2015年08月12日

クラリス「愛の形?」

モバマスSSです。



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柑奈「普段ラブ&ピース!って言ってるんやけど、たまに分からなくなるんです。」





クラリス「柑奈さんは、日頃から歌で愛を伝えようとしていますわよね。大変素敵なことだと思いますよ。例えば、愛とは食事と言えると思いませんか?」



柑奈「食事?」



クラリス「はい、食卓を共に囲むことでお互いの愛を感じることが出来ると思いますわ。ほら、今もキッチンから良い匂いが…」クンクン



柑奈「そ、そうですね。あ、食事以外にも愛を伝える方法が…」アセアセ



クラリス「この甘い匂いは何かしら…ちょっと行ってみましょう!」



柑奈「ちょっと!」



クラリス「失礼いたします…」ギィ



かな子「はーい、ってクラリスさん!?どうして…」バッ



クラリス「なんと美味しそうなケーキでしょう…」



かな子「これはまだ見ちゃだめですぅ!」



柑奈「クラリスさん、勝手に行かないでください」ハァハァ



クラリス「すみません。あまりにも美味しそうな匂いでしたので…」



志希「にゃは、柑奈ちゃんいらっしゃい!早速で悪いけどクラリスを連れて行って♪」



柑奈「はい、クラリスさん行きましょう!」



クラリス「え、ええ、分かりましたわ。失礼いたしました…」イソイソ



柑奈「じゃあ、かな子ちゃん、志希ちゃん、ありすちゃん頑張ってくださいね!」



クラリス「とても美味しそうでしたのに…」



柑奈「そんな残念そうな顔をしないで下さい。まだ作ってる途中だったんですよ!」



クラリス「そうですわ、仕方ありませんわね…」



柑奈「じゃあ、他の愛についても教えてください!」



クラリス「そうですわね…、プレゼントとか良いのではないでしょうか?」



柑奈「プレゼント?」



クラリス「そうですわ、愛そのものではありませんが、一つの愛の形と言えるでしょう…」



柑奈「愛を込めたプレゼント…、確かにラブがありますね!」



クラリス「そういえば、先ほど凛さんと夕美さんが沢山の花を持ってきていましたね…」



柑奈「え?そ、そうですか?気づかなかったわぁ…」アセアセ



クラリス「見に行ってみますわ…」



柑奈「ちょっと!」



クラリス「失礼いたします…」ガチャッ



夕美「クラリスさん、どうしたのかな?」



クラリス「綺麗なお花を持ち込んでいるようでしたので見せていただけませんか?」



夕美「そ、それはちょっと…」



凛「ごめんね、クラリス。今は見せられないんだ。」



クラリス「そうでございますか…」シュン



柑奈「クラリスさん!待ってください!」



凛「柑奈、ちゃんとクラリスの相手をしていてよ」



柑奈「ごめんね。行きましょうクラリスさん」



クラリス「そうですわね…」トテトテ



夕美「またあとで」



クラリス「…」



柑奈「どうかしました?」



クラリス「いえ、私は皆さんに嫌われているのでしょうか?」



柑奈「そんなことはありませんよ!皆クラリスさんのことが大好きです!」



クラリス「しかし、かな子さんも志希さんもありすさんも凛さんも夕美さんも私のことを邪険に扱っておられたので…」



柑奈「それは、嫌っているんじゃいないです。むしろ皆のラブなんです!」



クラリス「ラブ?私を除け者にすることが愛なのでしょうか…」



柑奈「そ、そうじゃなくて…、なんて言えば。」アセアセ





ありす「2人ともここに居たんですか。もう準備が出来ましたよ。」



柑奈「ありすちゃん。ナイスタイミングです!」



クラリス「準備ですか?」





柑奈「私たちのラブを伝える準備が出来たんです!」



ありす「じゃあ、いきましょうか」

トテトテトテ



柑奈「さあ、皆お待ちかねです。クラリスさん、開けてください!」





クラリス「は、はい…」ギィ



パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!



皆「クラリスさん、誕生日おめでとう!」



クラリス「私の誕生日ですか…?」



柑奈「そう!私達のクラリスさんへのラヴの形。サプライズバースデーパーティです!」



クラリス「私のためにこんなパーティを…、ありがとうございます!」ニコッ



ありす「柑奈さんに足止めをお願いしていたのにばんばん入ってきてばれそうでしたが」



柑奈「それはもう良いじゃない!クラリスさん笑顔になれたから!ねっ!」



凛「これ、私達が作った花束気に入ってくれるとうれしいな」



夕美「どうぞっ!」



クラリス「綺麗な花。素晴らしいプレゼントですわ!」



かな子「こっちにはケーキも用意してあるよー」



志希「特製ケーキはフレグランスの香り〜♪嘘だけど!」ニャハッ



クラリス「とても、美味しそうですわ!この苺なんか特に輝いています…」



ありす「さあ、クラリスさん中へ入ってください。折角用意したんですから」



柑奈「全員でラヴを込めましたよ!少しでも喜んでもらえたらうれしいです!」



クラリス「少しだなんて…、もう胸が一杯です。自らが生まれた日に、自身の幸福を胸に抱けるとは、言葉には言い表せない幸福ですわ…。本当にありがとうございます」



柑奈「では、乾杯の前にもう1度、皆の愛の形を!」



クラリスさんお誕生日おめでとう!





13:30│クラリス 
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