2015年07月31日

前川みく「ムーンナイトキャット」

モバP(※以下P表記)「ただいま戻りましたー」



みく「ただいまだにゃー……」



ちひろ「プロデューサーさん、みくちゃん、お疲れさまです♪」





P「うぁー、今日も暑かった」



ちひろ「大丈夫ですか?くれぐれも、体調には気を付けてくださいね」



P「分かってますよ、健康には気を付けてます」



ちひろ「なら良かったです。それでは、私もまだ仕事があるので」



P「あい、お疲れです」





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P「ふぁぁ……」



みく「ふー……。Pチャンお疲さまー……、今日のお仕事はちょっとハードだった〜」



P「だなぁ。俺も何か疲れたわ」



みく「監督さんにも、スタッフさんにも迷惑かけちゃったし」



みく「終了時間も押しちゃって……、みんなお疲れモードだったかな。みくがもっと頑張れたらよかったのに……。ごめんね、Pチャン」



P「……まぁ、仕事なんだしそういう日もあるだろ。仕方ない仕方ない」ガサガサ



みく「Pチャンはこれから残業?」



P「おう。はー、気合い入れ直さないとな」コキコキ



みく「そっか……。それ、みくのせい、かな……。みくがリテイクいっぱい出しちゃったから……、その後始末だよね」



P「え、違うよ。これは元からやんなきゃいけない仕事。みくとは関係ないから気にするな」



みく「……ありがと。Pチャンは、優しいね♪」



P「反省できてるなら、こっちから言う必要もないし。今日のことは引き摺らずに、な」



みく「うん、そうだよね、落ち込んでばっかじゃダメ!みく、絶対に次のお仕事で挽回するモンっ!」



みく「そうと決まれば、うかうかしてられないにゃ!Pチャン、みくは今夜大忙しだから、早めに失礼するね!」



みく「今度ゆっくり、反省会しよ!」



P「お、元気出たみたいだな。よろしい」



みく「Pチャンも、お仕事頑張ってね♪」



みく「……夜ご飯を食べたら、寮の近くの公園で、秘密の猛特訓にゃ……!」



P「……大丈夫か?」



みく「あ、Pチャン!何でもないの、こっちの話!」



P「あぁそう?……8時過ぎてるし、気を付けて帰れな」



みく「うんっ!Pチャンも体に気を付けてっ!みくのせいで病気になったりしたら、化け猫になって出てくるからにゃー!」



みく「ばいばい!」



―――― 公園 ――――



みく「……よし、ご飯も食べたし、明日のために頑張って練習するにゃ……!」



みく「『黒猫館に、ようこそお越しくださいませ!ここはみくが主催を務める、紳士淑女のネコチャンが集う夜想会にゃ』」



みく「『今宵の盛大なキャンドルナイトパーティ……。ゆっくりくつろいでいくにゃ!』」



みく「……うーん、なんだかイマイチ。座ってやれば上手くいくかな……?」



みく「でもベンチがないなぁ……。あ、ブランコ……。うん、ちょうどいい」



みく「よし、もう一回!あ、あー……」



みく「んにゃあ……、何だか違うよね……。どうすればいいのかな……?」



「こんな時間に、君みたいなお嬢さんが一人でいるのは感心しないね」



みく「え……?」



P「ようみく、俺だよ」



みく「あ……、Pチャン…?どうしてここに……?」



P「事務所から出る前に、寮近くの公園で秘密の特訓するって言ってただろ?」



みく「……そっか、知ってたんだね。これじゃ、秘密の特訓じゃないにゃ」



P「熱心なのは結構だけど、外にこんな時間までいるの、流石に良くないぞ」



みく「うん……、もう遅いから戻るね。部屋で特訓するとドタバタしちゃって、映画鑑賞するって言う小梅チャンたちに迷惑かけると思ったから……」



P「ん、小梅たちか?そういや、一緒に映画見る奴探してるって言ってたぞ。なんでも小梅厳選のすごいやつだから、いろんな人に見てほしいんだと」



みく「小梅チャン、厳選…………」



P「ああ、らしい。一回だけ一緒に見たが、中々エキサイティングで凄かったぞ」



みく「…………や」



P「うん?」



みく「やっぱもう少しここで特訓してようかにゃぁ……」



P「あれ、戻らないんだ」



みく「うん、小梅チャンと一緒に映画鑑賞するの、ちょっと怖いにゃ……」



