2014年03月17日

P「美希は髪の毛の色で性格が変わる……」小鳥「マジですか?」

小鳥「いやいやいやいや、どう考えてもそれは無いと思いますよ?…まあ染毛した直後とかテンションあがったりはしますけど」



P「ところがどっこい、今の美希を見てくださいよ。ここ数週間染めれてないみたいで根元だけ地毛の色じゃないですか?」



小鳥「俗に言うプリンってやつですね」





P「そうです。…気づきませんか、最近美希の態度がおかしいって」



小鳥「確かにチーマーみたいになってきてますけどそれとこれとは話が別じゃないですか?」



P「いいえ…茶色い部分が伸びるにつれてどんどんチーマーみたいになってきてますよ」



美希「あ゛?おめーら何見てんの?ッべーよ?ッぜーんですけどォ??」



P「……ああ、何でもない、すまない美希」







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小鳥「あれ髪の毛とか関係なくやばいですって」ボソボソ



P「今日はまた一段と態度が……」ボソボソ





春香「あ、美希!このクッキー昨日作ったんだけどよかったら食べてみてよ」



美希「ッじすかぁ?ありゃーっす!っべえよこれ!春香さんお菓子作りの才能あるっすよ」



小鳥「……春香ちゃんに敬語使ってますよ…」ボソボソ



P「ああいう人たちは意外と縦の関係強かったりするから」ボソボソ



小鳥「で、どうするんです?実際今のままだと美希ちゃんまずいですよね」ボソボソ



P「ああ…ここで俺の仮説を確かめるためにも……都合よく律子が取ってきてくれたこの仕事を美希にやってもらう」



小鳥「ファッション誌のカツラについての特集?」



P「ええ。これまた都合よく事務所での撮影という事です。なんでも自然体で写真に写ってるのが欲しいって編集の方から言われて」



小鳥「カメラマンは誰がやるんですか?」



P「勿論…………お任せします」



小鳥「ええ、やらせていただきますよ!」



P「おーい、美希こっちに来てくれ」



美希「あ゛?なんすか」



P「仕事なんだけどな、カツラの仕事だ。事務所で色々付けて写真撮る」



美希「いっすよォ〜」



春香「ではでは、最初は何色のカツラをつけてもらいます?」



P「うおっ、春香急に話しかけるな…」



春香「でも正直無性に気になりますし…その髪の色で美希の性格が変わるかもっていうの」



P「でしょでしょ!」



春香「まあ、半分以上信じてませんけどね」



小鳥「それはそうよねえ」



春香「エンターテイメントですよエンターテイメント!」

P「ぐぬぬ…だが、それは試してみればわかること」



美希「ってかさっさとやっちゃってもらって良いすかァ?」



春香「事務所に居ながらうんこ座り…」



小鳥「これはなかなかよ……」



P「まず美希にはこの赤い髪の毛のかつらを被ってもらおう」



春香「この赤々しさ…凄くロックですね」



P「まあ、これくらい極端じゃないと面白くないだろ?」



小鳥「それじゃあ被せるわよ美希ちゃん」スポ



春香「美希、どんな感じなの?」



美希「黙れ!騒々しいわ…貴様らこの星井の美希を怒らせるつもりか。我はクイーンぞ、クイーン」



P「は?」



美希「だから我はクイーンぞ。765プロのクイーン!それが解らぬのか?」



小鳥「いや、何ですかこれは?」



P「ね、俺の仮説あってたでしょ?」



春香「あってたとか言ってる場合じゃないですよ?これどう考えてもまずいですって」



美希「おお、そのリボンはよく解っておる。我の座る椅子が無いでは無いか、貴様らは座っているのに……大した身分だな?」

小鳥「やっぱり髪の毛の色で性格が変わるみたいですね…」



P「うーん、俺が立てた仮説でそれは正解だったわけだけどなんだか複雑な気分だな…」



美希「御託を並べてないでさっさと我の椅子を持って来い!」



春香「はい、美希これに座って」



美希「ふむ、良い心がけではあるがその『美希』という呼び方だけは許すことは出来ぬ。そら、詫びろ」



春香「ねえ美希、ふざけてもいいけどそういうことこれからも続けるなら怒るよ?」



美希「お、おう…すまんかったな」



小鳥「マジに怒られれば素直にそれを聞く。あれはまさか…『邪気眼』?」



P「へ?なんですか邪気眼って」



小鳥「そうよ小鳥、あれはれっきとした邪気眼、あなたも経験したことじゃない…その経験を糧に美希ちゃんを指導しなくてはあの子はこのままだと枕に顔を埋めて」



