2015年08月29日

律子「亜美真美が三つ子ユニットになるですって!?」

P「毎日毎日身を削って社畜生活」



「30前の体には日々負担が蓄積されていく」



「オフには疲労困憊で何もする気が起きない」





「もうこんな生活続けてられるかよ!!!!」



「俺は・・・子供に戻りたい!!!」



「学校から帰っておやつを食べて校庭でみんなで缶けり」



「帰ったら母ちゃんがカレーを作って待っててくれる」



「そんな生活を取り戻したいんだ!!!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1362449151



P「子供になりたいといっても子供心を忘れてしまった俺には難しいな」



「1から作るのは不可能だ」



「ということでまずは模倣から入ろう」



「子供・・・やよい」



「いや、経済的な問題を抱えるのはきついな」



「俺にはあの境遇で天使のように笑うことはできないだろう」



「となると選択肢は一つ・・・・」



P美「んっふっふー、PはこれからP美(ぷみ)だよ→」



P美「あ、おかえり千早お姉ちゃん」



千早「は?あの、プロデューサー」



「私の聞き間違いでしょうか?今とても不愉快な気分になったのですが」



P美「うあうあー、千早お姉ちゃんがご機嫌ナナメだよ→」



千早「・・・」



P美「ねーねー千早お姉ちゃん?P美何か千早お姉ちゃん怒らせちった?」



P美「ムシはやだよ→!千早お姉ちゃーん」



千早「律子・・いえ社長に相談すべきね」



P美「行っちゃった・・・」

社長「うぉっほん、P君。話を聞かせてもらおうじゃないか」



P美「あ、社長さん!P美ね、亜美と真美の妹になったの」



「妹っていっても三つ子だから年はおんなじなんだけどね!」



社長「・・・・よーく分かった。君がどのような理由からそうなったのかは聞かずにおこう」



社長「ティンと来た!」



社長「君にはこれから双海P美としてアイドルをやってもらう」



P美「P美ははじめからそのつもりだよ!亜美と真美とステージで遊ぶんだ!」



社長「うむ、律子君には私から話しておこう」



社長「プロデューサー業務とは勝手が違うとは思うが、期待しているぞ」



社長「亜美君と真美君をここに呼んでくる。あとは3人で話してくれたまえ」



P美「うぉっほん、P美に任せてくれたまへ」

P美「あ、亜美ー真美ー会いたかったよ→」



亜美「なん・・・・」



真美「・・・・だと」



亜美「うあうあー、兄ちゃんが壊れた」



真美「しかも面白い方向に!」



P美「も→、P美は兄ちゃんじゃないYO!」



P美「P美が末っ子だかんね」



亜美「え?じゃあ亜美お姉ちゃん?」



真美「真美は二児の母?」



P美「P美は三人官女!」



亜美「もー、P美!それは違うっしょ→」



亜美「つまり兄ちゃんは亜美たちの妹になったんだね!」



真美「それでアイドルになるんだね!」



P美「そだよ!P美のせくちーでファンの兄ちゃんたちをメロメロにするかんね!」



亜美「その前にP美よ、我々双海流に入門するというのならひとつ試練がある」



真美「P美よ、真美たちにあってP美にないもの、分かるか?」



P美「わかるわ、アンチエイジングとか大事よね」



亜美「うあうあーそうじゃないっしょ→」



真美「よそのアイドルのモノマネはりっちゃんに怒られるYO」



亜美「とゆーわけで、真美どう思う?」



真美「うーん・・・やっぱ真ん中っしょ」



亜美「んっふっふー、DA・YO・NE→」

律子(どんな要件かしら、社長からこれからの方針について話したいと聞いてるけれど・・・)



ノックノック



律子「入るわよー」ガチャ



律子「え?」



律子「失礼しました」バタン



律子(目の錯覚・・・よね)



(同僚(成人男性)が前髪にチョンマゲつけて双子とはしゃいでた・・・)



律子「あー、最近働きすぎかしら。エステでも行きたいわねー」



律子「入るわy」ガチャ



律子(錯覚じゃなかった、錯覚であってほしかった・・・)



