2015年08月10日

モバP「私は―――股間が痒かったので、ムスコにキンカンを塗った」

P「う〜ん、何か股間が痒いなぁ〜……」ポリポリ



P「どうしたんだろう? 何か変な虫でもついてしまったのかな?」ポリポリポリ



P「あ〜〜〜〜!、これじゃあ仕事に集中できねぇよ。とはいえ病院に行く暇もないし……」ポリポリ





P「どうしたものか……」





P「何か事務所に薬とかないかな〜…どれどれ」ガサコソ





P「おっ、キンカンがあった!」







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426750246



P「ほうほう。効能にかゆみに効くと書いてあるな。ひょっとしたら股間にも効くんじゃね?」



P「まぁ、物は試に塗ってみるか」





  ぬりぬりぬり





P「んん〜〜〜中々ナイスな手ごたえだ。ひんやりして気持ちい―――」





P「――――――」







P「!!!??」



  

  ズキズキズキズキズキッッ!!!





P「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





P「ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」





P「わひゃはあははっはっはははっははっはははっはははっははははっははははwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(涙)」









P「い、痛い……痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いぃぃぃぃぃッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」





P「こ、股間だけじゃない! 全身にも広がるように―――ぐあああああああああああああああああああああああああああああああッッッッ!!!!!」





P「な、なんだこの痛みは!! こ、こんなの初めて―――ぐぎゃあああああああああああああああああああああッッ!!!!????」





P「い、痛い……痛いぃ……痛いよぉぉぉぉぉッッ!」





P「痛いよぉママぁぁ〜〜〜うえええぇぇぇぇぇ……」ポロポロポロ





ガチャリ!!





ちひろ「どうしたんですか!? 叫び声が聞こえてきましたけど!?」



P「ひっ! ち、ちひろさん!?」

ちひろ「何があったんですか! 身体丸めちゃってって……しかも号泣してるじゃないですか! どこか怪我でもしたのですか!?」



P「い、いえ……な、なんでもありません」グスッ



ちひろ「とてもそうには見えないのですが……」



P「ほ、本当になんでもありませんから……ううっうえぇぇぇ……」ポロポロ



ちひろ「大の男が大泣きだなんて只事じゃないと思うんですけど……」



P「ま、マジで大丈夫ですから……そ、そろそろアイドル達が来るので、お、俺は失礼します……うううっ」ポロポロ





P「うっ……」ズキッ





P「ぐおっ……」ズキズキッ!





P「い、痛いよぉ……」ヨロヨロ





ちひろ「い、一体何があったの?」



 

P「ど、どうにかごまかせたか? とても股間にキンカン塗ったからなんて言えない……」



 ズキズキズキッ!!



P「ううっ……まだ痛みやがる……まるでライターでムズコを炙られ続けられてるかのようだ……ぐああああッッ!!!!!!!」ジタバタジタバタ



P「……こんな結果になるとは思わなかった。なぜ俺はあんな馬鹿なことを―――」









まゆ「どうかしましたか? Pさん♪」背中から抱きっ





P「うおおぉ!? ま、まゆ!?」



まゆ「はい♪ 貴方のまゆですよ。うふふふ♪」ギュウウ



P「び、びっくりした……お前いつの間に……?」



まゆ「フフフ♪ ついさっきです。驚かせてしまってごめんなさい」



P「そ、そうだったのか……(じゃあ、キンカン塗るとこは見られてない…?)」



まゆ「今日も朝からPさんの顔を見れてまゆは幸せです♪ 今日もお仕事よろしくお願いしますね」



P「ははははっ。そ、そうだな……今日も頑張ろ―――うぐっ!」ズキズキッ



まゆ「どうかしたのですか? Pさん?」



P「い、いや別になんでも―――]





ズキズキズキズキズキズキッッッ!!!!





P「ベジィィィタァァァァァァァァッッッッ!!!!????」



まゆ「!?」ビクッ!





まゆ「どうしましたPさん!?」



P「うがががががががががが………」ピクピク



まゆ「だ、大丈夫ですか!? 一体何がどうしたのですか!?」



P「だ、だだだだ大丈夫………なななななんでもな―――」



まゆ「でも、よく見たら顔色も悪いですし、眼も赤いような……」



まゆ「もしかして……重たい病気にかかったのですか!?」



P「い、いや別に―――」



まゆ「もしそうだとしたら……まゆは……まゆは……!」



P「ち、違うよ! 実はこれ―――その―――花粉症でな!!」



まゆ「花粉症? ああ……そういえばもうそういう季節なのですね」



P「あ、ああ! それで眼がかゆかったり、鼻がむずむずしたりしてさ〜」



まゆ「そうだったのですか……Pさん、おつらいでしょうに……」



まゆ「何かまゆに力に慣れることがあったら何でも言ってくださいね」



P「あ、ああ! ありがとうな」





P(な、なんとかごまかせたかな……?)