P「ああそっか。なら仕方ないな」 ニャー



P「……ん?その足元の猫は?」



みく「このコ?このコはね、公園のお友達にゃ!」



みく「ほらっ、あっち見て!」



P「おう?」



みく「人のいない夜の公園。そこはまさしく、ネコチャンたちのテーマパークなのにゃ」



みく「無人のブランコやジャングルジム……、ネコチャンたちの時間が始まるにゃ……!」



P「おー、すごいな。猫がいっぱいいる」



みく「ふふー♪みんな可愛いにゃあ……♪」



P「……混ざって遊んでくるか?」



みく「ふえっ!?そそそ、それは遠慮しておくにゃ!」



P「何で?いつもなら突撃してく勢いだろ」



みく「……猫耳、持ってないにゃ。これじゃネコチャンたちの仲間に入れないよー!」



P「あーあ、そいつは残念だったな。それはまた今度ってことか」



みく「猫耳ないと調子がくるう……かな」



みく「うぅ……。次来るときは、猫耳を忘れないようにするにゃあ……」



みく「……そう言えばPチャン、残業はどうしたの?」



P「必要な分は全部終わらせて、後はちひろさんに投げた」



みく「ちひろさんにかにゃ?何か見返りを求められたでしょ」



P「今度、昼か夜に飯をおごる約束をした。安く済んだ方だな」



みく「やっぱりだにゃぁ……」



P「つーか、俺のことはいいんだよ。みく、今何時か分かってるか?」



みく「え……。ふにゃっ!?もう10時にゃ!」



P「いくら寮が近いって言っても、こんな時間に一人でいるのは本当に危ないぞ」



P「時間を忘れて集中してんじゃないか、と思って来てみて正解だった」



みく「……ごめんなさい」



P「ま、いいよ。それよか、みく」



みく「何にゃ?」



P「どうすんの?まだ特訓続ける?」



みく「んにゃぁ〜……。ここにこのままいるのは良くないし、でも寮に戻っちゃったら特訓できないし……。できればみくは特訓、続けたいにゃ」



P「……なら、今の時間にも使える場所が一つだけあるな。誰にも迷惑かけないし、安全はバッチリだし、寮には近い」



みく「え!ぴ、Pチャン!ぜひそこを教えてほしいにゃ!」



P「……いいの?大丈夫?後悔しない?」



みく「え、えっ。自分から言い出しておいてその反応は無しにゃ!」



みく「それに、みくはまだ明日のお仕事のために特訓したいにゃ!そのために、良い場所があるって言うなら、そこを使わせてほしいのにゃ!」



P「……分かったよ。じゃあ案内するからついて来てくれ」

―――― 数分後 ――――



みく「え、えっ?こ、ここマンションにゃ?」



P「んんー……。よし、人の気配はないな。大丈夫だ、行くぞみく」ウィーン



みく「えちょっ、ちょっと待つにゃあ!」ウィーン





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





みく「ねぇPチャン、ここってもしかして……」ピンポーン



P「よし着いたな。ほれほれ、止まらずに出た出た」ウィーン



みく「んにゃっ」

みく「やっぱりそうにゃ……。ここ、Pチャンの家にゃあ!」



P「うん、そうだけど」ジャラッ カチャカチャ カチッ



P「よし、入って入って」ガチャ



みく「ええっ!?女のコを家に上げるのに、その反応の薄さは何にゃあ!?」



P「こらこら騒がない。とりあえず言いたいことは上がってから聞くから」



みく「えっ、あ、ああ、はいっ。すいません、お邪魔しまーすにゃ〜……」



P「ただいま戻りましたーっと」カチャ



みく「うわぁ、Pチャンのお部屋、意外と大きいにゃ……。いいところに住んでるんだね」



P「この仕事柄、あんま稼いでも金を使ってる暇が無くてな。貯金してたら、こんなとこにも住めるようになった」

みく「ここ、寮と近いの?」



P「ああ。つか、寮と近いイコール事務所にも近いからなここ。そういうのも、選んだ理由」



P「あ、そこのソファに座っといて。何かあったかなー……」ゴソゴソ



みく「い、いいにゃPチャン。みくが押し掛けた形なんだし」



P「いやいや、提案したのは俺だから。あと、客を呼んだ時は何か出せってお袋に言われてんだよ」ガサガサ



P「……なんもねえ。最近買い足してなかったか……」



みく「気を使わなくても大丈夫だにゃ、Pチャン。それより、みく練習するねっ」



