2014年03月27日

P「アイドルの共同生活」


P「と、言うわけで、くじで引いた組み合わせで一晩一緒に生活してもらう」



真美「へぇー、面白そーじゃん!」





亜美「イタズラし放題だねー!」





律子「次の日の仕事に影響が出るようなことがあったら、あんた達オシオキするわよ!」



亜美真美「はーい!」ニヤニヤ





P「言っておくが、次のユニットの仕事もこれで決めるからな」



P「あんまりイタズラして、誰からも相手にされないなんてことにならないようにな」







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美希「ハニーも参加するんだよね?」



P「するわけないだろ!」





美希「えー、美希はハニーと一緒がよかったの」



P「プロデューサーとはいえ、アイドルと寝食をできるわけないだろ」



美希「美希はそんなこと気にしないの」



千早「プロデューサーをあんまり困らせてはダメよ、美希」



美希「はーい」





あずさ「だれと一緒でも、楽しそうですね」



春香「そうですね!今から楽しみです」



雪歩「真ちゃんと一緒だといいなぁ。」



真「雪歩?」





雪歩「一晩服について説明し続ければ、真ちゃんの服のセンスを矯正できるかも……」



真(ゆ、雪歩とは一緒になりませんように)





やよい「プロデューサー?」



やよい「弟たちの面倒も見ないといけないので、1日も空けられないんですが、どうしましょう……」



P「その点は大丈夫だ! 高槻家にはおれが行くから」



やよい「本当ですか!? でも、家のことをやってもらうのは、なんだか悪い気が……」



P「心配するな、アイドルが安心して仕事をするのも、プロデューサーの仕事だよ」



P「だから、安心して今回の共同生活を過ごしたらいいよ」



やよい「わかりました、ありがとうございます!」





伊織「あんたにしては、気が利くじゃない」



P「これも、仕事だよ」





響「自分の家は、ハム蔵がいるから大丈夫だぞ」



P「一応、響の番のときは、見回りだけはするから安心してくれ」





貴音「あなた様」



P「ん?どうした、貴音」



貴音「わたくしは、日に最低一度らぁめんを食べないと、寿命が縮んでしまうのですが」



P「テキトーなことを言うな。ただ、食料の持ち込みは自由だぞ」



貴音「そうですか、ありがとうございます」





P「では、くじを引いてもらうから、呼ばれたら応接室に来てくれ」





〜〜〜〜 一週間後の仕事終わり 〜〜〜〜





春香「うわぁ〜、立派なマンション」



あずさ「すごいわね〜」



春香「オートロックになってますね」



あずさ「どうやってはいるのかしら?」



春香「カギと一緒に貰った紙に、色々書いてますね」







春香「えーっと……」



春香「カギをさして部屋番号を押す……と」





ウィーン



春香「開きました……ってか、ホールがあるなんて、ホテルみたいですね」



あずさ「迷子にならないように気をつけないと」フラ〜



春香「あずささん、部屋はそっちの棟じゃありませんよ〜」



あずさ「あらあら、ありがとう、春香ちゃん」











ガチャッ





あずさ「間取りは、1LDKだけど、けっこう広いわね〜」





春香「寝室は一緒ですね!さすがにベッドは別々ですけど」



あずさ「とりあえず、荷物を整理しましょうか」



春香「そうですね……あ!」



あずさ「どうしたの?」





春香「あずささん、一晩だけですがよろしくお願いします!」フカブカ



あずさ「そうね、春香ちゃん。今日一日よろしくね」ペコリ





〜〜〜〜 別室モニタールーム 〜〜〜〜





P「さて、ついにやってきましたね、音無さん」



小鳥「ええ、プロデューサーさん」





P「この部屋は、アイドルたちが生活している部屋の隣部屋を借りています」



小鳥「何かあったら、すぐ駆けつけられるようにですよね」



P「ええ。何かあったときにすぐに駆けつけられるように、モニターで常時監視もさせてもらいます」





小鳥「音声も拾って、完璧なセッティングですね」



P「当然です!アイドルたちの私生活を覗きたいなんて邪な気持ちはありませんよ!!」



P「あくまでも、安全の為です」キリッ



