2015年09月07日

亜美「『ふふっ♪』って、笑う人は」


亜美「『変態度が高い』という学説が」

















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響「う、うん……?」



真「初めて聞いたけど、どこかの大学で研究されて立証されたの?」



亜美「いや、亜美の中でなんだけどさ?」



真美「つまり、うちのアイドルに当てはめた場合、千早お姉ちゃんは……」



亜美「変態」



響「う、う〜ん……どうだろ?」



真美「あ、じゃあじゃあ、雪ぴょんも」



亜美「変態」



真美「お姫ちんも」



亜美「もれなく変態」



響(否定しようと思ったのに妙な説得力出てきたぞ……)





真美「あずさお姉ちゃんは?」



亜美「ど変態」



真「ふふっww」



真美「まこちんも変態だ!」



響「今、『ふふっ♪』って笑ったぞ!」



真「ちっ、違っ! 今のは違うよ! 今のは亜美の言い方が悪い!」



亜美「まあまあ、落ち着きなよ、菊地さん」ポンッ



真「取り調べ中のベテラン刑事みたいに言うな! ボクは変態じゃないから!」



真美「じゃあ、まこちんは置いといて、今ここにいるアイドルは変態度が低いわけだね?」



亜美「そーゆーことになりますな?」



響「考えてみると自分もあんまり『ふふっ♪』って笑わないかも」



真「置いとかないで、ボクも仲間に入れて欲しいんだけど」





真美「でももう少し検証してみたほうが良くない?」



響「それは確かに」



真「スルーしないでよ……。ちなみに、律子は?」



真美「りっちゃんは真美的には50:50くらいだと思うんだけど」



響「『ふふっ♪』と普通の笑い方の『あはは』が半々、ってこと?」



真美「そうそう。その辺、どなの?」



亜美「うーん……亜美から言えることは『相手による』かなー」



響「あー」



真「そりゃあ社会人だしTPOもあるからね」



真美「変態が常識人ぶってる!」



真「いやいや、ボクは変態じゃないってば。だいたい、さっきのは亜美のせいだから」





響「つまり、相手次第では……そ、その……変態になるってこと?」



亜美「なんで変態って言うだけで顔赤らめてるの、ひびきん」



響「うっ、うるさいなぁ!////」カーッ



真「律子って、プロデューサーと話してるときは『あはは』笑いが多い気がする」



真美「つまり、にいちゃんの前では理性的であろうとしている、と?」



真「そういうふうに取れるね?」



響「なんか心理学っぽくて高尚な話をしてる感じだけど、ただの変態の話なんだよな、これ」



亜美「どうでもいいんだけどさ、りっちゃんって将来『がっはっはっ』って笑いそうじゃない?」



響「…………ふふっww」



真「あっ! 今、『ふふっ♪』って笑った!」



響「ちっ、違うぞ! ちょっと想像してみたら堪えられなくなっちゃっただけだから!」





真美「ちなみに、『がっはっはっ』は変態度は高いの? 低いの?」



真「これはオープンな感じがする。もっとこう、内にとんでもない願望や欲望を秘めてる人こそ変態のレベルが高いんじゃない?」



響「さ……さすが、真(しん)の変態は言うことが一味違うな。切れ味が鋭い」



真「うぉおおおおおいっ!? ボクが変態なら響だって変態だからね!?」



響「いや、自分は、真と比べたらまだまださ〜……ハハハ」



真「ずるい。そこは完璧を目指せばいいじゃん。完璧な変態を」



響「完璧な変態って何……。自分、まだ警察のご厄介にはなりたくないぞ」



真美「笑い方で変態度合いが分かるなら、『えへへ♪』はどうなの?」



亜美「うーん……『えへへ♪』の代表格は、はるるんか〜」



響(自分も結構『えへへ♪』笑いするかも……)





