2015年08月15日

モバP「やべぇ……奏と楓さんのスケジュール間違えちゃった」

何だかネタを思いついてしまったので一つ



注意



キャラ崩壊注意





ゆっくりいきます。







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411472021



モバP「やべぇ……奏と楓さんのスケジュール間違えちゃった」



ちひろ「えぇっ!な、何やってるんですか!?」



モバP「いや……その……パソコンで楓と奏って一文字違いだからよく間違えるんですよ……ああ、二人には連絡済ですよ」



ちひろ「まったく……もう。それで……間違えた結果、今日の二人の仕事はどうなったんですか?」



モバP「楓さんは新装開園するテーマパークの新装開園イベントで……奏が……その」



ちひろ「その……なんですか?」



モバP「別の遊園地で……シークレットイベントとしてぴにゃこら太を着て、遊園地を回ったり……です」



ちひろ「はぁぁぁああああ!?」



テーマパーク ステージ裏



楓「シクシク……」



スタッフ「あれ……今日、速水さんが来るはずだったのでは?ってか何で楓さんがウチに着て、しかも泣いてるんですか?」



スタッフ2「向こうのプロデューサーから連絡があってな……何でも、速水さんと高垣さんのスケジュールを間違えた結果、こうなったらしい」



楓「シクシク……ぴにゃちゃん……着たかったのに……」



スタッフ「……大丈夫なんですか?それ」



スタッフ2「まぁ、ウチとしてはCGプロの人気アイドルが来てくれるなら構わないらしいぞ。社長はむしろ喜んでるくらいだ」



スタッフ「社長、ダジャレ大好きですからね。……その、高垣さん?」



楓「ヒック……何ですか?」



スタッフ「あの……ウチにはぴにゃこら太はいませんけど……ウチのはるかさんも中々可愛いですよ」



楓「……でもぴにゃちゃんじゃないです」



スタッフ2「それはそうですけど……でも、ウチのも捨てたものでは……ほら」



はるかさん「ヴぁーい(泣かないでください)」



楓「……慰めてくれるんですか」



はるかさん「ヴぁー……かっか、かっか、ヴぁーい(私はぴにゃこら太先輩ほどではないですけど……楓さんに気に入ってもらえるよう頑張りますから)」



楓「ふふっ……可愛い……」



楓(しかも……何だか健気)



はるかさん「かっか、かっか、かっかぁ!(そう、笑顔ですよ、笑顔)」



楓「……はるかさんちゃん……そうね、私はアイドルだもの。私が笑顔を忘れちゃだめよね……思い出させてくれてありがとう」ダキッ



はるかさん「ヴぁーい(えへへ……)」



スタッフ「……大丈夫みたいですね」



スタッフ2「だな……」



遊園地 ステージ裏





スタッフ「速水さん……その」



奏「大丈夫です。もともとは私のプロデューサーのミスですし……」



スタッフ「いや……でも、大丈夫ですか……その、嫌なら……」



奏「本当に大丈夫ですから……一回は私も経験してみたいなーなんて思ってましたから」



スタッフ「ウチとしてはありがたいんですが……ヴァニタスドリームな奏さんのイメージとあまりにもその……ウチのぴにゃこら太は」



奏「そんな事ないですよ。ぴにゃこら太もこうして見ると中々……か、可愛いじゃないですか」



スタッフ「済みません……ではお願いします」



奏「分かりました。それで私はコレを着て何をすれば……」



スタッフ「は、はい。最初はステージに出て、パッツンシスターズと共演してもらいます」



奏「分かりました。それではコレを着てステージに向かいますね」



スタッフ「はい。ではお待ちしてます」



奏「……」ジー



ぴにゃこら太「……」



奏「いくら仕事だとはいえ……確かに私のイメージに合うとは……言えないわね」



奏「でも、仕事は仕事ね。子供たちの為にも……頑張らないと」



ぴにゃこら太(ふふふ……そう上手くいくぴにゃ?……今日の君には凶兆が見えてるぴにゃ)



奏「……何か変な気配が」



ぴにゃこら太(や、やべ)



遊園地 ステージ裏



ぴにゃこら太(奏)「お待たせしました……これで大丈夫ですか」



スタッフ「はい。セリフとステージでの動きの方は大丈夫ですか?」



ぴにゃこら太(奏)「はい、量もそこまで多くなかったので覚えきりました」



スタッフ「流石ですね……あ、そろそろ出番です!」



奏「分かりました……では行ってきます」



ステージ



ぴにゃこら太(奏)「ぴにゃぁぁぁぁ〜〜パッツンシスターズも今日ここまでぴにゃ!!」



奏(は、恥ずかしい……)



柚(パッツンイエロー)「で、出たな、ぴにゃこら太め!お前の悪事もここまでだぁ!編棒インパクトぉ!!」



奏(ここで……柚の編棒をわざと受けて)



ガシッ



ぴにゃこら太(奏)「ぴーにゃっにゃっにゃっにゃ!!効かないぴにゃ……貴方の編棒はもう攻略させてもらったぴにゃ」



柚「な、なんだってー!!」



ぴにゃこら太(奏)「そして……ぴにゃは貴方たちの技を弾き返すことも出来る様になったのぴにゃ……」



奏(少しくらい……良いよね)



ぴにゃこら太(奏)「アクセス―――我がシン。その日を摘め――――カルペ・ディエム」



ズドォォン!! オカーサン、カルペディエムッテナニー? パッツンイエローガー!!



柚「うわぁぁぁぁっ!!」



ズザァァァ



柚(あ、あれ?……もしかしてぴにゃこら太の中の人……)



柚「ぐぅぅぅ……ま、負けないよっ」



ぴにゃこら太(奏)「つまらないぴにゃ……これがパッツンの神ぴにゃ?」



ぴにゃこら太(奏)「その名前……ぴにゃが受け継いでやるぴにゃ」



柚「う、うぅ……」



ぴにゃこら太(奏)「ふふふ……ぴにゃ」



ブロロン!!ブロロン!!



ドガァァッ!!



ぴにゃこら太(奏)「ぴにゃっ!!」



ゴロゴロゴロ スッゲー ウワー!!



柚「忍ちゃん……雪美ちゃんは」



忍(パッツンレッド)「大丈夫……柚のお蔭で助けだせた」



柚「よ、良かった……」



ググッ



忍「私たちが力を合わせれば誰にも負けない!」



ぴにゃこら太(奏)「貴方たちの言う絆ぴにゃ……笑わせるぴにゃ」



泰葉(パッツンブルー)「私の相棒を笑ったのは貴方ですか?」



忍「泰葉……!」



ウンメイノー



泰葉「私も笑ってもらいましょうか……変身」



チェンジ パッツンブルー



忍「同時攻撃だよ……」



ぴにゃこら太(奏)「どんな技が来ようと返してあげるぴにゃ……アクセス―――我がシン。」



忍 泰葉(ん……?)



忍「……行くよ」



泰葉「パッツンジャンプ……」



パッツンジャンプ



ドシュン!!



忍 柚「パッツンキック!!」



パッツンキック



泰葉「パッツンキック……!」



パッツンキック



ぴにゃこら太(奏)「ぴにゃっ!?」



忍 柚 泰葉「はぁっ!!」



ズドォォォォン!!



スッゲー マジカルダッテマケテナイモン!!



ゴロゴロ



ぴにゃこら太(奏)「ぴ、ぴぴにゃ、ぴにゃあ」



奏(やっぱり三人同時はキツイわ……)



ぴにゃこら太(奏)「ぴ、な、何故ぴにゃ!?」



キュピィィィィン ガシッ



忍「ハイパーキャストオフ」



ハイパーキャストオフ



泰葉「あ、あれはシンデレラゼクター……!」



デデンデデン デン!!



チェンジ シンデレラガール



ビュォォン ジャキッ



柚「あ……あれは!」



ぴにゃこら太(奏)「ぴにゃぁァァァァァッ!!」



パーフェクトアミボウ「Azuki Honoka Yuzu Shinobu Power FrilledSquare Combine」



忍「食らえっ!!」



パーフェクトアミボウ「Maximum Amibou Cyclone」



ググググググググササササササァァァァァ〜〜〜!!!



ぴにゃこら太(奏)「ぴにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃぁぁぁぁ――――!!!」



ズドォォォォン!!!