P「よ、よし……それじゃあ仕事に行こうか……ま、まゆ」スッ



まゆ「はぁい♪ 今日もよろしくお願いします」



抱きっ



P「ところでまゆ? いつまでそうやって抱きついてるつもりだ?」



P「もう仕事に行くんだから……そろそろ離れてくれないか?」



まゆ「うふふ♪ まだ事務所内ですし。いいじゃないですか♪」



P「やれやれ、まゆもまだまだ甘えん坊で―――」





ズキズキズキズキッ!!!





P「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!??」



まゆ「!?」

まゆ「大丈夫ですかPさん!? や、やっぱりどこかおかしいのでは!?」



P「あ、あががが……あががががが……」ジタバタジタバ



P(ま、まだ痛みが来るというのか……!)



まゆ「こんなに苦しんで……だ、大丈夫ですか!?」ユサユサ



P(!? まゆがオレに触れることにより微妙な振動が――)





ズキズキズキズキッ!!





P「ほげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇl!!!!」



まゆ「!?!?」





P「うががががががががががが!?」ピクピクピク



まゆ「P、Pさん!? こ、これは一体……!?」



P(ま、まさか振動で痛みが来るというのか……もしそうだとしたら……)



まゆ「Pさん、大丈夫ですか!? Pさん!」ユサユサッ





P「お、俺に触るなぁぁぁッッッ!!!」



まゆ「えっ……」ビクッ





P「あっ、いや……す、すまん。これは―――」



まゆ「も、もしかして、まゆに触れられるのが………嫌なのですか?」ウルッ



P「ち、ちがっ!」



まゆ「そ、そんな……泣き叫ぶほど嫌だったなんて……うっ、ううっ……」





まゆ「うわぁぁぁぁぁぁん!!」ポロポロポロ





P「ま、待ってくれまゆ!! これは違うんだッ!!」





 ズキズキズキズキズキズキッ!!





P「う、うおっ!? い、痛くて追いかけられないッ!?」





P「ち、ちくしょう………おのれキンカンッッッッ!!」



P「はあ……はぁ……まゆに悪いことをしてしまった……」



P「後で絶対に謝らないと……うっ!」ズキズキッ



P「まだ痛みが……ぐあああッ!!」ズキズキッ





ガチャリ!





凛「何かあったのプロデューサー!?」



P「り、凛……?」





凛「さっき大泣きしてたまゆとすれ違ったけど、一体何があったの!?」



P「そ、それは……」



凛「というか、プロデューサーもどうしたの? 何か身体をうずくませてるし、顔色も凄く悪いけど……」



P「じ、実はその……体調が少し悪くて……」



凛「そうみたいだね……だったら余計に床の上でうずくまってちゃダメだよ! せめてソファーで横にならないと!」



凛「ほら、手を貸すからソファーで寝ていて」



P「す、すまん……凛……うぐっ!」ズキズキズキッ!





P(動いただけで痛みが……)



凛「大丈夫?」



P「あ、ああ……大丈夫だ。すまない」



凛「まったく、最近残業ばかりしてたんじゃない?」



P「そ、そうかも……?」



凛「私たちのためとはいえ無茶しすぎだよ。そんなんだから身体壊しちゃうんだよ?」



P「そ、そうだな……すまん」



凛「そこで待ってて。今風邪薬を探してくるから」



P「あ、ありがとう凛」



P(まあ、風邪じゃないから意味ないけど。でも、じっとしていればその内痛みも鎮まるはず……だよな?)





凛「え〜と、薬ないかな……」ガサコガサコソ



P「ん……ヘアッ!?」





P(凛がこっちにお尻を向けて薬を探しているから、スカートの中身が見えそう!?)









凛「この薬箱にはないのかな?」チラッチラッ



P(み、見えそうで見えない! な、なんていうチラリズム!)



P(くっ、凛のやつなんて綺麗な足なんだ……い、いかん! プロデューサーである俺が担当アイドルに欲情するなどと―――)





凛「これかな?」ヒラッ



P「あっ見えた。黒―――」





ムクムクムク ズキズキズキズキズキッッ!!





