2015年10月13日

モバP「だりやすかれんと秋の足音」




―――事務所







加蓮「んー、最近涼しくなってきたよねー」



李衣菜「そだね、いつの間にか。夜なんて寒いくらいだし」



泰葉「季節の変わり目だから、体調管理はしっかりしないとね」



李衣菜「うん。……ね、加蓮?」



泰葉「ね?」



加蓮「う、うん」





「「ね??」」



加蓮「……なんだろ、私二人に信用されてないのかな?」



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李衣菜「あはは、そんなことないって。風邪引かないように注意するのは当たり前じゃん?」



泰葉「ええ、お互いに気をつけましょう、って意味だから……」



加蓮「いつも私に向かって言うよね、季節変わるたびにさ」ムスー



李衣菜「だって加蓮が心配だから。元気ない加蓮なんてやだよ、私」



泰葉「ベッドで寝てる弱々しい姿、見たくないもの」



加蓮「……そりゃ、どーも……」プイ



李衣菜(照れてる)



泰葉(ふふ、かわいい)

加蓮「ふ、二人だって気をつけてよねっ。LIVE近いんだから」



泰葉「ええ、もちろん。私は日頃から気をつけてるから」



李衣菜「おー、さすがぁ」



加蓮「……で、李衣菜は?」



李衣菜「わ、私? ええと……ほ、ほらっ、私ロックだから! そう、ロックだからだいじょう、ぶ……」



泰葉「…………」ジー



李衣菜「ろ、ろっく……」



加蓮「…………」ジトー



李衣菜「ごめんなさい昨日もお腹出して寝てましたっ!」

加蓮「はっ。そんなことだろうと思った」



李衣菜「は、鼻で笑われた……!?」



泰葉「もう……。李衣菜、本当に気をつけてね? なにかあってからじゃ遅いんだから」



李衣菜「う……ごめん、もっと自覚持たないとダメだよね」シュン…



泰葉「不安なら、私の家に泊まって簀巻にしてあげてもいいけど」クスッ



李衣菜「え、遠慮しときます……」



加蓮「ふふ、じゃあ李衣菜を私たち二人でサンドイッチして寝ればいいんじゃない?」

泰葉「あ、それはいいかも。ちょっとベッド、狭くなっちゃうけど……」



加蓮「大丈夫だよ、ぎゅーっと詰めれば」



泰葉「うーん、そうね。寝相が悪い李衣菜を押さえつければなんとか……」



加蓮「うん、抱き枕にしちゃお!」



泰葉「ええ♪」



「「ねっ、李衣菜♪」」



李衣菜「……とりあえず私の意思はどこかに行っちゃった感じだね」

李衣菜「はぁ、まぁいいけどさー……抱き枕でもなんでもすればー……」イジイジ



加蓮「あはは、いじけないの」



泰葉「ふふ。それじゃあ、いつにしましょうか、お泊り」



加蓮「んー、LIVEが来週末でしょ……その三日前くらい? 三連泊とか、合宿みたいで面白そう♪」



李衣菜「ちょ、三連って……そんなに大丈夫、泰葉?」



泰葉「うん、全然平気よ。むしろ大歓迎」



李衣菜「ならいいんだけど……。ま、LIVEまで一緒にいたほうが動きやすいか」



泰葉「……というかね。泊まるたびに加蓮が下着を置いてっちゃうから、そろそろ持って帰ってもらいたいの」

加蓮「あ、そういえば。えへ、ついつい忘れちゃうんだよね♪」



泰葉「つい? 勝手に洗濯機に放り込んでいくのが? それが『つい』なのかしら北条さん?」ゴゴゴ…



加蓮「」



李衣菜(お、怒ってらっしゃる……)



泰葉「加蓮のは部屋じゃなくてベランダに干してるから。ベランダに」



加蓮「えええええ!? 待って待ってベランダって、隣の部屋とか下の道路から丸見えじゃなかった!?」



泰葉「ふふふ……通行人が加蓮の下着を……ふふふ」



加蓮「いやああああああ!!」





李衣菜「……それさ、通行人はまだいいとしても……隣に住んでる人に泰葉の下着だって勘違いされない?」



泰葉「!!!!!!!!!」

加蓮「」



泰葉「」



李衣菜「げ、元気だしなよ……生きてればいいことあるって、ね?」



加蓮「…ゴメンネヤスハ」



泰葉「ワタシモゴメンナサイ、カレン…」



李衣菜(ど、どうしようこれ……あ、そうだ!)ティン

李衣菜「ね、ねえ二人とも? ちょっといいこと考えたんだけどさっ」



泰葉「なに……?」



李衣菜「せっかくの秋なんだし、お鍋でもしない? 楽しいよきっと!」



加蓮「……お鍋、かぁ……」



李衣菜「うん、お鍋。へへ、みんなで作って食べれば絶対美味しいって!」



加蓮「……じゃあ、私は豆乳鍋がいい」



泰葉「それなら……私、鶏肉が好き」



李衣菜「おっけー。じゃ、来週は食材買ってから泰葉んちね!」

泰葉「ふふ。お鍋囲むの、楽しみだな……」



加蓮「私もー。あ、でも食べ過ぎないようにしないとね」



泰葉「加蓮は食べ過ぎる前にギブアップしそうね」



加蓮「だ、大丈夫っ。いっぱい食べてLIVEに備えるんだからっ」



泰葉「食べ過ぎないのかいっぱい食べるのか、一体どっちなの」クスクス…



加蓮「な、なら腹八分目くらいで――」





李衣菜「……ふいー」



李衣菜(よかった、なんとか下着のことは忘れられたみたい……あはは)

加蓮「――うーん。お鍋の話してたら、なんだかお腹空いてきちゃった」



泰葉「ふふっ……それじゃ、Pさんとちひろさんが戻ってきたら、どこか食事に行きましょうか」



李衣菜「いいね、賛成! 今日は衣装合わせだけだし、のんびりお話できそうだね」



加蓮「うん、明日からは本格的にLIVEに向けてレッスン漬けだもんね」



泰葉「ええ、頑張りましょう。ファンのみんなの、笑顔のために」

李衣菜「よしっ――今度のLIVEも、その次も……ううん、もっと先まで」



泰葉「一緒に、どこまでも……」



加蓮「ずっとずっと、力を合わせて前に進もうねっ」





李衣菜「やるぞーっ!」



加蓮「おー!」



泰葉「ふふっ、おー♪」





―――





ちひろ「――入らないんですか? せっかくのこの衣装、早く着てもらいたいですっ」



P「……いや、入りますよ。三人とも、立派に成長してるんだなって思っただけですから」



ちひろ「ふふ、そうですね。一歩一歩、確実に」



P「ええ。……衣装合わせ終わったら、みんなで飯に行きますか」



ちひろ「あら、太っ腹♪」



P「え? ちひろさんは自腹に決まってるじゃないですか」



ちひろ「ええ!? ひ、ひどいですプロデューサーさん〜!」



P「ははは、嘘ですって」





―――





泰葉「――冷蔵庫に買い置きのアイスが残ってたんだけど……食べる?」



加蓮「りーなチャレンジ! 今回は『夏の余ったアイス一気食い』ですっ」



李衣菜「確実にお腹壊すよね!?」



加蓮「ふふふっ、冗談冗談♪」



泰葉「ふふ♪」



李衣菜「ったくも〜、あはは――♪」







おわり

>>17

ほんとそれな



20:30│モバマス 
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