奏(これで私の出番は終わりね……いたた)



ステージ裏 ショー終了後



奏「ふぅ……」



タッタッタッタ……



柚「奏ちゃーんっ」



忍「奏っ!」



泰葉「大丈夫でしたかっ」



奏「柚……それに忍、泰葉も」



柚「ゴメンね〜奏ちゃん。少し強く蹴っちゃったカラ謝ろうと思って」



忍「ゴメン……その、んふっ、か、奏が中身だとは思わなくて……」



奏「大丈夫よ……でも笑わないでよ。私も恥ずかしいんだから」



泰葉「そうですよ、笑っては奏さんやこのテーマパークの人たちに失礼です。……でも何で楓さんじゃなく奏さんがぴにゃこら太を?」



柚「そうだよ、何で奏ちゃんがぴにゃちゃんなのカナ?」



奏「話すと少し長くなるのだけれど……」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜



忍「はぁーーーっPさんったら……」



泰葉「ミスは誰にでもありますけど今回は……災難でしたね」



柚「ショーの途中でヒッサツ技がダジャレじゃない!?と思ったら……そういう事だったのかぁ」



奏「ホント……今回はPさんにやられたわ。ステージであんな事するの初めてだったからすごく恥ずかしかったわ」



柚「でもなかなかカッコ良かったよ?ぴにゃこら太なのに」



奏「アレは私のキャラとは合わないわ……私がぴーにゃっにゃっにゃっにゃ……なんて変でしょ?」



忍「ぶはっ……あ、改めて聞くと……す、すっごい破壊力だね……あははっ」



泰葉「楓さんとリハーサルやった時も笑いそうになってしまったんですが……正直言うと私も……ふふっ」



奏「もう……そんなこと言ったら貴方たちだって結構面白かったわよ?」



忍「ああ、この全身タイツ?確かに最初着たときは結構恥ずかしかったけど……」



柚「もう慣れたよねっ」



泰葉「私は……まだ慣れませんね……母がこのショーを見に来るんですが、そのことを考えると……あはは///」



柚「泰葉ちゃんはお母さんが見に来てるんだよね」



忍「親の前ではコレはキッツいなぁ……泰葉は流石だよ」



奏「私も親に見られてたら……うん」



柚「あっ!奏ちゃんはこれから仕事!?仕事無かったらアタシ達と一緒に遊園地回ろっ」



奏「ごめんなさい、これからもこの着ぐるみを着て遊園地を回らないといけないの」



柚「そっか……残念だね」



奏「でも仕事が終わった後だったら一緒に回れるわよ」



柚「ホント!?なら仕事が終わったら楽屋に迎えに行くねっ」



奏「ええ、待ってるわ」



忍「ゴメンね、仕事で疲れてるのに」



奏「気にしないで、逆に仕事が終わったら可愛いアイドル3人とデートが出来るなんて、やりがいが出て来たわ」



忍「じゃあ、あたし達はもう行くから……奏、仕事がんばって」



奏「ええ、また夜に」



泰葉「あ、あの……」



奏「何かしら?泰葉」



泰葉「仕事中、奏さんを園で見かけたら風船くださいねっ///」



タッタッタッタッ



奏「ふふ……さぁ、夜のデートに向けて次の仕事も頑張りますか」



〜そのころ楓さんは



司会「ここではるかさんの特技をお見せしましょう!楓さん、どうぞ!」



楓「行きますよ、はるかさんちゃん!」



はるかさん「ヴぁーい(おーっ!)」



楓「とうっ!」ワナゲ ポイー



はるかさん「はるかっか!(キャッチ!)」



オォーッ



楓「そりゃ!」ワナゲ ポイー



はるかさん「かっか!(まだまだぁ!)」



なんだかんだ楽しんでいた。





〜場所は戻り 遊園地内〜



ぴにゃこら太(奏)「はい、どうぞぴにゃ」



子供A「ありがとうどざいます……あの……抱き着いてもいいですか?」



ぴにゃこら太(奏)「いいぴにゃよ」



子供A「じゃあ行きますねっ、えいっ」



ダキッ



子供B「あっ私も!」



○金の獣「私も構わんかね?」





ぴにゃこら太(奏)「あっ……はい、どうぞぴにゃ」



黄○の獣「では……全力で愛させてもらうとしよう」



ダキッ



奏(本当に人気なのね、このぴにゃこら太。確かに最近はこういうブサカワ系のゆるきゃらはウケているものね……あら?)



ありす「…………っ」ソワソワ



ノッシノッシ



ぴにゃこら太(奏)「どうしたぴにゃ?風船欲しいぴにゃ?」



ありす「い、いりません!子供じゃないんですから……ましてや抱き着きたくなんて」



奏(ああ、ありすちゃんはこういう時にあまり素直になれない子だったわね……なら)



ダキッ



ぴにゃこら太(奏)「なら、ぴにゃから抱き着いちゃうぴにゃ!」



ありす「な、や、やめてください!結構ですっ///」



ぴにゃこら太(奏)「ぴにゃが抱き着きたいからこうしてるぴにゃ〜ほら、カモカモぴにゃ♪」



ありす「な、なら仕方ありませんね……と、特別ですよ。えいっ!」



ダキッ



ありす「えへへ……///」



奏(今なら美嘉が魔道に堕ちた理由が分かる気がする……とっても可愛い)



ありす「っと……これで満足しましたか///」



ぴにゃこら太(奏)「もういいのぴにゃ?」



ありす「私は暇ではありませんので……あ、風船は貰っていきますね」



ぴにゃこら太(奏)「ならバイバイぴにゃね、また今度ぴにゃ!」



ありす「……今度はありませんっ」



タッタッタッタッ



奏(素直になれない子ってやっぱり可愛いわね)



仁奈「おいでごぜーます」





奏(あっ……この声は)



仁奈「やっと気付きやがりましたか」



ぴにゃこら太(奏)「どうしたのぴにゃ?風船欲しいのかぴにゃ?」



仁奈「いや、仁奈は風船も抱き着きもいらねーのですよ。その代わりなんでごぜーますが……」



ぴにゃこら太(奏)「……?」



仁奈「その着ぐるみがどうなってるのか、中までじっくり見せてくだせー!」



奏(ま……マズいっ!相手は仁奈ちゃんだった!)



仁奈「着ぐるみマスターを目指すものとしてその着ぐるみのこうぞーはぜひとも知りたいのですよ」ワキワキ



ぴにゃこら太(奏)「ちょ、ちょっと待つぴにゃ!!?」



仁奈「恥ずかしがるひつよーはねーですよ……何、痛みは一瞬でごぜーます」



奏(しまった……ここで着ぐるみを脱がされたら……)



〜〜奏の想像〜〜〜



奏「あ、ああ」



客A「オイ、あれって✝追憶のヴァニタス✝速水奏じゃね!?」



客B「マジか!!あのクール過ぎるクールアイドルの速水奏なのか!」



客C「やっべ〜写真撮ってツ○ッタ―だなこれは」



客D「失望したよ奏……貴方とならヴェニスの水音と共に足跡を残していけると思ったのに」



客E「あっ、その手があったか★」



ありす「うっ……ヒグッ……ウウゥ……あんな恥ずかしいことを……ッ……もう事務所にはいられませんっ!」



〜〜〜終了〜〜〜



奏(それは何としても避けないと……でも仁奈ちゃんの頼みは断れないっ)



ぴにゃこら太("詰み"である。園内で着ぐるみを脱げば死罪(社会的に)、仁奈の頼みを避けても死罪(プライド的に)奏に一切の打つ手は無い)



奏(ああ、どうすれば……)



???「仁奈ちゃーんっ」



奏(あ、あの人は……!)



仁奈「美優おねーさんっ」



美優「ダメでしょ仁奈ちゃん、ぴにゃこら太さんが困ってるわ」



仁奈「あっ……そうでやがりました。すまねーですよ」



美優「ごめんなさい、この子が迷惑を掛けたみたいで……悪気はないんですけど……」



奏(助かったわ……)



美優「ほら、仁奈ちゃん。次はアイスクリームを食べるんでしょ?」



仁奈「そうでやがりました!ぴにゃこら太、バイバイなのですよ!」



ぴにゃこら太(奏)「バイバイぴにゃー!」



奏(何でこんなにウチの事務所のアイドルが多いのかしら……ますます気が抜けなくなってきたわ……)





〜30分後〜



偽ぴにゃこら太(客E)「ぴにゃですぴにゃよ〜〜★」



千枝「桃華ちゃん、ぴにゃこら太ですよ!」



桃華「まぁ!……でも少しお色が……」



客E(やばっ)



