2015年08月24日

美波「コレクション?」みく「だにゃ」

美波「猫耳、猫磁石、猫ボールペン、猫ケータイカバー…」



みく「凄いでしょ?」



美波「凄いね。本当に猫が好きなんだから…」





みく「猫ってとってもカワイイにゃ。だから猫のデザインとか見るとすぐに欲しくなっちゃって」



美波「飼ってないんだったっけ?」



みく「ウチじゃ飼えないにゃ。寮だし…」



美波「そっか…残念ね」



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みく「でも、ついこの間この近くで猫カフェを発見したにゃ」



美波「良かったね!もう行ったの?」



みく「もうポイント溜まっちゃったんだけど…」



美波「ついこの間から今日までで!?」



みく「何だか嬉しくって…」



美波「そう…。でもそれがみくちゃんの趣味だもんね」



みく「そうだにゃ!みくは自分を曲げないよ!」



美波「ふふふ、そうね。プロデューサーさんも言ってたもんね」



みく「うん!」



美波「ところでみくちゃん」



みく「?」



美波「シャワー浴びた方が良くない?」



みく「にゃッッ」

美波「よく見たら毛がついてるよ?至る所に」



みく「あれー…?結構ローラーかけたのに…」



美波「ちなみに、どんな風に猫カフェで遊んでるの?」



みく「そりゃもうむしゃぶりついてるにゃ」



美波「でしょうね」



みく「普段触れられない分、ぶつけてしまうんだにゃ」



美波「ふふ、猫のことになるとすごいものね」

美波「猫ボールペンとか、磁石とかは分かるけど、どうして猫耳がこんなにあるの?」



みく「それはみんなにつけてもらうためだにゃ」



美波「ふふふ。アーニャちゃんも未央ちゃん達も可愛かったもんね」



みく「まあ元が良いからというのもあるけど、猫耳効果で倍増だにゃ!」



美波「…ちなみに、私がつけたら?」



みく「?」



美波「ほら、アーにゃんとか、未央にゃんとか…」



みく「んー…」



美波「…」



みく「みなみゃ…みなみにゃん…みーにゃん…みにゃん…」



美波「みにゃんって、何かの効果音みたいね…」

美波「最近、李衣菜ちゃんとはどう?」



みく「いつも通りにゃ。ロックロック言ってみくの猫好きを受け入れようとしないにゃ」



美波「ふふ。でもなんだかんだで上手くやれてるんじゃないかなあ…」



みく「…ま、別に嫌いじゃ、ないから…」



美波「良い事よ。それに喧嘩するほど仲が良いって言うでしょ?」



みく「そうだけど…今だに平行線だにゃ」



美波「統一しなきゃいけないなんて決まりはないでしょ?」



みく「でもコンビ組んだんだから、やっぱり統一性は欲しいにゃ」



美波「なら、みくちゃんも少しは譲らなきゃね」



みく「うー…」

みく「美波ちゃんはどうなの?アーニャちゃんと」



美波「私達もいつも通りよ?」



みく「いつも通りって…いつも仲が良いから羨ましいにゃ」



美波「私達は、お互い趣味が似通ってる部分もあるし、ね?」



みく「んー…それだけじゃ、ない気がする」



美波「?」



みく「ほら、二人とも静かでしょ?性格も似てるにゃ」



美波「ふふ」



みく「?」



美波「なら、みくちゃん達も一緒ね?」



みく「み、みくは別にロックじゃないし…」



美波「それは趣味でしょ?性格とは違うよね?」



みく「美波ちゃんずるいにゃあ…」



美波「ふふっ」

みく「美波ちゃんは、何かコレクションしてない?」



美波「私?…特には」



みく「ラケットとか」



美波「そういうもんじゃないと思うなあ」



みく「美波ちゃんも何かコレクションしてみたら?」



美波「そうねぇ…何か集めたい程の趣味があるわけでもないし…」



みく「ラクロス以外では、何かないの?」



美波「…資格取るのは、好きかなあ」



みく「え!?初耳だにゃ!」



美波「あんまり自慢出来るようなの持ってないし…」



みく「どんなの持ってるの?」



美波「うーん…例えば、食品衛生管理者とか」



みく「…何それ?」



美波「これ持ってると、生食品とか卸せるの」



みく「調理師とは違うんだね…」



美波「うん…」



みく「それに美波ちゃんが工場にいたら違和感しかないにゃ」



美波「あはは…私もそう思う」



みく「美波ちゃんは…うーん。バスガイドとか」



美波「うん」



みく「インストラクターとか」



美波「うん」



美波「あ!居酒屋の店員さんとか女将さんとか!」



美波「ちょっと待って」

みく「?」



美波「ごめんね。それ何だか私には向いてないかも…」



みく「そう?」



美波「ほら、それに今はアイドルでしょ?」



みく「そうだにゃ!みく達はアイドルだにゃ!」



アーニャ「そうです」



美波「ひゃっ!」



みく「にゃっ!?」

アーニャ「お仕事の、話、ですか?」



みく「美波ちゃん凄いんだにゃ。資格いっぱい持ってるんだよ」



