2014年03月08日

みく「んー、許るさーんにゃ!」

のんびりと書いていきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1393925982

P「なにを怒ってるんだみく?」


みく「自分の胸に聞いてみるといいにゃ!」

P「なんだよ、最近ずっとプリプリしてるな....」

志希「なになにー?みくにゃんおこなの?」

P「まあ、ここしばらくは...」

志希「そうなんだー、気持ちが落ち着く香水でもあげよっか?」

P「志希、ちょっと離れてくれないか?」

志希「うーん、もうちょっとだけ♪」ギュウウウウウ

P「そんなにひっつかれたら動けないんだって」

志希「にゃははー♪今日もプロデューサーはいい匂いだねー♪ハスハス♪」クンクン

P「こーら、やめろ」

志希「この匂い、クセになりそう♪」

みく「むぅぅ.....」
志希「プロデューサーの匂いはさ、あたしの好奇心をグングンと刺激するんだよね〜」スリスリ...

P「普通の匂いだっての」

志希「いやいや、あたしにはわかるよ?これはいわゆるフェロモンを発してるってね♪」

P「だから....」

みく「オホン!オホン!」

みく「志希にゃん?Pチャン困ってるにゃ、そろそろ離れた方がいいと思うにゃ!」

志希「ええーっ?」

P「みくの言うとおりだ、誰かに見られたらどうするんだ」

志希「だって今は事務所だもん、それにこれくらい海の向こうじゃわりと普通だったよ?」

P「海の向こうはそうかもしれないけどここはダメなの」

志希「うーん、まあいっかな、十分堪能したし」パッ

P「そろそろレッスンの時間だぞ、遅れるなよ」

志希「はいはーい、わかってるよ♪それじゃ行ってきまーす」バタン

P「やれやれ....」

みく「....Pチャン」

P「ありがとなみく、助かった....」


ギュッ


P「みく...」

みく「んっ....」ギュウウウウウウ
P「みく、お前もそろそろラジオの収録に行かないと...」

みく「んっ!」ギュウウウウ

P「お前もか?まったく志希といいみくといい...」

みく「ほら、またそれ」

P「?」

みく「志希志希って、最近のPチャン志希にゃんのことばっかりにゃ...」

P「まあ、事務所に来たばっかりだし、やっぱりいろいろと教えてあげないと...」

みく「それはわかってるにゃ...でも...」

みく「Pチャンにベタベタしたり、抱きついてるのを見るのは....落ち着かないにゃ!」

P「みく...」

みく「Pチャンの傍はみくの指定席なの!忘れないでね?」

P「...困ったやつだ」
みく「Pチャン...」スリスリ...

P「こら、遅刻するぞ?」

みく「もう行くにゃ、その前にPチャンにみくの匂いをつけてるにゃ♪」

P「みくの匂いか...」

みく「よし、マーキング完了♪それじゃ行ってくるにゃー!」

P「おう、気をつけてな」

みく「うん!あっ、Pチャン!」

P「どうした?」

みく「その...明日だけど...」

P「明日?」

みく「や、やっぱりなんでもないにゃ!それじゃ行ってきまーす!」バタン



P「明日か、そういえば....」
みく「Pチャン...」スリスリ...

P「こら、遅刻するぞ?」

みく「もう行くにゃ、その前にPチャンにみくの匂いをつけてるにゃ♪」

P「みくの匂いか...」

みく「よし、マーキング完了♪それじゃ行ってくるにゃー!」

P「おう、気をつけてな」

みく「うん!あっ、Pチャン!」

P「どうした?」

みく「その...明日だけど...」

P「明日?」

みく「や、やっぱりなんでもないにゃ!それじゃ行ってきまーす!」バタン



P「明日か、そういえば....」
−−−−−−


ちひろ「プロデューサーさん、今日の準備は大丈夫ですか?」

P「ええ、あとでちひろさんにも手伝ってもらおうかなと」

ちひろ「もちろんです、大事な日ですからね♪」

P「よろしくお願いします」

ちひろ「あと志希ちゃんのライブの衣装、届いてましたよ」


ガチャッ


志希「たっだいまー♪」

P「おっ志希か、ちょうどいい所に来たな」

志希「んっ、どうしたの?」

P「ちょうどお前のライブの衣装が届いたところだ」

志希「本当に?見せて見せて〜♪」
間違って同じ文章を投下してしまいました

>>11はなしでお願いします
−−−−−−


テクテク...


