2015年12月08日

本田未央「プレゼントはみ・お・ちゃ・ん♪」

卯月「プロデューサーさんプロデューサーさん!」



凛「今大丈夫?」



P「どうした?」





卯月「はい。ちょっとこっちに来てくれませんか?」テマネキ



P「?……いいけど…」



卯月「じゃじゃーん!」



P「ん?なんだ?このデカい箱?」



凛「ふふっ。私達からプロデューサーに、プレゼントだよ」



P「プレゼント?ああ、もしかして4周年だからか?」



卯月「はい!事務所の皆からの日頃の感謝の気持ちを込めてみました♪」



P「それは楽しみだな」



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凛「ふふっ。じゃあさっそく開けてみてよ」



P「ああ。なんだろな〜っと…」パカッ



未央「じゃじゃ〜ん!」バッ!



P「うおっ!?」ビクッ



未央「へっへー!プロデューサー驚いた? 今日は私たちみんなのアニバーサリー! ってコトで、 プレゼントは未央ちゃんと、みんなの想いのお星さまの詰め合わせだよ〜☆ 」



凛「ふふっ。どうかな?皆からのメッセージ入りだよ」



卯月「えへっ!ドッキリ大成功です!」



P「…………」



未央「あれ?プロデューサー無反応?おーい?」フリフリ

P「……………なあ、凛」



凛「なに?プロデューサー?お礼ならいらないよ?」



P「ああ、うん。コレ、俺へのプレゼントなんだよな」



凛「うん。そうだよ」



P「そうか…」グイッ



未央「ちょっ!?なんでフタ締めて…?どうしたのさプロデューサー!?あっ、力強い…!?」ギュムッ



凛「プロデューサー!?」



P「有り難くいただくよ!あと、突然だが今日は早退する事に今決めた!お前らからのプレゼントは家でゆっくりじっくり堪能する事にさせてもらう!」グイグイ



卯月「?…プロデューサーさん、具合悪いんですか?」



凛「いやいや、明らかにそうじゃないでしょ!プロデューサー!?」



未央「し、しまむー!しぶりん!ヘルプヘルプ!この中ふかふか過ぎて力入れらんない!あっ!」ムギュッ

未央「はぁ…危なかったぜ…」フゥ



凛「まったく…」ハァ



P「ちっ…」



卯月「確かにこの箱の中ふかふかです!」モフモフ



凛「卯月も入らないの」



未央「もー。プロデューサー、冗談にしては目がマジだったよ?」



P「マジだったからな」フフン



未央「ま、まったまた〜」



P「そりゃ、お前みたいな美少女がプレゼントは私、とか言ったら即お持ち帰りするわ」



未央「うえっ!?び、美少女?」



P「うむ!」

凛「むうっ…」



P「ん?どうした?凛」



凛「こんな事なら私が入れば良かった…」



未央「しぶりん、恥ずかしいし柄じゃないからヤダって言ったじゃん」



凛「それは…そうだけど…」



P「なんだ。最初から未央だったワケじゃないんだな」



未央「うん。って言ってもしぶりんは恥ずかしがってるし、しまむーは多分入ったら寝ちゃいそうだし、ここはこの未央ちゃんが一肌脱ぐかー、ってね」



P「なるほどな。と言うか…」



凛「?」



P「その卯月、もう寝てないか?」



未央「ふへ?」



凛「あっ…」



卯月「すぴー…」スヤスヤ



未央「まったくこの最年長は…」

卯月「えへへ。おはようございます」



P「はい。おはよう」



凛「いや、おはようじゃなくて…」



未央「予想通りにも程があるってもんでしょ、しまむー…」



卯月「でもね、未央ちゃん。この箱の中、すっごくふわふわで気持ちいいんですよ?」



未央「うん。さっきまで入ってたから知ってるけどさ…」



凛「そんなに気持ち良いの?」



卯月「はい!」



凛「…………へー」ウズッ



P「おっ?」ニヤッ



未央「へっへっへっ」ニヤッ



凛「?」



P「てりゃっ!」グイッ



未央「そりゃーっ!」ガバッ



凛「ひゃっ!?」

未央「どうよ?しぶりん」



凛「うん…。確かにこれは予想以上かも」フカフカ



卯月「凛ちゃん、あとでまた私に変わってくださいね!」



未央「しまむー、どんだけ気に入ってんのさ…」



凛「…………ね、ねえプロデューサー…」



P「うん?」



凛「4周年のプレゼントは、わ…わたし…だよ…」カアッ



未央「おおっ!?」



卯月「凛ちゃん可愛いです♪」



P「悪いな、凛。今夜は未央って決めてるんだ」



未央「はあっ!?」



凛「…………へ?」



P「だから凛は明日で良いかな?」



凛「…………まあ、未央なら…うん」



未央「ちょおっ!?」

未央「待って!何で今の流れでそうなるの!?そんでなんでしぶりんも受け入れてんの!?」



卯月「あっ!じゃあ私は明後日でお願いします!」



P「よしきた!」



未央「よしきたじゃなくて!あとしまむー、絶対意味分かってないし!」



P「ほほう。ならば未央はどんな意味か分かってるのか」ニヨニヨ



未央「ふえっ!?そ、それは、そのー…」モジモジ



凛「未央って案外押しに弱いよね」



P「意外と乙女だよな」



未央「い、意外とってなにさー!もーっ!」



凛「ふふっ」



未央「あっ。からかったな!まったくコイツラは!」プンスカ



P「俺は本気だぞ?」



未央「…っ!」

P「そう言えば、未央をいただく話で忘れてたけど、星にメッセージだっけ?」



未央「いただくって…もう…。そうだよ。そっちが本当のプレゼントなんだからね。事務所皆からのメッセージを……えー…?」



凛「…………はぁ」



P「はやくない?」



卯月「…すやー」クゥクゥ



凛「ほら、卯月。起きなって」ユサユサ



卯月「うーん…あとごじかんー…」ムニャムニャ



未央「寝過ぎだから!」



凛「卯月、そろそろ仕事行く時間だから…」



P「まあ、卯月にしなくて正解だったのは確かみたいだな…」



凛「…うん」

卯月「むにゃむにゃ…」



凛「卯月起きて。それじゃあ、行ってくるね」



P「おう。頑張ってこいよ」



卯月「はいっ!島村卯月、頑張ります!」



未央「うおっ!」ビクッ



卯月「………ふや〜…」ウトウト



凛「…………」



未央「…………」



P「…………ま、まあ、行ってこい。メッセージは後でゆっくり読ませてもらうから」



未央「うん。行ってきます」

P「あ、そうだ未央」



未央「ん?」



P「ちゃんと今晩あけとけよ」



未央「は、はぁっ!?」



凛「明日は私だから、ちゃんと私の分も残しといてね」



未央「しぶりん!?」



P「くっくっ」



凛「ふふっ」



未央「なんなのさ、もーっ!」



卯月「………ぐー」スヤァ







おわれ



22:30│本田未央 
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