2015年08月25日

十時愛梨「愛梨をお届けでーす♪」

のんびりと書いていきます



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愛梨「はーい、ジャンボコーラ二つ!お待たせしました〜♪」







「おぉー、本物のとときんだぁ!」



「すげー!とときんだ!」





愛梨「はい、本物ですよぉ♪」



「あの、握手してもらっていいですか?」



「お、俺も!」



愛梨「えぇーっ?でもそういうのはダメだって言われてて...」



「少しだけ!少しだけだから!」



「そうそう!一回だけ!」



愛梨「うーん...じゃあ...」



「おぉー、やった!とときんと握手...」





「お客様」





「っ!!」ビクッ!





P「当店ではそういった行為は禁止させて頂いてますので...」ゴゴゴゴ...

「い、いえ僕たちは...その...」





P「本当ですか?」





「す、すみません...」



P「ご協力、お願い致します」ゴゴゴゴゴゴ...



「は、はい...」





(こ、怖ええ...)



(あ、あぁ...)





P「あっ、スタッフさん!焼きそばの材料の補充がそろそろ届くので、来たら倉庫に移動させといてください!」



「はい、わかりました!」



P「それとお客様へもう少し目を配っておいてください」



「はいっ!」



P「あと...十時さん、ちょっといいですか?」



愛梨「あっ、はーい♪」スタスタ...

−−−−−−





P「チョーップ!」





ベシッ!





愛梨「あいたっ!」



P「愛梨ぃ...ああいうのは断らなきゃダメだって教えなかったな〜?」ムニムニ...



