2014年03月13日

杏「メイドカフェ黒猫」

シンデレラジオの外伝です

例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394287644



杏「ふぃー、まだ外は寒いなぁ…」





杏「早く事務所に戻って温まろうっと…」



杏「…おや、事務所のドアに見慣れない掛け看板が」



杏「…メイドカフェ黒猫?」



杏「ウチの事務所はいつからメイドカフェになったんだ…」



杏「中で何やってんのかな…面倒なことに巻き込まれないといいけど…」



杏「…とりあえず、中の様子を見てみるか…」カチャ



杏「そーっと……」

雪美「おかえりなさい……ませ……」



杏「あれっ、雪美じゃん。しかもメイド服…」



雪美「うん……私……」



杏「ドアに掛けてあった看板も、雪美が?」



雪美「うん………」



杏「なんでまた急にメイドカフェなんて」



雪美「これ………」



杏「んー、なになに…『あなたにご奉仕!メイドセレクション』…?」



雪美「今度……イベントが……ある………」



杏「ははぁ、なるほど。その練習ってわけか」



雪美「……そう………」



杏「…ずっと、扉の前に立って待ってたの?」



雪美「………」コクリ



杏「そ、そっか」

杏「今、お客さんは誰かいるの?」



雪美「……ううん……」



杏「まだ誰もいないんだ」



雪美「……そう……」



杏「……杏?」



雪美「……お客さん……」



杏「…まぁ、それぐらいなら」



杏(お客さんなら何もしなくていいはずだし…)



雪美「よかった……じゃあ……ここ……座って……」



杏「はいよー。あ、上着だけちょっと掛けてくるね」



雪美「私が……やる……」



杏「ん、そう?じゃあ、お願いしようかな」



雪美「任せて………」



杏(徹底してるなぁ)

雪美「これ……メニュー……」



杏「おぉ、メニュー表まであるんだ。どれどれ」



――――――――――――――――――――――――――――――――

オレンジジュース…0円



お茶…0円



コーヒー…0円



クッキー…0円



チョコ…0円



やきそば…0円



うどん…0円



ラーメン…0円

――――――――――――――――――――――――――――――――



杏(全部タダ…。まぁ、そりゃそうか…)



杏(焼きそばとかうどんってのはカップ麺の事だろうな…多分)



杏(雪美、お湯沸かせるのかな)

杏(…ん、あれ、隅っこに小さくなんか書いてる)



