2015年08月31日

モバP「もう嫌だ」


モバP「もう嫌だ」



ちひろ「急にどうしたんですか?アイドルも皆トップクラスになって、今がまさに稼ぎ時ですよ?」





P「俺はこの事務所、プロデューサー業をやめさせてもら..」



ちひろ「何か言いました?」ニコニコ



P「ああ!俺は、この事務所をやめ」



ちひろ「今までのドリンク代…イベント代を一括請求しますよ?」



P「俺が間違ってました。」







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396263525





ちひろ「プロデューサーさんはやっぱりこうじゃなきゃ♪」



P「なんて言うわけねえだろうがぁー!!」



ちひろ「…ちなみに利子を含めてこれだけの額ですよ?それに、その他にアイドル達の為の…」



P「金ならここにある!」



ドンッ!



ちひろ「なぁ!!」



P「とういうわけで、俺はこの事務所を」



ちひろ「ま、待ってください。これだけの額…強盗でもしないとプロデューサーさんのお給料じゃ絶対」



P「売ったのさ」





ちひろ「う、うったってまさか…」



P「もちろん俺の体だ」



ちひろ「ま、まさか…」



P「ああ、俺の給料じゃ絶対無理だ。けどな、体ならどうだ?」



ちひろ「け、けど」



P「ドリンクだけで馬車馬のように働けるこの体を売ったのさ!!」



ちひろ「そんな!(ドリンクが裏目に…)」



P「と言うわけで俺はもう行きます。俺を買った人が待っているので」



ちひろ「ま、まって!」



P「なんですか?」







ちひろ「そ、その…売るって…嘘ですよね、わ、私…ショックで泣いちゃいますよ」



P「何十人もプロデュースして年収400万以下、食事はドリンクのみの俺の方が泣きたいですよ。」



ちひろ「け、けど…」



P「しつこいですね。辞表はもう出しました。千川さんとはもう他人です」



ちひろ「そ、そんなぁ…「ちひろさん…なにしてるの?」」



ちひろ「何って、私のプロデューサーさんを引き留め…」



凛「プロデューサーは今、私のだよ。」



P「凛!」



凛「来るの遅いから迎えに来ただけ…ほら、早くいこうよ」ギュッ



P「ああ。」



ちひろ「行くって…まさか凛ちゃんが!?」







凛「ちひろさん、またね。プロデューサー、手…」



P「ほれ」



凛「ん…暖かいね」



P「凛もな」



凛「もう///」



ちひろ「ちょ、ちょっと待って!凛ちゃんが…プロデューサーさんを買ったの!?あんなに大金で!?」



ちひろ「ちょっと、答えてください!!」



凛「時間が惜しいのに…」



P「ココは説明しといたほうが良いんじゃないか?千川さんもしつこそうだし」



凛「プロデューサーがそういうなら…」



ちひろ「じゃあ話してくれるのね」







凛「買ったのは私であって私じゃないよ。私が買えたのは今日を含めて1週間」



ちひろ「1週間…じゃあ、1週間経ったらプロデューサーさんは戻ってくるのね?」



まゆ「次はまゆの番ですよ…まゆ、いっぱい…いっぱい、Pさんとリボンで繋がりたいです…うふ」



ちひろ「ま、まゆちゃん!?」



まゆ「その次は」



美優「わ、私です…すみません」



晴「その次はオレな。はやくPとサッカーしてぇなぁ〜」



幸子「それよりカワイイボクとデートのほうが良いですよね!プロデューサーさん♪」



P「待てって、ちゃんと約束は果たすから。とりあえず、今週は凛。だろ?」



凛「そうだよみんな。順番守らないと私、後で邪魔するよ」







まゆ「それはまゆ...こまっちゃいます。だからまゆ…待ってますね」



ちひろ「ま、まさか…」



P「ええ。話を聞いた俺のアイドルたちが、俺を千川さんから解放してくれたんです」



ちひろ「そんな…だって、アイドルの子たちだって、プロデューサーさんが辞めればデメリットが」



晴「Pを1週間独り占めできるんだぜ?デメリットなんてねーよ」



ちひろ「け、けど」



まゆ「アイドルとプロデューサーじゃなくなる…うふ♪」



美優「これで…壁は無くなりました」



ちひろ「で、でも…」







凛「ちひろさんしつこいよ。時間もないし、私たちもう行くね」



P「じゃあ、みんなまたな。」



晴「じゃーなー!新品のボール用意しとくぜ」



まゆ「Pさんを買ったの…まゆたちだけじゃないのが残念ですね。」



幸子「そうですね。次に会えるのが…だいぶ先なのが辛いです。まったく、カワイイボクを待たせるなんて」



美優「ココに来ていない人も、お金を出しているから」



まゆ「短時間でも…Pさんとはできます…うふ」



ちひろ「そ、そんな…じゃあ、Pさんはもう」



まゆ「お金ってすばらしいですよね…」





ちひろ「い、いきなりなにを」



まゆ「だって…ちひろさんのおかげで、今のPさんならお金で買えます…うふふ」



ちひろ「お金で、Pさんを…けどそれって」



美優「それがたとえ…歪んだ愛情だとしても」



幸子「ボクたちはPさんを愛してますから!」



まゆ「Pさんを奴隷のように扱うちひろさんは…もうPさんとは無関係、部外者ですよね?」



晴「だから外野は黙っててくれよ。あいつはもうあんたのものじゃないんだぜ?」



美優「これからはあの人を…私たちが守ります。」



ちひろ「そ、そんな…でもそれなら私」



美優「あ、ちひろさんはPさんを買うことはできませんよ。」



ちひろ「なんで…お金なら、ほらここに」



美優「あの人の…唯一のお願いですので」



まゆ「今頃…Pさん…何をしているかしら」





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



凛「まずは買い物...ね?」



P「俺は何処へでもついて行くぞ。」



凛「じゃあ私、ペットショップがいい。」



P「ペットショップ?ああ、ハナコの買い物か?」



凛「ふふ、何買うか聞きたい?」



P「ああ、興味はあるよ」



凛「プロデューサー♪」



P「なんだ?ご機嫌だな」



凛「プロデューサーは何色が好き?」



終わり





09:30│モバマス 
相互RSS
Twitter
更新情報をつぶやきます。
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: