2015年12月24日

モバP「まゆはへちょいな」 まゆ「へ、へちょくないです…」

モバP(以下P表記)「…うわ、雨降ってきやがった」



P「天気予報見ておいてよかったわ、えっと、傘、傘…」



P「本格的に降り出す前にさっさと帰るか。ハゲンダッツが溶けちまうし」





P「折角のオフなのに芳乃は地方ロケで留守、久しぶりの一人ぼっちの休日だよ」



P「…スーパーの店先でブツブツ言ってても仕方ないわな、帰ろう」トボトボ







P(おー…、本降りになってきたな。結構凄い雨量だな)



P(雨じゃなかったらツタヤでも寄ってこうかと思ってたんだけどなぁ…録画消化でもするか)ベチャリ



P「…べちゃり?」クルッ







まゆ「Pさぁぁん…」ビッショリ



P「うわぁ!まゆだ!まゆが出たぞぉ!!」



まゆ「酷いです…まゆをまるでお化けみたいに…」



P「ああ、すまんすまん。でも振り返ったらずぶ濡れの女の子が背後に立ってるとかホラーだろ」



P「てっきり妖怪濡れ女かと」



まゆ「ハッキリと「まゆ」って言ってたじゃないですかぁ…へくしゅっ!」クシュンッ



P「って、なんでそんなずぶ濡れなんだよ…ああもう仕方ない。ちょっと来い。ウチすぐそこだから」



まゆ「えっ?い、いえ…アイドルがプロデューサーとは言え男性のご自宅に入るのは、色々まずいんじゃあ…」



P「このまま風邪引かれるほうがマズイわ。すぐ近くだから、いいから来なさい」グイッ



まゆ「あんっ、Pさん…強引なんですねぇ…」ウフフ











まゆ(計画通り)ニタリ













P(とか思ってるんだろうなぁ)



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P「ただいまー。って、誰もいないんだけどな」



P「待ってろ、今タオル持ってくるから」トテトテ



まゆ「はぁい」



まゆ(うふ…合法的にPさんのお家…)



まゆ(しかも今日はPさんはオフ。更に守り神芳乃ちゃんも不在)



まゆ(まゆ、この機会をみすみす逃すつもりはありませんよぉ…)



P「お待たせ、ほら。洗い立てだから安心していいからな」



まゆ「ありがとうございますぅ。…別に、まゆはPさんの使ったタオルでも気にしませんけど」クスクス



P「俺が気にするわい」



P「しかし見事にびしょ濡れだな…髪も服も大惨事じゃないか」



まゆ「うっかり傘を忘れて外に出てしまって…でもよかったです。偶然Pさんに会えて」



まゆ(もちろんPさん行きつけのスーパーの近くをウロウロしていたんですけどねぇ)



P(どうせ俺の行きつけのスーパーの周りをウロウロしてたんだろうな)



まゆ(天気予報で今日は雨だというのもちゃんと見て出てきましたし、こんな姿のまゆをPさんが放っておかないのも計算ずくですよぉ…?)



P(…なんて思ってるんだろうなぁ…)



まゆ「本当に助かりましたぁ。やっぱりPさんは優しいですよねぇ」



P「自分とこのアイドルが街中で濡れ鼠になってるのを無視するプロデューサーがいるか」



P「と、言うわけでだ」



まゆ(…きた!)



P「傘貸すから、一人でちゃんと帰れるか?」



まゆ「そんな、Pさんお一人のところをまゆがお邪魔する訳には…」



まゆ「…」



P「…」



まゆ「……はい?」



P「冗談だよ」



まゆ「…も、もうPさんったら、まゆビックリしちゃいましたよぉ?」ドキドキ



P「タクシーぐらいちゃんと呼ぶって」



まゆ「ちょっ」

P「えっと…タクシー会社の番号は、っと…」5.5.5



まゆ「ぷ、プロデューサーさん…?あ、あの、本気じゃないですよ、ねぇ…?」



P「え?」スタンディングバイ



まゆ(わぁ、何の淀みも無い綺麗な目ですぅ)



P「…冗談だっての」



P「足元にタオル敷いたから靴脱いで足拭いて上がりな。リビングもエアコンつけといたから」



まゆ「Pさぁん…」ウルウル



P(流石にここまでポンコツだと邪険に出来ない…あれ、まゆってこんな娘だったっけ?)