P「さぁぼぉぉぉぉぉんんんんんんッッッッ!!!!」



凛「!?」ビクッ





凛「ど、どうしたのプロデューサー!?」



P「あがががががががががががが」ピクピクピク



P(ムスコが反応して―――痛みが!?)



凛「大丈夫!? しっかりして!!」



P「だ、だいじょ―――(ん? 凛の奴微妙にシャツがほどけてやがる)」



P(あっ、胸チラ見えた―――)





ムクムクムク ズキズキズキズキズキッッッ!!!





P「どどりああああああああああああああああああああッッッ!!!????」



凛「プロデューサー!?」





P「ごめんなさい!ごめんなさい! 本当にすいませんでした! 俺はクズ野郎です!!」



凛「な、なんで謝ってるの!?」



凛「これ只事じゃないよ……ひょっとして物凄く重たい病気にかかってるんじゃ……」



P「い、いやそれは……」



凛「待ってて! 今救急車呼んでくるから!」



P「ま、待て凛! それはやめるんだ! やめろぉぉぉッッッ!!!!





ガチャリ!





ちひろ「プロデューサーさん! 大変です!!」



P「ち、ちひろさん!?」



ちひろ「みくちゃんの件で問題が!!」



凛「ちひろさん、プロデューサーはそれどころじゃないよ! 急いで病院に連れてきゃなきゃ!」



P「いや、待て凛! 大事な案件だ」



ちひろ「PV撮影の際、どうもトラブルがあったそうで、プロデューサーさんに来てもらいたいとのことなんですが……」



P「わ、わかりました………今すぐ現場に向かいます……う、うぐっ!!」ズキズキズキッ



凛「大丈夫なのプロデューサー? 身体が……」



P「だ、大丈夫だって! 心配するな。そ、それではいってきます……」スッ



スタッスタッ



ズキズズキズキキッ!





P「うぐっ! ぐはぁ!」



P(歩くたびに股間に痛みが……うぐぐぐぐ……)





凛「プロデューサー………」



ちひろ「本当に一体どうしたんでしょう……?」

―――――――――――――



――――――――





P「ハァ…ハァ……な、なんとかトラブルを解決したぞ……」フラフラッ



みく「Pチャンありがとー♪ 流石だにゃ♪」



スタッフ「プロデューサーさんのおかげで助かりました。ありがとナス!」



P「い、いえ……と、当然のことをしたまでですから……」フラフラ



P(トラブル自体は単純なもので助かった……おかげで早く解決できたし)





みく「Pチャンがいてくれて助かったのにゃ。本当にありがとね♪」



 抱きっ



P「ちょ、みく抱きつくな―――」



 

ズキズキッズキズキッ!!





P「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!」



みく「!?」ビクッ





P「うぐぁ……また少しの振動で激痛が……」ピクピク



みく「どうしたのPチャン! 急に叫んで―――」ギュウウ



P「ひぃ!? 更にくっつくんじゃない!」



P(みくはただでさえスタイルいのに、そんなに密接されてはムスコが反応して―――)





ムクムクムク ズキズキズキズキズキッッ!!





P「ぎゃああああああああああああああああああムスコがぁぁぁぁぁぁッッッ!!」



みく「Pチャン!?」





みく「どうしたのPちゃん! 病気なの!?」



P「い、いやちょっと……体調悪くて……」



みく「ちょっとどころには見えないけど!?」



P「だ、大丈夫だから! お前は撮影に戻ってなさい!」



P「俺は休憩室で少し休んでるけど、仕事終る頃には迎えに来るから……じゃ、じゃあな!」



タッタタタタタッ!





みく「Pチャン………」







 ☆控室☆





P「ハァ……ハァ……くっ! さっきは不意を突かれたせいもあってダメージが大きかった……ムスコは大丈夫か?」チラッ



ムスコ『あががががが……』ボロン



P「うううっ! まだヒリヒリしてきやがる……痛い……痛い痛いぃぃッ!!」



P「この状況どうすればいい? もう色々な意味で限界だ!!」



P「な、何か薬は!? 痛みを少しでもしずめられるようなものはないのか!?」



 

  ガサコソガサコソガサコソ!





P「おっ、これは!!」













       

  つ液体ムヒ















P「う、う〜む………」





P「これはどうなのだろうか? 効くのかな?」



P「なんとなくキンカンと同じ匂いがするのだが………」



 ズキズキズキッ!!!