――――――――――――――――――――――――――――――――

スタミナドリンク…100モバコイン



エナジードリンク…100モバコイン

――――――――――――――――――――――――――――――――



杏「…雪美、ここの部分書いたの、誰?」



雪美「……ちひろさん………」



杏「やっぱり……」



雪美「……何に……する……?」



杏「ん、じゃあ、オレンジジュースとクッキーにしようかな」



雪美「分かった……待ってて……」



杏「はいよー」

杏「にしても、雪美がメイドかぁ…。他には誰がいるのかな」



杏「ええと、千秋に、みさきちに、雅に…愛梨、紗枝……奈緒!?」



杏「奈緒のメイド服姿……」





奈緒『ご主人様〜オムライスに好きな文字を書いてあげますね〜☆』



奈緒『L・O・V・E…わぁ〜、上手に書けた〜♪』



奈緒『最後に、オムライスがもっと美味しくなる魔法をかけますね☆』



奈緒『美味しくな〜れ、美味しくな〜れ、萌え萌えキュン☆』





杏「ぶふーっ!」



杏「こ、これは可愛い…今度奈緒を見かけたら弄らなきゃ」



小梅「お、お疲れ様です…」ガチャ



輝子「お疲れ様です…フヒ」ガチャ



杏「おっ、おかえりー」



小梅「あ、杏さん…ただいま…」



輝子「フヒ…ただいま……」



小梅「あ、あの…ドアに…看板が…」



杏「待ってたら分かるよ」



輝子・小梅「……?」

雪美「……お客さん……増えてる……」



小梅「あ…ゆ、雪美ちゃん…?」



輝子「フヒ…メイド服……」



杏「今度、メイドのイベントがあるから、それの練習なんだってさ」



小梅「そ、そうだったんだ…」



輝子「フヒ…杏さんはお客さんだったんだね…」



杏「そゆこと」



雪美「……小梅と……輝子も……お客さん……」



小梅「わ、私達も…?」



雪美「……そう……ここ……座って……」



小梅「あ、う、うん……じゃあ……」



雪美「これ……メニュー……」



輝子「フヒ…メニューもあるのか…」



小梅「ほ、本格的かも…えへへ」



雪美「何に……する………?」



小梅「え、えっと…じゃあ、オレンジジュースと…クッキーで…」



輝子「フヒ…私もそれで…」



杏「杏と同じだ」



雪美「分かった……待ってて………」

小梅「メイド服の雪美ちゃん…か、かわいいね…」



輝子「フヒ…そうだね…」



杏「これが今度やるメイドのイベントなんだってさ」



小梅「あ、あなたに…ご奉仕……」



輝子「メイドセレクション……」



杏「凄い名前だよね」



小梅「う、うん……」



杏「個人的に、奈緒が一番気になる」



輝子「あ…ホ、ホントだ…奈緒さんもいる…」



杏「メイド服の奈緒みたいなぁ」



小梅「き、きっと…可愛い……」



杏「本人は可愛いなんて言われたら悶えそうだけどね」



輝子「フヒヒ……」

雪美「おまたせ……しました………」プルプル



杏「お、来た来た……って、大丈夫?」



小梅「ふ、震えてる……」



雪美「大丈夫……落とさないように……ゆっくり………」



杏「慎重になりすぎて逆に危なく見えるけど…」



輝子「フヒ…も、もう少し…頑張れ……」



雪美「ジュースと……クッキー……どうぞ………」



杏「ありがとー」



小梅「えへへ…ありがとう…雪美ちゃん…」



輝子「フヒヒ…ありがとう……」



雪美「……」ムフー



杏(満足そうだ)