まゆ「うんしょ、うんしょっと…」



P(ズブ濡れだから靴を脱ぐのも一苦労だなぁ)



まゆ「それでは、お邪魔しますねぇ」



P「はいはい、どうぞ」



P「暖房どうだ?熱かったり寒かったりしたらちゃんと言えよー」



まゆ「大丈夫ですよぉ」キョロキョロ



まゆ(うふふ…Pさんのお家、Pさんにお招きされて入ったお家…)



P(まあ、いくらポンコツだからって本人いるのに変なことしないだろ)



P「まゆー、コーヒーと紅茶とスタドリどれがいいー?」



まゆ「あ、ふぉんふぁふぉんふぁ、おひゃふぁいふぁふ」モグモグ



P「そんなそんな、お構いなく。じゃねぇよ俺のシャツ頬張らないで下さいお前はどこぞの渋谷凛ナントカさんか」バッ



まゆ「あぁっ、まゆのシャツがぁ…」



P「俺のですけど!?」

まゆ「ふー、ふー…あぁ、暖かいです…」



P「服もグチョグチョだな…仕方ない、今湯船の準備してるから風呂入っていきな」



まゆ「っ!」



まゆ「そ、そこまでしてもらうのは流石にPさんのご迷惑になってしまいますから大丈夫ですよぉ…?」



P「まゆは謙虚な娘だなぁ」



P(ガッツポーズ隠せてたら本心からそう思えるんだが)



まゆ「そ、それにまゆ着替えなんてありませんし…」



P「芳乃の服…は、入るか?まぁ無理だったら俺の服ぐらい貸すけど」



まゆ「っ!!」



まゆ「そ、そんな…まゆはPさんに迷惑をかけたくないですよぉ…」



P「うん、まゆは健気で良い娘だな」



P(高々と両手を掲げてバンザイしてなきゃ本心からそう思うんだがなぁ)



ピーッ ピーッ



P「お、風呂の準備が出来たみたいだ、入ってきな。そのままじゃ風邪引くぞ」



まゆ「は、はい…それじゃあ、お言葉に甘えちゃいますねぇ…?」



P「あ、下着はどうすりゃいいんだ…流石に芳乃の貸す訳にはいかないだろうし…」



まゆ「下着は大丈夫ですよぉ。まゆ、常に勝負下着常備してますから」



まゆ「それじゃあ、お風呂お借りしますねぇ…?」



P「はいよ、ちゃんと返してな」



P(着替えは無いのに下着は持ち歩くのか、最近の若い娘はわからんなぁ…)



P「えっと、今のうちに着替えの用意してやらないと…」

チャポン…



まゆ(うふふ…計画通りPさんのお家に来れました…)



まゆ(しかも、こうしてお風呂まで…。ああ、Pさんは毎日このお風呂に入ってるんですねぇ……)



まゆ(…)



まゆ(まゆは、どこかのお花屋さんの娘さんじゃないので湯船のお湯を飲んだりしませんよぉ?)



まゆ(……)



まゆ(…しませからねぇ?)コクコク





P『まゆー、とりあえず俺のパジャマ置いておくからなー』コンコン



まゆ「ひゃん!…は、はいっありがとうございますぅ!」アセアセッ



P『…何を焦ってるんだ?まぁいいや』



P『加齢臭とか大丈夫だと思うけど万が一あっても言わないでくれよー?泣くから』



まゆ「まゆは気にしませんよぉ?」



P『良い歳こいた男にとってなぁ、加齢臭がするって言われるのは死刑宣告と同じなんだよ』グスン



P『何か暖かいもの用意しとくから、ゆっくり暖まりな』



まゆ「はぁい。ありがとうございますぅ」



まゆ(うふふふふ…何でしょうこのシチュエーション…Pさん、まゆは今とても幸せですよぉ…?)













未央「あれ、今日ってプロデューサー休みなんだ?珍しいねぇ」



卯月「久しぶりのオフだから家でのんびりするそうですよ」



未央「いいなぁ〜、レッスン終わったら遊び行っちゃう?あ、そう言えばしまむー、しぶりん見なかった?」



卯月「凛ちゃんならロッカーの中で赤いリボンでグルグル巻きにされてましたよ」



未央「ふーん、助けなかったんだー?」

まゆ「お風呂いただきましたぁ」ホクホク



P「おー、丁度今ホットミルク淹れたところだぞ」



まゆ「うふ…至れり尽くせりですねぇ」



P「俺の寝巻きで大丈夫だったか?」



まゆ「はい、全然問題ないですよぉ」クンスカ



P「そっか、臭いとか言われたらこの雨の中家出してたところだったよ」ホッ



まゆ「全然匂いませんぉ?」クンスカ



P(だったらどうしてそんなにクンクンしてるんでしょうねぇ…)



まゆ「Pさん、いつも服装や身だしなみには気を使ってるじゃないですかぁ。そんなに気にしなくてもいいと思いますよぉ?」



P「この前凛に「プロデューサー、匂うよ?」って言われてからちょっと匂いには過敏になっちゃってるのかもなぁ…」



まゆ(それはPさんがその日たまたま香水つけてたから凛ちゃんのご機嫌が悪かっただけですけどねぇ)



P「雨、ますます酷くなってきたなぁ…」



まゆ「そうですねぇ…これじゃあ寮に帰れませんよねぇ」



まゆ(仕方ないですよねぇ…不可抗力ですし、今日は一晩…うふふ)



P「大丈夫だって。今洗濯してる服が乾いたら送っていくから」



まゆ「え?…あ、でもそこまでしてもらうのは悪いですよぉ?」アセアセ



P「大した事じゃないって。トライドロンでひとっ走りだから気にすんな」



まゆ「そ、そう、ですか…?じゃあ、お言葉に甘えますねぇ…?」



まゆ(どうしよう…け、計算が狂ってしまいました…)アワアワ



P(目に見えて狼狽しとる…)

P「あと1時間ぐらいで乾くから、適当にくつろいでてくれ」



まゆ「は、はひっ」



P(動揺しすぎだろ)



まゆ(あわわわわ、ど、どどどどうしましょう!服が乾いたら帰らなきゃいけなくなりますよぉ!?)