千枝「きっと新しいぴにゃこら太なんですよ!……ぎゅってしても良いですか?」



偽ぴにゃこら太(客E)「ぎゅってしてくださいぴにゃ★」



千枝「じゃあ、行きますよ……えいっ」



客E(ふひ、フヒヒヒヒㇶヒヒっひひひひひいヒヒヒヒひひひひッッッ★★★―――!!!」



桃華「……っ!千枝さん……コレは偽物ですの!」



千枝「えっ……」



偽ぴにゃこら太(客E)「や、ヤバい★……ぴにゃ」



桃華「本物のぴにゃこら太ちゃまはフヒヒ★なんて言いませんの!……観念なさい!」パチンッ



偽ぴにゃこら太(客E)「ちょっ……何この黒服の人たちっ」



桃華「ぴにゃこら太ちゃまを騙り千枝さんに狼藉を働くとは……事務所に突き出しておしまいなさいっ!」



美嘉「待って…話を……これはっ」



桃華「問答無用ですの!」



美嘉「ぁぁぁああああああああッッ……千枝ちゃん……」





〜一時間後〜



アナウンス「最近、着ぐるみを着て子供に近寄ろうとする事案が発生しております……色がピンク色、青色などのぴにゃこら太には近づかないようにしましょう」



奏(物騒ね……まぁ関係ないか……次はここで風船を配るのよね……あら)



加蓮「凛、お待たせ」



奈緒「おっ、ようやくか。美味しいんだよなぁこれ」



凛「加蓮……何買ってきたの?」



加蓮「このぴにゃこら太ランドの名物、ぴにゃこら太パンだよ。美味しいって評判なの……はい、奈緒はカスタード、凛はメロンクリームで私はチョコレートクリームっと」



凛「ありがとう加蓮。……んっ、凄いメロンって感じで美味しい」



加蓮「私にも凛の、一口ちょうだい。代わりに私のを一口あげるからさ」



凛「良いよ……はい、加蓮。私は奈緒のをもらおうかな」



奈緒「えっ……それって間接き、キスに」



凛「ふーん、奈緒は私にくれないんだ」



奈緒「もうっ……ほら、食べろよっ」



凛「ふふっ……頂きます……ほら、口開けて、あーん」



奈緒「なっ、何やってるんだよっ///」



凛「要らないの……残念だなぁ」



奈緒「分かったよっ……あーん///」



凛「はい……付き合ってくれてありがと、奈緒」



奏(ふふっ……三人ともプライベートでも仲良しなのね)



メキッ メキメキメキッ



奏(今、何か後ろから音が……)

 

ポールの裏



卯月「あはははは……加蓮ちゃんも奈緒ちゃんも、そうやって私の凛ちゃんを取っていくんだね……あは、あははははははあはははははは(目のハイライト消失)」



奏(……あえてコメントは避けましょう)



ツンツン



奏(……何かしら?)



雪美「……ねぇ」



奏(雪美ちゃんもこの遊園地に来てるのね)



ぴにゃこら太(奏)「どうしたのぴにゃ?」



雪美「……風船……ちょうだい」



ぴにゃこら太(奏)「どうぞぴにゃ!一つでいいぴにゃ?」



雪美「ううん……二つ……欲しい……友達の分」



ぴにゃこら太(奏)「はい、どうぞぴにゃ」



雪美「ありがとう……バイバイ」



ぴにゃこら太(奏)「バイバイぴにゃ!!」



雪美「……はい……これ……風船」



晴「風船?……いらねぇよ、子供じゃないんだから」



雪美「いらない……残念……」



晴「ったく…………分かったよ、一つもらってやるよ……ありがとうな」



雪美「……!……良かった……!」



奏(晴ちゃんと来てたのね……二人とも本当に仲が良いのね……カメラがあったら撮りたい位……)



ポールの裏



千秋「……っ!!佐城さん可愛いっ!!」パシャパシャ



奏(……本当に撮っている人がいたわ……後で一枚もらいましょうか)



〜時は過ぎ お昼時〜



スタッフ「速水さん、お昼休憩の時間です……あ、飲み物どうぞ」



奏「あっ、頂きます……もうそんな時間なんですか?」



スタッフ「はい、コレ、ウチのフードコートの無料券ですので、これで好きなモノをどうぞ」



奏「ありがとうございます。フードコートはどちらに?」



スタッフ「ここから50メートル先ぐらいです……では、ごゆっくりどうぞ」



〜フードコート〜



奏「いっぱいお店があるわね……何を食べようかな」



ブォー ブォー ブォォォォォー



芳乃「さぁー牛鍋丼処よしのやでございますよー」



茄子「美味しいですよー!!」



蘭子「オクシデントの風来るっ!(洋食も始めましたよー!)」



奏「あれは……面白そうね、行ってみましょうか」









芳乃「牛鍋丼からイチゴパスタまで何でも取り揃えておりますよー」



茄子「芳乃様、イチゴパスタは……」



蘭子「終焉の一撃はならぬっ!(イチゴパスタはダメです!)」



芳乃「そうでございましたー。イチゴパスタ以外は美味なのですよー」



奏「ふふっ、三人とも何をやっているのかしら?」



芳乃「あのお方からお務めとしてここでよしのやをやるように言われたのですよー」



茄子「今日一日だけのスペシャル営業です♪」



奏「へぇ……でも何で蘭子ちゃんが居るのかしら?」



蘭子「空を亡ぼす龍にオクシデントの風を求められてな!(芳乃ちゃんに洋食を作って欲しいと頼まれたので、来ちゃいました!)



奏「へぇ……中々似合ってるわよ蘭子ちゃん」



蘭子「これも我がアヴァタールなれば(料理は元々得意ですから)」



奏「茄子さん、メニューはある?」



茄子「はい、こちらがメニューになります♪」



奏「……牛丼は前に食べたから……今日はオムライスにするわ」



芳乃「うけたまわりましたー蘭子―!」



蘭子「ヤヴォール!!(了解!)」



〜15分後〜



蘭子「形成. Yetzirah―!(完成しました!)」



コトッ



芳乃「さぁどうぞお召し上がりくださいませー」



奏「結構おいしそうね……頂きます」



蘭子「如何かな!?(どうですか?)」



奏「うん、卵も柔らかくて……チキンライスもとっても美味しいわ」



蘭子「当然よ!(ありがとうございます!)」



奏「……ふぅ……あら、もうそろそろ時間みたい」



茄子「これから何かご用事でもあるんですか?」



奏「ええ、今日はここで仕事をしてるんだけど、まだ続きがあるの。またね皆、美味しかったわ」



芳乃「今度は事務所でごちそうするのでしてー」



茄子「お仕事がんばってくださいねー♪」



蘭子「アウフヴィーダーゼン!!(頑張ってー!)」



〜休憩 終了〜



スタッフ「ウチのフードコートはどうでしたか?」



奏「よしのやという所で食事をしたんですけど……とっても美味しかったです」



スタッフ「ああ、あの……いきなり社長が今日だけ営業させてやれっていうから今日だけ営業許可を出したんですけど……おいしいですよね、あそこ」





スタッフ「で、次の仕事なんですけど……ここから100メートル先にCGプロ協力で今日から期間限定オープンしているカフェでぴにゃこら太の来訪イベントをやるんですけど、そこにアレを着て行ってもらえますか」



奏「カフェに行ってどんな事をすればいいんですか?」



スタッフ「それは向こうのスタッフが指示しますので、とりあえず行ってきてください……きっと驚きますよ」



奏「……?分かりました」



シュルッ モゾモゾ



奏(最近涼しくなってきたけど、やっぱり着ぐるみの中は暑いわね)



ぴにゃこら太(奏)「よし……午後の仕事も頑張りますか」



〜ぴにゃこら太ランド カフェ・シュヴァルツヴァルド 裏口〜



奏(カフェ・シュヴァルツヴァルド?……中々格好いい名前ね。取りあえず入ってみましょうか)



奏(……中は普通のカフェみたいね……従業員が見覚えのある顔ばかりなのを除いてだけど)



アーニャ「……パチムゥー?……何故、ぴにゃこら太がここに?」



悠貴「これから始まるイベントに私達と一緒に出るらしいですよ?」



アーニャ「それにしても……コーシカ、アー……猫なのか、タヌキなのか良く分からないですね」



沙紀「ホントに何をモデルにしたんすかね……気になるっす」



夏樹「おおっ、噂には聞いてたけどこうして近くで見るとなかなかロックなヤツだな、お前」



のあ(オールバック+モノクル)「猫でも無ければ……狸でも無い……まるで無貌の神ね……」



奏(なんかいろいろなコメントを頂いているのだけど……何か喋った方が良いかしら)



ぴにゃこら太(奏)「ぴにゃはお仕事で来たぴにゃ……ぴにゃはどうすればいいぴにゃ?」



のあ「…………!」



沙紀「……一人称、ホントにぴにゃで行くんすか楓さん……」



アーニャ「楓はこうと決めたらとてもガンコです」



夏樹(髪下ろし)「お前は出番が来たら呼ぶから、それまでここで待機な。しっかりお前の出番までに場は盛り上げといてやるからな」ポンポン



悠貴「すぐに呼ぶからもう少し待っててね」



奏(すぐに出番という訳ではないみたいね……最初は何で皆、男物のスーツを着ているのかと思ったけど……そういう事ね)



