2015年08月13日

愛海「お山を自由に揉める権利?」

【モバマスSS】です





――――プロダクション、アシスタント室





愛海「……って、あの、今なんて言いましたちひろさん?」



ちひろ「ですから、今日誕生日の愛海ちゃんにお山を自由に揉める権利をプレゼントと。……嫌でしたか?」



愛海「いやその、お山っていうのがあの自然の方のお山っていう話とかじゃなくて?」



ちひろ「心配されなくても、ちゃんと人間の胸のことですよ。愛海ちゃんは自然のお山に自由に登れる権利のほうが良かったんですか?」



愛海「ま、まさかそんな! でもいきなり呼び出されて、ちひろさんのことだからこれ絶対なにか……あ、それともお金を……」



ちひろ「疑いすぎです。プレゼントなんですから、お金なんていりませんってば」



愛海「……うーん、本当かなぁ。だったら今ここでちひろさんのお山揉ませて欲しいって言ったら揉ませてくれますか?」



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ちひろ「あら、それはもう権利を受け取って下さるということでよろしいのでしょうか」



愛海「そ、そりゃもしちひろさんの言ってることが本当なら、あたしとしては受け取らない理由がないし……」



ちひろ「分かりました。では少々失礼して」パチンッ



ビリッ!



愛海「きゃん!? 今何か痺れが……」



ちひろ「はい、これで権利をプレゼントさせて頂きました。ではどうぞ」グイ



愛海「ど、どうぞって……え?」



ちひろ「ですから、私の胸を揉んでください。愛海ちゃん、揉みたかったんでしょう?」





愛海「いいんですか!? ほ、本当に……?」ワキワキ



ちひろ「さっきからそう言ってるじゃないですか。愛海ちゃんも心配性ですね」クスッ



愛海(そ、そりゃちひろさんのことだから不安にもなるよ! 実は1回揉むたびにお金払ってくださいって言われても可笑しくないもん!)



愛海(でも、今ちひろさんはあたしにお山を見せつけてきてるし……嫌がる素振りも見せてないし……)



ちひろ「……どうしました?」ニコニコ



愛海(ええーい! 悩んだら負けだっ! どうせ後でひどい目に遭うんだとしても、目の前のお山を揉まないなんてあたしらしくない!)ワキワキ



愛海(ちひろさんは怖いけど、ここはあたしの欲求に従うんだ!)