P「ぐおぉっ!? い、痛いぃ……! だ、ダメだ! 我慢できん!!」



P「溺れる者は藁をも掴む! 俺はムヒに賭けるぜッ!!」



ムスコ『にゃ、ニャメロン!!』



P「どうしたムスコ!?」



ムスコ『ムヒで治るわけがない!! そいつもキンカンと同じようなものなんだど―――ッ!!』



P「滅相もございません! ムヒは必ず、俺達の痛みを和らげる優秀な薬になるはずです!」



ムスコ『バカ野郎!! これは明らかなフラグなんだど―――ッ!! 貴様にはわからないのか!?』





P「しかし、このままでは痛いままだし……」



ムスコ『いいな塗るなよ!? 絶対に塗るなよ!?」



P「いいや限界だ! 俺は塗るね!!」



ムスコ「バカバカバカ!! やめろ! やめるんだ!! やめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!」



P「さぁ、液体ムヒよ。今のお前のパワーで股間の痛みを取り除いてしまえ―――ッ!!」





 ぬりぬりぬりぬり





ムスコ『バカな奴め……』



P「おほぉ〜……冷える冷える。こいつはいいぞぉ!!」



P「痛みがどんどん消えてく感じだ。これは効果抜群―――」



P「――――――」



P「――――――」





P「!!!!??????」





  ズキズキズキッズキズキズキッズキズキズキッ!!!!!





P「ぐあわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!???」





P「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁッッッッッッッッ!!!!????」





P「ムスコがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!! 俺のムスコそのものがぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!???」





P「殺されるぅぅぅぅぅ!!!!!! キンカンとムヒに殺されるぅぅぅぅッッ!!!」





P「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!???」





ガチャリ!!





みく「Pチャン、どうしたの!?」



P「ファ!? みく!?」



みく「Pチャンの様子が心配だったから撮影を抜け出してきたのにゃ!」



みく「そしたら叫び声が聞こえて―――」





みく「ん?」チラッ







血祭りにされたムスコ「」ピクピクピク







みく「ひゃッ!?///」





P「シュワット!?」





みく「あわわわわわわわわわ////」



P「み、みく落ち着け! こ、これはその―――」



みく「い―――」





みく「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???////」タタタタタタッッ!!





P「ちょ、みく!? どこに行く!? まだ仕事は終わってないんだど―――!?」





P「い、いかん! 追いかけなければ……ぐぉっ!?」ズキズキズキッ!!



P「だ、ダメージが…………くうううッッっ!」



P「い、嫌……今はみくの方が大事だ!! うおおおおおおおッッ!!!」



タッタタタタタ!!



   ☆郊外☆







みく「うにゃあああああああああ!!!////」タッタタタタッ!!



P「みく落ち着けェ!! 走り過ぎだぁ!! もう346プロの敷地から出てるぞ!!」





ブロロロロロr!



P「ん? あれはトラック……? 何かみくの方へ向かって―――」



P「!? 運転手が居眠りしてるだと!?」





P「よけろみくッ!! 危ないッ!!」







みく「えっ……」





ブロロロロロロロッッ!!





P「うおおおおおおおおおおおおお!!!」





ドンガラガシャーンッ!!!

P「うぐっ……ぐあっ……」



みく「P、Pチャン! みくを庇って……そんな!!」



P「無事か……みく……うぐっ!」



みく「みくのことは平気だよッ! Pチャンが庇ってくれたから……」



みく「で、でもPチャンは……あ、頭からたくさんの血が……」





P「みく……貴様といたこの数か月……悪くなかったぜ……ぐふっ!」バタリ



みく「P、Pチャン! い、嫌っ……! 死んじゃダメ……死なないでPチャン!!」





みく「Pチャン!!」

―――――――――――――



―――――――――





★病院内★





ちひろ「やれやれ、本当に人騒がせなんですから」



P「す、すみません……」



ちひろ「まったく、駆けつけた時は血まみれで驚きましたけど。両腕骨折だけで済んでよかったですね」



みく「うえぇぇぇ……本当によかったにゃあ……」抱きっ



P「心配かけて悪かったなみく」





凛「まったく、心配かけさせないでよ……」



まゆ「まゆも心臓が止まるかと思いました……」



P「いや、本当にお騒がせしまい申し訳ない」



凛「それはそうと、病気のほうはもう大丈夫? ついでに病院で診てもらえた?」



P「そ、それはその……」



ガチャリ



看護師「失礼します。検診の時間ですよ」



P「あっ、はい。お願いします」



看護師「検査の結果ですけど、凄い勢いで回復してるそうです。この分だと一週間ほどで退院できるかもしれませんよ」



P「そうなんですか! よかったぁ〜〜!」



ちひろ(なんちゅう回復力ですか……)