律子「あ、あのプロデューサー、一応確認なんですが」



律子「その頭、亜美真美のイタズラの結果ですよね?」



亜美「んもー、りっちゃんひどいYO」



真美「イタズラなんかじゃないYO」



P美「P美の個性だYO!」



「亜美が右チョンマゲ、真美が左しっぽなんだからP美は真ん中につけるに決まってるっしょ!」



律子「P美?は?」



P美「かくかくしかじかあみまみ」



律子「え?訳がわからないんですが・・・」



亜美「りっちゃんはニブちんですなー」



真美「ジョーチキにとらわれてますなー」



P美「年取ると頭かっちんこっちんになるってピヨちゃんが言ってた!」



律子「アンタより10コ若いわよ!!!」

亜美「りっちゃんひどいよ→」



真美「P美は末っ子なんだYO」



P美「まだ13歳だかんね!」



律子「・・・訳がわかんないわ」



律子「プロデューサー、亜美真美の悪ふざけに乗っかりすぎです!」



社長「うぉっほん、いいかね?」



律子「社長、どういうことなんですか?」



社長「うむ、これは悪ふざけなどではない」



「私がティンと来た765プロの新プロジェクトであり、いわば切り札なのだよ」



「亜美君、真美君、P美君の三人でアイドル史上初の三つ子ユニットとして活動してもらう」



「そして、律子君、君が3人をプロデュースするんだ」



律子「・・・訳がわかんないわ」





律子「そもそも亜美には竜宮があるでしょう」



律子「まさかこんな酔っ払いの妄言で伊織やあずささんを裏切る気?」



亜美「・・うぅそんな訳じゃないけど・・・」



社長「その件については心配いらない」



社長「亜美君の穴を埋める人材はすでに私が決めているよ」



社長「天海君だ」



社長「彼女ならば亜美君の担当していたバラエティ面を補うことができるだろう」



社長「年齢のバランスも良くなるし、何より苗字に海が入っている。すばらしいじゃないか」



律子「・・・社長の言い分はわかりました」



律子「ですが私は竜宮の今のメンバーに愛着があるんです」



律子「4人で汗をかいて地べたを這ってようやくAランクまでたどり着いて!」



律子「これからって時になんで・・こんな出オチのために・・・」



律子「・・・あなたの気持はわかったわ、亜美」



律子「でも、あなたたちのプロデュースはできない」



亜美「・・・っなんで、りっちゃん!」



律子「竜宮もメンバーが変わってこれから仕切り直しなの」



律子「そこに新ユニットだなんて、私のキャパシティを超えてるわ」



律子「だから、ごめんなさい」



律子「だけどね、あなたのことは大切な妹みたいに思ってる」



律子「相談や愚痴くらいならいくらでも聞いてあげるわ」



P美「イイハナシダナー」



律子「いいですよね、社長?」



社長「うむ、しかたないな」

真美「じゃあ真美たちはどうなるの?」



亜美「だれがプロデュースしてくれるのさ?」



律子「あら、適任がいるじゃない」



律子「私の妹分たち、大切にしてくださいよ」



律子「プロデューサー、いえ、P美!」



P美「えぇ→!!無理っぽいよ!」



社長「やはりこうなってしまったか・・・・」



「それではP美君、君のお姉さんたちと君が輝くために、頼んだよ」



P美「うあうあー」



亜美「んっふっふー、P美ー、亜美たちが一緒ってこと忘れてないかね?」



真美「困ったらお姉ちゃんたちに相談してくれてもよいのだぞ」



それから、P美たちのユニット『三つ子の魂100まで』略して『みつたま』は



P美がプロデューサーだった時のノウハウとコネを生かしていっぱいお仕事したよ



亜美「♪野望」



真美「♪陰謀」



P美「♪れいんぼー」



ディレクター「カーット」



「いいね!こっちまで元気もらったよ」



亜美「でしょでしょ」



真美「3人なら無敵だかんね→」



P美「3人寄れば安住の地へって言うっしょ!」



D「ははは、うまいねー!かわいくて面白いんだからこっちは助かっちゃうよ」



亜美「んっふっふーお上手ね♪」



真美「でも、今夜はダ・メ・よ♪」



P美「P美たちはまだコ・ド・モだかんね」



D「うんうん、うちの娘もこんな娘だったらよかったのになー」



D(真ん中のおっさんは謎だけど・・・・一番グイグイ来るし)