P「おー、防音だから大きな声出しても大丈夫だぞ」ガサゴソ

P「……うーん、俺ちょっと外出てくるわ」



みく「えっ?」



P「いや、ちょっと買い物。そんな時間かかんないだろうけど、誰か来ても入れないようにな」カチャ



みく「えっ、ええっ、えっ」



P「冷蔵庫ン中に麦茶あるから、のど乾いたら好きに飲んでなー」



みく「えっちょっPチャン」



P「んじゃ、俺以外が来ても開けないこと。それと、しっかり練習な」ガチャ バタン



みく「……行っちゃったにゃ」



みく「……こ、これは真面目に練習するところにゃ。Pチャンもそう信頼してみくを残したんだろうし」



みく「んんっ、よっし頑張るにゃ!」



―――― 十数分後 ――――



P「ただいまー」ガチャ バタン



P「みくー、ちゃんとやってるかー」ガサガサ



みく「あ、Pチャンお帰りにゃー」



P「差し入れ買ってきたぞー」カチャ



P「……おう、真面目にやってるな。感心感心」



みく「うんっ、そのためにここに来てるんだし」



P「よしよし。はいこれ、差し入れ」ガサ



みく「わぁ、たい焼きにゃ!ありがとねっPチャン♪」



P「いいってことよ。それ食べつつ、キリの良いとこまで頑張れな」



みく「Pチャンはどうするの?」



P「とりあえず、みくが帰るまでは起きてる。その間、何するかは今んとこ未定」



みく「あの……、だったらPチャン!練習、付き合ってもらえないかにゃ?」



P「え?何でさ」



みく「相手がいると、演技しやすいでしょ?Pチャン、お願い!」



P「ああ、なるほどね。そういうことなら付き合うわ」



みく「やった、ありがとにゃあ♪」



―――― 数十分後 ――――





P「……はぁ。まあ、結構疲れてたみたいだから仕方ないけどな、うん」



みく「Zzzzz……」



P「そろそろ起こすべきか……」



P「みくー、起きろー」トントン



みく「んにゃぁ…………」



P「……次のロケ、築地市場で水揚げしたばっかの魚のグルメレポだぞ」ボソボソ



みく「ん゛にゃっ!?お魚は嫌にゃっ!」



P「おはようみく。いい夢は見れたか」



みく「あ……。ご、ごめんにゃPチャン。つい寝ちゃった」



P「疲れてるんだろ?そろそろ遅いし、帰るなら寮まで送ってく」



みく「ううん。……Pチャン、もう少しだけ……、みくとお話、いいかにゃ?」



P「……家まで連れてきたしな。最後まで付き合うよ」



みく「ありがとね、Pチャン」



みく「今日はホントに上手く行かなかったにゃ……」



みく「難しい役だけど、ちゃんと出来てれば色んな人に迷惑かけなかったのに……」



P「まっ、しゃーない。今回の舞台、監督は厳しいし演出家は凝り性で面倒臭ぇからな」



みく「ず、すいぶんバッサリ言うにゃ……」



P「でもな、難しいことだけど、真面目に臨むみくならこなせるとも思ってる」



P「俺ならこういう風に面倒くさいって言うけど、みくはそう言わずに練習しようとした」



P「そうやって一生懸命に臨むなら、過程はどうあれ必ずみくの活動に役立つ」



みく「Pチャン……」



P「……と思う。投げ出さなきゃな」



みく「投げ出さないモンっ!みく、やるからにはぜ〜〜ったい成功させるにゃ!」



P「ならいい。最後まで頑張ってくれ。応援してる」



みく「……もう、そういうこと言うからPチャンはずるいにゃ……」



みく「でも、ありがとねPチャン。みく、明日はもっと頑張るにゃ!」



みく「それでダメでも、また明後日頑張るにゃ!」



P「おう、その調子で明日もな」



みく「うんっ!ふふっ♪」



みく「……あっ!……ねぇねぇ、Pチャ〜ン?」



P「露骨な猫なで声出してきたな。何だよいったい」



みく「みくはー、気まぐれなネコチャンなのにゃ。だから明日は頑張れても、明後日は頑張れないかもしれないにゃあ」



P「……うわーなんだってー、そいつは困ったなー。どうすりゃいいんだー」



みく「Pチャン、ひっどい棒読みにゃあ……」



P「お互い様だろ。で?続きは?」



みく「むっ……。……だからー、何か頑張るご褒美が欲しいにゃん!」



P「おう?ご褒美とは珍しい方向性で来たな」



P「……まぁ確かに、あの厳しい現場を乗り越えるんだもんな。分からなくもない」



