2015年08月12日

黒井「ウィ」美希「あふぅ」


翔太「今日も疲れたね〜!」



北斗「エンジェルちゃん達の笑顔が見れただけで満足さ」



翔太「それより僕お腹すいちゃったよ!」









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ガチャ



翔太「あっ!黒ちゃん!」



黒井「ウィ。ちゃんとやっているかお前ら?」



北斗「勿論ですよ。黒井社長はどうしてここに?」



黒井「腹が減っていると思ってな。差し入れだ」







翔太「ありがとう黒ちゃん!ちょうど僕お腹ペコペコだったんだ!」



翔太「おにぎりとサンドウィッチだ!」



黒井「卵焼きとウィンナーもあるぞ」



北斗「俺はサンドウィッチ貰おうかな」







???「このおにぎり美味しいの!」









黒井「何事だ!?」



北斗「美希ちゃん?どうしてここに?」



美希「ここにおにぎりがあるからに決まってるの」



黒井「一体いつの間に入ってきたのだ!」







翔太「黒ちゃん!美味しいよ!」



美希「ミキもそう思うの」



黒井「当然であろう!……ってなぜ765のアイドルがここにいるのだ!」



美希「ここにおにぎりが…黒井「さっきも聞いた!」



美希「おじさん叫びすぎなの」







黒井「誰がおじさんだ!全く高木の奴はどういう教育をしているのだ…」



北斗「まぁまぁ、落ち着いて下さい」



黒井(いや待てよ……ここで恩を売って765プロへの妨害工作に役立てるのも悪くないな)



美希「おじさん!このシャケおにぎり絶品なの!」



黒井「む…?わかるかね?」



美希「当然なの!」







黒井「貴様なかなかいいセンスをしているな!どんどん食べるがいい!」



黒井「日本茶もあるぞ!」



翔太「僕も欲しい!」



美希「ミキも貰うの」



黒井「雪歩ちゃんに淹れ方を教わったから美味いはずだ」









北斗「美希ちゃんサンドウィッチもどうだい?」



美希「サンドウィッチは怖いから食べられないの」



翔太「怖い?なんで?」



美希「キライなものが入ってそうだから怖いの」



北斗「おにぎりの方が中が見えなくないか…」



黒井「さぁ!育ち盛りだ!どんどん食べるがいい!」







スタジオ廊下



P「おーい!美希ーっ!!」



P「一体どこに行ったんだ……」







───

──









都内某所 カフェ



黒井「うむ。やはりここのコーヒーは美味いな」







あずさ「あら?黒井社長?」







黒井「む?あずさちゃんではないか」



あずさ「こんにちは〜」



黒井「一人かね?」



あずさ「美希ちゃんも一緒だったんですけど…」







美希「あっ!あずさこんな所にいたの!」



美希「少し目を離したらこれなの…」



黒井「む?星井美希ではないか」



美希「黒井社長?」







黒井「ウィ。奇遇だな」



美希「あっ!この間はおにぎりありがとう!」



黒井「気にするな」



あずさ「えっとご一緒してもよろしいですか?」



黒井「勿論かまわんよ」



あずさ「ありがとうございます〜」







黒井「さぁ、好きなものを頼むと良い」



あずさ「私はカプチーノを〜」



美希「ミキはイチゴババロアとキャラメル・マキアート!」



黒井「残念ながらババロアは無いようだ」



美希「む〜、じゃあチョコレートパフェにするの!」



黒井「ウィ。ではそこのムッシュ、注文を頼む」







──





黒井「そういえば今日はオフなのかね?」



美希「そうなの!だからあずさとデートなんだ!」



あずさ「そうなんですよ〜」



黒井「ほう」







店員「お待たせしました」







美希「!? あずさのカプチーノ凄いの!」



あずさ「今日はクマさんね〜♪」



美希「ミキもそれにすれば良かったの…」



黒井「カプチーノにフレーバーを入れれば可能なんじゃないか?」



店員「ええ。出来ますよ」



黒井「では追加でそれを貰おう。このマキアートは私が飲むとしよう」











美希「黒井社長!ありがとうなの!」



黒井「ウィ」



あずさ「よかったわね美希ちゃん」



美希「うん!」







あずさ「そういえば黒井社長はお散歩ですか?」



黒井「いや、ここの窓から人間観察だ」



美希「ミキはよく鳥さんを観察してるよ!」



黒井「バードウォッチングというやつか」



美希「そうとも言うの!」







店員「お待たせしました。キャラメルカプチーノとチョコレートパフェです」



あずさ「あら〜」



美希「凄いの!クジャクなの!!」



黒井「ほう」



美希「飲むのが勿体ないの…」







黒井「クジャクは相当難しいらしいな」



あずさ「そうなんですか」



黒井「うむ。まぁ冷めないうちに飲むと良い」



美希「写真も撮ったからそうするね!」



美希「! 甘くてふわふわで美味しいの〜!」



美希「それにパフェも絶品なの!」











黒井「ここはセレブな私の御用達だからな」



あずさ「黒井社長はコーヒーもお詳しいですしね〜」



黒井「セレブの嗜みだよ、あずさちゃん」



美希「あっ!これだけ美味しいならおにぎりとイチゴババロアもメニューに追加すればいいと思うな!」



黒井「ババロアはともかくおにぎりは雰囲気に合わんだろう…」







───

──





あずさ「今日もご馳走になってすみません」



黒井「セレブな私には造作のない事だよ」



美希「黒井社長!今度またおにぎり作ってほしいな!」



あずさ「私も食べてみたいわ〜」



黒井「ウィ。気が向いたらな」



黒井「ではこれで失礼するよ!アデュー!」







─────

───





都内某所 スタジオ







律子「ほら美希!行くわよ!」



美希「むぅ…律子は少し落ち着いた方が良いって思うな」



律子「み〜き〜?」



美希「ごめんなさいなの!律子…さん!」







???「相変わらず忙しなく働いているようだな。貧乏プロの二流プロデューサーよ」











律子「相変わらず嫌味っぽいこの声は……」



黒井「ウィ。そういえばこの間のフェスも我々のジュピターの圧勝だったな!はーはははっ!!」



律子「むむむ…僅差だったじゃないですか…」



美希「あっ!黒井社長!」



黒井「おお!美希ちゃんではないか!」



美希「こんにちはなの!」











黒井「そういえばジュピターへの差し入れのおにぎりが余ってしまってな…」



美希「!?」



黒井「どれ、美希ちゃんにあげよう」



美希「あはっ☆流石は黒井社長なの!」







黒井「あとはそこの二流プロデューサーよ」



律子「……はい?」



黒井「貴様はちゃんと食事を取っていないな?」



律子「え?その最近少し忙しくて…」



黒井「そんな事では私のジュピターには勝てんな」



黒井「これを取っておきたまえ」



律子「え…あの…」







黒井「勘違いするんではないぞ!万全の状態の765プロを倒さんと意味がないからな」



黒井「それではこれで失礼するよ」



美希「今度はイチゴババロアとキャラメルマキアートもお願いね!」



黒井「な、なかなか難しい案件だな…」



黒井「ではまた逢おう!アデュー!」



美希「またね〜!」







律子「あ、ありがとうございます…」



美希「律子!これ凄い美味しいよ!」



律子「なんだったのかしら……って律子さんでしょ!」







おわり











09:30│星井美希 
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