みく「うーん...今日はお仕事疲れたにゃあ...」ノビー

みく「でもディレクターさんによくできたねって褒められちゃったにゃ♪」

みく「これならPチャンに褒めてもらえるかも♪」

みく「んー...でも朝早かったからやっぱり疲れた....」

みく「こんな時はPチャンのお膝に座ってPチャン分を補給するにゃ♪」

みく「そのまま寝ちゃうのもいいかもにゃあ♪」

みく「そうと決まったらはやくかーえろっと!」


みく「それに今日は....にゃふふ♪」
−−−−−−


P「おーい志希、どうだ?」

志希「うん、いい感じだよ」


ガチャッ


志希「ジャーン♪どう?」

ちひろ「あら、よく似合ってますよ志希ちゃん」

志希「うん、ありがとうちひろさん♪」

P「今度のライブはそれを着て歌うんだ、初めてのライブだから緊張するかもしれないけど...」

志希「ダイジョーブ、あたし人前に出て何かやるのとかわりと平気だし♪」

P「なるほどな、それはいいことだ」

志希「ねえプロデューサー、ちょっと提案があるんだけど....

P「提案?なんだいったい?」

志希「この衣装の上からこれを着るのはどうかな?」バサッ

P「白衣か....どうしたんだそれ?」

志希「ふっふっふ、自前なのだー♪」
P「うん、いいんじゃんないかな?それも個性的で」

志希「ホントに?じゃあこれ着てライブやってもいい?」

P「ああ、やってみろ」

志希「ありがとプロデューサー♪ふっふっふー...」ワキワキ...