P美「亜美ー真美ーお疲れちゃーん」



亜美「お、P美ご機嫌だねい」



真美「なんかあったっぽいよ!」



P美「んっふっふー重大発表があるのだよ」



P美「まあちょっち待っててね、まとまったら話すから」



小鳥「みつたま、すごい人気ですね」



律子「ええ、もともと亜美真美を同じユニットで見たいという声は多かったですからね」



小鳥「1+1が100にも200にもなってますものね」



律子「ふふっ、小鳥さん。1+1+1、ですよ」



小鳥「そうでしたね」



小鳥(世間=ネット上では真ん中のおっさんの話題にかなり持ってかれちゃってるのよね・・・)



小鳥(見た目はおっさんなのに歌うときはcv下田麻美でダンスはキレッキレ)



小鳥(一見色ものなのに何故か引き込まれちゃうんですよね)



_____カポーン



亜美「それでさっき言ってた重大発表って何?」



P美「まだ秘密だよ→」



真美「むー真美たちに隠し事するかー」



亜美「こりは・・・ちかたないね、真美?」



真美「ですなー、亜美・・・・」



亜美真美「「体に聞いちゃるーー!!!」」



P美「うあうあー、シャンプーはもっと丁寧にしてYo」



亜美真美「「ほれほれ、ここがいいんけぇ?」」



P美「話す!話すから離して!!!」



亜美「亜美は離さない」



真美「真美も離さない」



P美「うあうあー」



p「stand up」



P美「もー、二人ともひどいよー」



亜美「じーーーーーーーー」



真美「チラッ///チラッ///」



P美「うあうあーー」



亜美「P美って、やっぱり兄ちゃんだね」



真美「・・・兄ちゃんだったときから真美たちがしがみつくとそうなってたよね?」



P美「もぉーーー!はずかしいからやめてYO」



P美「重大発表するかんね!!」



真美「あーごまかしたな→」



P美「なんと!!!」



亜美「人間砲弾?」



P美「なんと!!!」



真美「水鳥拳?」



P美「『竜宮小町』『みつたま』合同LIVEツアーが決定しました!!!」



亜美真美「「な、なんだってー」」

____レッスンスタジオ



亜美「♪子供扱いしないで〜」



真美「♪すぐ上から目線〜」



P美「♪ちゃんと話を聞いてよ〜」



3人「「「♪真面目なんだぞ」」」



亜美「うむす、やっぱ三つ子のコンビネーションは無敵っぽいよ」



真美「ユニット組んで一月でもできるもんだねぃ」



P美「毎回パーフェクトレッスンとか最強っしょ」



P美「このままIA位軽くいけるNE!!」



キィーーー



律子「あら、かなり仕上がってるじゃない」



律子「その様子なら、今回のツアー上手くいきそうね」



亜美「りっちゃん!!」

P美「りっちゃんどったの?」



真美「何かトラブリング?」



律子「いいえ、違うわ。セットリストについてP美と話したくて、ね」



P美「あ!アンコール曲決めてなかったね、P美うっかり」テヘペロ



律子「・・・春香まではいってない?」



P美「んっふっふー、P美の特技はモノマネなのだ→」



亜美「亜美の特技もモノマネですぅぅ」



真美「真美の特技もモノマネかなーって」



律子「あんた達3人で生っすか全員分できそうね・・・」

___本番



亜美「会場の兄ちゃん姉ちゃんたちー!」



伊織「今日は私たち竜宮小町と」



真美「真美たちみつたまのツアー最終日だZE→」



あずさ「楽しんでくれなきゃ、めっですよ」



ウォオオオオオオオオオオオオ(野太い声)



