2015年08月06日

モバP「菜々ちゃんってアイドルじゃないの?」菜々「違いますよ?」


----某事務所内 某カフェ----









モバP「こんにちはー」



菜々「あっ、Pさん! いらっしゃいませ♪」



モバP「菜々ちゃんは今日も元気だね」



菜々「はい! ほんとは朝から軽い不幸が続いてるんですけど、こんな時こそ元気に、明るく、ウサミンパワーです!」



モバP「なるほどね」



菜々「さあさあ、お席にご案内しますね♪」



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菜々「お待たせしました、ご注文のホットコーヒーです♪」



モバP「ありがとう」



菜々「Pさん、今日はいつもといらっしゃる時間が違いますね?」



モバP「うん、今日は一息つきにきたっていうより、これからひと勝負なんだよ」



菜々「お仕事ですか?頑張ってくださいね♪」



モバP「うん。あっ、店長さん、ちょっといいですか?」

菜々「?」







菜々「あの、お話ってなんですか?」



モバP「うん、急にごめんね」



菜々「いえ、店長からもオッケーもらってますから!」



モバP「そうだね。で、何の話かというと」



菜々「はい!」



モバP「菜々ちゃんってアイドルじゃないよね?」



菜々「あの……」



モバP「あーっと、俺が言いたいのは事務所に所属してるって意味なんだけど」

菜々「ナナは……はい。いつかトップアイドルになりたいですけど……」



モバP「……はぁ」



菜々「Pさん? どうしました、頭抱えて」



モバP「いや、すっかり騙されてたっていうかなんというか」



菜々「あれ、ナナ、なにかしちゃいましたか?」



モバP「いや、菜々ちゃんが悪いとかそういうのじゃなくてね」



菜々「よくわからないんですけど」



モバP「つまりね、俺は菜々ちゃんがうちの事務所の所属アイドルと思ってたわけ」



菜々「え?」

モバP「俺がっていうか、俺たちがっていうか」



菜々「んーと、どういうことですか?」



モバP「あ、店長さんにも確認したけど、バイトの時間終わりだよね?」



菜々「はい、今日はもうあがりですけど」



モバP「好きな飲み物おごるから、もうちょっと話に付き合って欲しいんだけど?」



菜々「ご馳走してくれるんですか!いいですよー]

モバP「俺がっていうか、俺たちがっていうか」



菜々「んーと、どういうことですか?」



モバP「あ、店長さんにも確認したけど、バイトの時間終わりだよね?」



菜々「はい、今日はもうあがりですけど」



モバP「好きな飲み物おごるから、もうちょっと話に付き合って欲しいんだけど?」



菜々「ご馳走してくれるんですか!いいですよ♪」



モバP「で、さっきの話の続きだけど」



菜々「えっと、ナナのこと勘違いしてたって話でしたよね?」



モバP「いや、もう本題に入ろうか」



菜々「?」



モバP「大事な話だからよく聞いて欲しいんだけど」



菜々「……はい」



モバP「俺は今日、あなたをアイドルとしてスカウトしに来ました」



菜々「す、すかうと?」



モバP「俺と一緒に、本気でトップアイドル目指さないか?」



菜々「トップアイドル……!」



モバP「本当はもっと早くから誘いたかったんだけど……ん?」

菜々「うぐっ、ひっぐ、な、ナナが、アイドル、うぅっ」



モバP「あっ、泣かないで、ハンカチある?貸そうか?」



菜々「あ、ありがとうございますっ!」



モバP「はいどうぞ」



菜々「あっ、いまのありがとうはですね、その、スカウトのおれいで」



モバP「うん。受けてくれるかな?」



菜々「はい! Pさん、いえ、プロデューサーさんと一緒にトップアイドル目指します!!」



モバP「本当に? いやー、よかったよかった!」



菜々「えへへ♪」

モバP「もっと早く気付けばよかったんだけど」



菜々「何をですか? プロデューサーさん♪」



モバP「どうやら、このカフェのお客さんのほとんどが、菜々ちゃんがうちの所属アイドルだと思ってたみたいで」」



菜々「ええっ!?」



モバP「カフェのアイドルってことなら間違いないんだけど」



菜々「あはは……」



モバP「でも仕方ないよ。メイド姿でウサミン星人を名乗るバイトの子が只者なわけないし」



菜々「ナナもですね、ここで働いているうちに関係者さんの目に留まるんかもって少し期待してたんですけど」



モバP「関係者は君のことを関係者だとおもってたからね」



菜々「ある意味ここで働いてて正解だったんですかね?」

モバP「もっと早く気付けばよかったんだけど」



菜々「何をですか? プロデューサーさん♪」



モバP「どうやら、このカフェのお客さんのほとんどが、菜々ちゃんがうちの所属アイドルだと思ってたみたいで」



菜々「ええっ!?」



モバP「カフェのアイドルってことなら間違いないんだけど」



菜々「あはは……」



モバP「でも仕方ないよ。メイド姿でウサミン星人を名乗るバイトの子が只者なわけないし」



菜々「ナナもですね、ここで働いているうちに関係者さんの目に留まるんかもって少し期待してたんですけど」



モバP「関係者は君のことを関係者だとおもってたからね」



菜々「ある意味ここで働いてて正解だったんですかね?」

菜々「プロデューサーさんはどうして気づいたんですか?」



モバP「いつまでもバイト続けなくちゃいけないようなプロデュースしてるんだったら担当かえろって上司に直談判しようと思ってな」



菜々「おお、意外と熱血ですね♪」



モバP「誰が担当してるか調べようと思ったら事務所のデータベースに名前がなかったよ」



菜々「あはは♪ あるわけないですよね」

モバP「まあ、俺が気づかなかったとしても別の同僚が気づいたさ」



菜々「ナナは最初に気づいてくれたのがPさんでよかったと思ってますよ♪」



モバP「じゃあ期待に添えるように頑張らなきゃな!」



菜々「はい! ふたりで一緒に夢をかなえましょうね!」





おわり



20:30│安部菜々 
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