2015年11月16日

きらり「きらりんルームにご招待☆」


きらり「いらっしゃーい☆」



藍子「おじゃまします」





きらり「きらりの部屋は二階だから、先に行っておいて?」



藍子「はい。ええと、部屋の場所は……」



きらり「大丈夫! ドアを見たらすぐわかるから☆」



藍子「わかりました。先に行っておきますね」





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藍子「きらりちゃんの部屋はどこかな? って……」



藍子「『きらりんルーム』? ここ、でいいんだよね?」



藍子「おじゃましまーす」



藍子「わぁ……とってもかわいいお部屋……」



藍子「座椅子もあるし、テーブルのところに座ればいいのかな?」





藍子「大きいぬいぐるみがたくさん……」



藍子「ふかふかであったかそうだなぁ。あざらしさんかな? 気持よさそう……」



藍子「……勝手に触ったらダメだよね」



藍子「でも、ちょっと、ちょっとだけ、見るだけなら……」





きらり「おっまたせー!」



藍子「へ? わ、わわわわっ……わふっ」



きらり「藍子ちゃん!? 大丈夫!?」



藍子「あ、あはは……倒れた先がベッドだったので、大丈夫ですよ。でも、この子が下敷きになっちゃいました。ごめんなさい」



きらり「いいの、そんなこと。藍子ちゃんが無事でよかったぁ」



藍子「うぅ、けっこう勢いよく転んじゃいましたからね」



きらり「その子のこと見てたの?」



藍子「はい。勝手に触るのもどうかと思って。私の部屋には大きなぬいぐるみはありませんから、珍しくって」





きらり「んー、じゃあじゃあ、はいっ!」



藍子「ありがとう、ございます?」



きらり「気に入ってくれたみたいだから、今日はその子を抱っこしてあげて?」



藍子「はいっ。ふふっ、とってもかわいいですね」



きらり「おっきくてふわふわだにぃ☆ さあさあ、こっち来て座ろ?」





藍子「紅茶とお菓子を持ってきてくれたんですね」



きらり「こういうのが好きかなって思ったから☆ どんどん食べて?」



藍子「いいただきます…………はふぅ、おいしいです」



きらり「も〜、もふもふしてる藍子ちゃんかわいすぎ〜!」



藍子「えっと、そう、ですか?」



きらり「うん! でも、はぐはぐしたら迷惑だよね……」



藍子「うーん、私は構わないですけど。事務所でもよくされてますし、この子を抱いてたら魅力もわかっちゃいましたから」





きらり「でも藍子ちゃんのお家にはいないし……うん! お買い物行こ☆」



藍子「お買い物ですか? って、立ち上がってももう遅い時間ですから」



きらり「うん、だからまた今度ねー。だーいぶっ!」



藍子「はう……私は明日も空いてますけど……」



きらり「きらりもオッケーだにぃ☆ じゃあじゃあ、明日一緒にお出かけね?」



藍子「オッケーですっ。もしかして、ぬいぐるみのショップも案内してくれますか?」



きらり「もっちろん☆ もしよかったら、藍子ちゃんのお家にもお迎えしてみゆ?」



藍子「ありがとう、きらりちゃん。素敵な子がいるといいなぁ……」





きらり「あとあと、お洋服もいろいろ見てみたいの!」



藍子「いいですね。一日中使っていろんなところに行きましょうか」



きらり「にゅふふ、藍子ちゃんにフリフリのお洋服着せたりー」



藍子「ええっ、そんなの私には似合わないから!」



きらり「そうかな〜? 今日の打ち合わせでPちゃんが描いた藍子ちゃんの絵はと〜ってもかわいかったゆ?」



藍子「あれは美化された絵だからっ! きらりちゃんのプロデューサーさん、上手だし……」



きらり「そうかなぁ? 試しに着てみない?」





藍子「着るって、ここで?」



きらり「うん! きらりのを貸してあげるから☆」



藍子「と言われても……ほら、着方がわからないし、サイズも大きいし……?」



きらり「じゃあ手伝ってあげるから! おっきいってことは、お洋服の上からでも着れるよね?」



藍子「いや、問題はそこじゃなくて……後ろから抱きつかれてて逃げられない……」



きらり「大丈夫! 杏ちゃんよりは優しくするゆ?」



藍子「双葉さんって普段そんな風に……って、あっ、ちょっと待って〜」





藍子「うぅ〜〜〜〜」



きらり「袖もけっこう余っちゃうし、丈も長すぎるけど……これはこれで……☆」



藍子「は、恥ずかしいですから……そんなに見ないで〜……」



きらり「似合ってると思うんだけどな〜。よし、明日お店でちゃんとしたの買おうね☆」



藍子「決定なんだね」



きらり「うん決定! たっのしみだにぃ☆」



藍子「わかりました! じゃあ見に行きましょう。でも、きらりちゃんのも見るからね?」



きらり「選んでくれるの? ありがとー☆」





藍子「きらりちゃんには効かないんだ……あ、私も行きたいところがあるんだけど」



きらり「んー? どこどこ?」



藍子「明日は近くでカフェの開拓をしたくて。よかったら、おやつと休憩はそこにしませんか?」



きらり「どこかお勧めのお店があるの?」



藍子「歩いている間にどこかいいところが見つかったら入りましょう?」



きらり「うん、それも楽しそう!」





藍子「うーん、まずは明るくて大きいオープンテラスのあるお店がいいかなぁ」



きらり「なんでなんで?」



藍子「天気もいいし、きらりちゃんに似合いそうかなって」



きらり「うぇへへ、うれしーなー☆」



藍子「やっぱり、大きいパフェを食べたり?」



きらり「やっちゃう? 頼んじゃう?」



藍子「二人でなら、食べれるかな?」





藍子「それと……小物も見てみたいかな?」



きらり「いいねいいね! 藍子ちゃんのお部屋にはたーくさんある?」



藍子「うん、季節やイベントに合わせて飾りつけを変えたりもしてるよ」



きらり「それいいね! ちょっと飾れるくらい買ってみよっかな?」



藍子「そこも寄るとして……どこにどんなお店があるかわからないから、早めに出かける?」



きらり「十時くらいがいいかなぁ? 思ったより近くだから、藍子ちゃんのお家まで迎えに行くね?」



藍子「じゃあ、今日は遅くならないうちに帰るけど、それまでは……」



きらり「藍子ちゃんと、ゆっくりしようかな?」



おわり



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