2014年04月06日

モバP「志希!プレゼントがあるぞ!」

志希「ホント?キミからプレゼントなんて珍しいね♪」



モバP「ああ、今日から新年度だしな、普段頑張っている志希にプレゼントだ!」



志希「で、何をくれるのかな?」





モバP「ん〜、まだ秘密だ。この部屋の中に置いてあるからな、入ってみてくれ!」



志希「ありがと、じゃあ行って来るね♪」ガチャ バタン





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モバP「くくく…」



ちひろ「何薄気味悪い笑い方してるんですか?」



モバP「いやぁ、今日はエイプリルフールじゃないですかだからちょっとですね」



ちひろ「また、くだらないことをやって…」



モバP「くだらないとは言いますがね、1年に1回の楽しみなんですから!」



ちひろ「プロデューサーさん普段頑張ってるし、今日はスタドリ1本1MCにしようかな?」



モバP「本当ですか!?」ガタッ



ちひろ「嘘です」



モバP「ですよね…」ガクリ



ちひろ「上げて落とされるのってきついですよね。しかも労いの言葉とか含まれてたら」



モバP「そりゃそうですよ!」



ちひろ「図太いプロデューサーさんだったら平気かもしれませんが、繊細なアイドルだと、ショックで立ち直れないかもしれませんよ?」



モバP「いや、志希に限ってそんな…」



ちひろ「さあ、分かりませんよ?フォローはちゃんとしてあげてくださいね?」



モバP「………はい」



志希「にゃっふふ〜、プロデューサーからのプレゼントかぁ、ナンだろ?」



志希「お、この封筒?じゃあ手紙かな?まあ良いや、御開帳〜♪」



『残念、エイプリルフールでした!バーカ丸出し、おけつペンペーン!』



志希「何これ…」



モバP「残念!エイプリルフールでした!」メンゴメンゴ



志希「………」ブチッ



モバP「じゃあ、これからほんt」



志希「プロデューサーなんか大嫌い!もう顔も見たくない!」ダッ



モバP「あ、待て志希!」



タッタッタッ



モバP「行っちゃった…」



志希「っていうことがあったんだ♪」



晶葉「それにしてはやけに上機嫌じゃないか、もう許してやったのか?」



志希「まだだけどね〜、仕返しの為に良い物作ったんだ♪」



晶葉「ほう、とりあえず見せてくれないか?」



志希「にゃーっはっは!これぞ嘘八百ドリンクだ!!」



晶葉「名前から大方の想像がつくな…、言った言葉が嘘になるとかだろ」



志希「その通り!じゃあ、早速飲んで〜」ゴクゴク



志希「行って来まーす♪」



晶葉「車には気をつけろよ!」



晶葉「…言ったことが嘘になるか…面白いな。よし、嘘を本当にでも装置を作るか!」



モバP「じゃあちひろさん、行って来ますね!」



ちひろ「はい…でも先に志希ちゃんと話してから行った方が良いんじゃないですか?」



モバP「いや、買って来てから謝ります。それが俺の誠意です!」



ちひろ「その誠意をもっと早く見せてもらいたかったですけど…」



モバP「すいません。じゃ、行って来ます!」タッタッタッ



志希「あれ、プロデューサー何処に行ったの?」



ちひろ「志希ちゃん、プロデューサーさんはちょっと買い物に行ったわ」



志希「外ならいろいろ出来るかな?高ぶってきちゃったわー♪」



ちひろ「どうしたの?」



志希「何でもない♪あたしもいってきま〜す!」



ちひろ「はぁ、行ってらっしゃい…」



モバP「この香水で良かったかな?だめだったら、もう一回買いに来るか!」



志希「プロデューサー発見♪」

モバP「志希、どうしたんだ?」



志希「にゃは、さっきの仕返しに来たよ!」



モバP「なんだ?もしかして嘘でもつきに来たのか?」



志希「そうだよ〜♪」



モバP「じゃあ聞かせてもらおうか」



志希「キミはね、これから転ばない!」



モバP「は?」ドンガンラガッシャン



モバP「痛つつ…」



志希「そしてねえ、猫に噛まれない!ちっともね♪」



猫「ニャウニャウニャウ!!!」ガブリ



モバP「ギャアァァァ!」



志希「さっきの本当♪」



モバP「た、助かった…」



志希「にゃは、反省した?」



モバP「反省しました…、というか何をしたんだ?」



志希「ふっふっふ〜、お手製ドリンクの力でね、あたしが言った事は全部嘘になるんだ♪」



モバP「そりゃ凄いな!」



志希「でしょ?だからあたしが雨って言えば晴れになるし、晴れって言えば雨になる」



モバP「え?」



志希「今日は良いてんきだなぁ〜♪」ザァァ



モバP「げ、降って来た。傘持って来てないのに!」



志希「じゃあ、あたし寄り道してから帰るからがんばってね!」



モバP「ひぃ〜」タッタッタ



志希「にゃっはっはっは〜………」



志希「はぁ、バカみたい…」



志希「褒めても貰って、凄いうれしくて、それが裏切られて…」



志希「エイプリルフールの冗談に本気で怒っちゃって…」



志希「帰ったら謝ろ!そして仲直りしよ♪」



志希「そうと決まれば早速帰ろう!にゃははー♪」



ザワザワ オイマッカダゾ モウタスカラナイナ



志希「なんか騒がしいなぁ?ま、気にしないでかーえろ♪」フンフフーン



志希「ただいま〜」



晶葉「…志希か…」



志希「暗いね、どうしたの?プロデューサーは?」



晶葉「………プロデューサーは、死んだ…」



志希「え?にゃははー、エイプリルフールだからってそんな嘘は…」



晶葉「さっきちひろさんから電話が来た。土砂降りの中を前も見ずに走ってたらしい」



晶葉「前から突っ込んでくるトラックに気づかずに…。即死だったそうだ…。」



志希「死んだ…?プロデューサーが…………のせいだ」



晶葉「え?」



志希「あたしのせいだ!あたしが雨なんか降らしたから!あたしが変な薬作ったから!」



晶葉「志希、落ち着け、落ち着くんだ!」



志希「いやあぁぁー!!」



モバP「志希、落ち着け!」



志希「落ち着け!?無理だよ!あたしのせいで、プロデューサーが!」



モバP「俺がどうしたって?」



志希「え?」



晶葉「は?」



モバP「いやぁ、ごめんな、まだ死んでない」



晶葉「ど、どうして…」



志希「まさか、また騙したの?」



モバP「いや、そう言う訳じゃないよ。確かに死んだと思ったんけど…」



ちひろ「そうなんですよ。確認したはずなのにいきなり蘇って、血もケチャップになっちゃうし」



志希「もしかして、私がさっきプロデューサーが死んだって行ったから…」



晶葉「それが嘘になったと言うことか!」



モバP「なんか良く分かんないけど、すまなかったな志希!そうだ、この香水をk」



ダギュッ



志希「にゃははー♪プロデューサーなんか大嫌い♪もう顔も見たくない♪」ギュー



晶葉「ずるいぞ志希!私もだ!」ダギュー



モバP「あはは…」



ちひろ「めでたしめでたし、ですね!」



おわり





08:30│一ノ瀬志希 
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