杏「雪美も、休憩してジュースでも飲んだら?」



雪美「次は……お掃除………」



杏「おぉ…随分働き者のメイドだねぇ」



雪美「メイドさんは……いそがしい………」



杏「まぁ、そうかもね」

珠美「珠美、ただいま戻りました!」



光「ただいまー!」



麗奈「帰ったわよ!」



杏「おかえりー」



小梅「お、おかりなさい…」



輝子「フヒ…おかえり…」



雪美「おかえりなさい……ませ………」



珠美「おぉっ、雪美ちゃんがメイド服を!」



光「かわいい!」



麗奈「もしかして、扉に掛かってた看板は雪美がやったの?」



雪美「……そう………」



杏「今度、メイドのイベントがあるからその練習なんだってさ」



珠美「なるほど。予習とはえらいですね、雪美ちゃん!」



雪美「私……えらい………」



麗奈「ふーん…で、メイドカフェってことは何か注文できるわけ?」



雪美「メニュー……あるから……座って……」



光「おぉ、何があるんだろう!」



珠美「レッスンが終わってお腹が空いてるので、何か食べたいところですね!」



麗奈「ちょっと、アタシにも見せなさいよ」

光「あっ、食べ物もあるよ!」



珠美「おぉ、嬉しいですね!では、珠美はお茶とうどんでお願いします!」



光「アタシはお茶と焼きそば!」



麗奈「…じゃあ、お茶とラーメン」



雪美「……わかった……待ってて……」



小梅「ゆ、雪美ちゃん…一人で大丈夫…?」



雪美「大丈夫……任せて……」



小梅「う、うん……」



麗奈「メイドカフェって、ラーメンとかうどんとか置いてるの?普通」



輝子「フヒ…さ、さぁ……」



光「それにしても、メイドかぁ…」



麗奈「光には絶対似合わないわね」



光「何をーっ!麗奈だってメイドって柄じゃないだろっ!」



麗奈「あったりまえよ!何でこのレイナサマが誰かに仕えなきゃいけないのよ!」



雪美「お店の……中で……ケンカ……ダメ………」



光「あっ…ご、ごめんなさい」



麗奈「ア、アタシは悪くないわよッ」

雪美「うどん……やきそば……ラーメン………」



雪美「お湯を……わかさないと………」



雪美「……やかん……水………」



雪美「火……点ける………」



雪美「………火………」



小梅「ゆ、雪美ちゃん…大丈夫……?」



雪美「お客さん……入ってきたら……ダメ……」



小梅「お、お湯…大丈夫か…心配で……」



小梅「わ、私も…メイドのお仕事…した事あるから……」



雪美「小梅も……メイド………?」



小梅「う、うん…だから…お手伝い…どう、かな……?」



雪美「……うん……メイド……一緒……教えて……?」



小梅「うん…じゃあ、一緒にやろうね…えへへ」



小梅「お湯は…私が沸かすから…珠美ちゃん達に…お、お茶…運んで…?」



雪美「……うん……お茶……」

小梅「う、うどんとかは…どこに…あるの……?」



雪美「……ここ……戸棚……中……」



小梅「え…あっ…カップ麺…?」



雪美「……そう………」



小梅「そ、そっか…じゃ、じゃあ…お湯が沸いたら…一緒に、作ろうね…」



雪美「………」コクリ



小梅(メニューのうどんとかって…カップ麺の事だったんだ…)



杏「雪美ー、追加のお客さんだよー」



雪美「……お客さん……たくさん……」



小梅「お、お茶を運んで…そのまま、新しいお客さんの注文を…き、聞いてきてね…」



雪美「……分かった………」



小梅「ふふ…雪美ちゃん…頑張ってる……」



小梅「カ、カップ麺…どうしよう……」



小梅「このままだと…体に良くないし…何か、入れた方がいいかな……」

雪美「お茶……運んだ………」



小梅「あ、新しい…お客さん…誰だった…?」



雪美「茜と……飛鳥………」



小梅「あ、茜さんと…飛鳥さんかぁ…ちゅ、注文は……?」



雪美「茜が……お茶……飛鳥が……コーヒー……」



小梅「お茶と…コーヒー…うん、分かった……」



雪美「お茶は……冷たいの……コーヒーは……熱いの……」



小梅「冷たいお茶と…ホットコーヒー…」



雪美「……そう……」



小梅「お、お湯が沸くまで…もう少しかかるから…」



小梅「茜さんのお茶だけ…先に持って行って欲しいな……」



雪美「……うん……」

雪美「おまたせ……しました………」



茜「おぉっ、ありがとうございます、雪美ちゃん!」



雪美「コーヒーは……待って……お湯……まだ……」



飛鳥「構わないよ。ゆっくりでいいからね」



雪美「……うん………」



茜「私、メイドカフェなんて初めてでワクワクしますよ!!」



光「アタシも!」



珠美「テレビで見た事ありますけど…確か、オムライスにケチャップでハートとか書くんですよね」



杏「お客さんに出す料理に、美味しくなる魔法をかけたりするんだよ」



麗奈「何それ…」



杏「多分、イベントで奈緒がやってくれると思うから楽しみにしてよう」



輝子「フヒ…そ、そうなの…?」



杏「奈緒は期待を裏切らない」



飛鳥「つまり、杏さんがまた無茶ぶりをするということだね」



杏「そうとも言う」

雪美「おまたせ……しました……」



小梅「ご、ごめんね…遅くなっちゃった…」



光「あっ、きた!」



珠美「待ってました!」



麗奈「ラーメンとかうどんって、そういう事だったのね…」



杏(やっぱりカップ麺だった)