P「お、おい...なんだそのアヤシイ手つきは...」

志希「この衣装を着たらなんだかこう....いろんなものが頭の中に分泌されてるような気がして....」

P「そ、そうなのか?」

志希「そう、それが分泌されると....」

P「....されると?」

志希「プロデューサーをクンカクンカしたくなっちゃうのだー!」ピョーン

P「うわぁ!飛びつくなー!」

志希「ふふーん、やっぱりいい匂い♪」

P「こら、離れろって....」

志希「まあまあ固いこと言わないでさ...あっ、そうだ」


チョコン


志希「ここでもいいよ、プロデューサーの膝の上♪」
P「....そこは本当にダメだ」

志希「えっ、なんで?」

ちひろ「プロデューサーさん、準備できましたよ」

P「ありがとうございます、ちひろさん」

ちひろ「あら志希ちゃん、今度はプロデューサーさんのお膝の上に移動したんですか?」

志希「うん、でもプロデューサーがダメだっていうんだよねー」

ちひろ「ダメなんですかプロデューサーさん?」

P「ダメです」

志希「もう、ケチだなぁ」

P「いいから早く降りろ、こんなところを見られたら...とくにみくには...」


ガチャッ


みく「たっだいまー...」

志希「あっ」

みく「にゃ....」
志希「あっ、みくにゃんおかえりー♪」

みく「志希にゃん...」

志希「これどう?ライブの衣装だよ、次のライブではこれ着てライブするんだ♪」

みく「そ、そうなんだ....」

志希「にゃはははは♪似合う?」

みく「っ!!」

P「こら、そろそろ降りろ」

志希「むぅ、ケチだなぁ...」ストッ

P「みく、今日は....」


ペチッ


P「あいてっ、なんだ?」


ペチッ ペチッ


P「いててて...どうしたんだ?」

みく「Pチャン....」

P「えっ?」

みく「...みく、いらない子なの?」
P「何を言ってるんだ?」

みく「だって...今の志希にゃん...まるで猫みたい...」

P「まあ、言われてみればそうかもしれんが...」

みく「Pチャンのそばにいるのは....みくの役目だったのに...」

P「みく...」

みく「Pチャンの膝に座るのは...みくだけだったのに...」

みく「やっぱり...志希にゃんのほうがいい?」

みく「志希にゃんみたいな....綺麗な子のほうがいい?」

P「考えすぎだよ、お前だって綺麗じゃないか」

みく「でも...最近のPチャン、志希にゃんとずっといっしょにいるから...」

みく「志希にゃん綺麗だし、大人っぽいから....」

みく「そのうえで猫キャラまで取られちゃったら....」

みく「みく、いらない子になっちゃうよぉ....」

P「おいおい....」

みく「ヒック...グスッ...」
志希「みくにゃん...」

みく「ふえぇぇぇん.....」

P「ああもう、ほらほら泣くな」ナデナデ

みく「ぐしゅ...泣いてないもん....」

志希「んーっと....」


ナデナデ


志希「ゴメンねみくにゃん」

みく「志希にゃん...」

志希「不安になっちゃったんでしょ?自分の居場所がなくなるかもってさ」

みく「....」

志希「あたしのせいだよね、どう考えたって...」

みく「べ、別に志希にゃんは...」

志希「いいよいいよ、本当の事だもん」
志希「安心して、もうこれ以上プロデューサーにベタベタしない、約束するよ」

みく「ち、違うの!本当に違うの!」

みく「みくは...志希にゃんにそんな風にしてほしくないっていうか...」

志希「でも嫌なんでしょ?あたしがプロデューサーに馴れ馴れしくするの」

みく「そうじゃない!ただね...」

みく「その...志希にゃんはとっても可愛いから...」

みく「このままだとそのうちPチャンが志希にゃんに夢中になって、みくに構ってくれなくなるんじゃないかなって....」

みく「でも...事務所の大事な仲間だから...変にギクシャクするのも嫌だし....」

みく「うぅぅ...なんて言ったらいいんだろ...」

志希「...い」

みく「えっ?」



志希「もう...みくにゃんかわいいなー♪」ギュッ

みく「にゃっ!?」
志希「んー、よーしよーし♪」ナデナデ

みく「ち、ちょっと志希にゃん!?」

志希「いい匂いー♪ハスハス♪」

みく「んにゃー!くすぐったいにゃ!」

志希「みくにゃんは優しいねぇ♪」

みく「優しい?」

志希「うん、あの状況ならあたしに対して怒ってもおかしくないのに....」

志希「それができないから、どうしたらいいか分からなくなって悲しくなったんじゃない?」

みく「それは...」

志希「あれ、図星?」

みく「うぅぅ....」

志希「でもさ、わりと安心していいと思うよ」

みく「安心?」

志希「プロデューサー、あたしがプロデューサーの膝に座った時もすぐに『降りろ』って言ったんだ」

志希「多分プロデューサーもわかってるんだよ、あそこが誰の特等席なのかっていうのをさ」

みく「志希にゃん...」

志希「ゴメンね、すぐに降りればよかったんだけど、調子に乗りすぎちゃった♪」
ちひろ「何を話してるんでしょう?」

P「うーん、なんでしょうねぇ...」

ちひろ「この隙に用意しちゃっていいですか?」

P「ええ、お願いします」

ちひろ「では...」コソコソ...



志希「みくにゃん、もうあたしプロデューサーに抱きつかない方がいい?」

みく「うーん...そういうわけじゃないにゃ...PチャンはみんなのPチャンだし...」

みく「でも...他の人がPチャンの膝に座るのは...ちょっと嫌かも...」

志希「ふーん...みくにゃんの特等席ってワケ?」

みく「うん...事務所に来た時から...みくだけの指定席にゃ...」

志希「にゃふふ♪やっぱり可愛い♪」ギュウウウウ

みく「うにゃっ!やめるにゃー!」

志希「もうちょっとだけ♪」コチョコチョ...