あい「さぁ……皆、ミーティングを始めるよ」



あい「ちひろさんが企画したこの催し……私はまだ少々慣れないのだが……皆はどうだい?」



アーニャ「ダー……少しずつですが、コツはつかめてきました」



夏樹「アタシ……ああ、俺はいつもと変わらない感じでイケるから特に問題はないぜ」



沙紀「お、俺も普段とあんまり変わんないから大丈夫っす」



悠貴「僕も……なんとか、大丈夫です」



のあ「……私は私の為せる事を為すだけだ」



あい「それは良かった。普段の仕事とは……まぁ、かなり趣向の異なる仕事だが、仕事は仕事、この事実に変わりは無い。……君たちの全力を店を預からせてもらっている身として望む」



あい「では仕事の手順の説明と行こうか。……まず開店時に全員でお嬢様方のお出迎え。次に指名を受けた者から順にお嬢様方のテーブルについてお嬢様方のお世話を

……そして場が程よく暖まってきたころで君の出番だ」



ぴにゃこら太(奏)「ぴにゃは取りあえずここに待機していればいいぴにゃ?」



あい「そうなるな。待っている間、いつでも出られるよう準備をしていてくれ……何か質問はあるかい?」



ぴにゃこら太(奏)「ないぴにゃ」



あい「良し……そろそろ開店の時間だ……さぁ、お嬢様方のお出迎えと行こうじゃないか」



ガチャリ キィ……



全員「「「「「お帰りなさいませ、お嬢様」」」」」









琴歌「まぁ、皆さんカッコいいですわ!!ね、星花さん!!」



星花「本当ですわ、皆さんとってもお似合いでしてよ」



ゆかり「女の子がやる執事喫茶なんて初めてですけど……結構本格的ですね」



李衣奈「何だか凄いロックだよ!なつきちっ!」



文香「あの……こういった所は初めてなのですが……どうすればよいのでしょうか」



小鳥「執事……お嬢様……お姉さん興奮してきたわっ!!」



あい「お帰りなさいませお嬢様方、私は執事長の東郷でございます。それでは皆様、お席にご案内いたします」



琴歌「あいさんが執事長なんて胸が膨らみますわ!!」



ゆかり「琴歌さんや星花さんはこういった喫茶店には良く行かれるんですか?」



星花「わたくしは友人に連れられて一度だけ行ったことがありますわ。琴歌さんは?」



琴歌「わたくしはお父様がうるさくて……今回が初めてですわ」



李衣奈「ふふーん、なつきちを顎で使えるなんて、楽しくなってきたね」



文香「…………」ペラッ



あい「それでは皆様、本日皆様のお世話をいたします執事をご紹介いたします」



アーニャ「本日、皆様のお世話を致しますアナスタシアでございます」



琴歌「こちらこそよろしくお願いいたしますわアーニャさん♪」



星花「アーニャさんはこういったお仕事は今日が初めてなのですか?」



アーニャ「はい……至らぬ所があるかもしれませんが宜しくお願いします」



ゆかり「でも今日が初めてには見えません……かなりの練習を積まれたんですね」



アーニャ「スパシーバ……ありがとうございます」



琴歌「ふふっ……今日はよろしくお願いいたしますわね、可愛い執事さん♪……それで、皆さんは、何をお頼みになられますの?」



星花「私はアッサムを……ゆかりさんは?」



ゆかり「私はダージリンでお願いします」



琴歌「では私はキャンディと……このぴにゃこら太ケーキを」



星花「ぴにゃこら太ケーキ……?」



ゆかり「ふむ……糖度14度以上の極上マスクメロンをふんだんに使用しぴにゃこら太の形に焼き上げたメロンケーキだそうですよ」



琴歌「とっても美味しそうだったので……お二人もお食べになられますか?」



星花「では私も一ピースお願いいたします」



ゆかり「私も同じく」



アーニャ「パニラー(了解いたしました)……少々お待ちくださいませ」





夏樹「あー……本日、お嬢様のお世話を致します、木村夏樹でございます……これでいいのか、だりー」



李衣奈「ふっふっふ、よろしいですわ♪」



夏樹「だりー相手だと何か調子狂うんだよなぁ……注文はいかがなさいますか……お嬢様」



李衣奈「そうだなぁ……ダージリンと……ぴにゃマカロンでお願い」



夏樹(そうだ……仕返しに少し、だりーで遊んでみるか)



夏樹「お嬢様、当店のダージリンにはロックとブラック・サバスの二種類がございますが、いかがなさいますか?」



李衣奈「なつきち〜とりあえずロックっていえば私が騙されてロックの方を選ぶと思ってるよね!……今日はブラック・サバスでお願い!」



夏樹「ん゛っ……ご注文は以上でよろしいでしょうか」



李衣奈「大丈夫。じゃあ、何か用があったら呼ぶからね、なつきちっ」



夏樹「ぷっくくく……分かったよ、だりー」



文香「…………」ペラッ ペラッ



沙紀「あ、あのー……お嬢様」



文香「……はっ……済みません……こういった所は初めてですので……せっかく来ていただいたのに……本なんか読んで……」



沙紀「大丈夫っすよお嬢様。俺はずっと文香お嬢様の傍にいますから、何か御用がありましたら呼んでください」



文香「あ、あのっ……本当に傍にいてくれるんですか……」



沙紀「俺はお嬢様には絶対に嘘はつかないっす。お嬢様が良いというまで俺はお嬢様から離れません」



文香「ありがとうございます…………///」プシュー



悠貴「あ、あのっ、本日お嬢様のお世話をさせていただきます、乙倉悠貴でございますっ」



小鳥「あらあら……そんなに畏まらなくてもいいのよ」



悠貴「あの……正直に言うとまだ慣れてなくて……でもお嬢様の期待には応えて見せますので、本日はよろしくお願いいたしますっ」



小鳥「ふふ……こちらこそよろしくね。……ところで悠貴くん」



悠貴「何でしょうか?」



小鳥「悠貴くんは今日どんなパンツ履いてるのかしら?」ピヨピヨ



悠貴「えっ……」



あい(ふむ……皆、何とか自分の仕事をこなせているようだな。……おや、お嬢様がお帰りになられたようだ)



カランコロン



あい「お帰りなさいませ、お嬢様……あっ」







早苗(よいどれ)「きゃーっ、お嬢様ですってよ!!瑞樹さんっ」



瑞樹(めるへん)「ふふふ……お嬢様……良い響きだわ」



留美(おもい)「ふふふ……お嬢様か……いいわね」



あい「あ、ああ……」



早苗「よっし、あいちゃん……エスコートヨロシクゥ!!」



瑞樹「ふふ……執事とお嬢様!入り乱れる男と女!君臨する禁断の愛!わかるわ、ああ……たまらないわ」



留美「ところで東郷さん……この婚約届にサインをお願いしたいのだけど……」



あい「私は女だよ!?…………のあっ!……ヘルプだ!……この三人、私一人では手におえんっ」



のあ「…………」



雪美「のあ……あいが呼んでる……行かないの?」



のあ「……大丈夫だ、問題ない」



のあ(……御免なさい、あい。……数多のカップルへの嫉妬に狂ったあの三人はもはや第八等指定廃神レベル……八百万からも相手にされない様なモノを止めることなど私には不可能よ……)



のあ「ところで雪美……晴はどうした?」



雪美「今、晴は……千枝の所に居る……千枝が晴と一緒にジェットコースター乗りたいっていうから……のあが居るここに来た」





のあ「そうか……お待たせいたしました……雪美お嬢様、お席へご案内いたします」



雪美「……手、つないでくれる?」



のあ「……了解いたしました、雪美お嬢様」



雪美(お嬢様……のあが執事……ついてる)



あい(くっ……のあは駄目か……沙紀っ!ヘルプを……)



沙紀(あい執事長が……!一旦ヘルプに行った方がよさそうっすね)



沙紀「あの……文香お嬢様、少々お席を外しても……」



文香「…………」ペラッ ペラッ ペラッ



沙紀(ああ……無理っす。文香ちゃん……手、放してくれないっす)



あい(頼む……誰でもいい……うぁっ)



早苗「ホラホラ、お嬢様をむしするなぁ〜」



瑞樹「あらあら……早苗ちゃん、乱暴はダメ♪ゆっくり、しっぽりと行かなきゃ♪」



留美「やはり女同士というのは抵抗があるのね……でも私は諦めないわ」



あい「…………もう好きにしてく……」



のあ(あい……あい……!)