愛海「そこまで言うなら仕方ないですね……行きます飛びますいただきますー!」





ちひろ「はいどうぞ」



モミッ



愛海「お、おお? も、揉めてる、揉めてるーっ!」モミモミモミ



ちひろ「ふふっ、大げさですねぇ。今日一日愛海ちゃんは誰の胸でも揉めるのに、私なんかの胸で」



愛海「だ、だってちひろさんの……ちひろさんのが!」モミモミモミ



愛海(うっひゃーっ! や、やわらか〜いっ! すごい、なにこれ!? うわぁー! まるで人間とは思えないお山だー!)モミモミモミ



愛海(今まであんなに苦労してたちひろさんのお山登りが、こんな簡単に……!)モミモミモミ





ちひろ「楽しいですか?」



愛海「気持ちいいです! 出来ればこのままずっと揉んでいたいくら……はっ!?」バッ



ちひろ「あれ? もっと揉んでもいいんですよ?」



愛海「そ、そうしていたかったけど、危ない危ない。ちひろさんを揉んだ所で、このプレゼントの効果が本物かどうかは判定出来ないし!」



ちひろ「うーん、どうしてそこまで疑われているのかは謎ですが、気になるのなら今から色んな人に会いに行かれるといいと思います」



ちひろ「きっと、今日一日は愛海ちゃんにとって素晴らしい日になると思いますよ」



愛海「そうさせてもらいます。どうせプロデューサーも夕方まで外回りに出てて、今日はそんなにすることなかったし」





ちひろ「ふふっ、なら丁度良かったんですね。では是非とも楽しんできてください」



愛海「効果が本物だったらそれはもう、うひひ……」ワキワキ



ちひろ「あ、ただ2つほど注意してください。まず1つは先程も言った通り、この権利の効果は愛海ちゃんの誕生日である今日一日だけ」



ちひろ「もう1つは、色んな人を楽しむのはいいですが、最後に胸を触るのは後悔しない相手を選んでくださいね?」



愛海「……? よく分かんないけど、あたしはお山を登る時はいつだって後悔しないように全力だから大丈夫っ!」



ちひろ「そうですか。なら愛海ちゃん、どうぞ楽しい一日を」



愛海「はーいっ♪ 楽しんできまーす!」





――――プロダクション、廊下



バタンッ



愛海(……とは言ったものの、やっぱり不安だよね……ちひろさんがこんな良いプレゼントをただでくれるなんて絶対なにかあるよ……)



愛海(でも、効果が本物だったとしたらあたしにとっては最高のプレゼントだし……うーん、とりあえず誰かで試せればいいんだけど)



清良「あぁ愛海ちゃんここにいた。大丈夫? ちひろちゃんに呼び出しを受けてたみたいだけど……また悪いことをしたの?」



愛海「き、清良さん!? そんな、今日はまだなにもしてないよっ! それに呼び出されたのはちひろさんからプレゼントを……」ハッ



愛海(そうだ、プレゼントの効果を清良さんで試してみよう! どうせ偽物だったとしてもいつものお仕置きされるだけで済むしっ!)



清良「そ、そうなの? なら良かった……でもプレゼントはちひろちゃんに先を越されるなんてね。ともかく愛海ちゃん、実は今日……」





愛海「清良さん!」ワキワキ



清良「あら、なにかしら? ……って、その手の動きを見れば分かるわね、ダメよ、お山登りは今は禁止です」



愛海「そんなー、あたしは今清良さんのやわらか〜いお山に触りたいの♪ だから清良さん、お願いっ!」キィィン



清良「もう、だから今日は愛海ちゃんのために後で――」パキィン



清良「……まったく、仕方のない子ね。我慢させて体調崩されてもいけないし、いいわよ愛海ちゃん」グィ



愛海「えっ……いいの!?」



清良「どうして自分で驚いてるの? さ、好きなように触ってください。ただし、優しくしてね?」



愛海(ほ、本物だ……ちひろさんのプレゼントの効果は本物だぁー! す、すごいものを貰ってしまった……!)ワキワキ





清良「あ、あの愛海ちゃん……? 揉むなら早くして……恥ずかしいわ……」



愛海「うひ、うひひっ、うっひゃー! 最高だぁー! もちろんすぐに登らさせてもらいます! 清良さんのお山げぇぇっとっ!!」



モミッ



清良「ひゃ……!」



愛海(うわぁー! 患者さんを視覚で癒してきた清良さんのお山! ほどよい弾力に揉みやすい大きさで気持ち良いぃー!)モミモミモミ



清良「んっ……愛海ちゃん……激し……!」



愛海「ご、ごめん清良さん! でももうちょっとだけ! もうちょっとだけ堪能させてっ♪」モミモミモミ



清良「も、もうちょっとね、分かったわ……んぅ……」





愛海「あぁ……清良さんのお山すごいよー!」モミモミモミ



モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ



愛海「――……ふぅ、堪能しました。清良さん、ありがとっ!」



清良「そ、そう……? なら良かった……っ……!」ドサッ



愛海「あぁ清良さん!?」



清良「だ、大丈夫……少し休めば……治るから……」ハァハァ



愛海「そ、そう……? ならいいんだけど……」





愛海(それにしても最高ーっ! 清良さんがここまで出来るならもう完全に……いやでもまだちょっと不安が残るかな)ワキワキ



愛海(清良さんはまだ普通の人だったけど、権利の効果がプロダクションにいる超人みたいな人達にも通用するかわからないし……)