愛梨「いひゃいいひゃい...ほめんなひゃい〜!」



P「まったくお前ってやつは...」



愛梨「ゴメンなさい...でも一回くらいならいいかなと思って...」



P「一回でもダメなの、一度そういうことをしちゃうと収拾がつかなくなるだろうが」



愛梨「はーい...」



P「それにな、変な人だっているかもしれないんだぞ?」



愛梨「変な人?」



P「たとえば...そうだな、握手と見せかけて愛梨の身体を触ってきたりとか...」



愛梨「本当ですかぁ?うーん...そういう人はちょっと怖いですねぇ...」

P「だからこそ、ちゃんと断らないといけないんだ、わかったか?」



愛梨「はいっ!今度はちゃーんと『ダメですよ』って注意しますね♪」



P「そう、仮にもとときら学園じゃ先生なんだから、しっかり注意しなきゃダメだぞ、それから...」





Prrrrrr♪





P「おっと...ちょっと待ってくれ」



P「はい、もしもし?」



P「あっ、すみません!もうそんな時間か...すぐに向かいますので!」



愛梨「なにかあったんですか?」



P「ああ、明日のミニライブの最終確認があるんだ」



愛梨「大変ですねぇ...」



P「まあ、仕事だから仕方ない...それより愛梨、俺もう行くけど今言ったことちゃんと守れよ?」



愛梨「はい、わかってます!」



P「暑いから水分補給をしっかりな、ただでさえ愛梨は汗っかきなんだからな」



愛梨「はいっ♪」



P「なにかあったらすぐに周りのスタッフか、もしくは俺に連絡...」



愛梨「もうっ!心配しすぎですよっ、愛梨は大丈夫ですっ!」



P「...うん、じゃあ頑張れよ」



愛梨「はーいっ、Pさんも気を付けてくださいね♪」



P「おう、じゃあな」



愛梨「行ってらっしゃーい♪」



つかさ「ふーん、そんなことがあったのか」



愛梨「そうなんです、怒られちゃって♪」



つかさ「なんで嬉しそうなんだよ、ていうかアイドルだったら自分を安売りするようなマネすんなし、自分の値打ちは高く付けねーと」



愛梨「はーいっ」



つかさ「しかし...なんかPのやつ、ちょっとアレだな」



愛梨「はいっ、すっごく優しいですよねっ♪」



つかさ「いや、そうじゃねえだろ、お前なんも感じねーの?」



愛梨「感じる?」



つかさ「ガキみたいに上から目線であーだこーだ注意されて、不満とか無いのかってこと」



愛梨「うーん...そうですねぇ、注意してくれるPさんに申し訳ないなぁとは思ったりしますけど...」



つかさ「そんだけ?普通そんな風に言われたらそいつへのヘイト溜まったりしねえ?」



愛梨「ヘイト?」



つかさ「だから...あーもう...つまり、イヤだなとか思ったりしないのかよ?」

愛梨「えぇー?思わないですよ、そんなの」



つかさ「マジ?へぇー...愛梨って意外と人間できてんのな」



愛梨「そういうわけじゃないです、私いっつもドジばっかりだからPさんは私のことを心配して、あれこれ気にかけてくれるんですっ♪」



愛梨「自分もとっても忙しいのに、いつも私のことを見ててくれて...」



愛梨「Pさんが私を見ててくれると思うと、すっごく嬉しくなっちゃいますっ♪」



つかさ「ふーん...意外とマメだな...」



愛梨「だから私、そんな優しいPさんのことが大好きなんですっ♡」



つかさ「お、おいバカ!声デカイっての!」



愛梨「あっ、いっけない!今のはナイショですよ?」



つかさ「はいはい...」



愛梨「それに、お仕事やライブが上手くできるとすごく褒めてくれて、頭を撫でてくれたり美味しいご飯に連れて行ってくれたり...」



つかさ「あー、わかったわかったから!もういい、もう充分!愛梨がPのこと好きなのはよくわかった!」

愛梨「つかさちゃんはPさんのこと好きじゃないんですか?」



つかさ「別にそんなことねえよ、あいつプランニング力あるし、やることもやっててちゃんとアウトプット出すしな」



愛梨「はいっ!でも...」



つかさ「なんだ?」



愛梨「最近、忙しくて全然Pさんといっしょにいられないんです...」



つかさ「はぁっ?そりゃ仕方ないっしょ、死ぬ気で仕事やってんだったら遊んでるヒマなんかねーし」



愛梨「うーん...それはわかってます、だけどPさんちゃんと休めてるかなぁって心配で、それに...」



つかさ「それに?」



愛梨「あっ、なんでもないです...」



つかさ「気にしすぎだろ、そんなの愛梨が気にすることじゃねえし」



愛梨「そうかもしれませんけど...」



つかさ「はぁ...そんなに気になるんだったら後で差し入れの一つでも持ってってやりゃいいんじゃね?」



愛梨「差し入れですか?でも今Pさん忙しいし...」



つかさ「だったら後で渡せばいいだろ、なんか適当に食い物でも見繕って...」



愛梨「食べ物かぁ...」



つかさ「おっと、もう休憩時間終わりだな、なに渡すか考えててもいいけど仕事は手抜くなよ、頭マルチに働かしとけ」



愛梨「はーい、なににしようかなぁ...」

−−−その夜 ホテル Pの部屋−−−







P「あー...疲れた...」グデー...



P「ミニライブの段取り確認に海の家の運営管理...」



P「それからグラビア撮影の打ち合わせとスケジュールの調整...」



P「もう動けん...」



P「あっ、そういえば飯食うの忘れてた...」



P「もういいや...」



P「とりあえずシャワーだけ浴びて、さっさと...」





コンコン





P「んっ、誰だろ?」





ガチャッ





P「はーい...?」





愛梨「えへへ、こんばんは♪」





P「...愛梨?」



愛梨「はいっ、来ちゃいました♪」

P「いや、『来ちゃいました♪』じゃないだろ!どうしたんだ一体?」



愛梨「あのですね、Pさんにご飯を持ってきたんです!」



P「ご飯?」



愛梨「はいっ、Pさん今日は忙しくてちゃんとご飯食べれてないんじゃないかと思って♪」



P「あー、ようするに差し入れってことか?確かに今すごく腹が減ってるな」



愛梨「本当ですか?ちょうどよかったですね!」



P「おう、ありがたくいただくよ、じゃあおやすみ」



愛梨「あっ、ちょっと待ってくださいよ〜!」



P「なんだよ?」



愛梨「...お部屋に入れてくれないんですか?」



P「...入れません」



愛梨「なんで〜?」



P「お前にはちゃんと自分の部屋があるだろ、そこへ戻りなさい」



愛梨「えぇーっ?」

P「ちゃんと差し入れは受け取ったし、用は終わっただろ」



愛梨「でもこれでおしまいなんて...」



P「明日もいろいろあるんだから早く休んだ方が...」



愛梨「ちょっとだけです!すぐに帰りますから...」



P「ダメ」



愛梨「お願いです...」



P「ダーメ」



愛梨「お〜ね〜が〜い〜で〜す〜!」ギュウウウウウ



P「こら!離しなさい、早く自分の部屋に...」





スタスタ...





P「やばっ!誰か来た!」



愛梨「えっ?」



P「愛梨っ、こっち!」



愛梨「きゃっ...」





バタンッ!





つかさ「んっ、何の音だ?」



つかさ「まぁ、いいか...それより愛梨のやつどこ行ったんだ?」





スタスタ...

P(ふぅ...危なかった...)



P(部屋の前で腕に抱きつかれてるところなんて見られたら言い訳できないもんな...)



P(とはいえ...)





