2014年03月02日

モバP「進化とは、自分に足りないものが生まれることだ」モバP2「うむ」

朝〜
チュンチュンチュン…


P「ふわあ…朝か…100人ものアイドルのプロデュース、マネジメント、スカウトをするのはキツイ…」


P「おかげで寝不足だ…完全に…」モゾモゾ

P「眠いが…起きなきゃ…」ゴツン

P「ん?…俺のベットの中に何かある?」

P「まさか…また…まゆか!」ガバッ

P2「ZZZ…」

P「は?俺?」

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P1「俺、疲れてるのか…ハハハ、ヤバイな、悪い方の病院行かなきゃ駄目か…」

P2「ZZZ…んん?誰だ……まさかまゆか!?よせ!俺はまだ綺麗な体で居たい!」ガバッ

P「おう、幻覚だと思いたかったが起きてしまったか…」

P2「うお!? 俺が居る!?疲れてるのか俺…」

P1「疲れてるのは確かだろうな…」

P2「なんなんだお前は!人の家に勝手に入り込んで!」

P1「俺の家だがな…」

P2「はあ?」

P2「つまり…朝起きてたら2人になってたと」

P1「そのようだな…」

P2「…昨日の晩御飯」

P1「吉野家」

P2「…一昨日」

P1「鍋、〆はラーメン」

P2「一週間前」

P1「……覚えてない」

P2「……俺もだ」

P2「え?何?マジなの?」

P1「俺だって信じがたいよ…」

P1P2「「あっ、ってかこんな時間じゃないか!!出社しなきゃ!!」」

P1P2「「…ますます俺だな」」
P2「つまり…朝起きてたら2人になってたと」

P1「そのようだな…」

P2「…昨日の晩御飯」

P1「吉野家」

P2「…一昨日」

P1「鍋、〆はラーメン」

P2「一週間前」

P1「……覚えてない」

P2「……俺もだ」

P2「え?何?マジなの?」

P1「俺だって信じがたいよ…」

P1P2「「あっ、ってかこんな時間じゃないか!!出社しなきゃ!!」」

P1P2「「…ますます俺だな」」
P1「おはようございまーす」ガチャ

ちひろ「あ、Pさんおはようございます。お茶どうぞ」

P1「いくらですか?」

ちひろ「さすがに粗茶にまでお金出せとは言いませんよ?今度から有料で玉露出しましょうか?」

P2「おはようございまーす」ガチャ

ちひろ「あ、Pさんおはようござ――あ?え?へ?」

P1「そういえば、今日朝起きてたら増えてたんですよね、俺」

ちひろ「ええ!?そんな馬鹿な…、そ、それにしても良く出来てますね…このPヘッドとか忠実に再現されてますよ…」

P2「残念ながら現実です」

ちひろ「ええ?そんなこと言っても騙されませんよ!触ればメイクだってわかる…ん、で、す、よ…?…あれ…?」

ちひろ「…本物の質感だ…うそ…そんな…」

P2「どういうわけか増えちゃいましてね…」

ちひろ「そんな馬鹿な…」

ちひろ「…と、とりあえず、お茶要ります?」

P2「いくらですか?」

ちひろ「無料です!」バン!