小鳥「グッジョブです」ビシッ





小鳥「しかし……」



小鳥「この一週間、妄想が捗ってたまりませんでしたよ」



P「ええ、溜まりませんでした」





小鳥「何が溜まらなかったんですか」hahaha



P「ナニが溜まらなかったんですかねぇ」hahaha





ガチャッ



小鳥「あ、入ってきましたよ」



P「一回目は、あずささんと春香ですね」





小鳥「はい、なかなか無い組み合わせですよね」



P「ちょっとタイプが似ているところがありますからね」





小鳥「どういった連鎖反応が生まれるのか、今から楽しみで仕方ありません!」タラー



P「音無さん、鼻血が」タラー



小鳥「プロデューサーさんも」ハァハァ





P「しばらくは鉄分の多い食材を食べるようにしますか」



小鳥「では、モニターをどうぞ」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





あずさ「それにしても、一人でマンションに向かうことにならなくてよかったわ〜」



春香「今日一日は、ほとんど一緒ですからね。なんだか、お姉ちゃんができたみたいです」



あずさ「あら、お姉ちゃんって呼んでもいいのよ〜」





春香「えっ///」



春香「あずさ…………おねえちゃん?」



あずさ「春香で、いいかしら? 改めてこれからよろしくね」ニコッ



春香「はいっ///」カァー



あずさ「ふふっ」ニコニコ





春香「とりあえず、荷物の整理も終わったし、買い物に行きましょうか」



あずさ「そうね、ご飯の準備もしないといけないし」



春香「はいっ! それでは、でかけましょう!」





ガチャッ





〜〜〜〜 モニタールーム 〜〜〜〜





小鳥「いいですね〜!」



P「あずささんのあの笑顔で、落ちない男性はいるんでしょうか!?」





小鳥「いやいや、春香ちゃんのあの照れた顔! 抱きしめたくなりますよ!」



小鳥「さすが正統派アイドル!!」





P「さて、外出していきましたので、ちょっと追跡しましょう」





小鳥「私にお任せを!」



小鳥「ちょっと着替えてきますね」





ガチャッ





小鳥「カチューシャを外して、ワックスで髪の毛のぼさぼさ感を出して」



小鳥「上下ジャージに着替えて……と」





ガチャッ





P「着替え終わりましたか〜」



小鳥「ええ」





P「って、うわぁ〜」



小鳥「じゃ、行ってきます!」キリッ



P(音無さん、もしかしてあのカッコで普段出歩いたりしてんのかな?)



P(……考えるのはやめよう)





〜〜〜〜 近所のスーパー 〜〜〜〜





春香「マンションの近くにスーパーがあってよかったですね」



あずさ「そうね〜。今日のご飯は何にしようかしら」





春香「お姉ちゃんは何が好きですか?」



あずさ「そうねぇ…… お鍋かしら?」



春香「でしたら、今日はお鍋にしましょう」



あずさ「そうしましょうか。お酒……は、今日はやめておこうかしら」



春香「気にしなくても、大丈夫ですよ?」





あずさ「それじゃあ、遠慮なくいかせてもらうわね〜」







小鳥(これは、お酒で乱れたあずささんと春香ちゃんの百合百合な展開が期待できる!?)ピヨッ





春香「お鍋の味は、どうしましょうか?」



あずさ「そうね〜、コラーゲンたっぷりの鳥鍋なんてどうかしら?」



春香「いいですね!」 







春香「そういえば、お姉ちゃんは普段食べるものには気を使っているんですか?」



あずさ「あんまり気にはしてないわよ〜。どうしてかしら?」



春香「どうしたら、おねえちゃんみたいなスタイルになれるのかなぁって」





あずさ「そうね……」



あずさ「あんまり気にしたことは無いかもしれないわね〜」





あずさ「けど、私は春香みたいなスタイル好きよ」



春香「どうしてですか?」





あずさ「765プロの女の子の中では、一番女の子らしい体型じゃない」



あずさ「きっと、だれもが目標にするスタイルの基準だと思うなぁ」



春香「そ、そうですか。そーやって褒められるとなんか嬉しいです」





あずさ「ふふっ。さあ、買い物も済んだし、帰りましょうか」



春香「はいっ!」







小鳥(さて、こっちはお弁当でも……せっかくだからなんか作ってあげようかしら)