P(最初の頃この娘の事を「ヤンデレ?」とか思ってた過去の自分を笑ってやりたい…)



まゆ(雨に濡れたまゆを見かねたPさんお家にお招き、そのまま一夜を共にキャッキャウフフ大作戦が…)



まゆ(ど、どこでこの完璧で完全で隙の無いプランが狂ってしまったんでしょうか…」アタフタ



P(おーい、後半声に出てる出てる)



まゆ(いっそ、強引に洗濯機を止めて…ああ、駄目ですPさんにご迷惑がかかってしまいます…)



まゆ「…そ、そうだPさん。お腹空いてませんかぁ?」



P「お、何か思いついたのか?確かに腹減ってるけど」



まゆ「お、思いついてなんかないですにゃあ?お礼と言っては何ですけど、お昼ご飯作りますにゃあ」



P「うん、ありがとう。でも一旦落ち着け。お前まであの娘のアイデンティティを取り上げて差し上げるな」



まゆ「まゆはいたって落ち着いてますよぉ…?じゃあ、お台所お借りしますねぇ?」ガチャッ



P「おーい、そこはクローゼットだぞー。どんなマジカルクッキングする気だ」



P「台所はこっちだこっち。調味料とか好きに使っていいから。包丁の場所は…」



まゆ「あ、まゆマイ包丁持ち歩いてますから大丈夫ですよぉ?」シャキーン



P「そっか、大丈夫かー」ガクガク



P「冷蔵庫の中見も好きに使っていいからなー。あ、但し歌舞伎揚げは勝手に食べると怒られるから勘弁してくれ」



まゆ「はぁい」

まゆ「冷蔵庫の中、使わせてもらいますねぇ」ガチャッ



まゆ(…どうしよう。調理済みの料理がタッパーに入れられて綺麗に並べられてます…)



まゆ(こ、このままだとまゆ、もう出来上がってるお料理をお皿に移したり温めたりするしか出来る事ないですよぉ…)



P(…冷蔵庫の中身見てテンパッてるんだろうなぁ…)



P(ゴメンなまゆ…俺自宅ではちゃんと料理するタイプなんだ…)



まゆ「…」オロオロ



P(すっげぇ慌ててる。…あ、また開けた。でも現実は変わらないことを再確認してまた慌ててる)



まゆ「…Pさぁん…」グスッ



P「なんか、ごめんな?」



まゆ「うぅ〜…」グスン



P「えっと…、夕べの残り物でよければ、何か食べるか?」



まゆ「…たべます」スンスン









晴「あれ、今日ってプロデューサー休みなのかよ。何か珍しいな」



梨沙「久しぶりのオフだから家でのんびりするんだって」



晴「いいよなぁ〜、仕事終わったら遊び行ってみっか。あぁ、そう言えばありす見なかったか?」



梨沙「ありすなら倉庫の中で赤いリボンでグルグル巻きにされてたわよ。エビフライみたいだったわ」



晴「へぇー、それそのまんまにしてきたのかぁ」

P「カレーもそうだけど、翌日食べる煮込み系って格別だよなぁ…」



まゆ「はい。この肉じゃが味が良く染み込んでて美味しいですよぉ?」モグモグ



P「白だしで煮るのがポイントだな。あと、野菜は煮る前に一度レンジで暖めると火が通りやすくなるんだ」



まゆ「そうなんですねぇ」モグモグ



P「…心なしか元気が無いようだけど、不味かったらちゃんと言えよ?」



まゆ「そんなっ、Pさんの手作りご飯が美味しくなかったらその世界線は間違ってますよぉ」



まゆ(お家に入れてもらって、お風呂まで入れて、ご飯まで作ってもらって…)ングング



P「あ、まゆが風呂入ってる間に柿剝いておいたんだが、後で食べるか?」



まゆ「結婚してください」



まゆ「間違えました。頂きます」



P「お、おう?」



まゆ(いけないいけない…あまりに幸せすぎるイベントのオンパレードで理性のストッパーがユルユルになっちゃってます…)



まゆ(まゆは控えめな娘、謙虚な娘、でしゃばらない、ガッツかない、クンクンしない……よしっ)