亜美「はるるんは、変態かなぁ」



響「えっ!? なんで!?」



亜美「だって、ゆきぴょんもたまにそう笑うから」



真美「あー……結果、ね」



真「あー……」



響「…………」



真「じゃあ、伊織は? 『にひひっ♪』だけど」



真美「いおりんは変態っしょ」



真「……ふふっww」



真美「あっ! まこちん、また『ふふっ♪』笑いした! これはもう言い逃れできないんじゃない?」





真「いや、だって……満場一致の一般論みたいにサラッと言うんだもん」



響「ふふっww」



真「あっ! 響!」



響「ち、ちがっ……」アタフタ



亜美「でも、いおりんって変態に染められる側って感じしない?」



真「……?」



響「染められる側……?」キョトン



真美「どゆこと?」



亜美「いおりんは、どんな要求にも応えてくれそうな、全てを受け入れてくれそうな器があるよね」





真美「あー」



響「でも変態なんでしょ?」



亜美「それは、うん。間違いない」



真「間違いないんだw じゃあ、『にひひっ♪』は特別なパターンに分類されるってことか」



真美「ふむふむ」



響「じゃあ、亜美と真美は?」



真美「真美たちは健全だよね? 『んっふっふ〜♪』だもん」



亜美「うむ」



真「待って、なんかズルくない? 自分たちだけ」



響「そっ、そうだそうだ! だいたい、『んっふっふ〜♪』って、ヤラしさ満載だぞ!」





亜美「んっふっふ〜♪ いいですかな、我那覇さん?」キラッ



響「な、なに……?」



亜美「先ほど貴方は『んっふっふ〜♪』が、ヤラしい笑い方だとおっしゃいましたね?」



響「う、うん」



亜美「しかし、ヤラしさを前面に押し出すほうが、むしろ変態度は低いと言える……!」



響「……!」



真「確かに……これはさっきボクが言った『がっはっはっ』と同じケースだ……!」





真美「つまり、我々は、変態度はむしろマイナス・・・・! つまり、健全・・・・っ! 純粋・・・・・・っ!」



響「そ・・・・そんな・・・・・・っ!」グニャ〜





真「 待 っ た ! 」





亜美「!?」



真美「!?」



響「ま、真……?」パチクリ



真美「まこちん……まだ何か反論するつもり? だけど、真美たちの理論は――」



真「二人共、美希の笑い方を思い出して欲しい」





響「美希っていうと……」



真美「ミキミキは『あはっ☆』、だよね?」



亜美「…………」



真「これって、爽やかだし、今までの理論で行くと変態度は高いってことだよね?」



亜美「そう、かもね?」



真「でも、美希は変態とは言い難い。何故なら意外と恥ずかしがり屋だからだ……!」



真美「待った! そんなの、まこちんの主観じゃん!」



亜美「だいたい、その理論ならゆきぴょんだって非変態になっちゃうよ!?」



真「うん、そういうことになる」



真美「それじゃ――」





真「――だから、ボクらは何か重大な見落としがあるんじゃないか?」



響(真は、雪歩が変態度が高いってのは肯定的なんだな?)