愛海「そうと決まれば次の相手を探さなきゃ! ……あ、でも清良さんをここに置いたままにしてちゃ……」



清良「私なら、本当に大丈夫だから……愛海ちゃんも、用事があるなら行って大丈夫よ……」



愛海「清良さんが言うなら……分かった! じゃあ清良さん、お山登らせてくれて本当にありがとう! また後で気が向いたら触るねーっ!」タタッ



清良「……はぁ……はぁ……元気ね、愛海ちゃん………………?」



清良「――あれ、私なにして……確か愛海ちゃんを呼びに来て……変ね、思い出せないわ。そもそもどうしてこんなに身体が熱いのかしら……?」





――――プロダクション、トレーニングルーム



真奈美「……ハッ……ハッ……ハッ……」タッタッタ



愛海(おっ、真奈美さんだ! 丁度トレーニング中で走ってるみたい……よし、次の相手は真奈美さんにしよう!)ワキワキ



愛海(これで真奈美さんのお山も登れたらちひろさんのプレゼントの効果は本物だとわかるし、いくぞーっ!)



愛海「まーなーみーさんっ!」



真奈美「……おや、愛海じゃないか、どうした?」キュキュッ



愛海「えへへ、ちょっと真奈美さんに用があって」ワキワキ



真奈美「私に……? それは構わないが……そういえば清良が今日のことで君を呼びに行ったはずだが、彼女はどうした、一緒じゃないのか?」





愛海「え、あ、清良さんはちょっと体調が……そ、それよりも! 真奈美さん!」ワキワキ



真奈美「清良の体調が悪いのか……? 妙だな、さっきまでは……まぁそれは後にして、なんだい愛海」



愛海「真奈美さんのお山に触らせて♪」キィィン



真奈美「おいおい愛海、それは今日のパーティーのサプラ――」パキィン



真奈美「……やれやれ、欲しがりな子だな。いいだろう、トレーニングをしていてから汗をかいているが、それでもいいなら揉むといい」



愛海(き、効いたー! すごい、真奈美さんにまで通用するなんてもうこれ本物だよ! ……真奈美さんなにか言いかけてたけど、ま、いっか!)



愛海「汗をかいてる? 問題ないです! むしろこのお山のエンジェルが、トレーニングに疲れた真奈美さんの身体を癒してあげますっ♪」ワキワキ



愛海「というわけで、真奈美さんのお山、いただきまぁあすっ!」





モミッ



真奈美「……ん……」



愛海(うひひーっ! 真奈美さんの鍛えられたお山! 柔らかさの中に真奈美さんを表すような強い揉み応えがあって気持ちいいー♪)モミモミモミ



真奈美「……く……どうした、今日はいつになく……激しいじゃないか……!」



愛海「普段触れることすら苦労してるお山に今日は簡単に登れてるから、もう楽しくって楽しくって!」モミモミモミ



真奈美「そ、そうか……君が楽しいのなら……っ……」



愛海「真奈美さん心配しないで! ちゃんと真奈美さんが癒やされるようにもうしばらく揉むからね!」モミモミモミ



モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ





愛海「――……ふー、こんなところかな! ごちそうさまでした!」



真奈美「……はぁ……はぁ……」トンッ



愛海「どうでした真奈美さん? あたしの指先、良かったでしょ?」



真奈美「あ、あぁ……まさか……これほどとはね……壁に身体を預けてないと倒れそうなくらいだよ……」



愛海「それは良かった。さて、あたしは調べることも終わったたし、これから本格的にプロダクション内で動かないと!」



真奈美「……なにか、するのか?」



愛海「ちょっとちひろさんからすごいプレゼントもらったから、それでいっぱい楽しんできまーすっ♪ それじゃ真奈美さん、またねー!」タタッ



真奈美「……なんだったんだ……? まぁ、気持よかったからそれで………………?」



真奈美「――む、おかしいな、いつトレーニングをやめたのだったか……それに、この身体の軽さはなんだというんだ……?」





――――プロダクション内、夕刻



愛海(――こうして清良さんと真奈美さんに試し、ちひろさんから貰った権利の効果が本物だと知ったあたしは、そこからもう大忙しだった)