P「今ポットでお湯沸かしてるから。食後のお茶は何がいい?」



まゆ「一生幸せにします」



まゆ「…言い間違えました。Pさんにお任せしますよぉ?」



P「あ、はい。そうさせて頂きます」



まゆ(うぅ〜…、幸せすぎるシチュエーションなのに油断できませんよぉ…あ、この蒸し鶏美味しい)モキュモキュ



P(…ポンコツが治る光線銃とか、晶葉に頼めば作って貰えるかな…)

まゆ「ご馳走様でしたぁ…」



まゆ「美味しいからついつい沢山食べちゃいました、明日のレッスン頑張らないと…って、あれ…Pさん?」



P「ん、呼んだか?」



まゆ「ああっ、いつの間に洗い物を…それぐらいはまゆがやりますよぉ」ワタワタ



P「いや、もう終わったし。満腹まゆがホケ〜ッてしてたしさ」



まゆ「うぅ…Pさん、女子力高いです…」



P「それ、男に言うのは褒め言葉にならないんだからな?」



まゆ「だってぇ…まゆ、さっきから何もやってないじゃないですかぁ…もてなされてばっかりですよぉ」



P「そりゃ、まゆはお客様だからなぁ」



まゆ(こ、このままでは…まゆはただPさんのお世話になるだけのお荷物さんじゃないですかぁ…)



まゆ(本来なら、まゆがPさんにあれやこれやとお世話する作戦だった筈なのに…一体どこで計画が狂ってしまったんでしょう…)



P「さてと、そろそろ服乾いたかな?」



まゆ「えっ?あっ、あっ…」



まゆ(駄目です…、このままじゃあ、まゆは今日ただPさんのお家にお邪魔しておもてなしされてくつろいで帰るゴクツブシじゃないですかぁ!)



P「おー、バッチリ乾いてる乾いてる。流石レノア。アッキーばりにフカフカに仕上がってるぞー」



まゆ(あぅあぅあぅあぅ…た、タイムリミットが…)アワアワアワ



P(自宅が見えてきてしまった散歩中の犬みたいになっとる…)



P「んじゃ、車の用意してくるから着替えておけよー」ガチャンッ



まゆ「ああ、あわあわあわあわわわわわわわわ」オロオロオロオロ



まゆ「ど、どうしましょうどうしましょうどうしましょう!…ま、まずは落ち着いて、そう、まだ終わってない…終わらせません!」



まゆ(ああ、神様…どうかまゆにもう少しだけチャンスを下さい…!) ガチャッ



まゆ(…っ!ああ、Pさんが戻ってきちゃいましたぁ…!)





P「…まゆー」ビッショリ



P「アカンわ、無理…。外もう雨っつーか嵐だわ」ボロボロ



まゆ(神様やれば出来るじゃないですかぁ!!)パァァッ



P(まゆはどうしてズタボロになってる俺を見て歓喜してるんだろ…)クスン

まゆ「お着替え置いておきますねぇ?」



P『悪いなぁ』ジャーッ



まゆ「いえいえ。…うふふ、さっきと立場が逆になっちゃいましたねぇ」



P『本当になぁ』ジャバジャバ



まゆ「何か温かいもの用意しておきますねぇ?」



P『手間かけさせてゴメンなぁ。じゃあ俺まゆの残り湯でのんびりさせてもらうよ』



まゆ「そ、そういう表現をされると流石にまゆも照れちゃいますよぉ?」



まゆ(Pさんのお風呂のお世話をするまゆ…何でしょうこれ、まるで新妻さんみたいじゃないですかぁ)ブンブン



P(磨りガラス越しに俺の濡れたい服片手に乱舞してるまゆが丸見えなんですけど…)





P「ふぃ〜…サッパリした」



P「しかし物凄い雨になっちゃったな…マンションの渡り廊下すらマトモに歩けないぞ」



まゆ「そ、そうですか…大変でしたねぇ」コトッ



P「お、コーヒーありがとな。…どした、まゆ?」



まゆ「い、いえ、お気になさらず…」



まゆ(お風呂上りのホコホコなPさん!髪がペタッてしてるPさん!スーツじゃなくてラフなパジャマ姿のPさんっ!!)



まゆ「…こ、ごめんなさい…ちょっとお花摘みにいきますねぇ…?」トテトテ



P「え?ああ、どうぞどうぞ。雉撃ちでも蛮野撃ちでも厠でも」



P(しかし本当に凄いな…台風でも来てたっけ?) ピッ





乃々『こ、こちら現場の森久保なんですけど…!!』



乃々『す、凄い雨と…風、なん、ですけど…!!」



乃々「森久保も飛ばされそうなんですけど…!!って言うか森久保にこのお仕事絶対向いてないと思うんですけど!!』



乃々『むぅーーーーりぃーーーーーーーーーーーーっ!!!!』ヒューーーンッ





P「森久保ぉ!!」

ザァァァァァァァァァ



P「一向に止む気配が無いな…」



まゆ「そうですねぇ…」



P「どうする、モンハンでもやるか?」スッ



まゆ「まゆ、ゲーム機持ってきてないですよぉ」



P「んじゃあウノでもやるか?」



まゆ「Pさぁん…?」ススッ



まゆ「まゆ達、今2人きりなんですよぉ…?」



P「せやな」



まゆ「Pさんの服、大きくてまゆにはこんなにブカブカですよ?」



P(そうですね、胸元とかガバガバですね分かってますだから顔そむけてるんですけどね分かってて言ってるだろ佐久間ァ!)



