2015年08月28日

翼「美希先輩とカモ先生」


翼「ねえねえ美希先輩〜、お堀なんかに何しに来たんですか?早くカラオケに行きましょうよ〜」





美希「んー。ここにはね、美希がすごいなーって思ってる先生がいるの」







美希「最近忙しくて会いに来れなかったし…ちょうどいいから翼も会っておくべきだって思うな」





翼「美希先輩の先生…つまり私からすれば大先生ってことですね!」





美希「その理屈はちょっとよくわからないの…あっ、いたいた、カモ先生ー!」





翼「カモ…先生…?あのカモが先生なんですか?さすが美希先輩、なんというか自由ですね〜♪」





美希「翼にだけは言われたくないの」



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翼「それでそれで?美希先輩はどうしてあの先生を尊敬してるんですか?」





美希「なんでそんなに興味津々なの…」





翼「美希先輩のことはなんでも知っておきたいので♪」





美希「翼、ちょっと気色悪いの。…それでえーと、尊敬してる理由だっけ?」





美希「カモって寝たままでもぷかぷか〜って浮いてられるでしょ?ミキもそうやって楽に生きていけたらいいなーって、そう思ってたの」





翼「なるほどー。ちょうど私にとっての美希先輩が、美希先輩にとってのカモ先生なんですね!」







美希「……ねえ翼、翼はミキのことをどう思ってるの?」





翼「えっ?だ、だめですよ美希先輩!女の子同士でそういうのは…でも美希先輩となら…///」





美希「違うの。どんな風に尊敬してるのかってことなの」





翼「むー、ノリが悪いです美希先輩…」



翼「そうですね〜。お手本でしょうか、ハッピーライフの!」





美希「ハッピーライフ?」





翼「楽しくってモテモテで最高の人生のことです♪」





翼「そのためにはまず美希先輩みたいなアイドルにならなきゃいけないって思うんですよ!」





美希「…別にミキみたいになる必要はないって思うな」





翼「ええー?だって美希先輩っておしゃれで可愛くて、男の子にも女の子にもモテモテじゃないですか」





翼「キツい練習とかしてなさそうなのにステージでは最高にキラキラだし、やっぱり私は美希先輩みたいになりたいですね〜♪」





美希「……ふーん、翼って昔のミキにそっくりなんだね」



翼「え、ホントですか?やった〜♪」





美希「いや…別に褒めてるわけじゃないの」





美希「ミキもね、昔は練習とかするの大嫌いで楽ちーんにアイドルできたらいいなって思ってたんだ」





美希「だけどハニーが気づかせてくれたの、キラキラするために努力するのも悪くないって」





翼「うーん、でも頑張らずに楽しくアイドルできるならそれが一番だと思うんですよ〜」





美希「…まあいつか翼にもわかる日がくるの、多分」





翼「難しい話は置いといてカモ先生にエサでもあげましょうよ〜♪あっ、あそこのハンバーガーショップでフライドポテトのL買ってきますね〜」





美希「…ホント、そっくりなの」



おわり



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