2015年08月05日

モバP「うーん、今日も疲れたなー」


土手



茜「お疲れですか!?ならばプロデューサー、一緒に走りましょう!!!」







モバP「待て、なぜそうなる」





茜「走って疲れを振り切りましょう!ついでに鍛えられて疲れにくくもなります!!」





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モバP「ほう、その発想はなかったな」ハハハ





茜「プロデューサー、私はふざけているわけではありませんよ!」ムッ





茜「私も勉強をした後はとても疲れます!でもそれは身体が疲れてるわけではありません!」





茜「疲れているのに疲れていない、そんなおかしな状態を解消するには走るのがうってつけです!」





茜「走り終えたあとは身体も頭もすっきりしますからね!!」





モバP「なるほど、一理あるな。さっきのは謝るよ。すまなかったな茜」





茜「いえ、気にしないでください!それより一緒に走りましょう、プロデューサー!!」





モバP「いや、それは止めとくよ。たまには茜とのんびり景色を楽しみたいからな」ハハハ





茜「む!!あ、いえ、その……はいっ!!!」



モバP「それにしても、本当に疲れたな」バキボキ





茜「わっ!!すごい音がしましたね、大丈夫ですか!??」





モバP「へーきへーき。身体が固くなったというか、凝りやすくなったというか、それだけだから」





モバP「学校に通ってた頃は体育の意味がわからなかったけど、今は結構重要なんだと思えるよ」





茜「学校……そういえば、プロデューサーはどんな高校生だったんですか?」





モバP「俺か?まあ一般的な高校生だったよ。勉強はそこそこだったけど、体育は好きだったな」





茜「私も体育は大好きです!じっとしていて疲れた身体が元気になるというか!!」





モバP「おんなじだな。あと好きだったことといえば、マラソン大会かなぁ」





茜「プロデューサーは何キロ走ったんですか?」





モバP「うちの高校は男子が8キロだったかなー。女子は忘れた」





モバP「大会は川沿いでさ、1キロ近い長さの橋をそれぞれ走るんだ。あの景色が好きだったな」





茜「すごい長さの橋ですね!風が気持ち良さそうです!!」





モバP「確かに気持ち良かった。社会人になってからは走る機会も減ったけど、それも茜と出会うまでだな」





モバP「いつも走りに誘ってくれてありがとうな。感謝してる」





茜「こちらこそ!!プロデューサーにはいつも付き合ってもらって、私も走るのが楽しいです!!!」

モバP「茜の方はどうなんだ?高校生活、どんな様子だ?」





茜「私ですか!?勉強は難しいところもありますが、特に問題はありません!」





茜「体育の授業がいつも楽しいですね!あと、学食がすごく美味しいです!おばちゃんが大盛りにしてくれるんですよ!!」





モバP「ははは、茜らしいな」





モバP「交友関係なんかはどうだ?私生活とかでもいいが、何か困ったことはないか?」





茜「みなさん優しい人ばかりで、特に困ったことはありません!私生活でも……」





モバP「ん、どした?」

茜「いえ、問題というものでもないので!なんでもありません!!」





モバP「おいおい、そんな風に話を切りあげられたらかえって気になっちまうよ」





モバP「茜、俺はお前のプロデューサーだ。パートナーだ。なんでも話してみろ」





茜「!!」





茜「プロデューサー……ありがとう!!!ございます!!!!!」





茜「あのですね、プロデューサー!今度、キャッチボールに付き合ってもらえないでしょうか!!?」





モバP「キャッチボール?」

茜「はい!学校はとても楽しいんですが、ラグビーの話はできなくて……」





モバP「なるほど、キャッチボールの相手がいないわけか」





モバP「それくらいならお安い御用だ。じゃあ今度オフの日にキャッチボールしよう」





茜「ありがとうございます、プロデューサー!!」





モバP「っと、話してたらもう事務所についちまったな。ただいま戻りましたー」ガチャ





茜「ただいま戻りました!!!」





            パパパパパパパーン!!!!!!!!!





茜「!!!!?!!?」ビクッ







         「「「「「「茜ちゃん、誕生日おめでとう!!!!」」」」」」」」





茜「え!?あっ、そういえば今日は誕生日でした!すっかり忘れていました!!!!」





未央「さーさー茜ちん、主役はこちらですよー」





藍子「ほらほら茜ちゃん、荷物なんていいから」





茜「未央ちゃん、藍子ちゃん……!!」





美嘉「誕生日おめでとー、茜ちゃん★」





莉嘉「おめでとーっ☆」





裕子「サイキック・アニバーサリー!!」





凛「おめでとう、茜」





美穂「茜ちゃんおめでとう」





茜「みなさん……ありがとうございます!」





茜「こんなステキなお祝い!私、胸が熱くて!今ならお湯が沸かせそうですっ!」





茜「いや、沸かせます!!今すぐヤカンで水をください!!!」





未央「ちょ、ちょっとちょっと茜ちん!?」

モバP「茜、誕生日おめでとう。ほら、ケーキだ」





茜「プロデューサー!このモチッとしたケーキはなんですか!」





モバP「これはかな子からだな。かな子、どんなケーキなんだ?」





かな子「ご飯を材料に作ってみたの。茜ちゃんの口にあえばいいんだけど」エヘヘ





茜「ご飯!?ご飯のケーキですか!!なんと…!さすがご飯!ラブ、ラーイス!!!」





茜「かな子ちゃん、とっっっても美味しいですよ!」

モバP「よかったな、茜。そんで、これは俺からのプレゼント」ホイ





茜「これは……チケットですか?」





モバP「今月下旬にある試合のチケットだ。その日はオフにしといたから、楽しんでこい」





茜「私が見たいと言っていたの、覚えててくれたんですか!!」





モバP「当たり前だろ。俺はお前のプロデューサーなんだからな」





モバP「改めて、誕生日おめでとう。これからもよろしくな」





茜「プロデューサー……!!うー…………ボンバー!!!!!!!!」





茜「プロデューサー!プロデューサーとはもっと!体が燃え上がるまで!!走り続けていきたいですっ!!」





茜「どこまでも…全力ダーッシュ!!!」



おわり



20:30│日野茜 
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