まゆ「…何もしないんですかぁ?」



P「だからウノでもするかって…」



まゆ「まゆに、何もしないんですかぁ?」



P「…しません」



まゆ「Pさんの理性はオリハルコン並ですよねぇ」



P「埼玉県民の理性を甘く見るなよ?」



まゆ「でも美嘉ちゃんなんて欲望の権化じゃないですかぁ?」



P「訂正しよう。埼玉男子の理性を甘く見るなよ?」



まゆ「むむむぅぅ〜…」



まゆ「どうしたらPさんはまゆに手を出してくれるんですかぁ!」



P「とうとう言っちゃったよこのコ!」

ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァ



P「止む気配どころか更にパワーアップしてる気がするなぁ…」



まゆ「お買い物した後で良かったですねぇ」



P「本当だよ。ちょっと遅かったらこの豪雨に直撃してたんだよなぁ」



P「あ、まゆコーヒーのおかわりいるか?」



まゆ「大丈夫ですよぉ?」



P「そっか。俺はもうちょい飲みたいから淹れてくるわ」



まゆ「それぐらい、まゆがやりますよぉ」



P「まゆは日ごろ仕事とレッスン頑張ってるんだし、のんびりしてな」スタスタ



まゆ「それを言ったらPさんはまゆ達の何倍も…って、行っちゃいました…」



まゆ(うぅ…、分かってはいた事ですけど、Pさんってガードが堅いです!)



P(まゆが露骨なだけなんだけどなぁ…)









輝子「フヒ…、きょ、今日ってプロデューサー休みなのか…?め、珍しいな」



幸子「久しぶりのオフだから家でのんびりするそうですよ。全く、ボクが出勤してるのに休むなんて弛んでますよ!」プンスカ



輝子「お、オフか…羨ましいな…。フヒ、あ、後で遊びにいくか…?」



幸子「それはそうとして、リボンでグルグル巻きにされて吊るされてるボクに関しては完全スルーなんですか?」

まゆ(まゆは今Pさんのお家の中!そして2人きり!こんなチャンスはもう二度とないかもしれない…!)



まゆ(何としてでも、この機会に少しでもPさんともっと親密に……はっ!)



P(何か思いついたような顔だなぁ…)ズズーッ



まゆ「Pさぁん?毎日朝早くから夜遅くまでのお仕事でお疲れじゃないですかぁ?」



まゆ「よろしければ、まゆがプラン12…もといマッサージしますよぉ?」



P「プラン12て……いやあ、別に大丈夫だぞ?」



まゆ「遠慮なさらなくてもぉ…」



P「いやいや、実際スタドリ飲んだらHPMPフル回復するし」



まゆ「スタドリの原料って仙豆なんですかぁ!?」



まゆ(ど、どうしましょう…完璧な流れだった筈なのにスタドリの予想以上の効能…)アワアワ



P(さっきから全部顔に出てるんだけどなぁ…)



P(可愛いから黙ってるけど)



まゆ「じゃ、じゃあこんな雨ですし、する事もないのでお昼寝でもしませんかぁ?まゆ膝枕しますよぉ?」ポンポン



P「おっ、それはプラン何なんだ?」



まゆ「膝枕作戦はプラン21…って、い、一体何の事ですかぁ?」ヒュー、ヒュー



P「まゆって口笛吹けないのな」



P「…ま、いいか。膝枕ぐらい」



まゆ「っ!!」パァァッ



P(飲みに誘われた楓さんみたいな極上スマイル頂きました)



まゆ「い、いいんですかぁ?本当にいいんですかぁ?」



P「うん、いいよ別にそれぐらいなら。うわぁ、ハイライトさんすっげぇお仕事してらっしゃる」

まゆ(ゆ、夢にまで見たPさんの膝枕…お父さんお母さん、まゆは今日世界が滅んだとしても本能です…)スンスン



P(何も泣かなくても…)



