2015年07月30日

まゆ「あなたのいないこの世界で」

プロデューサーさんがいなくなってしまったら、まゆの世界は変わってしまうんじゃないか。



あるいは終わってしまうんじゃないか。







ずっとそう思っていました。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437576345



けれど実際には、何にも変わりはしませんでしたし、終わりもしませんでした。



みんなが心配していた、後を追って死ぬようなことも無かったですし、泣いて泣いて泣きじゃくるなんてこともありませんでした。







まゆの世界は変わらず回っていました。



プロデューサーさんが亡くなって悲しかったのは本当です。



けれどそれよりも。



まゆは嬉しかったんです。



ふふっ、こう言うと勘違いされちゃいますかね?



プロデューサーさんは最期の瞬間、まゆを抱きしめてこう言ってくれました。

「ごめんな。愛してた」って。



嬉しかった。



とっても、とっても嬉しかったんです。



好きな人が最期の瞬間に、まゆだけのことを考えてくれていたのが。





まゆにはそれだけで充分だったんです。







好きな人はまゆのことを考えて逝ってしまった。

好きな人はもう他の誰のことを考えることも、無い。

好きな人はまゆだけの。

これから先、誰かを好きになることも愛することも無いでしょう。

だってまゆの世界は完結してしまっているんですから。

これからの世界は、あの人が見ていた「トップアイドル」という夢を一人で見て生きていきます。



「ずっと、ずぅーっと愛してますよ。プロデューサーさん



おわり



11:30│佐久間まゆ 
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