愛梨「どうしたんですか?」





P(思わず部屋に引き入れてしまったが...)





愛梨「Pさん?」





P(うーん...仕方ないか...)





P「愛梨」



愛梨「はい?」



P「...ちょっとだけなら、いてもいいぞ」



愛梨「えっ、本当ですか?」



P「ちょっとだけ、だからな?」



愛梨「...はーいっ♪」ギュッ



P「こら...」





愛梨「えへへ...ちょっとだけですよ〜♡」ギュウウウウウ

P「で、なにを持ってきてくれたんだ?」



愛梨「これです、ジャーン♪」



P「おっ、焼きそばか...あれ、これって...」



愛梨「はいっ、今日私が作った焼きそばです!」



P「だよな、余ったの持ってきてくれたのか」



愛梨「むぅぅ!違います!余りものじゃないですよ!」



P「えっ?」



愛梨「この焼きそばは、私がPさんのためにいっぱい愛情を込めて作ったんですっ♪」



P「愛情、か...」



愛梨「はい、ちゃんと電子レンジで温め直してますからあったかいですよっ!」



P「...うん、ありがとな、じゃあさっそくいただ...」



愛梨「あっ、ちょっと待ってください!」



P「なんだよ?」



愛梨「えへへ〜♪」





P(あっ、愛梨のこの目をしてるときは...)





愛梨「〜♪」ニコニコ





P(まあ、あれだろうな...)





愛梨「Pさん、あ〜ん♡」

P「んぐんぐ...」



愛梨「どうですか?」



P「...うん、美味い!」



愛梨「えへへ、よかった♪」



P「愛梨って言えばケーキのイメージだから、焼きそばっていうのは新鮮だな」



愛梨「焼きそばの作り方はもうプロ級だと思いますっ!今度事務所でも差し入れしましょうか♪」



P「おっと、だいぶ調子に乗ってるなぁ」



愛梨「だってPさんが美味しいって言ってくれましたから♪」



P「自分でも食べてみたらどうだ、ほれ」



愛梨「いえ、だってこれはPさんのために...」



P「いいって、愛梨も自分で作った焼きそばの味を確かめてみろよ」



愛梨「...じゃあ、あーんしてください♪」



P「はいはい...あーん」



愛梨「あ〜ん♡」パクッ



P「どうだ?」



愛梨「ん〜♪」



P「本当に美味しそうな顔するなぁ」



愛梨「んふふ、おいひぃ♪」

P「ふぅ...ごちそうさまでした」ゴロン



愛梨「でしたー♪」ゴロン



P「あー、美味かったー...」





ギュッ





愛梨「ん〜♡」ギュウウウウウ



P「こら、離れろ」



愛梨「いやですっ、だってやっとPさんとのんびりできるんですもんっ♪」



P「...そういえば最近のんびりするヒマなかったなぁ」



愛梨「そうです、せっかくPさんと海に来れたのに遊ぶヒマもないんですよ?」



P「まあ、そこは仕事だし...」



愛梨「あっ、忘れちゃったんですか?夏になったら海で遊ぼうって約束してたじゃないですか」



P「忘れてなんかいないよ、ちゃんと覚えてるさ」



愛梨「本当ですかぁ?」



P「本当だよ、スケジュール表見てないのか?」



愛梨「スケジュール表?」



P「ほれ、明後日のグラビア撮影の次の日だ」



愛梨「うーんと...あっ!」



P「一日オフになってるだろ?」



愛梨「Pさん...これってもしかして...」



P「ああ、ちゃんと愛梨が遊べる時間を作っといたんだ、それに...ほら!」ガサゴソ...