美波「え、えへへ…」



アーニャ「そう、なのですか」



美波「本当、簡単なやつしか持ってないんだけどね…」



アーニャ「ロシア語」



美波「?」



アーニャ「ロシア語は、取りませんか?」



美波「え、え?」



みく「アーニャちゃん?」



アーニャ「ロシア語の通訳の人、日本には少ないと聞きます」



美波「そ、そうなの…?」



アーニャ「倍率は、低いですよ」



みく「定員制じゃないと思うにゃ」



美波「あはは…ロシア語、難しくて…」



アーニャ「………そう、ですか……」



美波「あ、ち、違うのよ!」



みく「別にロシア語が嫌いなわけじゃないにゃ!」

みく「でもアーニャちゃん、日本語上手いにゃ」



アーニャ「私は、日本に来て長いですから」



みく「アーニャちゃんは、将来ロシア語専門の講師とかなれそうだにゃ」



アーニャ「オー…」



美波「アーニャちゃんだったら、優しい先生になりそうね」



アーニャ「…もし、私が先生になったら、受けてくれますか?」



美波「そうね。是非ともお願いしたいわ」



みく「アーニャちゃんだったらみくもヤル気出るにゃ」



アーニャ「では、発音から」



みく「あ、もうヤル気になってたんだ」



美波「あれ?」

美波「アーニャちゃん、ラ行は巻き舌だものね」



アーニャ「何故でしょう。自然となります」



みく「確かに、蘭子ちゃんもルルァンコになってるにゃ」



アーニャ「日本語の発音、難しいです」



美波「でも、アーニャちゃんらしくて可愛いと思うわ」



アーニャ「美波…」



みく「(ミナーミ…)確かに可愛いにゃ。アーニャちゃんの人柄だからこそ、だにゃ」



アーニャ「ありがとう、ございます」

アーニャ「そういえば、みくは今日も、猫カフェ、ですか?」



みく「そうだにゃ。…あ」



アーニャ「フフ。毛、がたくさんついてます」



みく「何か恥ずかしくなってきたにゃ。シャワー浴びてくる…」



アーニャ「みくは、猫がとても好きです」



美波「そうね。周りが見えなくなるくらい好きになって…」



アーニャ「そう、ですね。…あ」



美波「?」



アーニャ「すいません。美波の髪の毛がついてました」



美波「ん、うん…うん?」



アーニャ「…シャワー、浴びてきます」



美波「アーニャちゃん?」

美波「…」



武内P「…新田さん、おはようございます」



美波「あ、プロデューサーさん!おはようございます!」



武内P「今は、お一人ですか?」



美波「はい。さっきまでアーニャちゃんとみくちゃんがいたんですけど…」



武内P「そのお二人でしたら、先程お会いしました」



美波「あ…それ、みくちゃんの体に猫の毛がついてたから…」



武内P「…そうでしたか」



美波「?…背中が痒いんですか?」



武内P「いえ、大したことではありません」



美波「そうですか?…結構気になってるみたいですけど…」



武内P「…」

美波「もしかしたら、毛がシャツについてるのかもしれませんよ?」



武内P「そうかも、しれませんね。少し席を外します」



美波「大丈夫ですよ。それにそれくらいでロッカールームまで行くことないですから」



武内P「ですが…」



美波「それに、何かお仕事しなくちゃいけないんですよね?」



武内P「…ええ。資料を纏めたいので…」



美波「お時間は無いんですか?」



武内P「…そうですね。ですが気にしなければ大丈夫です」



美波「そういうのって、意外と気になりますよ?」



武内P「…」



美波「…」



武内P「…分かりました。ここで確かめるしか方法はないようですね」

みく「あー、サッパリしたにゃ!」



アーニャ「日本のシャワーは、丁度良いです」



みく「メイドインジャパンはいつでも一番だにゃ!」



アーニャ「フフ。みく、発音面白いです」



みく「うー…いじめないでほしいにゃあ…」



アーニャ「フフ…ただいま戻り、ました」

武内P「おかしいですね…確かにこの辺が痒かったのですが…」



美波「見てくださいプロデューサーさん!毛がありましたよ!」



みく「」



アーニャ「」

みく「何、してるにゃ?」



アーニャ「プロデューサーが、裸です」



みく「それは分かってるにゃ。だから目を瞑ってるんだにゃ!」



美波「あ、二人ともおかえり。…プロデューサーさんのシャツに毛が挟まってたのよ」



アーニャ「そういう、事でしたか」



みく「なんだか今日は毛の話題が多いにゃ…」



アーニャ「みく、プロデューサーの裸、見るのが恥ずかしい、ですか?」



みく「当たり前だにゃ!」



美波「ふふっ。やっぱりみくちゃん、可愛いわね」



アーニャ「でも、美波」



美波「?」



アーニャ「少し、誤解、しそうになりました」



美波「あ、アーニャちゃん!?」







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