みく「もうー!今日はせっかくみくの....」

P「みく」

みく「んっ、なに?」

ちひろ「はーい、お待たせしました♪」コトッ

みく「これって...ケーキ?」

P「ああ、そうだよ」



P「みく、誕生日おめでとう」
みく「Pチャン、みくの誕生日覚えててくれたの!?」

P「当たり前だろ、なにせみくだからな」

みく「すっごくすっごく嬉しいな...本当にありがとにゃ♪」

ちひろ「さあみくちゃん、ろうそくを吹き消してください」

志希「あっ、じゃあみんなで歌おうよ♪」

P「おっ、歌うのか?」

志希「うん、海の向こうじゃ誰かの誕生日の時はみんなで歌ってたんだよ?」

ちひろ「そうですね、たまにはいいかもしれません」

P「よし、じゃあ歌うか」


「「「ハッピーバースデイトゥーユー♪ハッピーバースデイトゥーユー♪」」」


「「「ハッピーバースデイ ディア みくにゃーん♪」」」


「「「ハッピーバースデイトゥーユー♪」」」


みく「ふーっ♪」


ちひろ「おめでとうございますみくちゃん!」

志希「おめでと、みくにゃん♪」

P「おめでとう、みく」


みく「うん!みんなありがと♪」
−−−−−−


みく「あーんっ♪」パクッ

P「おいしいか?」

みく「うん!とってもおいしいにゃ」

P「そりゃよかった」

みく「ねえねえPチャン、このケーキPチャンが選んでくれたの?」

P「ああ、一応お前の好きそうなケーキを選んだつもりなんだけど...」

みく「にゃふふ♪さっすがPチャン、わかってるにゃ♪」

P「ところでさっき志希と何を話してたんだ?」

みく「んー、ナイショ♪」

P「ナイショか...ちょっと気になるけど...」

みく「いいの、それよりもっと食べさせて!」

P「わかってるよ、あーん」

みく「あーん♪」パクッ
P「悪かったな、本当ならもっとみんな集めて盛大にやりたかったんだが....」

みく「いいにゃ、みんな忙しいし都合もあるんだもん」

P「でもなぁ...」

みく「みくはPチャンが誕生日をお祝いしてくれただけで充分嬉しいにゃ♪」

P「そうか...」ナデナデ

みく「...ねえPチャン、志希にゃんから聞いたんだけど...」

P「なんだ?」

みく「志希にゃんがPチャンの膝に座った時に、志希にゃんの事怒ったってホント?」

P「うーん、怒ったというより降りてくれってお願いしたんだが...」

みく「どうして?」

P「どうしてってそりゃ....」



P「みくが嫌がるだろうと思ってな....」
みく「...そう思う?」

P「まあな、みくはいつも何かと理由をつけて俺の膝に乗ってくるし...」

みく「最初の頃はPチャンによく注意されたけどね♪『仕事ができないだろ!』って」

P「そうだな、でもそのうち慣れてきて特に注意しなくなったな」

みく「今も邪魔だと思ってる?」

P「うーん、忙しい時とかはさすがに困るけど...」

P「邪魔とは思ってないよ、むしろみくらしいなとは思うけどな」

みく「みくらしい...」

P「ああ、まるで本物の猫みたいだ」

みく「....ふふふっ♪」

P「どうした?」



みく「なんでもない♪」ギュッ
P「おいみく...」

みく「Pチャン、Pチャンの膝はずーっとみくの指定席だからね?」

P「ああ、わかってるよ、それに...」

みく「それに?」

P「俺の膝に座ってケーキを食べるようなアイドルは一人で充分だからな」

みく「にゃっ!?どういう意味にゃ!?」

P「そのまんまだよ」

みく「うにゃー!バカにされてる気がするにゃ!」

P「まあまあケーキでも食べろよ、あーん」

みく「モガッ....もう...」

P「あとでプレゼントもやるからな」

みく「なにをくれるの?」

P「ナイショだ」

みく「むぅぅ...気になるにゃ」

P「あとのお楽しみだよ、期待しててくれ」

みく「えへへ、うん♪」



志希「へぇー、ラブラブじゃんあの二人」

ちひろ「まあ、この事務所ではいつもの光景ですよ」

志希「なーんだ、じゃああたしがいくら抱きついてもビクともしないはずだよね」

ちひろ「ですねぇ、はやくくっついちゃえってみんな言ってるんですけど....」



P「みく、誕生日おめでとう」

みく「うん、ありがとPチャン♪」




おわり



02:30│前川みく 
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