P「まぁ、人並みにはアニメとか見てますよ」



春香「ちなみに誰が好きですか?私は、やっぱり田所ちゃんですね。どことなく私に似てますし」



P「え?」



春香「え?」



小鳥「そ、それでプロデューサーさんは誰が好きなんですか?」



P「あー……肉魅です。健康的な褐色肌とかが好きでして……」



響「ビクッ」





春香「えー、プロデューサーさんってそういう子がタイプなんですか?」



P「まぁ、元気が良い子とか健康的な子は見てて気分が良いからな」



春香「私も焼こうかな……」ボソッ



P「何か言ったか?」



春香「な、何でもないですよ!あ、後はなんかこういう子が好きって無いんですか⁉」



P「え?あー、引くなよ?」



春香「人の好みで引くなんて無いですよ」



小鳥「そうですよ」



春香「小鳥さんのは、ちょっと特殊だから引きますけど」



小鳥「ピヨォ⁉」



P「まあ、小鳥さんよりはマシだと思うから言うけど……その、良い匂いのする子、かな」



春香「あー、健康的な女の子が好みの時点でそんな気はしてました」



P「ほ、ほら!健康的な子って良い匂いとかしそうだろ?ずっと嗅いでいたいというかなんというか……」



響「……」スンスン

春香「なるほど、プロデューサーさんは匂いフェチと」



P「そうやって言われると変態みたいに聞こえるなぁ」



小鳥「大丈夫です!たとえ、プロデューサーさんが変態だろうと私は全てを受け入れます!」



P「俺は、小鳥さんの趣味は受け入れられないですね」



小鳥「(´・ω・`)」

真「おっはよーございまーす! 何の話してるんですかー?」



春香「あ、真ちゃんおはよう。今ね、プロデューサーさんの好きな女の子のタイプを聞いてたんだ」



真「っ!へ、へー?そ、それでどんな子がタイプなんです?」



P「もう一回言うのは流石に苦行だなぁ……一回言うだけでも恥ずかしいのに」



真「えー?教えてくださいよー」



春香「それじゃ、私が教えるよ。えっと、健康的な子で良い匂いのする女の子が好きなんだってさ」



真「そ、それってもしかして僕……」



春香「それで褐色肌が好きなんだって」



P 「正確には健康的に焼けた肌、だな。南国とかで自然に焼けたあの感じが良いね」



真「じゃあ、僕は外れちゃうかー。でも、周りにそういう子って居たっけ?」



響「!」ソワソワ



春香「うーん、思い当らないなぁ……」



響「……!……!」ピョンピョン



小鳥「思い当らないって事は、少なくとも周りには居ないって事ピヨ。チャンスは、まだあるピヨ」



春香「それもそうですね」



響「(´・ω・`)」



TV「今日は、様々な動物を飼っているという御宅にお邪魔しております」



春香「あ、この動物番組好きなんですよねー。色んな可愛い動物が見れて」



P 「あー、俺もこれ好きだなぁ。忙しくて心が荒んでる時に動物見てると癒されるな」



真「プロデューサーさんは、やっぱり動物が好きな女の子の方が良いですか?」



響「ピクッ」



P「まぁな。動物好きな奴に悪い奴は居ないって言われるくらいだし、動物好きな女の子は魅かれるなぁ」



響「///」テレテレ



春香「でも、テレビに今映ってる家みたいに沢山飼ってると動物臭そうですよね。少なくとも良い匂いはしなさそうですね」



響「⁉」

P「そうかー?いやそりゃあ、少しくらいは動物臭いって言うか獣臭いかもしれないけどさ」



響「(´;ω;`)」



P「今、テレビに映ってる家もそうだけど、匂いが本人に移るって事は、それだけ大事にしてるって事だろ?そういう意味では、俺はそういう匂いも好きだな」



春香「そういうものですかねぇ」



P「ふ、年を取ると分かるものさ」



真「じゃあ、小鳥さんはもっと熟知してますね」



小鳥「ピ、ピヨォ……」



春香「あ、そろそろ時間だ!確か、真ちゃんも私と一緒だったよね」



真「本当だ!それじゃ、行ってきますねー」



P「いってらっしゃい。俺は、まだ仕事終わってないからついて行けないけど、頑張るんだぞ」



春香、真「はーい!」



小鳥「私もちょっと傷を癒しに……もとい買出しに行ってきますピヨ」



P「いってらっしゃいです。同人ショップは寄ったらダメですからね」



小鳥「わ、分かってますピヨ」。それじゃ、行ってきます



P「さて……」



響「……」ソワソワ



P「響、ちょっとおいで」



響「な、なんだプロデューサー……じ、自分は忙しいんだぞ」



P「良いからほら、おいでって」



響「い、一体なんなんだ?じ、自分動物臭いからあんまり近寄ると匂いが移るかもだぞ」



P「……」グイッ



響「ふゎ⁉いいいいいいきなり抱きしめたりして何する気なんだ、変態プロデューサー!」



P「……響は良い匂いだなぁ」



響「あふへらればなぼ⁉」





響「じょ、冗談は良くないぞ!自分、臭そうとか言われてるの知ってるんだからな!」



P「それは、ネットの奴らが動物をたくさん飼ってるってイメージから好き勝手にそう言ってるだけだろ?響の匂いを直接嗅いだわけじゃない」スンスン



響「うう……そんなに匂いを嗅がれると恥ずかしいぞ///」



P「本物の響は凄い良い匂いだ。自信を持っていい」



響「で、でも……」



P「響」

P「誰がなんて言おうと俺は、お前の匂いが好きだ。ネットなんかの匿名の言葉なんか気にするな」



響「プロデューサー……」



P「もし、お前の事をとやかく言う奴が周りに居たら連れてこい。俺がぶん殴ってやる」



響「そ、それだとプロデューサーがクビになっちゃうぞ」



P「響の名誉が守れるなら安いもんさ。ああ、でもクビになったら響に養ってもらおうかな?料理美味いし、良い嫁さんになると思うんだ」



響「ど、堂々とヒモ宣言なんて情けないぞ///」



P「まあ、それくらい響が好きだからな俺は」



響「ふ、ふーん……そういう事にしておいてあげるぞ。と、とにかく自分の為にプロデューサーが犠牲になるのはダメだからな!絶対だぞ!」



P「はは、分かってるって」ナデナデ



響「……」



P「響?」



響「なぁ、プロデューサー……もし、もしさ。自分がトップアイドルになった時は……」



 プロデューサーと……





おしり



20:30│我那覇響 
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