〜〜〜〜 マンション 〜〜〜〜





あずさ「さ、お鍋の準備をしましょうか」



春香「はいっ!」





あずさ「キッチンが広いから、二人で立っても余裕があるわね」



春香「そうですね、料理がしやすいキッチンっていいですよね」





あずさ「結婚したらこういうキッチンのマンションに住みたいわね〜」



春香「旦那さんと二人で料理って、あこがれちゃいますよね」





あずさ「春香も結婚にあこがれってあるのかしら」



春香「私は、普通のお嫁さんにあこがれます……」





春香「朝は旦那さんに朝食を作ってあげて、夜の帰りを待って晩御飯を一緒に食べる」



春香「そんな普通が私の理想ですね。





あずさ「いいわね〜。私もあこがれるわ〜」



春香「なんか普通すぎて面白くなかったですよね?」





あずさ「そんなことないわよ? 春香の目がキラキラしているのを見ると」



あずさ「こういうところを、男の子は好きになっちゃうのねって思うわ」



春香「そ、そんなことないですよ〜///」





あずさ「うふふっ。あ、材料はほとんど切れたわね。お出汁も取れたし・・・」



春香「はい、あとは材料を入れて煮込みましょう!」



あずさ「そうね〜」





〜〜〜〜 別室モニタールーム 〜〜〜〜





P「あの二人に作ってもらった料理を・・・」





P「食べたいっ!」クワッ

小鳥「食べたいっ」クワッ





小鳥「いいですねぇ、あずはる」



小鳥「しかも、自然と姉妹設定になってますよ」





P「美人な姉とカワイイ妹、学校とかだったら、間違いなく話題になりますね」



小鳥「他校にファンクラブとかできたりしてね」



P「男子学生の妄想ネタの格好のえじきですね」



小鳥「そうですね」





P「しょっぱなからいいもの見せてもらいました」





小鳥「しかも、あの二人の料理」



P「ええ、料理が結構上手いですね」





小鳥「春香ちゃんはお菓子作りの趣味から考えられますが……」



P「あずささん、ニンジンの面取りとかしてましたね」





小鳥「ええ、料理って性格が出るって言いますけど」



P「あずささんの性格がにじみでてますよね」





小鳥「あの二人で居酒屋とか小料理屋とか開いたら毎日繁盛しそうですね」



P「美人姉妹の切り盛りするお店って、テレビや雑誌に紹介されますよ」





P「あの料理……」



P「食べたいっ!」クワッ

小鳥「食べたいっ」クワッ





P「」グゥー



P「はっ、失礼しました」



小鳥「あ、お弁当温めてきますね」





P「もしかして、こっちはスーパーのお弁当ですか……」ハァ



小鳥「残念ながら……」



P「」ポロポロ





小鳥「ああっ、泣かないでプロデューサーさん」



P「手作りの料理を見ながら、出来合いのお弁当を食べる……」



小鳥「……」





小鳥「とりあえず、ちょっと席を外しますね〜」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





あずはる「いただきます!」



あずさ「鶏肉から良い出汁がでて、美味しい〜」





あずさ「お鍋にはやっぱり熱燗よね〜」



春香「お姉ちゃんは、ほんとに美味しそうにお酒を飲みますね」



あずさ「春香も大きくなったらわかるわよ〜」コクコク



春香「はやく大きくなって、一緒に飲んでみたいです」





あずさ「その時は、とっておきのお店に連れて行ってあげるわね〜」



春香「楽しみにしていますねっ! 野菜にも味が染みて美味しい〜」パクッ





あずさ「そういえば、今日は千早ちゃんが歌番組に出るんじゃなかったかしら?」



春香「サングラスの司会者のアレですね?」



春香「丁度いい時間かも……」ピッ





♪オープニングイントロ中♪





春香「ちょうど始まったばかりですね〜」



あずさ「あ、千早ちゃんだわ、千早ちゃーん」テヲフリフリ





春香「お姉ちゃん、お酒飲みすぎじゃ……」



あずさ「いつもより少ないくらいよ」コクコク





春香「今日はもうおしまいですっ」



あずさ「小鳥さんと一緒のときは、これくらいからエンジンがかかってくるのに〜」





春香「飲みすぎは身体に悪いですからね、今日は我慢してください」



あずさ「カワイイ妹のお願いじゃ仕方ないわね〜」





春香「お姉ちゃんの体調管理も、妹の役目ですから」フンス



あずさ「じゃ、今日はこの辺でやめとこうかしら」





春香「そうしてください」



春香「あ、お風呂沸かしてきますね」





あずさ「ええ、お願いするわ」



あずさ「春香ちゃんは、良いお嫁さんになりそうね〜」



〜〜〜〜 モニタールーム 〜〜〜〜



P「ああ、お鍋、美味しそうだなぁ……」



P「って、音無さん、ずいぶんと遅いなぁ」





ガチャッ





P「遅かったですね〜って、この匂いは……」



小鳥「はい、音無小鳥特製のお鍋ですよ!」





P「遅いとは思ってましたが、まさかお鍋を作っていたとは……」ジーン





小鳥「あの二人の鍋には劣りますが、そこそこ美味しいとは思いますよ?」



P「なんか、わがままを聞いてもらったみたいで、ありがとうございます!」





小鳥「いえいえ、冷めてしまう前に食べちゃいましょう」





P「いただきます!」パクッ



P「う、美味い!!」





小鳥「比較があの二人ですからね〜、さすがに出すのは緊張しましたけどお口にあいますか」





P「え、えぇ!これならいくらでも食べられますよ」





小鳥「ご飯も炊いておきましたから、どうぞ」サッ



P「ありがとうございます」パクッ





P「炊き方、上手ですね〜」



小鳥「独身歴長いですからね」アハハ





P「もったいないですよね〜」



小鳥「なんなら、貰ってくれてもいいですよ〜」











P「……いや、自分にはもったいないですよ〜」





小鳥(しまった、引いてる!?)アセッ



小鳥「じょ、冗談ですよ〜」ドキドキ





P「あはは、そうですよね〜」ドキドキ



P(ちょっと本気で考えちゃったよ)





小鳥「私もいただきますね」



P「あ、はいどうぞ!」





シーン





P・小鳥(き、気まずい…………)