雪美「コーヒーも……どうぞ……」



飛鳥「ありがとう」



珠美「おやっ、このうどん、カップ麺なのに中身が豪華ですな…」



光「焼きそばも、野菜が沢山入ってる!」



麗奈「アタシのラーメンも、卵とか色々入ってるわね…」



茜「おぉぉ、美味しそうです!」



雪美「小梅が……アレンジ……した……」



杏「なるほど、カップ麺そのままじゃ体に良くないからって事かな」



輝子「フヒ…やるね、小梅……」



小梅「えへへ……」

光・珠美「いただきまーす!」



麗奈「……いただきます」ボソッ



ズルズルズルズル



光「おいしいっ!」



珠美「これはいけますね!」



麗奈「…ふ、ふーん…なるほどね」



小梅「よ、よかった……」



杏「カップ麺でもアレンジすればそれなりのものになるんだ」



輝子「フヒヒ…だ、だからって、カップ麺ばかり食べるのは…ダメだよ…」



杏「分かってるよー」



杏「それに、自分じゃ面倒だからアレンジなんて絶対にしないし」キリッ



飛鳥「誇らしげに言う事ではないと思うよ」



茜「雪美ちゃんのメイドカフェ、大盛況ですね!」



雪美「……ふふ………」



小梅「雪美ちゃんも…う、嬉しそう……」

珠美「ごちそうさまでした!」



光「美味しかった!」



麗奈「ま、まぁまぁだったわね」



飛鳥「ふふ、素直じゃないね」



麗奈「ちょ、アンタがそれを言うの?」



飛鳥「ボクはいつだって自分に正直さ」



雪美「片付け……する………」



茜「あっ、片付けぐらいなら私が!」



雪美「片付けも……メイドさんの……仕事……」



茜「分かりました!私、雪美ちゃんの仕事熱心さに感動しました!!」



杏「じゃあ、お言葉に甘えて杏は一眠りさせてもらうよ……ぐうぐう」



輝子「い、一瞬で寝たね…」



珠美「なんという早業…」



小梅「み、みんなに…喜んでもらえて…よかったね…」



雪美「うん……小梅……ありがとう………」



小梅「えへへ…どういたしまして……」



小梅「今日、練習したから…き、きっと、お仕事の方も…大丈夫……」



小梅「本番…頑張ってね……」



雪美「……うん……頑張る……」

―別の日―



奈緒「はぁー…アタシがメイド服着る事になるとは…ホントに似合ってんのかな、これ…」



杏「似合ってる似合ってる」



奈緒「げっ!?杏、いつの間に!?」



杏「いいよー、可愛いよー奈緒のメイド服」



奈緒「や、やめろよー!弄る気満々かよ!」



杏「いやいや、真面目に似合ってるって。イケるイケる」



奈緒「ほ、本当に…?アタシのキャラじゃないと思うんだけど…」



杏「そんな事ないって」



奈緒「うー…」



杏「折角だからアレやってよ、アレ」



奈緒「アレ?」



杏「萌え萌えキュンって」



奈緒「バッ…!?んな事できるかー!!」



杏「えー?でも、メイドのイベントなんだし、似たような事やらされるかもよ?」



奈緒「なっ…マジか…」

杏「だから、もしお仕事本番で言われても大丈夫なように、練習練習」



奈緒「……わ、分かったよ。1回だけだからな!」



奈緒「も……萌え萌えキュン☆」キャピルーン



カシャッ



奈緒「……え?」



杏「あー、いいねー」



奈緒「おぃぃー!?何撮ってんだー!?」



杏「凛と加蓮に送ろう」



奈緒「やめろー!?それだけはマジでやめろ!?」



杏「えー、じゃあ待ち受けにする」



奈緒「それもやめろ!!」



杏「えー」



奈緒「いーいーかーらー消ーせー!」ムニムニ



杏「ひーやーはー(いーやーだー)」





おしり



00:30│双葉杏 
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