2015年09月02日

モバP「あぁ^〜綾瀬のダンスを見てるとナニが豊かになってくるんじゃぁ^〜」


※モバマスの綾瀬穂乃香さんのSSです。



※エロです。





※モバP「あちゃー(略)」シリーズの手法をパk…リスペクトしてます。

 ↑のシリーズ作者さまに、あらかじめ敬意とお詫びを申し上げます。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369743875





1・2・3、1・2・3……



アレグロ(早く)、カブリオール(跳躍)。また最初から、アン・ドゥ・トロワ……



新しい曲の振り付けはバレエのステップも多く取り入れたもので、とてもやりがいがあります。



私は合同練習が終わってからもレッスン場にひとり残って、演技の確認をしていました。



こうしてステップを踏んでいると、ついつい少し昔のことを思い出してしまいます。



――自分の表現に行き詰まりを感じて、ただひたすらに、レッスンに明け暮れていたあの頃。



――バレリーナとしての自分に限界を感じて、でもどうしようもなくて、トゥ・シューズに血が滲むほど同じステップを繰り返していたあの頃。



あの頃と今の私との違い……



それは他のひとから見ればあまりに簡単な、本当にささやかなものでしかないのかも知れません。



でも今、こうして鏡の前で踊る私は、気づけば自然と笑顔を浮かべていました。



踊ることが、表現することが楽しくて仕方がない、そんな笑顔を。





最後の一周を終えて、曲を止めると、後ろから拍手がしました。



いつから見ていたのでしょうか。プロデューサーはお疲れ様といって私の肩にタオルを掛けてくれます。



――どうでしたか、上手く出来てますか。



――ああ、一日で覚えられるなんて思わなかった。さすがは穂乃香だ。



励ますように、慰撫するように、プロデューサーの大きな手が私の肩に添えられます。



少し乾燥気味の彼の指と、汗の粒を浮かべた私の肌。



それが触れ合あうと、目蓋の裏に小さく、火花のようなものが走るのを感じます。



その瞬間、私は彼が何を求めているか、わかってしまいました。





高鳴る胸。伝わる体温。腰に廻されたプロデューサーの逞しい腕。



――プロデューサ、ぁッ……



どちらからとなく差し出した唇を、どちらからとなく重ねあいます。



疲労と期待にふらつく身体を彼に預けて、とろけるようなキスを交わします。



さっき目蓋の裏で感じた火花は……あるいは私自身が、心の底で彼を求めていただけのことかも知れません。



たっぷり1分以上口付けを続けて、舌を絡めあって。



――あの、プ、プロデューサー……、



彼の唾液の糸がかかった唇で、私は声を上擦らせながら訊ねます。



――マッサージ、お願いできますか……?





レッスンのあとのクールダウンは、翌日に疲れを引きずらないためにも、筋肉を傷めないためにも、非常に大切なことです。



だからバレエ時代からやっている一連のストレッチは、もうすっかりと私の習慣になっているはずでした。



……でも、いつからだったでしょうか。



慣れ親しんだはずのクールダウンを一人きりですることに、どうしようもない寂しさを覚えるようになってしまったのは。





僧帽筋。



広背筋。



三角筋。



上腕。下腕。



太腿とふくらはぎ。



お腹まわりや、お尻の筋肉まで。





プロデューサーの優しい手は、レッスンを終えたばかりの私の身体をすみずみまで解きほぐしていきます。



汗を吸ったトレーニングウェアはまだそのままで、肘の裏や腋の下などを撫でられるたび、プロデューサーの指先が湿っていくのが見えます。



最初のころは汗臭いのではないかと、せめて着替えてからにしてほしいとお願いすることもありました。



でもプロデューサーはまったく気にする素振りを見せることなく、それどころか、穂乃香はいつも良い匂いがするよ、だなんて言って私のうなじを舐め上げるのです。



……声を抑えるの、大変なんですよ。これでも。



 

耳に息をかけられたり、キスを繰り返したりしながら、念入りなマッサージが続きます。



10分か、あるいは20分か。



私の身体はほとんど余すことなく摩られて、揉みほぐされて、まだプロデューサーの手が触れていないのは、胸と陰部くらいでした。



ぐったりと力が抜け、立つこともままならなくなった私の身体で、トレーニングウェアに張り付いた両胸の先端だけが、ニップレス越しですらも判るほど凝り固まっています。



じらされてじらされて、ようやくプロデューサーの手が胸に辿り着いたときには、私は太腿と太腿を強くこすり合わせずにはいられませんでした。



最初はゆっくり触れるだけ。バストサイズを測るように。



次第に強く、こわばりをほぐすようなマッサージへ。



そして、やがて愛撫へ。彼に目覚めさせられた、私の中のいやらしい部分へ呼びかけるような。

 

 

寄せ上げられた胸と胸、その谷間を汗と唾液の混じった雫が滴り落ちてゆき、それに沿って、染み入るような快感が身体の芯を走り抜けます。



――穂乃香、鏡、見てごらん?