P「も、モニター見ますか」



小鳥「そ、そうですね」





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





ピロリーン♪



春香「あ、お風呂沸きましたね」





あずさ「春香、一緒に入りましょうか?」



春香「え、えーーーっ」



春香「は、恥ずかしいですよ〜」



あずさ「あら、私はそんなことないわよ〜」





春香「だって、あずささんと比べたらスタイル悪いし」



あずさ「気にしなくてもいいのに〜」



春香「それでもやっぱり恥ずかしいです〜、別々にしましょうよ」





あずさ「しょうがないわね〜」



あずさ「じゃあ、お先にどうぞ」ニコッ





春香「わかりました!じゃあ、お先に失礼しますね」



あずさ「女の子同士なんだから、恥ずかしがることもないのに」







あずさ「」ピコーン





〜〜〜〜 バスルーム 〜〜〜〜





チャプッ





春香「なんか、ほんとにお姉ちゃんができたみたいで楽しいかも……」



春香「美希もあんな感じなのかな…………」





ガラガラガラッ





あずさ「おじゃましまーす」ドタプーン



春香「あ、あずささんっ!?」ザバッ





あずさ「一人だと寂しいし、やっぱり来ちゃったわ〜」ニコニコ



春香「えぇーーっ」





あずさ「あら、バスタブの結構広いのね〜」チャプン





春香「」ススススッ



あずさ「もう、観念しなきゃダメよ」ウフフ



春香「はぁー」





あずさ「イヤだった?」キョトン



春香「そ、そんなことありません!」ブンブン





春香「ただ、スタイルがやっぱり気になって」



あずさ「さっきも言ったけど、そんなに気にしなくてもいいのに」





春香「けど……」











あずさ「ふふっ」ギュッ





春香「あ、あずささん!?」



あずさ「どんなに考えても、自分は自分でしかないの」





あずさ「人と比較しても、自分がすぐ変わるわけじゃないから、今の自分を磨く努力をしましょう」



あずさ「じゃないと、今の春香を応援してくれるファンに申し訳ないでしょ?」





春香「あずささん……」ジーン



あずさ「今日はお姉ちゃんでしょ、春香」ニコッ





春香「…お姉ちゃん、ありがとう」



あずさ「ちょっとは自信がついた?」





春香「はいっ!」





あずさ「あと……」



あずさ「妹に敬語を使われるのは、お姉ちゃんちょっと寂しいな〜」





春香「……」



春香「そうです…… そうだね、わかったよ!」





あずさ「さぁ、身体を洗って、お風呂をあがりましょうか」



春香「うん!」





〜〜〜〜 別室 〜〜〜〜





P「……なぜ」

小鳥「……なぜ」





P・小鳥「バスルームは音声だけなんだっ!?」



P「おかしいなぁ、念入りにチェックしたのに」





小鳥「音声だけってのが、逆に妄想をかきたてられて辛いですね」



P「ええ」





小鳥「時にプロデューサーさん」



P「はい?」





小鳥「スタイルで言えば、春香ちゃんとあずささん、どちらが好みですか」



P「それは、甲乙つけがたいですよ」





小鳥「確かに、聞いた私がバカでした」





P「あずささんは確かに、抜群のプロポーションで世の男性をトリコにするスタイルを持っています」



P「貴音と水着で並ぶと世の男性の息子は黙っていないでしょう」





P「しかし、あずささんも言っていましたが、春香は女性らしいスタイルを持っています」



P「と、言うかスタイルは世の女性と比べると全然良い方なんですけどね」





P「相手があずささんというのが、今回の春香のコンプレックスを刺激したみたいですが」