亜美「まこちんの言う通りだ……もしかしたら亜美は、とんでもない勘違いをしていたのかもしれない……」



真美「あ、亜美……?」



亜美「『ふふっ♪』笑いは変態度が高いってことはみんなも納得できたよね?」



響「ま、まあ……概ね異論は無い、ぞ」



亜美「だけど、色んなケースを考察していくうちに亜美は気付いてしまった……!」



亜美「いや……見ないようにして気付かないふりをしてたのかもしれない!」



亜美「それは――みんな結構、『ふふっ♪』って笑うんじゃね?……ってこと!!」



真美「あ――!」ガタッ





亜美「いおりんも、ミキミキも、はるるんも……! みんな……みんな、『ふふっ♪』って笑うんだYO!」



真美「そんな……」



真「これじゃ、みんな変態じゃないか……!」ギリッ



亜美「亜美も、真美も、にいちゃんだって……変態! みんな変態なんだ! 765プロは変態の巣窟なんだ!」



真美「亜美…………」ウルウル







響「 待 っ た ! 」







真「!?」



真美「!?」



亜美「!?」





響「亜美の考え方は間違ってない。方向性は間違ってないんだ、きっと!」



真「だけど……」



響「自分、亜美が言ったことを否定したくない!」



亜美「ひびきん……!」ウルッ



響「まだ、結論を出すには早いぞ! みんなで考えよう! みんなで正解に導くんだ!」



真「じゃあ、最初に戻ろう。まず、よく『ふふっ♪』って笑い方をするのは……」



響「千早、雪歩、あずささん、貴音、律子、春香……」



真美「あと…………ぴよちゃん」



真「そうか……小鳥さんだ……! やっぱり亜美の理論は間違ってない、間違ってないんだ!」



亜美「まこちん……!」パァアアアッ



響「ぴよ子なんて、大人だからな! 絶対、もの凄い変態だぞ!」





亜美「あっ――」ピーン



真美「どうしたの、亜美!?」



亜美「ぴよちゃんと、あずささんは『うふふ♪』って笑うよね?」



真美「あっ!」



響「それだ!」



真「それこそ、ボクらが見落としていた最後のパーツなんだ!」



亜美「待って、待って! ちょっと整理するよ!? あずさお姉ちゃんとぴよちゃんだけが『うふふ♪』って笑う」



真美「変態・・・・っ! 変態大人確定・・・・っ!」



響「つまり、『ふふっ♪』よりも『うふふ♪』は変態度が高い!」





真「ランク的には『ふふっ♪』はAランク止まり、『うふふ♪』はSランクってところか」



亜美「トップ変態! 変態の中の変態!」



真美「輝きの向こう側だ……!」キラキラ



亜美「これで話は纏まったね」スック



響「どこかに行くのか?」



亜美「亜美は、この学説を発表しにアメリカまで飛ばなきゃ……!」



真「ネイチャーも騒然だろうね……!」



響(あれ? ネイチャーってそういうのだっけ……?)



亜美「みんな! これからは、あずさお姉ちゃんとぴよちゃんに最大級の敬意を払うように!」ビッ



真美「Sランクアイドルだもんね!」ビッ



真「うん!」ビッ



響(なんだこれなんだこれなんだこれ)





真美「これから忙しくなるね」



亜美「もしかしたら、アイドル辞めなきゃいけないかも、だね」



真美「真美は亜美が帰ってくるの、ここで待ってるから」



真「ボクも、ずっと待ってるよ……!」



響「あっ、じ、自分も!」



亜美「みんな……ありがとう……! じゃあ――」





亜美「いってき――」



ガチャッ



やよい「おはようございまーす! わわっ!? どうしたの亜美? ドアの前に居たら危ないよ?」





亜美「おっと、やよいっち!? ごめんね、悪いけど今はやよいっちに構ってる暇は無いんだ!」



やよい「ふーん……?」



亜美「みんな……達者でな!」クルッ



真美「アディオス、アミーゴ! またいつか、会おう! 妹よ!」ブンブン



バタンッ



やよい「…………?」キョトン



真「いやー、明日のニュースが楽しみだね」



真美「どうしよう、真美のところにもアメリカのTV局とか来ちゃうよね?」



響(なんか止め損ねたけど、まあ、良っか)



やよい「ねえ、真美。何かあったの?」





真美「そうなんだよ、やよいっち! これは歴史が動くかもしれない……」



やよい「へ〜……す、すごいね……?」



真「事務所のランクはあずささんと小鳥さんがSランクで、次に千早たちかな?」



真美「Aランクはその辺だよね。でもいおりんも結構ランク高そう」



響「うーん……? じゃあ、伊織はBくらい?」



やよい(小鳥さんがSランク……? 小鳥さんってアイドルだったっけ……?)ウーン



真「じゃあ、ボクはせいぜいCランク止まりか〜……」



真美「真美なんか下手したらEランクもありえるっしょ……」



響(ガッカリするのはおかしい気がするけど……水を差すのも悪いから黙っておこう)



やよい(よく分からないけど、みんな真剣に会話してるし、邪魔しちゃ悪いから今のうちに掃除しよっと)ガサゴソ



真美「やっぱ、同ランクでも笑い方は複合するから強さは変わるのかな?」



真「貴音や千早は特化型だから強そうだね」





やよい「よ〜し! 今日もお掃除がんばるぞー! うふふ♪」



響「!?」ピクッ



真美「じゃあ、はるるんはどっちかというと自由型?」



真「春香は春香で強そうだけど、やっぱり特化型には敵わないんじゃない?」



響(今の『うふふ♪』は自分の聞き間違い……? いや、自分、何も聞かなかった。聞かなかったぞ……)フルフル





亜美は空港に行くタクシーの中で律子に電話をし、

怒られてそのまま帰ってきました。



                  おしまい。





17:30│双海亜美 
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