P美「うむ、よろちい。でもまだまだ足りないかんね!!」



春香「それじゃあ、いきますよ!765プロぉファイトぉ!!」



全員「オォオオオオオオオオオ」



ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

♪知らぬが仏ほっとけない〜



律子「お疲れ様、3人とも完璧なステージだったわ」



律子「あとはみつたまがgemmyとそのあとに竜宮がSTART!!を歌ってアンコールよ!」



亜美「あいあいさー・・・」ゼーゼー



真美「いえっさー・・・」ハーハー



P美「了解、エナンザム」キリッ



♪さすらうペテン師の青い吐息Ah



春香「うっ」グネッ



律子「なっ、春香!!!」



♪ハレンチな夢 デザートに 漂う



春香(だいじょうぶ)グッb

春香「えへへ、やっちゃいました・・・」



律子「踊っていたってことはたぶん捻挫でしょうけど・・・」



春香「ごめんなさい・・・」



律子「あなたはよくやったわ。新メンバーとして竜宮に加入して一ヶ月でよくここまで仕上げたと思う」



律子「これはここまで疲労をため込ませた私の責任・・・」



律子「亜美、ここから春香の代役おねがい!!」



律子「他に頼める人がいないの、あなたしかいないの!」



亜美「うん、亜美、行くよ」ゼーゼー



亜美「りっちゃん、この報酬は高いぜぃ・・・」ヒューヒュー



律子「ええ、任せて!」



P美「ちょっと待った」

亜美「どったの、P美?」カタデイキ



P美「どったもこったもないYO」



「亜美はもう限界ギリギリっしょ?」



「gemmy歌ったら休んでて」



亜美「じゃあ竜宮はどうすんのさ!?」ハーハー



P美「P美がやる」



真美「え?P美はだいじょぶなの?」ヒューヒュー



春香「無茶ですよ!あんなにダンサブルな曲を2曲も」



P美「P美はエナ茶飲んだからあと10曲は大丈夫!!」



P美「それにSTART!!ははるるんがソロのときの曲だよ」



P美「亜美よりもP美の方が分かってるかんね!」



律子「・・・ええ、それじゃあ頼める?」



P美「まっかせて!!!」

春香「律子さん、私悔しいです」エグッ



律子「ええ、私もよ」



律子「結局765プロはあの人におんぶにだっこなのね」



_________________________



♪コドモ扱いしないで〜



亜美(兄ちゃんがP美になるって聞いた時・・・)



♪すぐ上から目線〜



真美(ホントは真美たちちょっと嫌だったんだよ・・・)



♪ちゃんと話を聞いてよ〜



亜美(兄ちゃんが妹になったら亜美たちの)



♪真面目なんだぞ〜



真美(カレシにはなれないかんね)



_______________________



春香「すごい・・・」



律子「亜美と真美はもう限界だったはずなのに・・・」



あずさ「亜美ちゃん楽しそうね〜」



伊織「私たちも負けてられないわ!あずさ、準備するわよ」

♪いつもそばにいてくれるなら〜



P美(亜美、真美、最高だよ→)



♪すぐにわかるよエメラルドのように



P美(P美、二人のキラキラ分けてもらっちゃった!!!)



♪繊細なこと〜



P美(あとは任せて!!!)



律子「なっP美のダンスの切れがまだまだ上がっていく!!!」



律子「真と同レベル・・・いえ、あれはもはやKING of POPに迫るわ!!!」



律子「もはや見た目が29歳のおっさんだなんて誰も気にしていない・・・」



律子「この会場を完全に支配しているわね」



♪ただ君が手に取るの待ってる〜



♪みっつけたん



伊織「みんなーお待たせ」



あずさ「これから今日だけの特別ユニットで歌いますよー」



伊織「今日の公演に来たみんなは幸せねっニヒヒ」



あずさ「さぁ、紹介します。双海P美ちゃんです!!!」



P美「みんなーまたまた登場双海P美です」



うわぁあアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア



伊織「もう待ちきれないみたいね、じゃあ曲紹介、するわよ」



3人「START!!」



律子(・・・・・・・・はっ、私はいつの間に泣いていた?)



律子(ありえないの完成度、これがぶっつけ本番だなんて・・・・)



___数日後



社長「P美君、いやあ、すばらしい人気だね」



社長「君へのファンレターを保管するために建物を一つ借りる必要がありそうだ」



P美「当然っしょ→」



P美「でもね、最近亜美と真美が元気なくてP美も元気なくなっちゃうYo」



社長「いやぁ、それは・・・・」











亜美「亜美最近ね、クラスの男子にひどいこと言われたんだ・・・」



真美「真美も最近、クラスの男子にひどいこと言われた・・・」



亜美「双海ってP美のスペアだよな、だって・・・」



真美「亜美はまだましだよ・・・・」



真美「真美なんてP美のスペアの亜美のスペアだよ・・・・」



亜美「じっさいP美はすごいかんね・・・」



真美「しかもいい子だしね・・・」



亜美真美「「ちかたないね・・・」」









終われ





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