ちひろ「…信じられませんが、ホントのようですね…」

P1P2「どう給料の申請しましょう…流石に半分ずつだと僕たち死んでしまうんですが…」

ちひろ「二人同時にしゃべらないでください、怖いです」

P1P2「ひどい」

ちひろ「とにかく社長に電話してみましょう…」プルルルル

ちひろ「あ、もしもし社長ですか?今お時間大丈夫です?」

ちひろ「ええとですね、Pさんが二人に増えてて…はい、はい、いえホントです。」

ちひろ「いやいや、ちょっと!?ホントなんですって!」ガチャン!ツーツー

ちひろ「会社の電話で遊ぶなって怒られました…」

P1P2「ですよねー」
ちひろ「はあ、社長には後で説明しますか…とりあえず、ログインスタンプ一枚多めに出しておきますんで…それで…」

P1P2「ありがとうございます」

ちひろ「それと…同時に喋るのどうにかして下さい…」

P1「…」

P2「…」オサキドウゾ

P1「わかりました、ちひろさん」

P2「わかりました、ちひろさん」
日菜子「むふふ…それで王子様が二人になって日菜子を…むふふ」ガチャ

P1「お、日菜子おはよう」

日菜子「むふふ…おはようございます」

P2「日菜子おはよう」

日菜子「むふ…ふ…?」

日菜子「……」

P1「なんか朝起たらな?増えてたんだよ」

日菜子「……さい…」

P2「え?」

日菜子「ごめんなさいお父さん、おかあさん、日菜子はおかしくなってしまいました」

日菜子「妄想ばかりしてて、現実との区別がつかなくなってしまいました。」

日菜子「いつもいつも、そんな妄想はやめときなさいっていってくれてたのに日菜子はそれを快く思ってませんでした…」

日菜子「今になって後悔しています。ああ、おとうさんおかあさんごめんなさい…神様…居るなら助けて…」

P1P2「日菜子!これは現実だ!お前は大丈夫だおかしく無い!!」

日菜子「ああ!!おとうさん!おとうさん!王子様の姿をした魔王が私を惑わす!!」

日菜子「魔王がわたしを夢のような悪夢に留まらせようとする!」

P1P2「日菜子―――!落ち着けえええ!!」
P1「なんとか日菜子は落ち着いたが…」

日菜子「ああ、現実のPさん日菜子の聞こえますか?聞こえているなら今すぐ私を病院に!頭のです!」

ちひろ「落ち着いたと言えるのでしょうか…」

P2「ああ、かわいい日菜子、ここが現実だよ、あっちには白馬もいる」

P1「一緒に白馬に乗ってお城へ行こう…そこで毎日舞踏会をするんだ…」

日菜子「ああ!Pさん!Pさん!聞こえないの!魔王が私を連れて行こうとする!!」

P1「もちろん、主役はお姫様…日菜子…お前だよ…」

P2「お菓子もある…甘い甘いお城へ行こう…嫌なら力づくでも連れて行く!」

日菜子「ああ、おとうさん!おとうさん!たすけて!魔王が私を苦しめる!!」

ちひろ「これ以上日菜子ちゃんを刺激しないでください!!」
P1「日菜子たっての希望で、日菜子一人で病院に行く事になった…」

P2「ついていこうとすると…『魔王はこないで!たすけておとうさん!』だもんな…」

ちひろ「ほんと反省して下さいよ?」

P1「でもちょっとかわいかったな?」

P2「正直楽しくなってきました」

ちひろ「あなたたち悪魔ですか?」

杏「おはよう…帰っていい?」ガチャ

ちひろ「おはよう杏ちゃん。帰っちゃ駄目よ?」

P1「アメ…」

P2「イルカ?」

杏「…え?」
杏「ちひろさんごめんなさい…杏寝不足みたいだから帰るね?」

P1「ソウハサセナイ!」マワリコミ

杏「うぇ!?」

P2「働け〜働け〜働け〜」

杏「え?何なんなの?やめて、杏の周りをぐるぐる回りながら踊らないで…」

P1「働け〜働け〜働け〜」グルグル

P2「働け〜働け〜働け〜」グルグル

P1P2「「働け〜働け〜働け〜働け〜働け〜働け〜」」

杏「いやああああ!」

ちひろ「いい加減にしてください!!」
杏「うう…なんなのこれ…」

P1「かくかくしかじか…」

杏「増えたってそんな馬鹿な…」

P1「実際増えたからそう言うしかないんだよな…」

・・・・・・・

ちひろ「ホントに反省して下さい!!杏ちゃんまでトラウマになったらどうするんですか!!」ガミガミ

P2「なんで俺だけ…」

ちひろ「反 省 し て ま す か ?」ゴゴゴ

P2「ゴメンナサイ…」

ちひろ「だいたいいつもいつもあなたはアイドルにいたずらばかりして!!年端の行かない子にまでπタッチしたりとか悪ふざけが過ぎます!」ガミガミ

P2「スイマセン…」

P2「超怒られた…」

P1「どんまいどんまい次行こう!次!」

ちひろ「次やったらその次は(Pさんの命が)無いですよ?」