小鳥「ええ、そこであずささんの母性が際立ちましたね」





小鳥「ふわふわしてると見せかけて、たまーにズバッと的確なことを言うんですよね」



P「あずささんは、普段いろんなことを考えているんですよ」



P「事務所の中ではおれと音無さんを除けば最年長……」



P「どこかでしっかりしないとって気持ちも強いんだと思います」



P「あの一言は、春香を大きくしてくれる予感がしますね」





小鳥「あずはる、大成功ですね!」



P「ええ!」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





あずさ「ふぅ、良いお湯だったわ〜」





あずさ「お風呂上がりに一杯いこうかしら」ガチャッ



春香「だめだよ、お姉ちゃん! はい、お茶」





あずさ「あら〜、厳しい妹ね」フフッ



春香「これからも、あんまり飲みすぎちゃだめだよ」



あずさ「はいはい、わかったわ〜」





春香「さぁ、湯ざめしないように早めに寝ようよ」



あずさ「そうしましょうか」





カチッ





〜〜〜〜 モニタールーム 〜〜〜〜





P「あとは、自動監視モードにして、俺たちは帰りますか」



P「あ、帰りは送っていきますよ?」



小鳥「でも、悪いですよ」





P「いえいえ、結構遅くなったし、気にしないでください。会社の車だし」



小鳥「じゃあ、お願いしますね」



P「はい」



ガチャッ



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



カチッ



春香「おやすみ、お姉ちゃん」



あずさ「おやすみ、春香」

















チクタクチクタクチクタク









春香「お姉ちゃん…………まだ、起きてる?」



あずさ「どうしたの?」



春香「今日は仕事の一環だったけど、今度はお姉ちゃんの家に泊まりに行ってもいいかな?」



あずさ「いいわよ。いつでも待ってるわ〜」



春香「ありがとう」



春香「本当にお姉ちゃんができたみたいで、今日は楽しかったです」



あずさ「私も、カワイイ妹ができて、本当に楽しかったわ」





春香「事務所でお姉ちゃんって言ったらどうしよう」アハハ



あずさ「春香ならいいそうね」フフッ





春香「明日からまたよろしくね、お姉ちゃん」



あずさ「こちらこそよろしくね、春香」



〜〜〜〜 翌朝 事務所 〜〜〜〜





春香「おはよーございます」

あずさ「おはようございます」



真美「そういえば、はるるんとあずさお姉ちゃんが一緒に一晩過ごしたんだっけ?」



亜美「父ちゃん出勤ですな〜」





伊織「それを言うなら、同伴でしょ?どこで覚えたのよ、そんな言葉」タラリ







P「おはよう、春香、あずささん。一日お疲れ様」





あずさ「いえいえ、妹ができた感じで、楽しかったです」



春香「私も、お姉ちゃんができたみたいで、楽しかったですよ!」



春香「今度改めて家に泊まりに行く約束もしたし」





律子「あら、けっこういい関係が築けたみたいね」





あずさ「ええ、律子さんも楽しみにしてたらいいと思うわ」



美希「律子と一緒だったら、ずっと怒られていそうな気がするな」





律子「あ、トレーナーさんですか? 美希の今日のレッスンはスーパーハードでお願いします」



美希「うそなの、美希が律子さんと同じになりたいくらいなの!」ユルシテー





P「次回はスケジュール調整ができ次第発表するから、ちょっと待っててくれ」



一同「はーい」





小鳥「さて、次のカップリングは……」





終わり



17:30│アイマス 
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