みく「うんうん!」



P「じゃあ、今回の舞台が上手く行ったら、二人で何か食いに行こうか。俺のおごりで」



みく「やったにゃー!Pチャン大好きー!」



P「あ、でも。俺から見てダメだなーと思ったら、寿司屋に連れてくから。回らないタイプ」



P「お偉いさんとしか行けないような、それはもう高級なところへ」



みく「うに゛ゃっ!?お寿司はダメにゃ!絶対ダメにゃーっ!」



P「はっはっは。どこへ行くかは財布を持つ俺次第だ。どうせ金出すなら、どこ行ったって同じだからな」



P「寿司が嫌なら、気まぐれ起こさずにマジメネコチャンでやるんだな。ほーれ頑張った頑張った」



みく「ううぅにゃああーーっ!」



―――― 数週間後 ――――





みく『黒猫館に、ようこそお越しくださいませ♪ここはみくが主催を務める、紳士淑女のネコチャンが集う夜想会にゃ!』



みく『今宵の盛大なキャンドル・ナイト・パーティ……。ゆっくりくつろいでいくにゃあ!』



ガー ガタンッ ワー パチパチパチパチ



『これにて、〈黒猫館のキャンドルナイトパーティー〉の公演を終了いたします』



『お忘れ物のございませんよう、お気をつけてお帰り下さい』



――― 舞台裏 ―――



みく「お疲れさまでした!ありがとうございました!」



「厳しいことを言ったが、君はよく頑張った。この舞台の成功、おめでとう」



みく「監督さん……。本当に、ありがとうございました!」



みく「…………」



みく「……うっ……、良かったにゃあ……」ポロポロ



「お疲れ様、よく最後までやりきったな」



みく「……あぅ、Pチャン……」



P「おうおう、本当によく頑張った。厳しいことに立ち向かって、よく乗り越えた」



P「……いい舞台だった。最高に楽しかったよ」



みく「……ふふん、当然だにゃん!」ゴシゴシ



P「まっ、感想は後だ。着替えてきな、待ってるから」



みく「うんっ♪……覗いちゃダメにゃ」ガチャ バタン



P「んなことするかって」



みく『ねえPチャン』



P「ん?」



みく『みく、どうだった?』



P「もうちょい答えやすい質問にしてくれない?」



みく『んにゃぁ……。じゃあ、舞台の上のみくは、Pチャンからどう見えたか聞きたいにゃ』



P「そうだな、立派に猫屋敷の主人だったように見えた」



みく『ね、猫屋敷……?その言い方はちょっと……、語弊があるにゃ!』



P「ああ、冗談冗談。黒猫館の主、パーティの主催者……、いや主催猫?まあどっちでもいいか」



P「その役になり切ってたというか、いつものみくがその猫に憑りつかれてた感じかな?」



みく『もーPチャン!怖いこと言うの禁止にゃ!』



P「ええ?何でだよ、猫キャラじゃなくて、猫が乗り移ってるように見えたんだぞ。その方が良くね?」



みく『んにゃっ……。そ、それはいいのか、悪いのか……、よくわからないにゃあ』



P「じゃあ普通に言えば……。やっぱり、役を完璧に掴んでた、って感じか」



みく『……Pチャン、もう一言欲しいにゃ』



P「ええ……。これ以上何言えば良いんだよ」



みく『そ、その……。み、みくは可愛いネコチャンになれてたかにゃ!?』



P「あーうん、大丈夫大丈夫」



みく『生返事やめるにゃあ!せっかくちゃんと聞いたのに、これじゃ意味ないにゃ!』



P「大丈夫だよーみくはとってもとってもキュートなネコチャンだったよー」



みく『だからって棒読みもやめて!』



P「フフフ……、やっぱみくのリアクションは面白いわー……。クックック……」



みく『んにゃー!もー!Pチャンのバカー!』



―――― 一時間後 ――――



みく「んん〜〜っ……。疲れたにゃあ……」



P「夜も遅くなってきたしなー。車乗れ、寮まで送ってく」



みく「…………」



P「おい、どうしたみく。帰らないのか?」



みく「……今夜は、月明かりが……ステキだにゃ」



P「……急にセリフ言い出してどうした。公演は終わってるぞ」



P「でもまあ、確かに今日の月明かりはちょうどいいな。セリフ通りだ」



みく「……みく、このまま帰っちゃうの、ちょっと嫌だにゃ」



P「置いてって欲しいのか?」



みく「そうじゃなくって。……月明かりのせいで、みくはちょっとダイタンになっちゃってるのかも?」