看護師「ただし、股間のアレは……治るのに少し時間がかかるかもしれませんね」



まゆ「股間の……」



凛「アレ?」



みく「あっ……(察し)///」





P「」ギクッ





P「看護師さん! そのことは―――」



看護師「だいたいキンカンやムヒなんかを塗るから悪化するんですよ。次からは絶対にしないでくださいね」



まゆ「キンカン?」



凛「ムヒ?」



P「看護士さんやめるんだぁ! やめろぉぉぉぉッッ!!」



ちひろ「プロデューサーさん……あんたまさか……!(ドン引き)」





P「ひいいいぃぃぃ!!??」







看護師「はい。こちらは当院で処方した軟膏です」



看護師「これならば塗っても痛くありませんので、食後二回塗っておいてくださいね」



P「は、はい………」



看護師「では、私はこれで失礼します」





P「あっ、待ってください! 塗れと言われても俺の腕は両方とも骨折してますけど……?」



看護士「場所が場所なので、妹さん達のどなたかにお願いします」





全員『えっ!?』









P「ちょ、待ってください!! この娘達は俺の妹では―――」



看護士「では私はこれで失礼しますね」



P「聞けよ人の話!! お―――いッッ!?」



P「い、行っちゃった……」チラッ





まゆ「………」



凛「…………」



みく「………」





P「え、え〜と……」





P「ま、まぁ、これは俺の方でなんとかするから! お前たちは気にしないでくれていいよ」



凛「でもプロデューサー。両腕骨折してるんだから、結局誰かに塗ってもらわなきゃいけないんでしょ?」





P「そ、そうだけど……」



凛「だったらしょうがないね。気は進まないけれど、ここは一番付き合いの長い私が……///」



P「ちょ、凛!?」



まゆ「それには及びませんよぉ。凛ちゃん♪」



凛「まゆ……」ギロッ

まゆ「ここは最年長であるまゆが引き受けましょう♪」



まゆ「それに両腕が使えないPさんのために、身の回りをお世話する人がひつようですしね♪」



まゆ「まゆがPさんをつきっきりでお世話しますから♪ そうずっと……24時間ずっと―――」



P(は、ハイライトがないよぉぉ……)





みく「そんなに付き纏われちゃたら、窮屈でPチャンの具合が益々悪くなっちゃうにゃ」



まゆ「……みくちゃん?」ギロッ



みく「ここは怪我の原因を作ったみくがするのが筋ってものにゃ」



まゆ「……別に気にしなくていいですよぉ? みくちゃんが悪いわけじゃないんだし」



凛「そうだよ。だからここは付き合いの長い私が―――」



まゆ「いいえ! まゆがです!」





みく「はいはい、わかったわかったにゃ。自称正妻トークなら病室の外でやってにゃ」



みく「五月蠅いしwww」





凛「は?」ギロッ



まゆ「あ?」ギロッ







まゆ凛みく「「「…………」」」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!