あい(テレパシー……ッ!いや、そんな事はどうでも良いっ……何か秘策があるのかい?)



のあ(一人……最高の助っ人がいるのだけど……彼女を呼べば……この状況を何とかできるかもしれないわ)



あい(だが……その助っ人はこの状況を何とか出来るのかい?)



のあ(貴方を救う事については……残念だけど、無理よ。でも、この状況が続いた場合に訪れる最悪の事態は確実に回避できる……)



あい(私はもう……どうでも良いさ……だが、今後お嬢様が来た場合に対応する執事がいないこの現状をなんとかできるのなら……頼む)



のあ(了解したわ……頑張って)



あい(……頑張ってみるさ)



のあ「雪美お嬢様……少々席を外してもよろしいでしょうか」



雪美「うん……待ってる」



のあ「では少々お待ちを」



スタスタスタ……



のあ(本来の出番より少々早いけれど……この状況を打開できる人間は貴方しかいない……)



バタン!



ぴにゃこらた(奏)「のあさん……どうしたぴにゃ?」



のあ「悪いけれど……協力してもらうわよ……ぴにゃこら太……いや」



のあ「速水奏……」









続きです。 伊吹P、済みませんでした許してください何でも島村!!



奏「……!どうして分かったの!?」



のあ「……駄洒落」



奏「……駄洒落は流石に無理だったのよ……」



のあ「まぁ、そんな事はどうでも良いわ……今すぐこれを着なさい」



奏「これは……執事服?」



のあ「そうよ……こんな事もあろうかとキチンと用意しておいたのよ……」



奏「しかもこれは幽雫宗冬モデル……悪くないわ」



のあ「気に入ってくれたようで良かったわ……それを着てフロアに来なさい」



奏「待って……ぴにゃこら太はどうするの?」



のあ「既に最高の人材を用意したわ、心配無用よ」



奏「そう……のあさんがそこまで言う人なら任せても大丈夫そうね。待ってて、すぐに着替えてくるから」



のあ「……良し。あとは彼女が来るのを待つだけね」



〜5分後〜



奏「準備完了よ」



のあ「中々似合っているわよ……私の見立ては間違いではなかったわ」



奏「ふふ……お褒めに預かり光栄でございます、副執事長」



のあ「ふふっ……演技の方も万全ね」



カランカラン



のあ「お嬢様のお帰りよ……さぁ、行きなさい」



奏「了解!」



奏「お帰りなさいませ、お嬢様」



伊吹「えっ、か、奏!?」



奏「はい、貴方の執事……速水奏でございます、お嬢様」



伊吹「……あっ……奏、こういう所初めてなんだけど、どうすれば……」



奏「ふふ……まずはお席にご案内いたします、お手を拝借しても宜しいでしょうか」



伊吹「は、はいっ……どうぞ」



奏「こちらになります、御用がございましたら、このベルを鳴らしてくださいませ」



伊吹(ほ、ホントに奏……だよね?……何だか、恥ずかしくなってきた……ああ、何かあったらこのベルを押せばいいのかな)チリンチリン



伊吹(や、やばっ)



奏「どうされました、お嬢様?」



伊吹「あっ……その……注文を」



奏「注文ですね、どうぞ」



伊吹(勢いで注文とか言っちゃったけど……何を頼もうかな)



伊吹「このぴにゃこら太アフタヌーンティーセットを一つ……お願いします」



奏「かしこまりました、紅茶は何になさいますか?」



伊吹「ア……アッサムで」



奏(伊吹はこういうトコに来た事無いみたいね……さっきから慌てちゃって、可愛い♪)



奏「かしこまりました、少々お待ちくださいませ」



スタスタスタ



伊吹(ヤバい……ヤバイよ……てっきりなんちゃって執事喫茶だと思ってたのに……しかも奏が私の執事なんて……)



伊吹(ってか、何で奏が執事なんてやってるのよ……しかも何であんなに似合ってるのよぉ!)



伊吹(でも……こういうの、少女漫画みたいで悪くないかも……お嬢様なんて初めて呼ばれたし……えへへ)



奏「お待たせいたしました、お嬢様」



伊吹「は、はいっ!えっと紅茶は……」



奏「私が置きますので結構ですよ。お嬢様はおくつろぎくださいませ」



伊吹「あ、ありがとう……あのさ、一つ聞いても良いかな?」



奏「何でございますか、お嬢様?」



伊吹「何で奏はここで執事をしているの?」



奏「それは、お嬢様がここに居るからでございます……私はお嬢様に尽くす者でございますので」



伊吹(むむ……このままやられっぱなしは嫌だな……少しからかってやるっ)



伊吹「ならさ……私にキスしてみてよ、奏」



奏「それは……ご命令でございましょうか?」



伊吹「う、うん!命令っ!私に尽くしてくれるんでしょっ///」



奏「命令でございますか……では……何処に致しましょう?お嬢様がお決めになさってくださいませんか?」



伊吹「えっ!……ちょ、そこは断るところじゃ……」



奏「お嬢様の御命令でございますので無視するわけにはいきません……さぁ、何処に致しましょうか?」



伊吹「あ、あの……」



伊吹(無理無理!ぜったいムリっ!普段の奏とでも恥ずかしいのに、今の奏となんてムリっ!)



奏(とか思っているのかしら……本当に可愛いわ、伊吹)



奏「……お嬢様がお決めになられないのなら致し方ありませんね。……では失礼いたします」



伊吹「ちょ、待っ……女の子同士でなんて……」



奏「……」ジィッ……



伊吹(ああ……そんな目で見られたら……ダメなのに…女の子同士でそんなコト……)



伊吹(いや……女の子同士なら……いいのかな……)



伊吹「んっ……」



琴歌「んぅぅぅっ!!キマシタワー!!」



小鳥「立った!立った!!お立ちですピヨー!!」



のあ「……あら」



アーニャ「完堕ち……ですね、分かります」



伊吹「…………///」ボン!!



奏「あらあら……少しやりすぎたかしら」



ぴにゃこら太(仁奈)「仁奈の出番はまだでごせーますか?」



のあ「……伊吹を回収したら、ゴーよ」



奏「ごめんなさい……少し、いや……かなり調子に乗りすぎたわ」



のあ「気にしないでいいわ……相手がみくなら私だって同じ事をしたでしょうし……」



奏「伊吹を寝かせてきたら戻ってくるわね」



スタスタスタ



のあ「……仁奈」



ぴにゃこら太(仁奈)「行ってもいいでごぜーますか!?」



のあ「ええ……梨の妖精にも負けないくらい頑張ってきなさい」



ぴにゃこら太(仁奈)「よーし、行くですよ!!」



ミンナー!ピニャコラタデゴゼーマスヨー!! キャー!!

















〜2時間後〜



仁奈「ふぅーっ!!楽しかったのですよ!!のあおねーさんありがとうごせーます!!」



のあ「楽しんでもらえたのなら何よりよ……向こうで美優が待っているわ」



仁奈「みんなバイバイでごーぜーますよ!!」



タッタッタッタ



のあ「行ったわね……ご苦労様、皆」



アーニャ「あい執事長はどこにいったのですか……夏樹もいなくなってます」



のあ「夏樹は李衣菜と遊園地巡りだそうよ。あいは……持っていかれたわ」



悠貴「あい執事長……」



沙紀「あ!今日はもう皆、仕事これで終わりっすか?」



アーニャ「私とアーニャはこれで終わりです」



悠貴「ぼ、私も今日はこの仕事で最後です」



沙紀「奏ちゃんはどうっすか?」



奏「あー……ごめんなさい、まだ一つ仕事が残っているの」



沙紀「そうっすか……残念っす」



奏「……?」



沙紀「いや……皆がこの仕事で上がりだったら一緒に遊園地巡りでもしようかと思ってたんすけど……」



奏「……夜からで、柚と忍と泰葉と一緒だけど、それでもいいかしら」



沙紀「……!はいっ!大歓迎っす!!」



奏「じゃあ、仕事が終わり次第、連絡するわね」



沙紀「はい!待ってるっす!」



ぴにゃこら太(奏)「ようやく最後の仕事ね……貴方とももうすぐお別れね……」



〜恐怖・聖靴学園の七不思議〜



スタッフ2「あっ!速水さーん!こっちです、こっち!」



ぴにゃこら太(奏)「あの……正体がばれるとイベント的にマズいのでは」



スタッフ2「すみませんっ!!速水さんに会えて私興奮してまして!!」



ぴにゃこら太(奏)「は、はぁ……で、最後の仕事はどんな仕事なんですか?」



スタッフ2「あ、最後の仕事はですね!この恐怖・聖靴学園の七不思議でオバケとしてぴにゃこら太には登場してもらいます!!」



奏(ぴにゃこら太ってマスコットキャラクターよね?)