悪戯心を含んだ甘い声で、プロデューサーはそっと私に命じます。



言うとおり視線をあげて横を見ると、そこに映る私は目をとろんとさせて、太腿をもじもじさせながら、すがりつくような必死さで男の人に身を預けていました。



今の私のこの表情を傍から見たら、綾瀬穂乃香が真面目そうな女の子だなんていう人は、世界のどこにもいないでしょう。



そのとき鏡に映っていたのは、それくらい締りのない、惚けきった表情で――



けれどそれは、ダンスのレッスンに夢中になっているときと勝るとも劣らない、幸せそうな笑顔でした。

 



 

プロデューサーの家まで我慢することなんて、私も彼も、絶対に出来そうにありませんでした。



近くのホテルどころか、駐車場の車までだって無理だったと思います。



レッスン場の隣のシャワールームは、さっきまでみんなが使っていたので、まだ湿った空気がうっすらした靄となって立ち込めていました。



私はそれよりもずっと熱い吐息を漏らしながら、脱衣籠にトレーニングウェアとシュシュを放り入れます。



シャワー長屋の扉の前を小走りに通り過ぎ、そして私は、一番奥の個室で先に待っていたプロデューサーの腕の中に飛び込みました。

 

 

プロデューサーは私を受け止めながら、スライド式の鍵を閉めます。



こうして完成した狭い密室で、私たちは激しく抱き合いました。



胸に胸を押し付け、唇に唇を押し付けます。



足と足とを絡めあい、舌と舌とを絡めあいます。



一糸纏わぬ姿を見られている恥ずかしさと、肌と肌が直接こすれあう感触。みんなが使うシャワー室で、いけないことをしているという背徳感。



頭の中でそれらがどろどろに溶け合って、興奮をどこまでも高めていき、

プロデューサーと触れ合っている私の皮膚のすべてが、まるで性感帯になってしまったみたいにじんじんとしてきます。

 

 

プロデューサーの性器は猛々しく盛り上がり、正面から抱きついた私のへそのあたりでピクピクとしていました。



ほんの数ヶ月前まで想像するのも怖かった男の人の大事な部分に、私は自分から、下腹部をぐいぐいと押し当てます。



空いていた片手を亀頭に添えて、先ほどのマッサージのお返しをします。



そうすると、プロデューサーが気持ち良くなれることを知っていました。



どんなふうに触れば喜んでもらえるのか、たくさん教えてもらいました。



そして私の中の女の部分が、そうすることを望んでいました。



――でも。



――本当に触れたいのは、手じゃなくて、もっと他の部分。



――早く…早く、プロデューサーのこれで、気持ちよくしてもらいたい。



――僅かに残った私の理性を、どろどろに、ぐちゃぐちゃに、跡形もなくなるほど壊してほしい。

 

 

心の中だけで叫ぶ、そんなはしたないおねだり。



でも、言葉にはしなくても、下腹部を通じて伝わってしまったのかも知れません。



プロデューサーは顔を離すと、後ろを向いて壁に手をつくように私に言いつけます。



その口元は赤く腫れぼったくなっていて、両の眼にはぎらぎらとした欲望が燃えています。



これから私を犯すのだと、大事な担当アイドルをめちゃくちゃにするのだと、その瞳を見た瞬間に伝わってしまいました。



私はタイルの壁に手をついて、プロデューサーが使いやすいように、爪先立ちになって腰を持ち上げます。



ポワントの練習がこんなところで役に立つなんて……、以前の私だったら、思いしませんでした。

 

 

熱い肉の先端がお尻の真ん中にあてがわれ、濡れ具合を確かめるように、何度か入り口を擦られます。



それからすぐに、ずずずんっ、と一気に奥まで貫かれて、私の背筋はカンブレのように反り返りました。



あふれでてしまった嬌声が個室の壁を越えて、シャワールーム全体に響き渡ります。



もし近くに誰かいたら、間違いなく訊かれてしまったことでしょう。



けれどそんな焦燥も、今の私には快感をいや増すスパイスのようなものでしかありません。



私の内側をいっぱいに押し広げるプロデューサーの性器、その硬さや大きさをもっとたくさん感じたくて、



私はプロデューサーの動きに合わせて腰を振ったり、内腿の筋肉に力をこめて入り口をすぼめたりします。

 