P「いや、あの……」





P「な、なんでこんな修羅場みたいな空気に……ち、ちひろさんお助け下さい!!」



ちひろ「無視」



P「アハァ☆(スルー!?)」



ちひろ「もう面倒だし。三人でやればいいんじゃないですか?」



P「ちょ、何言ってるんですかあんたは!?」







凛「………ほかの誰かに独り占めされるよりかは……」



まゆ「まだマシ……かもしれませんねぇ」



みく「…………しょうがないにゃあ〜」





P「えっ、ちょ……マジ!?」



凛「それじゃあプロデューサー……早速薬を塗るね///」



P「ちょ、やめろお前ら! 落ち着けェェ!!!」





まゆ「はい。それではズボンを脱がしますねぇ♪」



みく「軟膏も用意してっと♪」





P「ちょ、やめ―――うわあああああああああああああッッッ!!!????」



ズルズルッ







ムスコ『やぁ』ボロン







おわり



             お☆ま☆け



※さっきまでのPとは別人でお願いします。



晴「おい、仕事終わったってのになんだよ? 事務所でなくこんな城みたいな建物に何か用でもあるのかよ?」



P「最近お前もハードな仕事多かったからな。そこでマッサージをしてやろうと思ってね」



晴「マッサージ? あんたがか?」



P「おう。担当アイドルの身体のケアをするのもプロデューサーの役目だしな」



晴「別にPがしなくても……というか、346プロには専門のエステコーナーだってあるし。わざわざこんな城みたいな建物に連れ込む意味なんてないんじゃ……?」



P「まぁ、そこはアレだよアレ。うん。アレだな」



晴「アレってなんだよ?」





P「まぁ、細かいとこは置いておいて、さぁ、マッサージをするからベットに寝てくれ」



晴「おい! 結局理由答えてないじゃねぇか!!」











P「さーて、それじゃあマッサージをするから服を脱いでくれ」



晴「ちょ!? な、何言ってんだよてめぇ!?」



P「いや、マッサージする時は服を脱ぐのは当たり前なんだぞ。お前だってテレビとかで見たことあるだろ?」



晴「で、でも……」



P「ホラホラ、恥ずかしがらずに。ほら、そのシャツ脱いで」



晴「こ、こら! 触んじゃねぇよ! バカッ!」









P「おっ、ここら辺こってるなぁ〜」モミモミ



晴「そ、そんなとこ触るな―――んっっ!!///」ビクッ



P「どうだ? 段々気持ちよくなってきただろぉ〜?」ムニムイモミモミ



晴「そ、そんなわけ―――ひゃっ/// んんっ!!///」ビクビクッ!



P「さてと、次は下の部分もマッサージしなきゃねぇ〜……」



晴「だ、ダメ……/// そ、そっちは……///」



P「大丈夫大丈夫。俺に全て委ねちまえばいいさ」スッ



晴「あっ……/// い、嫌ぁ……///」ビクンビクン!





P「ふぁ〜はははははははははwww」









   「そこまでだ!!」





P「ダニィ!? 何奴!?











ちひろ「残念だったな」





P「ちひろさん!?」



P「ど、どうしてここに……?」



ちひろ「それは絶賛アニメ公開中ですもの。アイドルやプロデューサーの動向は全て確認済みです」



P「な、なんだと!?  クッソ!! これも武内の仕業か!!」



P「おのれ武内ィィィィィィッッッッ!!!!」



ちひろ「マッサージ……ねぇ?」ギロッ



P「ひっ!」



ちひろ「プロデューサーさんがマッサージ得意だなんて知らなかったなぁ〜。だったら我が社が誇るKENZENなアイドル三人にもやってもらおうかしら♪」



P「さ、三人!?」











早苗「KENZENなアイドル一号!!」





時子「KENZENなアイドル二号!!」









「勝てば正義。負ければ悪………」





P「こ、この台詞はまさか!!」











光「KENZENなアイドル……三号ッ!!!」





P「ひ、光!?」









P「ど、どうして光が早苗さん達と一緒に!?」



光「プロデューサーが晴にエッチなことをしているからと、ちひろさんに聞いてやって来たんだ!」



光「でも、それって何かの間違いなんだろ!?」



光「いつもアタシ達のため頑張ってるプロデューサーが、そんな悪いことするはずがないじゃないか!!」



P「うっ……!?」

光「これはちひろさんが勘違いしちゃっただけ……そうなんだろ!?」



P「うぐぐぐ……」



光「アタシは何があっても、プロデューサーのことを信じてる」



光「だってプロデューサーはアタシにとって……アタシにとっての……」





光「ヒーロー……なんだから!」





P「うっ……うっ……」





P「うわああああああああああああああああああああああああ!!!??」





P「や、やめろぉ!! そんな純粋な瞳で俺を観るなぁ!!見ないでくれぇぇぇぇぇッッ!!!」



P「ごめんよ光ゥゥゥッッ!!! ごめんよぉぉぉぉッッッ!!!」



P「誰か俺を殺せぇぇぇぇッッッ!!!!」



P「うわああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!」ジタバタジタバ









時子「……なにあれ?」



早苗「光ちゃんの純粋な想いにやられて、そのせいで罪悪感に苦しんでるってとこかしら?」





時子「アホね」



早苗「うん」

ちひろ「さぁ、晴ちゃん。もう大丈夫よ。安心してね」



晴「あ、ああ……」





晴「………」







晴「ううっ……/// 身体の疼きが止まらない……///」ボソッ



ちひろ「!?」







おわり



10:30│モバマス 
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