ぴにゃこら太(奏)「分かりました、ではどういった風にやれば良いでしょうか?」



スタッフ2「ここのお化け屋敷スッゴイ怖いので、ぴにゃこら太は癒し要素としてこう……食べちゃうぴにゃー!って感じでやっていただければ大丈夫です!!」



奏(ああ……なら大丈夫ね)



ぴにゃこら太(奏)「分かりました」



スタッフ2「では、内部にご案内いたしますね!!」



〜恐怖・聖靴学園の七不思議 内部〜



奏(へぇ……けっこう作りこまれてるのね)



スタッフ2「ではこちらで待機していてください!!」



奏「分かりました」



タッタッタッタ



周子「ぴにゃこら太見つけたーん♪」



ぴにゃこら太(奏)「きゃぁっ!!」



周子「あれっ?この声……はやみん?」



奏(しまった……!)



ぴにゃこら太(奏)「な、何の事かぴにゃ?そんなひと知らないですぴにゃよ」



周子「あはははははっ!!!ほ、ホントにはやみんだった!!な、フフッ、何でぴにゃこら太来てるのぉ……くくく」



ぴにゃこら太(奏)「もう!笑わないでよ、これには訳があるんだから……」



周子「大丈夫、知ってる知ってる。いやーでも、まさか本当にはやみんだったとは……似合ってるよん♪」



奏「……ところで周子は何でこんなところに?」



周子「はやみんとおんなじでアタシも仕事。今日限定でシューコ狐を探せ!!ってイベントをこのお化け屋敷でやっててさ、周子は皆から逃げ回らないといけないのだ」



奏「ちなみに捕まえると?」



周子「アタシと記念撮影+チケット全額払い戻し!ただし最初に捕まえた人だけだけどね」



奏「その言い方だと……まだ捕まってないのかしら」



周子「まだ一回も捕まってないよ♪このお化け屋敷、めっちゃくちゃ怖いらしくてさ、皆、アタシに構ってる暇無くなっちゃうんだよね」



奏「へぇ……この仕事が終わったら入ってみようかな」



周子「ちなみに、はやみんはどんな仕事?」



奏「私は……この着ぐるみを着て、食べちゃうぴにゃーってお客さんを驚かすの」



周子「ああー……でも食べちゃうぴにゃー!はマズくない?」



奏「やっぱり?スタッフさんはこんな感じでやってくれって言ってたんだけど……食べちゃうぞーはマズいわよね」



周子「もっと可愛く、お腹すいたーん♪とかはどう?今なら貸してあげるよ?」



奏「そうね……お腹すいたーん♪で行こうかしら」



スタッフ2「周子さーん!!出番でーす!!」



周子「じゃ、行ってくるね」



奏「精々、捕まらないようにね」



周子「ふふふ……逃げ切れば、アタシが払い戻し分ゲットだからね……捕まってあげるつもりは毛頭ないよ♪」



スタッフ2「あと速水さんもそろそろ出番ですのでスタンバイお願いしまーす!!」



奏「あっ、今行きまーす!」



〜恐怖・聖靴学園の七不思議 入口〜



輝子「ここが……怖いって評判のお化け屋敷なのか……小梅ちゃん」



小梅「うん、お化け屋敷って感じじゃなくてサイコホラーって感じらしいけど……幸子ちゃん大丈夫?」



幸子「ぼ、ボクは怖くなんかありませんよ!!輝子さんこそ大丈夫なんですか!?」



輝子「フフ……昔からこういうのには強い方だ……」



スタッフ3「次の方どうぞー!」



小梅「あっ!幸子ちゃん、輝子ちゃんっ、早く入ろ♪」



輝子「フフ……聖靴学園にキノコがエントリー……」



幸子「ちょっ!皆さん、心の準備が……」



〜恐怖・聖靴学園の七不思議 内部第一層〜



小梅「へぇ……内装はなかなか凝ってるね……」



輝子「ジメジメしてていいな……キノコを連れてくれば良かった……」



幸子「うぅ……何で皆さんそんなにズケズケと進めるんですかぁ……」



渺――渺――(風の音)





バン!バン!バン!バン!!



ザシュッ!!



マキノ「ぐぁァッ……!!」



幸子「ひぃっ!!何ですか!何なんですか!!」



輝子「マキノが……串刺し……だな」



小梅「凄い……ホントに刺さってるみたい……」キラキラ



マキノ「あ、貴方達……は、早く…ゴホぁッ!は、やく逃げなさいっ!!」



マキノ「ここには……や、つが、……ぁ」



小梅「凄い……本物みたい!」キラキラ



輝子「……幸子ちゃーん……大丈夫かー……」



幸子「っぁぁああああぁっ!!だ、大丈夫です!逃げましょう!!」



輝子「……大丈夫……みたいだな……」



響子「皆さん」



幸子「ひぃっ!!」



輝子「な……何だ?」



響子「本日はこの聖靴学園に御来校ありがとうございます。皆さんにはこれから……この学園の七不思議をこのカメラに収めていただきます」



輝子「ハンディカム……だな」



小梅「OUT○ASTみたいだね」



響子「七不思議を見事カメラに収めた方には……学園長から懸賞品を受け取ることが出来ますので……ふるってご参加ください……そこの貴方?」



幸子「な、何ですか!!?」



響子「貴方は学園長からとくに『丁重に』扱えとのご指示を受けております……くれぐれも不用意に後ろを振り返ったりなさらぬように……」



幸子「ふ、振り返ると……」



響子「オソワレマスヨ」



幸子「ひっ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁ――!!!」ダッシュ



輝子「……幸子ちゃん……」



小梅「追いかけた方が……良さそうだね……」



〜聖靴学園 第二層〜



幸子「ひぐっ……ひぅっ……もうやだぁ……」



トントン



きらり「大丈夫かにぃ?」



幸子「ああ……きらりさん……っきらりさんもここに?」



きらり「うん☆みんなと一緒だよ」



幸子「……そ、それは良かった……」



きらり「一緒に来るぅ?」



幸子「ぜ、ぜひ……」



きらり「ならついて来るにぃ」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



小梅「幸子ちゃーん……何処にいるのー」



輝子「……まさか、迷ったのか……」



小梅「お化け屋敷は基本迷わないように出来てるし……そんな事は無いと思うけど……」



タッタッタッタ



杏「ハァ……はぁ、はぁ、はぁ……」



輝子「あ、杏ちゃん!?……どうかしたのか?」



杏「はぁ、はぁ、どうしたも何も……に、逃げて……来たんだよ」



小梅「杏ちゃん……先に入ってたんだ……」



杏「そうっ……追いかけられてて……お願いっ……助けて!」



輝子「ど、どうすればいいんだ……」



杏「ココから先にいった所に、教室があってそこに最初の七不思議『きらりんルーム』があるんだ……一緒に来てくれる?」



小梅(あっ……これ罠だ)



輝子「小梅ちゃん……どうする?」



小梅(これは確実にイベントだから……行くしかないね)



小梅「行こう……輝子ちゃん、杏ちゃん」



輝子「よ、よし……行こう」



杏「ありがとう二人とも。じゃあ、道案内するね」



〜〜〜〜〜〜〜〜



幸子「きらりさん……ここに皆がいるんですか?」



きらり「うん☆皆、幸子ちゃんの事を待ってるよ☆」



幸子「なら僕が行ってあげるしかありませんね!!」



きらり「じゃあ、開けるよー!」



ガチャリ



ほたる「ぁぅうぁ……逃げて……ください……」



珠美「珠美たちは……だま、されたんです」



幸子「っちょっと!きらりさん!これはどういう事なんですか!?説明してくださいよ!」



きらり「ああ〜〜っ……皆ダメだよぉ☆せっかくイイトコロだったのにぃ」



幸子「いいところってどういう事なんですか!ねぇ!!」



きらり「幸子ちゃんをせっかく『きらりんルーム』の仲間にしようと思ったのにぃ……皆、そんなにお仕置きされたいのカナぁッ!!」ガシャァァン!!



