2015年08月11日

モバP「やち天」

ちひろ「お、お邪魔しまーす」



P「どうぞどうぞ。あ、居間はこっちです」



ちひろ「あっ、はい……」キョロキョロ





ちひろ(ここがPさんの家かぁ……なんだか落ち着かないなぁ)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428585549



P「すいませんね、こんな急に誘ったりして」



ちひろ「い……いえいえ!私も予定はなかったですし!」



P「あはは……あ、居間はここなんで、ちょっと待っててくださいね」



ちひろ「は、はい!」



ちひろ(急に晩御飯に誘われて、しかも家にまでなんて……)



ちひろ(こ、これってたぶん、そういうことよね?ね?)



ぐつぐつ ぐつぐつ



ちひろ「わ、すごく美味しそうですね!」



P「ははは、そうでしょう?けっこういいお肉使ってますからね、このすき焼き」



P「まあ、本当はニューウェーブのみんなに振る舞う予定だったんですけどね」



ちひろ「へ?」



P「以前に亜子から高級な肉をご馳走になったことがありまして、そのお礼がしたいって言ったんですよ」



P「そしたら亜子からNWの皆に振る舞ってほしいと言われましてね」



P「だから今日集まる予定だったんですが、さくらが体調を崩してしまって……」



P「みんな忙しいから集まれる日も限られてましてね。今日がダメだとしばらく予定が合わなくて」

ちひろ「えーと……もしかして……」



P「はい、まあそういうことですね。一人で食べるのも寂しいので、代わりに誘ったって感じですね」



ちひろ「そ、そうですか……」



ちひろ(なんだ……私を誘ったのって、ただ人を呼びたかっただけなんだ……)



P「それに、高級なお肉だから特別な人と食べたかったですし」



ちひろ「はぇっ!?」



P「あ、あはは……な、なんて、はは……」



ちひろ「あ、えっと、その……」



P「あ、の、飲み物!ビールでいいですか?」



ちひろ「あっ、あっはい!お願いします!」



ちひろ(き、聞き間違いじゃないわよね?)

アハハハハハ……



ちひろ「それでよく見たら美穂ちゃん、いつもの髪のはねがなかったんですよ!」



P「あー、違和感ってそれだったんですか」



ちひろ「そうなんですよ、ちょっと雰囲気は違ったけどそれはそれでかわいくて……あ、ビールおかわりいただけますか?」



P「どうぞどうぞ。どんどん飲んでくださいよ」



ちひろ「ありがとうございます!いやぁ、本当に美味しいですねぇ。いくらでも食べられそう……?」フラッ



ちひろ「はれ……?なんでしょうか……なんだか……ふら、ふら……」バタッ



P「ちひろさん!?」ダッ



P「ちひろさん!?どうしたんですか!?大丈夫ですか!?ちひ……」ユサユサ









P「……フヒッ……」









シャーッ…シャーッ…



ちひろ(ん……あれ?私、寝てたのかな……?)ボーッ



シャーッ…シャーッ…



ちひろ(なんだか……頭が痛いし、体も……えっ!?)



シャーッ…シャーッ…



ちひろ(何これ!?腕と脚、縛られてる!?動かせない……!)



シャーッ…シャーッ…



ちひろ「んーっ!ん、んんっ!?」



ちひろ(く、口も!?猿轡!?)



シャーッ……シャシャッ、コトッ……



ギィッ、ギィッ、ギッ……



ちひろ(だ、だれか近づいてきてる……!?)

P「あれ?起きちゃったんですか?ちひろさん」



ちひろ(プ、プロデューサーさん!?何して……ヒッ!?)



P「もうちょっと寝てた方が楽だったんだけどなぁ……」ギラリ



ちひろ「んんーっ!?んんんーっ!?」



ちひろ(ほ、包丁!?)



P「あー、暴れないでくださいよ。暴れたって痛いだけですよ。フフフ」



ちひろ「んんっ!?」



ちひろ(ヒッ……!?)

ちひろ(なんで……?どうして、こんなことに……?)



P「すぐ終わりますからね。大丈夫ですよ」



ちひろ(私は、ただ……)



P「じっとしててくださいねー」



ちひろ(プロデューサーさんと……)



P「それじゃ、切りますねー」









ザクッ、

ブチッ、ブチッ、ブチチッ……









ちひろ「―――!!!―――!!!」



ちひろ(!―――!!―――!!)



ちひろ(……)



ちひろ(……?)



ちひろ(あれ?痛くない……?)

ビチャッ、ビチャビチャッ



ちひろ(えっ何!?何の音!?)ビクッ



ジュワワワワワ、ジュワーッ



ちひろ(えっ何!?何か揚げてるの!?)



スタスタスタ



ちひろ(ぷ、プロデューサーさんがこっちに歩いてきて……)



ちひろ(え?何アレ?めんつゆと塩と、お皿に何かおっきいエビみたいなのが……)ハッ!



ちひろ(あ、あれ……)











ちひろ(私のおさげ!?)











P「いただきます」ハグッ



ちひろ「    」



P「うん、うん……」モグモグ



ちひろ「   」



P「やっぱり

.  ちひろさんの髪は

.  天ぷらにかぎるぜ!」



ちひろ「  」



P「次はめんつゆで食お」



ちひろ「 」



ちひろ「」



ちひろ「うわああああああああああああああああああ!!!?!???!!!???!???!?」ガバッ!



ちひろ「はーっ……はーっ……」



ちひろ「……ゆ、夢……?」



ちひろ「……よかったぁ……」グスン

―――――



美穂「ちひろさんっ、おはようございます」



ちひろ「あら、おはよう美穂ちゃん」



美穂「あの、ちひろさん……髪、ショートにしたんですか?」



ちひろ「うん、ちょっとイメチェンしたいと思ってね」



ちひろ(そのせいかヘンな夢見ちゃったけど……)



美穂「前の髪型もキレイでしたけど、今の髪型はちょっとかわいい感じがしますね!」



ちひろ「そう?ありがとう」



美穂「はい!でもちょっともったいない気もします。その、綺麗な長髪だったから……」



ちひろ「そう……かしら?」



ちひろ(うーん、そう考えると少し思い切り過ぎた気も……あれ?そもそもなんでイメチェンしようと思ったんだっけ……?)

志希「にゃ、にゃははー……今日のぶんのおくすりだよー……」ビクビク



P「ああ、いつもすまんな」



志希「あ、あの、ほんとに、その、ほどほどに……」



P「ああ大丈夫大丈夫。お前にはぜったい手を出さないって条件だからな」



志希「あ、あのさ、できれば私だけじゃなくて……」



ちひろ「あれ?志希ちゃんなにしてるの?」ヒョコ



志希「にゃひぃ!?ご、ごめんなさーい!」ピュー



ちひろ「……志希ちゃんどうしたんです?急に逃げ出しちゃったんですけど?」



P「さあ?どうしたんですかね?」

P(……今度は紗南のを食おうかなぁ)ジュルリ











おわり



18:30│千川ちひろ 
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