まゆ「で、ではPさん…お、お願いします」



P「そんな畏まるような事かなぁ…」



まゆ「さぁ、さぁ!Pさんの気が変わらないうちに!」



P「まゆって肉食系だったんだなぁ…」



P「んじゃあ、遠慮なく」ポスンッ



まゆ「あふん」ポテッ



P「ん〜…っぱりまゆは軽いなぁ。もうちょい食べないと駄目だぞ?」ポンポン



まゆ「ふわぁぁぁ…」ゾクゾクッ



P「こらこら小刻みに動くなって。むずかゆい、くすぐったい。太ももの上でモソモソされるの弱いんだよ」サスサス



まゆ「ふわぁぁぁあああああああ…」ヘニャア



P「よーしよし。まゆは髪綺麗だなぁ。植物物語か?」ナデナデ



まゆ「ふわわぁぁぁぁああああ…」フニャア



まゆ「……って逆です!」



P「うわぁビックリしたぁ!」



まゆ「まゆがっ!Pさんにっ!膝枕っ!したいんですっ!」



P「あ、そうでしたかスイマセン…」



P「…じゃあやめるか?」



まゆ「延長でお願いしますっ!」



P「あ、はい」

まゆ「〜〜〜っ」モソモソ



P「だからそんな動くなって。くすぐったいんだよ」



まゆ「Pさんっ」クルッ



P「はい?」



まゆ「頭撫で撫ではオプションですか?」



まゆ「もし有りなら手櫛するような感じでお願いします」



P「は、はい」ナデナデ



まゆ「〜〜っ!」ブルブルッ



P(まゆ…よっぽど疲れてたんだな…ゴメンよ、こんなになるまで働かせて)グスン



まゆ(こ、これ凄い…駄目です、とんでもないですヤバいです…!こ、これを知ってしまったらまゆ、もう普通の枕じゃ眠れなくなってしまいます…!)



まゆ(Pさんのお膝で、Pさんの温もりを感じながら指で丁寧に髪を梳かれてるなんて…)



まゆ(嗚呼…、理想郷って、ここにあったんですねぇ…)



P「寝たくなったら寝てもいいからなー。どうせこの雨じゃ送る事も出来ないし」ナデナデ



まゆ(もったいなくて眠れませんよぉ!と言うかドキドキしすぎてとてもじゃないですけど眠れる気がしませんよぉ…!)







まゆ「すぴぃ…」



P「5分ぐらいでアッサリ寝たな…やっぱり疲れてたんだな…」



P(ちょっとまゆのスケジュール緩めるか…まあ、その分幸子や輿水に頑張ってもらおう)



まゆ「Pさぁん…」ムニャッ



P「はいはい、Pさんここにいますよ」ナデリ



まゆ「ふにゃぁ…」ギュッ



P(何だ、天使はここにもいたのか)カシャッ ピロリンッ

まゆ「Pしゃぁん…」ムニュムニュ



P「爆睡じゃないですかー、くるみみたいな口調になってるぞー」ナデナデ



P「…雨、全然止まないなぁ…」



P「このままだと、マジでまゆを泊める事になってしまう…」



P「まあ、埼玉県民は紳士だから邪な考えは起こしませんけど」ナデナデ



まゆ「にゅぅ…」クカー



P(それ以前にまゆがポンコツすぎてなぁ…)



まゆ「Pさぁん…」



P「はいはい、Pさんここにいますよーまゆに手ぇ捕まれてるから動けませんよー」



まゆ「Pさぁん…Pさん…」ギュッ



P(あれ、これうなされてない?夢の中に俺出てうなされてない?)



まゆ「Pさんは、何も悪くないんですよぉ……?」ギュゥッ



P「…」



まゆ「…ふにゃぁ…」グー



P(…まあ、一晩ぐらい構わないか。不可抗力だしな)









まゆ「」シクシク



P「おーい、いつまで泣いてるんだよ…」



まゆ「まゆ一生の不覚です…Pさんの膝枕でこんなグッスリ眠ってしまうなんて…」



まゆ「至福の時を、まゆは一体何時間無駄に費やしてしまったんでしょう…」エグエグ



P「ざっと3時間ぐらいかな」



まゆ「うわーん!まゆやりなおしますぅ!やりなおしたいですぅ!」



P「勘弁してくださいそろそろ夕飯の支度したいんです」



まゆ「うわぁぁぁん」エグッエグッ



P(おなかすいた…)グゥ〜

P「もうこんな時間だよ……しょうがないから夕飯も食べていきな」



まゆ「えぐっ…ぐすっ…」



P「泣きながらバンザイしてるよこの娘」



P「じゃ、早速用意するか…。えっと、冷蔵庫の中は今何が…」



まゆ(くすん…、膝枕を堪能できなかったのは終生まで悔やむ失態ですけど…)



まゆ(もう夕食時、そして外は相変わらずの豪雨。これは、これは来ましたよぉ…?)



P「今日買ってきた野菜類に、歌舞伎揚げ、夕べの残りの惣菜、歌舞伎揚げに作り置きの浅漬け、あと歌舞伎揚げ…」



まゆ(こ、このまま雨が続けば…まゆはお家に帰れない。つまり、お、おおおおお泊りじゃないですかぁ…!)