愛海(――プロダクションには多くのアイドルが所属し、スタッフさんにも素敵なお山を持つ人がいっぱいなのに、権利の期限は1日だからだ)



愛海(――だからあたしは平等に、目についた人のお山から登り続けた)



愛海「お山登らせてください!」キィィン



拓海「ア? 何馬鹿なこといって――」パキィン



里奈「んー、そういう冗談はだめぽ――」パキィン



拓海「……ったく、しょうがねーな、いいぜほら」



里奈「気持よくしてちょ〜☆」



愛海「わーい!」モミモミモミ



モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ



愛海(――怖そうな人達のお山にも登った)





愛海「うひひー! まとめてお山にダーイブ!」キィィン



早苗「あ、こら愛海ちゃんまた! 今日はちゃんと――」パキィン



雫「今日は大胆ですねーでも――」パキィン



裕子「む、ここはさいきっく――」パキィン



早苗「……もう、こんな風に来られたら逮捕出来ないじゃない」ユッサユッサ



雫「……あらー甘えん坊さんですねー」ユッサユッサ



裕子「……むむむ、なんだか敗北感が」ユサユサ



愛海「あぁー、やわらかさがー♪」モミモミモミ



モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ



愛海(――とっても大きな山脈に呑まれることもあった)





愛海「大丈夫、痛くしないからねー♪ 安心してねー♪」キィィン



仁奈「愛海おねーさんその目どーしたで――」パキィン



こずえ「そのちからー……しってるぅー……――」キュオン



仁奈「……よくわかんねーですけどやさしくしてくだせー!」



こずえ「……ふわぁー……」



愛海「なんか反応がおかしかったような……触らせてくれてるしいっか!」モミモミモミ



モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ



愛海(――まだまだ小さなお山も愛でた)





愛海(――とにかく色んなお山を触って揉んで堪能したあたしは、さらなるお山を求めて暗くなってきたプロダクションを徘徊するのだった)



愛海「……と、触ってきたお山のことを思い返してみたはいいけど、やっぱり暗くなってくると人が少なくなってきたなぁ……」



愛海「せっかくの権利、出来れば日が変わるまで使いたいけど、これじゃちょっと厳しいかな……?」ワキワキ



愛海「うーん、でもやっぱりまだまだ登り足りないよー! 誰かー! お山がいっぱいある所教えてーっ!」



愛海P「……お前は大声でなにを言っているんだ」



愛海「うわっ!? ぷ、プロデューサー、外回りから帰ってたの!?」



愛海P「ああさっきな。せっかく皆さんが準備をしてくれてたっていうのに、肝心の主役がいないってことで探してたんだぞ?」



愛海「……へ? なんのこと?」



愛海P「なんだ愛海、知らないのか。おかしいな、とっくに誰か話してるもんだとばかり……というか今までなにしてたんだ?」





愛海「いやぁ、実はちひろさんから貰ったプレゼントで楽しんでて」



愛海P「……は?」



愛海「あ、えとね、だから」カクカクシカジカ



愛海P「……あー……なるほど、流石ちひろさんだな。用意がいいというかタイミングが悪いというか……」



愛海「それでその、プロデューサー、皆が準備してるってなにを?」



愛海P「……まぁ、ついてこい。あと、皆から言われたことでショックを受けるなよ。受けたとしても普通に喜ぶ振りをしろ、いいな?」



愛海「え、う、うん……あの、プロデューサー?」



愛海P「行くぞ」グイッ



愛海「わわっ!? ちょ、ちょっと待って、引っ張らないでー!」





――――プロダクション、小ホール



愛海「ぷ、プロデューサー、ここって……」



愛海P「扉、開けてみろ」



愛海「わ、分かった……よいしょ」ググッ



パンッ! パンッ! パパンッ!



