2015年10月05日

まゆ「由々しき事態です」

まゆ「まゆ、これはさすがにいけないと思うんです」



智絵里「何が…?」



泰葉(何か始まった……)





まゆ「いや、もう……ね? ダメだと思うんですよこれって」



智絵里「何か大変なことってあったっけ?」



まゆ「もう忘れたって言うんですか? この間のスポーツ祭ですよぉ」



智絵里「スポーツ祭って……あの体操服の?」



まゆ「そうです! 事件があったでしょうそこで」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443281824



まゆ「泰葉ちゃんがえっち過ぎたんです」



泰葉「!!?」ゴフッ

泰葉「……こほっこほっ! ……!? ……!?」



智絵里「大丈夫…?」サスサス



まゆ「むせてる場合じゃありませんよぉ! 何ですかアレ! 何なんですかアレは!」プンプン



泰葉「いや急に…コホッ何を言い出して……!」



まゆ「こっちの台詞です! 急にあんな格好して!」プンプン



泰葉「こほっ……いや、そんなこと言われてもお仕事……」



まゆ「スポーツとしか言われてないはずでしょう! 何ですかアレ! あざとい!」



泰葉「知らないよ……」

まゆ「ふーっ……ふーっ……!」



智絵里「あの…落ち着いた…?」



まゆ「はい。すいません、つい……」



まゆ「…………」フーッ



まゆ「……さ、整理していきましょうか」



泰葉「え、続けるの?」



まゆ「当たり前じゃないですか」

まゆ「えー、事件が起きたのは先日のスポーツ祭というイベントでした。我がCGプロの月に一度の定期イベントの一つですね」



まゆ「今年の場合、アイドル達が体育祭に挑むと同時に各々様々なスポーツに挑戦しました」



まゆ「涼さんと小梅ちゃんは一緒に陸上、伊吹さんはバドミントンといった具合です」



まゆ「そこで泰葉ちゃんが選んだのがこれ」



まゆ「完っ全っにアウトですよぉ!」



泰葉「なんで!?」

まゆ「レオタードって! レオタードって!!」



まゆ「ド定番ヒロイン朝○南じゃないですかぁ!!」



泰葉「そんなこと言われても!」



智絵里「そうとは限らないと思う…けど」



まゆ「ヒロイン気取りですか!? Coがいつだってメインヒロインだと思わないでください!!」プンプン



泰葉「ひどい言いよう!?」



まゆ「Cuだってシンデレラガール出すんですからぁー!」



泰葉「智絵里ちゃん」



智絵里「え、いいの……?」チョップ



まゆ「ヘゴチン!」ゴスッ

泰葉「はい吸ってー吐いてー」



まゆ「スゥー……ハァー……だいたいリボンが被ってるんですよぉ……」



泰葉「ジャンル違うと思うんだけど……」



智絵里「え、理由ってそれ……?」



まゆ「三割くらいは。それよりVTR観ましたよ」



泰葉「う…結構失敗してて恥ずかしいのに」



まゆ「いつからああなったんですか泰葉ちゃん。完全に誘ってるじゃないですか」



泰葉「さ、誘っ……!?」

まゆ「何ですかレオタード可愛いって。思えばバレンタインの時もフレデリカさん差し置いて一番露出度高かったですよね」



泰葉「そ、それは用意したのPさんだから……」



まゆ「でも新体操は自分で選んだんですよね? いつからそんなに体を出すようになったんですかぁ?」



泰葉「だって、着てみたかったし……」



まゆ「泰葉ちゃんはそんなえっちな子じゃなかった!」



泰葉「えっち!?」



まゆ「あのお堅い泰葉ちゃんはどこに行ったんです…まゆくらいハイライトが少ないのが似合ったあの頃の泰葉ちゃんは……」ヨヨヨ



泰葉「なるべくそこには戻りたくないんだけど……」



まゆ「気付いてますか泰葉ちゃん! Pさんはあれ以来泰葉ちゃんと話す時ずっと前屈みです!」



泰葉「気付かないフリしてたのに! 気付かないフリしてたのに!」

まゆ「こんな非道いことってありますか……? なにまゆのPさんの心奪っちゃおうとしてるんですかぁ」



泰葉「心っていうか……え、『まゆの』?」



まゆ「まゆのPさんでしょう」



泰葉「それは違うと思う」



智絵里「それは違うと思う」



まゆ「ぐむぅ……多数決とは卑怯な……」



泰葉「そこで引き下がれるあたりまゆちゃんも優しくなったよね」



まゆ「そ、そうですか……まあそれはよしとしましょう」

まゆ「ふーっ……まあこれで問題が終わればよかったんですがねえ……」



泰葉「まだ続くの……」



まゆ「もうエライことですよこれは」



まゆ「やってくれましたねぇ!!」



泰葉「今日すぐ怒る!」

まゆ「抵抗0ですか!?」



泰葉「いや、だからお仕事……」



まゆ「何ですか目キラッキラさせて! あの頃の泰葉ちゃん0ですか!」



泰葉「あの頃って!? いや分かるけど!」



まゆ「普っ通に楽しそうに! そんな格好で! そんな格好で!」



泰葉「いいでしょ別に!」



智絵里「あ、あの、ケンカは……」

まゆ「だいたい智絵里ちゃんも動物グラビアの時の服えげつなかったですよ」



智絵里「え、えげつなっ……」



泰葉「智絵里ちゃんを巻き込まない。っていうかもうやめよう?」



まゆ「ええい何なんですか。ブルマでポンポン持ったらもう完全にアレですよ。性的なアレですよ」



泰葉「絶対にそれ以上言わないでね」



まゆ「分かってるんですかぁ? Pさんはあれ以来一日の大半を前屈みで過ごしてるんですよ?」



泰葉「もうやめよう?」

泰葉「もう被害が色々な方向に飛びすぎだよ」



智絵里「私…いつの間にかえっちな子に……」



まゆ「だ、大丈夫ですよぉ…みんな同じような感じですし」



泰葉(また飛び火してる……)



まゆ「まあいいです。泰葉ちゃんがこんなに明るくなったのは良いことですから。えっちですけど」



泰葉「明るくなった、ね……」



まゆ「Pさんも喜んでますし。主にえっちだからですけど」



泰葉「…………」



まゆ「しかしえっちですね」



泰葉「何回言うの」











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