 

世界中の幸せがこの狭い個室に集まっているような、まるで夢みたいな時間。



甘く張り詰めた声が抑えようもなくお腹の底からあふれ出て、重なる性器からの水音といやらしいハーモニーを奏でます。



でも、ふいにプロデューサーの腰が引かれて、そのリズムが止められてしまいました。



戸惑う私が振り返る間もなく、プロデューサーは私の左膝の裏に手をかけて、まるで犬がおしっこをするときのように、私の片足を抱え上げます。



そしてワルツのような三拍子から、激しくて早い四分の四拍子へ。



硬く反ったペニスの先端が、私のあそこの入り口近くに擦り付けられるように何度も出入りします。



一番敏感な部分が激しく攻め立てられる快感、片足を持ち上げられた苦しい姿勢が身体の自由を奪って、私の理性は逃げようもなく昇りつめていきます。

 

 

でも、そのときでした。



濡れたタイルのうえで、私のほとんど全体重を支えていた右足のつま先。



それが何の前触れもなく、突然、つるんと滑ってしまったのです。



――!!!!



咄嗟にプロデューサーが引き寄せてくれて、そして私も彼のほうにもつれこもうとしたために、固い床に頭をぶつけるようなことはありませんでした。



でも、もちろん私たちは、あそこ同士で繋がったままで――そのため私はプロデューサーの下腹に、いきおいよく自分からお尻を叩きつけるような格好になってしまいます。



――あッ、ああああぁッッ!!



浅いストロークからいきなりの、何の気構えも出来ないねじこむような結合。



まるで子宮を串刺しにされたかのような、優しいプロデューサーが今まで決してしなかった暴力的な挿入。



――だ、大丈夫か穂乃香?



耳元にかかるプロデューサーからの問いに、私はうなずくことさえ出来ません。



なぜならこのとき、私の意識は、今日最初の絶頂の波に呑み込まれていたからです。

 

 

壁のタイルの継ぎ目に爪を立てて、背筋を限界まで反らせて、陰部はまだ、一番深くまで貫かれたまま。



『しびれる』なんて言葉ではまるで足りない、まるで直接電気を流されたような快楽に身体も意識も何もかも翻弄されて。



そんなふうに放心している私の耳たぶの裏側に、くす、という笑みの気配がよぎりました。



――ひゃうンッ!?



次の瞬間襲ってきた冷たい刺激が、絶頂の余韻に浸っていた私の意識をいっぺんに引き戻します。



ちかちか眩む視界を下ろしてみると、プロデューサーは片手で器用にシャワーを取って、冷たい水の噴き出すノズルを私の太腿の間にあてがっていました。

 

 

これ以上なく火照った身体に文字通り冷や水を浴びせかけられ、私の身体は達する直前に引き戻されたようにギュウッと緊張し、プロデューサーのことをきつくきつく締め上げてしまいます。



そしてプロデューサーは私の体重を受け止めたまま、ふたたび腰を動かしはじめました。



ゆっくりだったのは最初だけ――すぐにずんずん、コツコツ、ぐりぐりと、私の内側を勢いよく往復しはじめます。



それはプロデューサーが一番気持ちいい時の、私の身体に夢中になっているときの動きで。



放り出されたシャワーノズルがカツンと床で跳ねるのを視界の端で眺めながら、私はプロデューサーの精を受け止めるために身を委ねました。



そして……。



どくんっ、どくんっ、どくんっ、どくんっ、どくんっ、どくんっ…………



長く、長く、とめどなく吐き出される欲望の塊。



お腹の中で何度も何度も脈打つ、プロデューサーの逞しい分身。



精子を子宮に撒き散らされる一拍ごとに、途方もないほどの甘い幸せを感じながら、私は再び絶頂を迎えてしまうのでした。

 

 

繋がりが離れると、私は立っていることも出来ずに、タイルのうえにへたりこんでしまいます。



乱れた呼吸を整えていると、ツゥ、と内ももを伝った白い液体がシャワーで流されて、隅の排水溝に吸い込まれていきました。



――クールダウンのはずなのに、ずいぶん激しくなっちゃいましたね。



顔のすぐ近くにある、まだ半ば屹立したままのプロデューサーの性器の先には、私の中からこぼれたもの同じ液体が少し残っているようです。



――それじゃ今度は、私がマッサージしてあげますね、プロデューサー。



照れ隠しにそう言いながら、私はプロデューサーの性器に、そっと唇を寄せたのでした。

 

 

――

―― おしまい。 

――





20:30│綾瀬穂乃香 
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