愛海「きゃ!?」



「「「お誕生日、おめでとー!」」」



パチパチパチ!



愛海「え……ええっ!?」





真奈美「おや、驚いているようだな。来るのが遅くて心配したが、サプライズは成功したようだ」



愛海「ま、真奈美さん!? こ、これって一体……!」



真奈美「見ての通り、君の誕生日パーティーさ。今日まで秘密にして準備するの、大変だったんだぞ?」



愛海「あ……ケーキも美味しいそうな料理もいっぱい……あと、お酒?」



早苗「それはあたし達大人組用よ。ま、お祝いにかこつけてついでに酒盛りすることくらい許してね♪」



愛海「あ、あはは……」



真奈美「ま、その代わりといってはなんだが……清良」



清良「はい愛海ちゃん、これ」スッ





愛海「なんですか? ……『お山触り放題券』……!?」



清良「皆で考えたんだけど、結局愛海ちゃんへのプレゼントは、胸を触らせることが一番じゃないかって結論になって」



乃々「……だからお誕生日が終わるまでは……愛海さんはここにいる人達の胸を自由に触っていいことにしたんですけど……」



愛海「乃々ちゃん……それほんと!?」



乃々「はい……あ、でも森久保には出来るだけお構いなく……けど、これを渡そうとしてたのに愛海さん今日どこにいたんです……?」



愛海「え、あ……」



清良「私もそれが気になって……確かに愛海ちゃんに会いに行こうとした記憶はあるんだけど……」



愛海「あ……えと……」オロオロ





愛海(まさか、お山に登ろうとしたら時々何か言いかけてた人がいたけど、それってこれのことだったの!?)



愛海(じゃ、じゃあ今日だけは皆、ちひろさんから貰った権利なんか使わなくても、お山に触らせてくれたってことで……)



愛海(なのにあたしは、それも聞かないで勝手に……そんな……あたし……あたし……!)