P「小鳥さん小鳥さん、戻ってきてください?」



小鳥「はっ…だめよ小鳥!ここでアドバイスしたら過去の私の恥ずかしい出来事が…でも美希ちゃんが……ごめんなさい美希ちゃん」ダッ



P「小鳥さんどこ行くんですか小鳥さん?」



春香「…行っちゃいましたね」



P「うん、続けようか」



美希「我は続けんぞ。もう眠いのだからな」



春香「美希、お仕事はしなくちゃあいけないよ、自分でやるって言ったんだから」



美希「ヒッ」



P「小鳥さんいなくなっちゃったし俺が撮るしかないか。じゃあ写真撮るぞ」パシャ



P「うん?春香に怯えてるのか少し表情が硬いけどまあ大丈夫だろう」



P「さて、次はこれを」



春香「オレンジ、ですか…なんかこんなにカラフルなかつらコスプレ以外でする人って居るんですかね?」



P「まあ、とりあえずとっとと終わらせちゃうぞ」



美希「我は被らぬ…我は」スポッ



美希「うふふふふ!ねえねえ、美希可愛い?」



P「あれ?いつもの美希みたいになった?」



春香「でもいつもの美希よりも……」



美希「ねえ、美希可愛いでしょ?あーなんだかおなかすいてきたの。こんな可愛い美希にだったらおいしいおにぎりとか買ってきてくれるよね?」



春香「あざとい」



P「うん、なんだこれは…いつもの美希とあまり変わらない感じだけどものすごい違和感だ」



春香「美希がこんな可愛さをひけらかしてあからさまに媚びるのは…」





P「もうこれ以上見たくない!!美希は俺の天使なんだ!!」



P「すまん美希」パシャ



P「これ以上媚びる美希を見たくない!」バッ



P「次はこの緑のかつらを」スポッ



小鳥「ふう、ただいま戻りました」



美希「あ゛〜春Pわっほいだわグフフフフフ」



P「おい美希、いきなりどうしたんだ?」



美希「ッ…ナンデモナイレス」



P「ん?美希いきなりどうしたんだ?急に春Pとか何とか言い出したと思ったら…」



美希「ッ///」



P「おーい美希さん、どうしたんですか??」



小鳥「あれは間違いない…中学校の頃の私を見ているようだわ……ナマモノであろうと糧にし腐っていた過去の私ッ!どうして今日はこんなに捨て去りたい過去を思い出すの!?!?」



春香「あっ、小鳥さんまたどこか行っちゃいましたね…」



p「音無さんどうしたんだろうな…美希も緑のカツラ被ってから変な感じだし」



春香「美希、どうしたの?急にそんな風になったらわからないよ」



美希「ア、アノ エットソノ」



P「まあ、かつら被った美希に対しては解らないことの方が多いしチーマー状態みたいに暴れなければ俺は良いだけど」



美希「ッ////」



美希(社長とプロデューサーの濃厚なキスとか…そそるッ!てか美希男の人に話しかけられて、でもプロデューサーだし……)



春香「うわ…美希めちゃくちゃ赤くなってるよ?」



P「ほんとだ…美希、ちょっと熱あるかどうか」ピト



P「うーん、触った感じ特に熱あるようには感じないけどな」



美希「/////」プスプス



P「なんかこうして恥らう美希も結構可愛いな」



美希「////」バタン



春香「美希倒れちゃいましたよ…」



P「おい美希、大丈夫か?」



春香「プロデューサーさん、今の美希は男の人に対して耐性が無いんだと思いますよ…私のクラスにもそういう人何人かいますし」



P「マジか…じゃあ俺は少し席を外しておいた方が良いかな?」



春香「そうかもしれないですね。美希が目を覚ましたら呼びますからちょっと…」



P「おう。十分くらいで戻るから」



―――10分語



P「おっす春香、今戻ったぞ」



美希「ア…アア///」



春香「プロデューサーさん、おかえりなさい」



P「美希は相変わらず変な状態になってるのな…」



小鳥「あれはただ単に異性に対して極端に耐性がなくなっているだけですよ!あの状態の美希ちゃんにはプロデューサーさんは少し刺激が強すぎるんですよ」



春香「あ、小鳥さんどこ行ってたんですか??」



小鳥「ちょっと過去の自分を思い出して枕に顔をうずめて足をパタパタと……」ピヨピヨ



春香「……?えーっと、そうなんですか」



P「刺激が強すぎるって俺はどうしたら…」



小鳥「あの美希ちゃんの写真は私に任せてプロデューサーさんと春香ちゃんは少しこの部屋から出ていて」



P「え、ええ。よし春香行くぞ」



春香「はい」バタン



P(勿論聞き耳を立てつつ)



