2015年09月01日

未来「静香ちゃんがラーメン食べてる…!?」




星梨花「たっ、大変です、未来さん!」ドタバタ







未来「どうしたの星梨花?そんなに慌てちゃって」





星梨花「お、落ち着いて聞いてくださいでござる!」





未来「うん、まずは星梨花が落ち着こうか」





星梨花「そ、そうですね。スーハ―、スーハ―…」





星梨花「よし、落ち着きました!」





未来「そうだ、春香さんに手作りクッキー貰ったから星梨花も一緒に食べようよー」





星梨花「わあっ、とってもおいしそうです!わたし紅茶を用意してきますね♪」トテトテ









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未来「春香さんってたまに砂糖と塩を入れ間違えるんだけど、今回のは大丈夫だったねー」サクサク





星梨花「はい!とってもおいしいです♪」サクサク





未来「それで星梨花、さっき言ってた大変なことって何?」





星梨花「………あああっ!すっかりリラックスして忘れてました!」





星梨花「大変なんです。実は、静香さんが…あの静香さんが…」





星梨花「ラーメンを食べてるんです!!」





未来「えっ…」





未来「ええええええええええええぇぇぇぇ!?」









未来「あ、あの、好きな食べ物を聞かれたらドヤ顔で『饂飩』って書いて、どれだけ好きかプレゼン始めちゃう静香ちゃんが…」





未来「『昨日のお昼はきつねにしたし、今日は月見うどんにしようかな?プロデューサーは何うどんにします?』とかあいさつセリフで言っちゃう静香ちゃんが…」





未来「ゲッサンでも『うどんは生き物…耳をすませば声が聞こえるの』とかいう謎の名言を残した静香ちゃんが…」





未来「ぼんぼりに『饂飩』って書いて伊織ちゃんに叱られちゃうような静香ちゃんが…」





未来「24時間ぶりに食べるうどんを久しぶりとか言っちゃう静香ちゃんが…」





未来「ラーメンを…食べてる…!?」





星梨花「そうなんです!わたしビックリしちゃって、とりあえず未来さんに報告をと…」





未来「いますぐ止めに行くよ星梨花。このままじゃ、また…!」





星梨花「は、はい!」







静香「え、ラーメン?もう食べちゃったわよ」





未来「遅かった…!!」ガクッ





星梨花「静香さんがラーメンを完食するなんて…」ガタガタ





静香「ど、どうしたのよ2人とも。私がラーメン食べるのがそんなにおかしい?」





未来「おかしいどころじゃないよ。異常事態だよ!」





星梨花「うう…いつもの静香さんに戻ってください…」グスン





静香「ええー…」







静香「そもそも私だってたまにはラーメンくらい食べるわよ。クリスマスのときだって貴音さんのラーメンを頂いたし…」





未来「知ってるよ!だから止めに来たんだよ!」





静香「ど、どういうこと?」





未来「あのね、静香ちゃんは気が付いてないかもしれないけど」





未来「静香ちゃんがラーメンを食べると、必ず周りで奇怪な事件が起きるんだよ…!!」





静香「えええー…」





星梨花「クリスマスには美奈子さんの屋台から小麦粉とタコが消失、他の場所からもソースやマヨネーズが消えてしまったそうです…!」ガタガタ





静香「そ、それは…確かに変わった事件ね」







未来「とにかく!静香ちゃんにラーメンは禁断のアイテムなんだよ。伊織ちゃんに牛乳とコーヒーゼリー、育ちゃんに歯ブラシを持たせるくらいアウトなの!」





静香「その例えはよくわからないけど、切羽詰まった状況なのはわかったわ…」





静香「それで私は何をすればいいの?」





星梨花「うどんです」





静香「…えっ?」





星梨花「今すぐうどんを食べてラーメンの呪いをかき消すんです!」





静香「え、いや、今お腹いっぱいなのだけど」





未来「大丈夫、うどんは別腹って静香ちゃん言いそうだもん!」





静香「勝手に人の発現をねつ造しないでくれる!?確かに言いそうだけども!」









未来「さあ、早くうどんを作って!静香ちゃんならうどん作りの一式くらい持ち歩いてるでしょ!」





静香「確かに持ち歩いてはいるけど…時間もかかるしカップ麺でいいんじゃないかしら」





未来「それじゃダメだよ。さっきのラーメンに打ち勝つには静香ちゃんの手作りうどんじゃないと!」





静香「わ、わかったわ。それにしても、なんだかさっきからラーメンが悪者みたいね…」





星梨花「急いでください静香さん!私たちもうどんコールで応援しますから!」





静香「うどんコール…!?」トントントントン





未来「うどん!うどん!うどん!」





星梨花「うどん♪うどん♪うどん♪」





未来「うどーん!うどーん!」





星梨花「うどーん♪うどーーん♪」





静香「2人ともうるさいっ!!」グツグツ







静香「ふぅ…なんとか完食したわ」





星梨花「お腹いっぱいの割には作るのも食べるの早かったですねー」





未来「やっぱり静香ちゃんにとってうどんは別腹なのかも!」





静香「あなたたち好き放題言ってくれるわね…」





星梨花「でもよかったです!これで765プロの平和は守られたんですね!」





未来「うん!まったく静香ちゃんは人騒がせ…」





??「ああーーーーーーーっ!!!!」





星梨花「この声は…可奈ちゃん!?」





未来「楽屋のほうだよ、急ごう!」





静香「ま、まさか…」







可奈「た、大変だよ、みんな!私がみんなのために買ってきた伝説のプチシューが…」





可奈「ゴージャスセレブプチシューが、なくなってるの!」





未来「ええええええええ!?」





星梨花「そんな、ひどい…」





貴音「面妖な事件ですね…!」モグモグ





奈緒「犯人め、絶対に許さへんで…!」モグモグ







………







星梨花「静香さん…残念ながら今回も…」





未来「静香ちゃんがもっと早くうどん食べないから…」ジトー





静香「な、なんで私が悪いみたいになってるのよ!もうラーメンなんて食べないんだからー!!」





終わり







10:30│最上静香 
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