ほたる「ひぃっ!!や、おしおきは、イヤぁぁっ!!」



珠美「たすけてください!!もう、痛いのはイヤぁ!!」



幸子「み、皆さん……」



きらり「幸子ちゃんも、いっしょに可愛がってあげるよ♪一杯♪イッパイ♪コこカらデヨウトおモわ無くなルまde」



幸子「う、あぁぁぁぁぁっ!!」



輝子「さ、幸子ちゃん!」



小梅「だ、大丈夫!?」



杏「きらり……」



きらり「あんずちゃん、ご苦労だにぃ」



幸子「えっ……」



輝子「やっぱり……小梅の言う通り……だったな」



小梅「最初から……こうするつもりだったんだね……輝子ちゃん、カメラは?」



輝子「ばっちりだぞ……」



杏「だって、アンタ達捕まえれば杏がここから逃げられる」



きらり「そうだよ☆代わりを見つけた人は逃がしてあげる♪」



ほたる「そうだ……代わりを」



珠美「代わりを捕まえれば……」



きらり「さぁ……『きらりんルーム』にようこそ!!」



小梅「……っ!皆、逃げるよっ」



輝子「幸子ちゃん……捕まれ……っ」



幸子「は、はいぃぃ!!」



きらり「ま゛つにぃぃぃぃぃィイぃイィ!!!!」



杏 珠美 ほたる「ニガサナイニガサナイニガサナイニガサナイニガサナイニガサナイぃぃぃ!!!」



〜〜〜〜〜〜〜



〜聖靴学園 第三層A区画〜



小梅「はぁ……はぁっ、皆……大丈夫?」



輝子「も、問題ない……幸子も一緒だ……」



幸子「うぅ……二人ともありがとうございます……」



小梅「一つめから中々……だったね」



輝子「だ……だな」



コーンコン



幸子「な、何か今!!」



輝子「狐……か」



小梅「もしかして……アレ……かな?」



周子「やっぱココの学食のお揚げは最高だねー。ウマー!!」



幸子「あ、あれって周子さんですよね?」



輝子「な、七不思議……なのか?」



小梅「だね……あ……あれ?」



輝子「ど……どうした」



小梅「う……写らない……」



周子「あーっ、それアタシの幻術、アタシはキチンと捕まえないとダメだよ」



輝子「……そういうことか……フフ……面白いな」



小梅「……幸子ちゃんは右から……ね」



幸子「は、はい!!」



周子「おやー頑張るねぇ♪アタシを捕まえるのは難しいよん」



幸子「何言ってるんですか!三人に勝てる訳ないでしょう!!」



周子「あ!きらりちゃんだ!」



輝子 小梅 幸子「えっ!?」クルッ



周子「サラダバーっ!!」ダッシュ



三人「ま、、待てぇっ!!」ダッシュ



〜聖靴学園 第三層B区画〜



幸子「はぁ、ハァ、さっきから走ってばっかりですよ……もう」



小梅「周子さん……足……速い」



輝子「あれはムリだ……私達には……」



小梅「まだ……チャンスはありそうだし……その時は捕まえよう……」



幸子「ところでここ……何だか足場が砂だらけですね」



小梅「あっ……ホントだ」



輝子「ふむ……フヒ……これは良い土だ……」



幸子「輝子さん……何で砂を集めてるんですか」



輝子「いや……あまりにイイ土だったからな……」



小梅「皆、あ……あれ」



『ミスドリラーの部屋』



輝子「フフフ……嫌な予感しか……しない」



小梅「部屋ってネーミングだけで……もうね」



幸子「ふ、フフフ……もうボクは怖気づきませんよ!さっきも何だかんだ大丈夫でしたし、

どうせこれもこけおどしに決まってます!!」



小梅(フラグ……)



輝子(さすが丁重に扱われているだけの事はあるな……)





幸子「さぁ皆さん!!開けますよ!!」



小梅「輝子ちゃん、ハンディカムを」



輝子「お……おう」



ガチャリ



雪歩「埋める♪埋める♪嫌いなものは埋めちゃおう♪」



幸子「ほら……可愛い雪歩さんが居るだけじゃないですか!!」



輝子「いや……う……歌」



小梅「完全に……アウトだよね」



雪歩「埋める♪埋める♪……あら、皆さん、こんばんはぁ」



輝子「こ……こんばんは」



雪歩「ところで皆さん、早速ですが一つ質問ですぅ」



幸子「何ですか?このボクが素敵な回答を差し上げま……」



雪歩「今から人を埋めるんですけどぉ頭からがいいですかぁ?それとも足からがいいですかぁ?」



幸子「しょうって……えっ」



雪歩「ここにぃ私の大切なモノを取った人が居るんですけどぉどっちから埋めた方がいいのかなって」



幸子「そ、そんな人どこに……」



簀巻き「むぅーっ!むぅーっ!!」



輝子「あ……あの人だな」



小梅「……うん……あそこにも……ほら」



金色の草「」



輝子「ま……まじか」



幸子「そ、そんなの答えられるわけがないでしょう!!」



雪歩「……答えてくれないんですかぁ」ザクッ



幸子「当たり前でしょう!!こんなバカなことはもう……」



雪歩「ああああああっ……そんな答えはいらないんだけどなぁ」



ザク ザク ザクザクザクザクザクザクザクッ



雪歩「貴方たちなら分かると思っていたのに……やっぱりここの人みたいなひとなんですねぇ」



金色の草「」



雪歩「でも私はそんなことで怒ったりはしません……やっぱり身を持って体験した後でないと良い答えは出ないでしょうから♪」



輝子「これ……埋められるな」



幸子「う、埋められる?」



小梅「……ご丁寧に穴が三つある……」



輝子「良い土の持ち主だが……こうなっては仕方がない……」



小梅「……だね」



幸子「やっぱり……」



雪歩「皆、ここに埋めて差し上げます♡」



三人「逃げろぉぉぉ!!!」



雪歩「もう、どうしてにげるんですかぁ♪土たちが待ってますよぉ!!」ダッシュ



ニゲロー!!! アハハハハハハハハハハ アタマカラ?ソレトモアシカラデスカァ?



〜聖靴学園 第四層 理科室〜



小梅「……なんとか逃げ切ったね」



輝子「フフフ……きらりちゃんほど怖くはなかったな……しかし……これで3つか……」



幸子「はぁ……まだ三つなんですか……」



小梅「さ、先は長いね……」



輝子「と……ところで……あそこで小春ちゃんは何をやってるんだ……」



小梅「ヒョウ君と一緒にいるけど……」



幸子「小春ちゃーん!!何をしているんですか?」



小春「ああ、皆さ〜ん、小春の実験室にようこそ〜」



輝子「じ……実験室?」



小春「そうですよぉ。今日はここにちなんで特別な実験をしちゃいましたぁ〜」



幸子「特別な……実験?」



小春「はい、ここのマスコットキャラクターのぴにゃこら太とヒョウ君の可愛さを合体させたらどうなるのか……お見せいたしましょうー♪」



ズシン ズシン!!



ヒョウ君(SCP―682)「オレサマ、オマエラ マルカジリぴ、にゃ」



幸子「小梅さん……ヒョウ君ってあんなに大きくなかったですよね」



小梅「うん……そもそも喋れないよね……」



輝子「そもそも……イグアナじゃ無いな……あれ」



小春「あらあら〜ヒョウ君、あの人たちと遊びたいんですかぁ」



ヒョウ君「Meeeeaaaat!!!!」



小春「ほらヒョウ君も会いたいっていってますよぉ」



幸子「ミートですよミート」



輝子「会うって意味じゃ……ないな」



小梅「お肉……って言ったよねヒョウ君」



小春「ヒョウ君、ゴー!!」



三人「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」





〜〜〜〜〜〜

〜聖靴学園 第四層 保健室〜



ヒョウ君「何処だ・・・・・・ぴにゃ」



ズシン ズシン!!



小梅「な・・・・・・何とか・・・・・・逃げ切ったね」



輝子「フ、フフフ・・・・・・ヒョウ君の足が遅くて・・・・・・助かった」



幸子「輝子ちゃん、映像の方は大丈夫ですか」



輝子「ここで問題・・・・・・七不思議はヒョウ君と小春ちゃん・・・・・・どっち」



幸子「ヒョウ君に決まってるでしょう!」



輝子「フフフ・・・・・・だと思うだろ?・・・・・・小春ちゃんだ」



幸子「な、何でなんですか!?」



輝子「ハンディカムには・・・・・・小春ちゃんが実験で・・・・・・不死身の爬虫類を生み出したって書いてある・・・・・・」



幸子「小春ちゃん・・・・・・」



小梅「あ・・・・・・あのさ・・・・・あそこ、誰もいないはずなのに電気が・・・・・・」



輝子「・・・・・・まさか、あそこにか」



幸子「周子さんみたいな可愛いのだけならいいのになぁ・・・・・・」



ガチャリ



清良「あら、保健室へ何か用かしら?」



小梅「き、清良さん・・・・・・」







清良「あらあら、皆お疲れみたいね」



幸子「ここまでずっと走りっぱなしでしたので・・・・・・」



輝子「・・・・・・フフフ・・・・・・化け屋敷なのにな」



清良「ふふふっ、こっちへいらっしゃい。飲み物を出してあげるから」



〜診察室〜



清良「はい、どうぞ」



コトッ



幸子「ありがとうございます!」



小梅「と、ところで清良さんは・・・・・・何でここに?」



清良「私は今、ある病気の治療法を研究しているの」



輝子「ど、どんな病気・・・・・・なんですか?」



清良「フヒヒ症よ」



小梅「フヒヒ・・・・・・症?」



清良「そう。罹ったら最後、女の子を追い回すようになって最後は自然発火して死に至る恐ろしい病気よ」



輝子「そ、それって・・・・・・・美嘉ちゃんじゃないか・・・・・・?」



清良「ええ。彼女の中で増殖したル・ルキャンウイルスがエアロゾル化して今、感染者が増殖しているの」



小梅「・・・・・・・空気感染で・・・・・・皆、美嘉さんみたいに・・・・・・」



幸子「そ、それって非常にマズくないですか?」



清良「ふふ・・・・・・でも大丈夫、私は症状の進行を止める手段を見つけたの・・・・・・ほら」



沙織「う、ううぅ、わるいこはいねえがぁ!!」



美嘉「フ、ヒ、ううううう!!!!」



小梅「わぁ!凄い!!」



輝子「ゾ・・・・・・ゾンビになってる」



幸子「こ、これが治療法なんですか!?」



清良「そうよ、私の治療でこの通り、フヒヒ症の進行は止まっているわ」



輝子「た、確かに・・・・・・ゾンビになれば、そもそも考える事すら出来んからな・・・・」



清良「ふふ・・・・・・貴方達も治療を受けたいでしょう?」



幸子「い、嫌でー」



小梅「ぜひ、お願いします!」



幸子「小梅ちゃん!?」



清良「ほら、小梅ちゃんもこう言ってるわ。さぁ」



輝子「に・・・・・・逃げるぞ!」



幸子「はいっ!ほら、行きますよ!小梅ちゃん!」





















清良「追いなさい!!」



沙織「うがぁぁぁぁぁ!!!」



美嘉「ぅぅぅうううううううう!!!!フヒヒ★」



輝子「や・・・・・・やっぱり治ってないじゃないか・・・・・・美嘉ちゃん」



輝子「フフフ・・・・・・美嘉ちゃんだけ本気で追っかけてきたな」



小梅「ゾンビになっても、病気は治ってなかったね・・・・・・」



幸子「まぁ、あれはまさしく不治の病ですからね」



奏(三人が近づいて来るわね・・・・・・

もう少し引きつけましょうか)



輝子「そういえば・・・・・・この先の七不思議が変更になったらしい」



小梅「な、何で・・・・・・」



輝子「ワキワキお化けっていう七不思議がクビになったらしい・・・・・・」



幸子「そのワキワキお化けって絶対に愛海ちゃんですよね」



小梅「クビになった理由は大体分かるね・・・・・・」



スタスタ



奏(今ね・・・・・・!)



ぴにゃこら太(奏)「お腹すいたーん♪ぴにゃ」



小梅「・・・・・・輝子ちゃん、カメラ」



輝子「お、おう・・・・・・」



小梅「よし・・・・・・行こう」



幸子「えっ・・・・・・このぴにゃこら太は!?」



小梅「今まで見てきたモノに比べると・・・・・・ね」



輝子「・・・・・・だな」



ぴにゃこら太(奏)「せ、世知辛いぴにゃ」



コーンコーン♪





小梅「あ、あれは!」



輝子「周子狐!!」



周子「これが本当のラーストチャーンス♪さぁ、アタシを捕まえられるかな?」



幸子「今度は騙されませんよ!」



小梅「ま、回り込んだ・・・・・・もう逃げられない、よ」



輝子「フフフ・・・・・・観念しろ」



周子「あっ!皆、知ってる?そのぴにゃこら太の中身、はやみんだよ」



幸子 小梅 輝子「えっ・・・・・・」



周子「今だ!シューコエスケープ!!」



タッタッタッタ



幸子「・・・・・・・嘘ですよね、奏でさ、ヒィッ!!」



ぴにゃこら太(奏)「周子・・・・・・してはいけないことをしたわね・・・・・・輝子ちゃん、カメラ貸して」ゴゴゴゴゴ・・・・・・



輝子「フ、ふヒッ!!どうぞ!!」



ぴにゃこら太(奏)「あのタラシ狐を捕まえて来るからちょっと待っててね♪」



〜1分後〜



ぴにゃこら太(奏)「ふふふ、うふふふふふ」



周子「」



小梅「ど、どうやって?」



ぴにゃこら太(奏)「秘密よ♪さぁ、上へ行きなさい、最後の七不思議が待ってるわ」



小梅「分かった・・・・・・行って来るね」



幸子「屋上ですか・・・・・・一体何が待ち受けているんでしょうか」



輝子「フフ・・・・・・ここまで来たんだ、見てくるか」



ぴにゃこら太(奏)「では、私はこれで失礼するわ、頑張ってね」



〜〜〜〜〜〜〜



奏「ふぅ・・・・・・これで私の仕事も終わりね。この子ともお別れか・・・・・・短い付き合いだったけど悪くなかったわ」



スタッフ「速水さん!お疲れ様でした、今日一日、本当にありがとうございました」



奏「いえいえ、こちらこそ大変貴重な体験でした」



スタッフ「それは良かった・・・・・・・あ、これ、どうぞ」



奏「これは・・・・・・」



スタッフ「これからお友達と当園でお遊びになられるそうなので、フリーパスを差し上げます。速水さんには本当に頑張っていただきましたから」



奏「そんな・・・・・私は私の仕事をしただけなのに」



スタッフ「いいんですよ!むしろもらってくれないと私が社長に怒られちゃうんで」



奏「・・・・・・では頂きますね」



スタッフ「ありがとうございました、それでは、当園を心行くまでお楽しみくださいませ」



スタスタスタ



奏「・・・・・・これは、貴方のおかげなのかしら?ぴにゃこら太」



ぴにゃこら太「」



奏「なんて、着ぐるみ相手に聞いても答えが帰ってくる訳ないか・・・・・・また、機会が会ったら一緒にお仕事しましょ」ナデナデ



ぴにゃこら太「 」







〜ぴにゃこら太ランド 管制室〜



桐生つかさ「つーか、アンタも、こんなのが見たいが為に私のぴにゃこら太ランドを買い取ったわけ?」



ちひろ「こんなのとは失礼な、ぴにゃこら太を着る奏ちゃん、新しいの自分に目覚めた伊吹ちゃん、私にとっては最高の光景でしたよ、あぁ、あとで同人誌に纏めておきたいくらい」



つかさ「まぁ、親父から千川ちひろは変質者だって聞いてたけど、まさかここまでだとはね。つか、あのお化け屋敷の最後の七不思議って何よ」



ちひろ「ああ、あれですか?あれは・・・・・・」



〜聖靴学園 屋上〜



輝子「まさか・・・・・・最後の七不思議が菜々さんの黒歴史ノートだったとはな・・・・・・まさに菜々不思議」



幸子「・・・・・・責任を持って焼却しましたけど、あれで良かったんですかね?」



小梅「菜々さんの小説・・・・・・風の音の所何て読むのかな



幸子「渺(びょう)です。ああ、読んでるこっちも恥ずかしくなってきました」



輝子「そんなことより・・・・・・チケット無料券貰った訳だが・・・・・・どうする?」



幸子「皆にぴにゃこら太パンでも奢りましょう、皆、疲れているでしょうから」



小梅「だね・・・・・・」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜



つかさ「あんた本当に鬼だな!人の黒歴史さらすかよフツー」



ちひろ「いや、七不思議ですし菜々さんがらみで終わった方がいいかと」



ちひろ「さぁ、私は奏×伊吹本を書かなきゃいけませんの失礼いたしますね」



つかさ「本当にこんなのに会社を買収されるとは・・・・・・アイドル事務所ってパネェわ」



ちひろ「〜〜〜〜〜♪」



穂乃香「おい」



ちひろ「どうしたんですか??????あ」



穂乃香「どうしてぴにゃこら太ランドに私を呼んでくれなかったんですか」



ちひろ「あ、あのですね、決して忘れてたとかそういうわけではないんですよ」



穂乃香「問答無用!弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト) !!」



つかさ「おいこれ、あたしも道連れー」



ちひろ つかさ「ぎぃぃぃやあああああああああああああぁぁぁぁーーーー!!!」



終わり







18:30│速水奏 | 高垣楓
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