P「納豆、ジャム、歌舞伎揚げ、牛乳にシグナルバイクに冷凍うどん……おっ、うどんがあるじゃないか」



P「まゆー、夕飯うどんでいいかー?」



まゆ(お、お泊り…お泊りですよぉ…?うふふ…とうとうこの日が来ました、今日という日を何度夢見たことでしょう…)



P「へんじがない、ただのアイドルのようだ」



P「勝手に作るからなー」



まゆ(勝負下着常備しておいて良かったと、これほど思ったことはありません…お父さんお母さん、あと花屋の娘のクンカーさん。一足先に大人への階段を上るまゆを許してくださいねぇ…)



P(リビングがまゆがめっちゃ転がっとる…) グツグツ



デンワデローヨ デンワデローヨ デンワデローヨ



P「ん?何だ何だ人の久しぶりのオフに…」



P「いかん、うどん茹ってるから手が離せん…まゆー、ちょっと俺のケータイ取ってくれー」



P「まーゆー、トリップしてないでケータイ取ってー!戻ってきてー!」

まゆ「はぁいPさん。…変わった着ボイスですねぇ」



P「ありがとな。んで誰だ?オフに電話なんて…千川かな、それとも緑のカネゴンかな…?」



まゆ「実質一択じゃないですかぁ」



P「…あれ?」ピッ



P「もしもし?…あれ、早く終わった?ああ、うん。いや家だけど。…もう駅?言えば迎えぐらい行っ…て、無理か、この雨じゃあ…」



P「え…、雨だよ雨。凄いだろ…え?……あ、マジだ」



まゆ「…?」



まゆ(Pさんがこっちに振り返って窓の外を指差してます)ヒョコッ



まゆ「」



P「いつの間に…え?駅についたときには雨止んでた?流石だな…。うん、うん、今飯作ってるところ。夕飯食べてない?なら丁度良かった。うん、じゃ、後で」ピッ



P「…雨、やんだな」



まゆ「…ですねぇ」



P「うどん、もうすぐ出来るからな?」



まゆ「はぁい…」



P「食べたら送っていくから」



まゆ「…」



P「まゆ?」



まゆ「…」





まゆ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああんっ!!」



P「何で号泣するの!?」

芳乃「ただいまもどりましてー」



P「おかえり。雨にあたらなくてよかったな」



芳乃「全然大丈夫でしたのでー」



芳乃「そなたー、これお土産ですー」



P「はいはい。…うん、歌舞伎揚げですね。もう戸棚いっぱいなんですけど」



芳乃「冷蔵庫の中にでもー」



P「そろそろ冷凍庫まで使わないといけなくなってきたんですけど?」



まゆ「…お邪魔してますねぇ…?」クスン



芳乃「いらっしゃいませー、でしてー」



芳乃「まゆ殿はー、どうして泣いているのですー?…そなたー?」



P「何もしてない何もしてない!埼玉県民ノータッチです!」



まゆ(むしろ何もされていないから悲しいんですけどねぇ…)



P「ほら、うどん出来たから食べようか」



芳乃「手を洗ってまいりますー」トテトテ



まゆ「うじゅぅぅ〜…」



P「ど、どうしたまゆ…うどんじゃ嫌だったか?」



まゆ「違いますぅ…いいんです、もういいんです…どうせまゆなんて…」クスン



まゆ「芳乃さんはいいですよねぇ……笑ってくださいよぉ…」



P「はいはい、もうご飯だから、そんな隅っこで体育座りしてないでこっちにきなさい」



まゆ「…はぁい」モソモソ



P(やさぐれても聞き分けは良いまゆ、嫌いじゃないです)

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まゆ「ご馳走様でしたぁ…」



P「ご馳走しました。んじゃ送っていくよ。芳乃は家で待ってるか?」



芳乃「お供いたしますー」トテトテ



まゆ「うぅ〜…」クスン



P「どうしたんだよまゆ…さっきから」



まゆ「なんでもないです…大丈夫です、元気いっぱいまゆまゆですよぉ?」スンスン



P(嘘つけー。熱燗取り上げられた25歳児みたいな顔してるじゃないですかー)



芳乃「…むむぅ〜…?」



P「んじゃ車取って来るな。まゆ、準備して待っててくれ」スタスタ



まゆ「はぁい…」



まゆ「…」グスン



まゆ(もうちょっと、もうちょっとだったのに…神様、あなたはポンコツなんですかぁ?)



芳乃(むむ〜〜…っ)



まゆ「…仕方ないですね、残念ですけど今日は諦めます…。芳乃ちゃんも、お邪魔しましたねぇ…?」



まゆ「…って、芳乃ちゃんどうしたんです?そんな熊の威嚇みたいなポーズで……」



芳乃「まゆ殿ー?」



まゆ「はい?」



芳乃「とくべつ、なのでしてー」



まゆ「?」



ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ



P「パねぇ!!」ガチャッ!