愛梨「あっ、水着!」



P「俺だってわりと楽しみにしてたんだぞ?」

愛梨「Pさん...」



P「ちゃんと遊ぶ時間は作ってあるから、明日と明後日の仕事をがんば...うわっ!」





ドサッ





P「愛梨...」



愛梨「ありがとうございます!私、すっごく嬉しい♪」ギュウウウウウウ



P「愛梨、俺まだシャワー浴びてないから離れた方がいいぞ」



愛梨「んふふ♪Pさんの匂い...大好きです♡」



P「まったく...」



愛梨「本当にありがとうございます...」



愛梨「私、ちょっとだけ心配だったんです」



P「心配?」



愛梨「Pさん、お仕事が忙しくて私に構ってるヒマないんじゃないかって...」



P「えぇ?なんかそう思われるのは心外だなぁ、結構気を配ってるつもりなんだけど...」



愛梨「だ、だからちょっとだけですってばー!」



P「安心しろ、ちゃんと見てるよ、でなきゃ遊ぶ時間を確保するためのスケジュール調整で苦労したりしないって」



愛梨「ふふっ...はい♪」



P「でも、全力で遊ぶためにはその前の仕事を全力でやらないとダメだぞ?」



愛梨「もちろんです!一生懸命頑張りますっ!」



愛梨「だからその後はいっぱい遊んでください♪」



愛梨「夏の思い出...いっぱい作りましょうね♡」



P「うん、そうだな...さっ、そろそろ部屋に戻りなさい」



愛梨「えー、もうですかぁ?」



P「もう充分だろ、長すぎるくらいだ」



愛梨「むぅぅ...Pさんのケチ...」



P「そんな顔してもダメだ、ほら早く立つ!」



愛梨「はーい...」

P「明日は寝坊するなよ?」



愛梨「わかってます!Pさんもですよ?」



P「もちろんだ、じゃあおやすみ」



愛梨「はーいっ、おやすみなさい♪」





バタン





P「ふぅ...まったく困ったやつだ...」



P「でも、ついつい甘い顔するのは...まあ、そういうことなんだろうなぁ」



P「俺ってやつはホントに...」





コンコン





P「んっ、はーい」ガチャッ



愛梨「えへへっ♪」



P「どうした?忘れ物か?」



愛梨「ん〜、そんなところです」バタン



P「なんだよいったい?」





愛梨「んっ♡」

P「...わざわざそんなことのために戻ってきたのか?」



愛梨「そんなことじゃないですよ〜!明日のお仕事を頑張るために必要な事なんですっ!」



P「はいはい...」



愛梨「ほら、Pさん♪」



P「まったく...」





チュッ





愛梨「んっ...」



P「これでいいか?」



愛梨「もうちょっと...」



P「仕方ないな...」



愛梨「ちゅっ...んっ...♡」



P「愛梨...」



愛梨「Pさん...」ギュッ



愛梨「好き...大好き...♡」



P「俺も...」



愛梨「んっ...もうちょっと...」







愛梨「もうちょっとだけ...」







チュッ チュッ...





−−−−−−







愛梨「Pさーん、早く早くー♪」





P「あぁ、わかってるよー!よいしょっと...」ザクッ



つかさ「よう悪いな、全部準備してもらって」



P「いやいいよ、つかさは疲れてるだろ」



つかさ「お前だってそうだろ...てゆーか愛梨のやつ、マジすげーな」



P「おっ、つかさが褒めるなんて珍しいな」



つかさ「そんなことねえよ、アタシウソ嫌いだから、思ったことしか言わねえから」



P「あー、そうだったな」



つかさ「あいつすごかったぜ?ライブもグラビアの撮影もマジ全力投球って感じだった、アタシもついてくのがやっとだ」



P「ああ、俺もそう思ったよ」



つかさ「にも関わらず自分からイニシアチブ取って遊びに行くなんてすげーわ、マジリスペクトの対象だねありゃ」



P「なるほど...」



つかさ「あっ、そういえばさ、アタシは仕事終わると部屋でグッタリしてたんだけど、愛梨はほとんど部屋にいなかったんだ」



P「...へ、へぇ」



つかさ「だけど部屋に戻ってくると妙に元気なんだよ、ホント不思議」



P「ま、まああんまり深く考えるな、今はゆっくり休めよ!」



つかさ「ああ、悪いけどそうさせてもらうわ、アタシもたまには立ち止まって休まないとな」





愛梨「Pさーん!」





つかさ「ほら、呼んでるぜ?行ってやれよ」

愛梨「もうー、遅いですよPさん♪」



P「悪い悪い、元気だなぁ愛梨は...」



愛梨「えへへ、Pさんが毎晩元気をくれたおかげですっ!」



P「...愛梨、そのことは人に言っちゃいけないぞ?」



愛梨「えっ、どうしてですか?」



P「どうしてもだ、いいな?」



愛梨「はーい...あっ、それよりも!」





愛梨「ジャン♪どうですかこの水着!」





P「あぁ、可愛いな、よく似合ってるよ」



愛梨「えへへ、Pさんのために買ったんですっ!」



P「俺のために、か...」



愛梨「はいっ!」



P「ありがとな、愛梨」ナデナデ



愛梨「ふふっ♪さあー、今日はいーっぱい遊びますよっ!」



P「元気だなぁ愛梨は...」



愛梨「もちろんです、だってこの日を取っても楽しみにしてたんですからっ♪」



愛梨「Pさん、せっかくの海ですからたくさん思い出作りましょうねっ!」



P「ああ、そうだな」



愛梨「えへへ、今日は大サービス!」







愛梨「今日の愛梨はPさん専用ですっ♪」







おわり



12:30│十時愛梨 
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