春香(部屋の中を覗き見しますけどね)



小鳥「ねえ美希ちゃんこの事務所の中で好きなカップリングは何なの?」



美希「えっと小鳥さんは百合もナマモノもいける感じですか?デュフフ」



小鳥「勿論勿論、ばっちこいよ!!」



P「なかなかディープで聞いているのが辛い会話だ」



――――



春香「私と千早ちゃんとかやよいと伊織、真と雪歩とかについてかれこれ一時間以上語ってますよあの二人」



P「なあ、そろそろ突入しないか?いい加減聞いてるのが疲れてきた」





春香「そうですね、行っちゃいましょう」



美希「ひびたかはあの二人の身長差がそそりますよね〜」



小鳥「そうそう、それでいてどちらもボケにもツッコミにもなれる柔軟性が」



美希「そのツッコミってどういう意味のツッコミなんですか〜?」



小鳥「デュフフ…それは秘密ですよ」



P「いい加減にしろ!」



春香「そうですよ!!」



小鳥「しまった…こうした語りが出来る人が今まで傍にいなかったから暴走して……」



美希「アア/////ッ////」



P「よし、今の美希の表情よかった!もらいっ」パシャパシャ



小鳥「春香ちゃんごめんなさい、これは間違いなの!!」



春香「小鳥さん、私もこれは間違いだと思いたいですよ。でも千早ちゃんと私のカップリングの妄想なんかを聞いて許せるほど私も人間が出来てないので」



小鳥「許して春香ちゃん!」



春香「それは出来ませんね。さあ、そこに跪いて!」



小鳥(あれ、こういうSな春香ちゃんもなかなかにいいものね…)デュフフ



春香「あ、ちょっと小鳥さん何笑ってるんですか!!」



小鳥「いや、何でもないのよ本当に」



春香「確かにこういうセリフとか似合ってないかもしれないけど私本当に怒ってるんですからね!!」



小鳥(あ゛〜春香ちゃんやっぱりかわいいわ…こうして慣れないながらも責めていくうちに快感が……はるちはわっほい)



P「さあ、美希、そのカツラを脱ぐんだ。そのカツラを脱がないと…この緑のカツラは危険すぎるッ!さあ美希早く!!」



美希「////」フルフル



P「美希脱ぎなさい!!」

美希「や!////」ダッ



P「こら美希待ちなさい」



社長「う〜ん、どうしたんだい君たちィずいぶんと騒がしいようだけど…」



社長「おっ、かつらじゃあないか。どれどれ、ひとつ被ってみても良いかな?」



P「こら美希逃げるなっ!」



社長「ねえねえ、この金髪のカツラ似合ってる?」



P「正直に言うとちょっと気持ち悪いです…っと、やっと美希のカツラ取れた

社長「今日はプロデューサーつれないの。順二郎に構って暮れないとや!なの」



P「はひ?」



美希「あ゛、社長さんうっす。マヂカワっすねそのカツラ」



社長「でしょでしょ〜この明るい感じのネクタイと髪の毛で統一感を出してみた感じなの」



P「え、何?社長もカツラで性格変わるんですか?」



小鳥(あの社長も少し美味しいわね…)



春香「ちょっと小鳥さん反省してくださいね!!」



社長「ね〜ハニー、一緒におにぎり食べよ?」



美希「それいっすね、自分おにぎりあるっすよォ〜」



律子「竜宮小町今帰りましたよ〜」



社長「あ、律子…さん。お疲れさまなの☆」



律子「へ?」



社長「ちょっと変な声出してどうしたの?」



あずさ「あらあら…」



亜美「へ、変態だ→!」



伊織「一体何なのよ…」



おわれ



23:30│星井美希 
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