みく「だから……今日は、もうちょっとだけ、一緒にいてほしい……にゃ」



P「…………」ガリガリ



P「……………………」ガリガリ



P「…………………………………………ちょっとだけな。あんまり長くはダメだぞ」



みく「ふふっ……♪Pチャン、優しいにゃ」



みく「パーティの後は、二人だけの後夜祭……しちゃう?」



P「それは明日な。今日はもう遅いからダメ」



みく「はーい♪……あれ?明日って何かあったかにゃ?」



P「……もしかしなくても、覚えてないな?」



みく「うっ、は、はい。覚えてないにゃ……」



P「……まあいっか。そりゃ明日になってからで。今は今だ」



P「今日まで本当によく頑張ったな。お疲れ」ワシャワシャ



みく「んっ……。もうPチャン、もうちょっと優しくお願い……♪」



―――― 翌日・夕方 ――――



P「…………」prrrrrrr



みく『もしもし、前川です』



P「ようみく、今どこ?」



みく『あれっPチャン、どうかしたの?』



P「飯だよ飯。前に約束したからな」



みく『……あっ、昨日言ってたやつにゃ!?』



P「そうそう。っていうか何週間か前の話な。忘れてたんだろ?」



みく『うう……、ご、ごめんなさい』



P「気にすんな。で、今どこ?」



みく『寮にゃ』



P「オッケー、あと30分くらいしたら迎えに行くから、用意しといてな」



みく『どんな格好していけばいいにゃ?』



P「そんなよそ行きの服じゃなくていいぞ。あんまいいとこじゃないから」



みく『うん、分かったにゃ!それじゃあ待ってるね♪』



P「あいよー、じゃまた後で」



みく『うん、また後で!』



―――― 夜 ――――



みく「うにゃああ…………!」キラキラ



P「お気に召したか?」



みく「もちろん、もちろんだにゃ!だって、だって……!」ジュー



みく「ハンバーグだにゃ!嬉しくないわけないにゃ!」ジュー



P「何がいいか色々考えたけど、まあこれが一番いいかなって。俺も食べたかったし」



みく「PチャンPチャン、早く食べるにゃ!早く早く!」



P「まあ待て、ハンバーグは逃げないから落ち着けって。はい、手を合わせて」



みく「いただきます、にゃんっ!」



おしまい



おまけ



―――― さらに翌日 ――――



みく「おはようだにゃぁ〜」



ちひろ「あらみくちゃん、おはよう」



みく「おはようございますにゃん♪」



ちひろ「昨日、プロデューサーさんと一緒にご飯を食べに行ったって聞いたわよ?」



みく「うん!おっきなハンバーグを食べさせてくれたにゃ!」



ちひろ「そう、それは良かったわね、みくちゃん♪」



みく「……そう言えばずっと前に、Pチャンに仕事押し付けられたから、そのお返しにご飯奢るように要求したって聞いたにゃ」



ちひろ「ええ。でも、プロデューサーさんの方が一枚上手でした」



みく「どういうことにゃ?」



ちひろ「『奢るって言いましたが、値段の指定はされてないですよね』って言いながら、コンビニ弁当をおごって来たんですよ、彼」グッ



ちひろ「抜かった……!プロデューサーさん、意外とお金持ってたのに……っ」ギリギリ



みく「そ、そうかにゃ……」



ちひろ「二人はどこへ行ったのかしら?」



みく「○○ってお店にゃ。Pチャンはそんなに良い所じゃないって言ってたけど、ハンバーグはと〜〜っても、おいしかったにゃ!」



ちひろ「……そのお店に、間違いはない?みくちゃん」



みく「えっ、う、うん……。どうかしたのかにゃ?」



ちひろ「……プロデューサーさん、みくちゃんに甘いわね」



みく「どういうことにゃ?」



ちひろ「昨日二人が行ったお店、結構人気のお店で、前もって予約しておかなきゃ入れないの」



ちひろ「だから、プロデューサーさんはかなり前から予約をしていたんだと思うわ。みくちゃんのためにね」



みく「Pチャン……。あっ、もしかして、あの時からもう……?」



みく「……ふふっ、ありがとうにゃ、Pチャン」



みく「大好き、だにゃん♪」



今度こそ終わり





15:30│前川みく 
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