乃々「……え?」



清良「あ、愛海ちゃん……!?」



愛海「ご、ごめんなさい……あたし……せっかく、お祝い……なのに……ちひろさんの……!」グスッ



真奈美「お、おいどうした……!」



愛海「み、みんなが……色々しててくれたのに……あたし……自分勝手に……だから……」ポロポロ





清良「ど、どういうこと愛海ちゃん?」



愛海「あ、あたし……みんなを……みんなのことを……!」



愛海P「……やれやれ、嬉しいからって泣くなよ愛海」ギュッ



愛海「むぎゅ!?」



真奈美「……愛海P、まさか愛海が嬉し泣きをしているというのか?」



愛海P「ええ、こいつ案外こういうのに弱いんですよ、可愛いでしょ?」ナデナデ



愛海(((ぷ、プロデューサー! なんで! あ、あたし、みんなに……!)))ヒソヒソ



愛海P(((ちひろさんのプレゼントの力使ってすでに皆のお山揉んでました、なんて言う気か? んなことしたって意味が無い)))ヒソヒソ





愛海P(((せっかく誕生日を盛り上げてくれてるんだから、素直に好意は受け取っとけ。それに誰かのお山に勝手に登ることなんて今更だろ)))ヒソヒソ



愛海(((だけどいつもはちゃんと皆に拒否する意志だってあったけど、今回のは……!)))ヒソヒソ



愛海P(((ちひろさんから渡されたプレゼント使ってたんだ、仕方ないさ。だからお前のせいじゃない)))ヒソヒソ



愛海P(((お山を触ろうとしたのは愛海の意志だとしても、それを相手に強制させたのは愛海のせいじゃない。だから、泣くな)))ヒソヒソ



愛海「……プロデューサー……うん……!」



早苗「……あー、うっふん! いつまでそうして抱き合ってるのかなー?」



愛海「うわあ!?」ガバッ



愛海P「おっと」





早苗「まったく、意外と女の子らしい所もあるのね愛海ちゃん。てっきり中身はおっさんかと思ってたわよ?」



愛海「え、えへへ……だって……」チラッ



愛海P「……」コクン



愛海「……うん、だって、すごく嬉しかったから……」ニコッ



早苗「む……」



真奈美「くっ……」キュン



乃々「愛海さん、いつもそうできないんですか……?」



愛海「いや、無理だよ? だってやわらかい幸せを求めるのはアイドルの夢を追い続けるくらいあたしにとって大事なんだもん!」





清良「……まったく……」クスッ



愛海「……あ、そうだ。だからこのお山触り放題券は返します」



真奈美「なぜだ? 気に入らなかったのか?」



愛海「まさか! ……でもやっぱり、簡単にお山に登れるよりも、苦労してでも登ったほうがいいってわかったから……!」



早苗「へぇ、偉いじゃない……ん? いやまて、この場合は叱ったのほうがいいのかしら……?」



真奈美「いいじゃないか。とにかく愛海の気持ちは分かった、ならこれ以上待つと料理も冷めてしまう、パーティーを始めてもいいかな」



愛海「はい、おねがいしまーす♪」





――――女子寮側道路、深夜



愛海「……もう食べれない……」



愛海P「料理、結構な量があったもんなぁ」



愛海「でも楽しかった……ちひろさんに貰ったプレゼントの権利使ってた時より、ずっと」



愛海P「そうか、それなら良かった。……しかしお山を自由に揉める権利、か」



愛海「……かっこつけてたけど、ホントはプロデューサーすごい羨ましかったでしょ?」



愛海P「……あぁそりゃな。だが、それをくれたのがちひろさんの場合は、なにがあるか分かったもんじゃないからな」



愛海「あたしもそう思って最初は警戒してたんだけど、油断しちゃった……」





愛海P「まぁ、これで次に同じことがあっても大丈夫だろ。ただ愛海、1つ聞いていいか?」



愛海「なに?」



愛海P「結局誰のお山が一番良かったんだ?」



愛海「うわ……プロデューサー、それ結構ヤバイ発言だよ?」



愛海P「う、うるせい! 正直気になるんだ!」



愛海「うーん……そうだね……」



――泣くな



愛海「……うん、プロデューサー、ちょっと胸貸して?」





愛海P「ん? 構わないが、なにを……」



モミッ



愛海P「……は?」



モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ



愛海P「おい愛海、なにしてる?」



愛海「え? だから、一番良かったお山をもう一回揉んでるの」



愛海P「……いやまて、俺はどう考えてもおかしいだろ。山じゃないだろ」



愛海「あのね、大きさじゃないんだよ」





愛海P「サイズのことじゃねえ! だからな……」



愛海「と、とにかく、プロデューサーの質問には答えたから! もうあたし寮に戻るっ!」



愛海P「お、おい愛海!」グイッ



愛海「……っ」///



愛海P「……照れるなら最初から慣れないことすんな。戻る前にほら、これ持ってけ」スッ



愛海「……なにこれ?」



愛海P「俺からの誕生日プレゼントだ。……中身は部屋に戻ってから確かめろ」



愛海「プロデューサー……ありがとっ!」





愛海P「こっちこそ……愛海、誕生日、本当におめでとう」



愛海「……えへへ、これからもよろしくね、プロデューサー!」



愛海P「ああ、もちろんだ。……それじゃお休み、愛海」



愛海「うん、また明日っ!」



――こうしてお山を自由に揉める権利を手にした愛海の誕生日は過ぎていった。

そして次の日、その権利の反動によって愛海は自分のプロデューサーのお山以外に触ることが出来なくなるのだが、

それはまた、別のお話……。



〈終〉





13:30│棟方愛海 
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