まゆ「Pさんっ!?」



P「またいきなり降ってきやがった!しかもさっきより凄ぇ!ライドロンまで辿り着けねぇ!」ビチャビチャ



P「こりゃもう無理だわ。まゆ、今日は泊まっていきな」



まゆ「…っ!」パァァッ



芳乃「でしてー」ムフー

P「チクショウ、またシャワー浴びないとだわ…」テクテク



芳乃「タオルとお着替えをー、用意いたしますー」



まゆ「…芳乃ちゃん?」



芳乃「はいー?」



まゆ「えっと、もしかして……」



芳乃「どうかいたしましてー?」キョトッ



まゆ「……いいえ?何でもないですよぉ?」



まゆ(まさか、流石に無いですよねぇ…?)



芳乃「あー、そなたー、そなたー。私も入りますのでー」



まゆ「っ!?」



芳乃「そなたー?もう入られてしまったのでー?では私もー」ヌギッ



まゆ「させますかーーーっ!!」ガシッ



芳乃「うあー?まゆ殿ー動けませんー。離してくださいー」



まゆ「離しませんー。何ですか一緒にって!そんな羨まけしからん事させませんよぉ!」



芳乃「はーなーしーてーくーだーさーいー」ジタバタ



まゆ「それならまゆも混ぜてくださいよぉ!」ギュウウ







P(…良かった、内側から扉ロックできるタイプの浴室で)チャプン

P「布団敷いたぞー」



芳乃「川の字でしてー」



P「ハハッ、なら芳乃が真ん中だな」



まゆ(Pさんと一緒に寝るPさんと一緒に寝るPさんと一緒に寝るPさんと一緒に寝るPさんと一緒に寝るPさんと一緒に寝る)ホワンホワンホワン



P(ま、芳乃もいるしまゆがいても変な事にはならんだろ…)



芳乃「まゆ殿ー、鼻血と涎をお拭きになったほうがいいのでー」



P「しかし雨も凄いけど風も凄いな…窓ガッタガタ言ってるやん」



芳乃「窓がちゃんと閉まっているかー、見てきますー」トテトテ



P「おー、飛ばされるなよー?」



P「さてと…、来客用の布団だから綺麗だから安心して使ってくれ」



まゆ「い、いえいえそんな気を使ってもらわなくても…。まゆはPさんのお布団でも大丈夫ですよぉ?」



P「俺が大丈夫じゃないです」



まゆ「もう、Pさんは本当にガードが堅いですよねぇ…」



P「プロデューサーだからな」



まゆ「…それだけじゃあ、ないですよねぇ?」



まゆ「まゆはPさんの味方ですよぉ?」



P「ありがとな。でもまゆって最近めっちゃポンコツだしなぁ」



まゆ「ぽっ、ぽんっ…?」



P「ポンコツというか何と言うか……へちょい?」



まゆ「へちょい!?」

まゆ「へ、へちょいって何ですかぁ!?」



P「ヘタレ、情けない、ヘボいって意味かな」



まゆ「そ、そんなぁ…まゆは健気で控えめで人よりちょっと気が利くだけの普通の女の子ですよぉ?」アワアワ



P「うん、そういうのを自分で言っちゃうところとか、な」



P「最初の頃はもうちょいシャキッとしてたと思うんだけどなぁ…何でだろ」



まゆ「そ、そんなことないですよぉ…?」



P「まあ、でも個人的には今みたいに爪が甘かったりちよっと抜けてるぐらいのまゆのほうが良いと思うけどな」



まゆ「Pさぁん…」



まゆ「それ、プロポーズですよねぇ?」



P「はいぃ?」



まゆ「うぅ…冗談じゃないですかぁ…何もそんな杉下警部みたいな聞き返ししなくても…」



P「おやおや」



まゆ「もう、そうやってすぐにからかうんですから、Pさんは…」



P「ンフフ、僕の悪い癖」



まゆ「杉下警部から戻ってきてくださいよぉ!」



P「最後にもう一つ」



まゆ「右京さーん!」

まゆ「もうっ、もうっ!Pさんのバカ!酷いですっイジワルばっかり!」ポカポカ



P「ごめんごめん。まあ、プロデューサーの愛情表現だと我慢してください」イテテ



まゆ「あ、愛情…っ!……そ、そうですねぇ。Pさんの愛なのならばまゆは受け止めるのみですよぉ?」



P(ちょろくてへちょいまゆカワイイ。ただ若干将来が不安になる)



芳乃「そなたー、そなたー」クイクイッ



P「ん、どした芳乃」



芳乃「ベランダにー、落としものがー」



P「えっ?ああ…こんな強風だからなぁ、どっかから何が飛んできててもおかしくないか」



芳乃「はいー、飛んで来ましたー」









乃々「うぅぅ…死ぬかと思ったんですけど…出会ったことも無い曾祖父母を垣間見たんですけど…」ガクガクプルプル



P「森久保ぉぉ!!」







芳乃「乃々殿もへちょいのでしてー?」



まゆ「え、続くんですか…?」



23:30│佐久間まゆ 
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