P1「厳しい…でもそんなちひろさんが大好き…」

P2「ああ、大好きです…」

ちひろ「はいはい…」

P1「ちひろさんかわいい!ちひろさんカワイイ!!」

P2「ちひろさんかわいい!ちひろさんカワイイ!!」

ちひろ「はいはいはい…」

P1P2「ちひろさん守り硬すぎワロエナイ…」

ちひろ「私これから、外出しますけど、オイタしちゃ駄目ですよ?」ガチャ

P1P2「分かってますって」

・・・・・・・

P1「といったけど?」

P2「やるに決まってるよな」

P1P2「だって俺たち?」

P1P2「プロデューサーだもんげ!!!」
珠美「おはようございますっ!」

P1P2「おはよう!珠美!!」

珠美「え?P殿が…2人…?」

P1「いや?違うぞ?こいつは偽物のPだ」

P2「いや違う!珠美!そいつこそが偽物だ!騙されちゃ駄目だ!!」

P1「何を言っているんだ!!お前こそが偽物だろう!!こいつに騙されるな!!殺されるぞ!!」

珠美「こっ殺され…?」サァー

P2「何を言っている杏を殺したのはお前だろう!!」

珠美「杏殿を…!?そ、そこにあるのは杏殿のぬいぐるみ…!?ボロボロになってる…」ガタガタ

P1「さあ、選べ」

P2「どちらが本物かを」

珠美「う、嘘ですよね…?」

P1「10、」

P2「9、」

珠美「ぜ、全身を触ってみれば……どちらも同じ感触…?」ペタペタ

P1「8、」

P2「7、」

珠美「に、匂いを!嗅げば……同じ匂い…?」クンクンクンクン

P1「6、」

P2「5、」

珠美「手を握ってみれば……どっちもあのときのP殿の手だ…」

P1「4、」

P2「3、」

珠美「わ、わからないです…助けてください…」ガタガタ

P1「2、」

珠美「助けて…P殿…」ガタガタ

P2「1、」

珠美「み、右です!こっちのP殿が本物です!!」

P1「 」ニヤア…

P2「 」ニヤア…

P1P2「ザ ン ネ ン」ガシッ

珠美「ヒイッ…!た、助けて!P殿!うわあああん!」

珠美「やだやだあ!はなしてえ!たすけてええ!」ジタバタ

P1「上カラ食ベル?」ガシッ

P2「俺ハ下カラガイイ」ガシッ

珠美「だれか!だれかたすけて!!」グググ…

P1P2「イタダキマス」ガブッ

珠美「いやああああああ!!」チョロロロロロ…


P1「あっ」

P2「あっ」

・・・・・・
珠美「うわああああああああんP殿のばかああああああああ!!」

P1「怖かったな?ごめんな?」ナデナデ

珠美「グスッ 許しません…」

P1「よしよし…」ナデナデ


・・・・・・

P2「お片づけお片づけ」フキフキ

P2「ちひろさんが来る前にお片づけ…」フキフキ

ちひろ「……」

P2「珠美の聖水!珠美の聖水!」フキフキ

ちひろ「おい」

P2「へ?あ?ちひろさん?」
ちひろ「私、考えたんですよ」

P2「あの、多分何か誤解されてらっしゃるんじゃないでしょうか?いやー間違いはだれにでも

ちひろ「いま、例えば、あなたを殺したとして、私は罪に問われるのか?って」

P2「やだなあ、ちひろさん殺人は犯罪に決まって

ちひろ「答えはNOです。罪に問われません。何故なら、あなたは本来居るはずがない人ですからね。あなたが死んでちょうど良いくらいなんです。」

P2「ごめんなさい!!許して下さい!!何でもします!!」

ちひろ「…あなたが例え、過去に、ある女性のドリンクの押し売りに愛想良く付き合ってたとします。」

P2「ま、またドリンクを買わせる気ですか…?」

ちひろ「そしてそれが、弟の治療費の為にやっていた事だと分かって、いくらかお金を用意してくれて、更に借金の保証人になってくれた事があるとします。」

P2「そ、そうだ、だから助けてくれ、ちひろさん」

ちひろ「でも○ね」

P2「うわああああああああああ」

ちひろ「まったく、次はホントにありませんよ?」

P1「いや、申し訳ない」

P2「ナンデオレダケコンナメニ」プシュ-

ちひろ「あ?」

P2「ゴメンナサイ…」
・・・・・・・

P1「あー今日も疲れたなー!」

P2「そうだな…ひどい目にあった…」

P1「まあ、仕事が分担できて中々楽だな、社長も認めてくれたしこれからよろしくな!」

P2「おう、おやすみ!」




・・・・・・・

翌日

P1「ふああ…おはよう俺」

P2「うむ…おはよう俺」

P3「…ZZZ」

P1「えっ」

P2「えっ」

おわり?

以上です。思いついたので書いたです。

17:30│モバマス 
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