2015年12月31日

P「もしも春香が…」


P「…」カタカタ



P「はぁ…疲れた…今日も終電間に合わないな…」





P「また仮眠室で寝るか…」



P「…よし、布団かぶっておやすみー」



P「…」



P「もしも…」







P「もしも春香がお嫁さんだったら…」







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※Pは名前という設定で





春香「あっ!Pさんおはようございます!」



P「ふわぁ…おはよう春香」



春香「もう…また寝不足ですか?」



P「そりゃあ春香があんなに近くで寝てたら…なんか恥ずかしくて…」



春香「あっ…いや……だって…」



春香「お嫁さんだもん…」ボソッ



P「ん?何か言ったか?」



春香「いえいえ!なんでもないです!」



P「そうか…お!今日は洋食か」



春香「はいっ!コーンポタ…」



P「俺は和食の方が好きだな」



春香「あっ…ごめんなさい…」



P「いやいいんだけど…うん!やっぱりうまいな」



春香「!」



P「ウィンナーはやっぱり湯でだな」



春香「ぁ…」



P「どうした春香?」



春香「!」



春香「いえ!なんでもないです!それより会社行かなくていいんですか?」



P「ん?あぁ今日はすこし遅れていく予定でな」



春香「へぇ、そうなんですか」



P「あと弁当もいらないから」



春香「え?でも昨日はそんなこと」



P「言ってなかったっけ?」



春香「あ〜そう言えばいってたかなぁ〜なんて…」



P「しっかりしてくれよ春香」



春香「あはは…ごめんなさい…」



P「それじゃあいってきます」ガチャ



春香「はい、いってらっしゃい…」バタン



春香「…」



春香「コーンポタージュ…自信作だったんだけどな…」



春香「それに…私がプレゼントしたネクタイ、付けてくれたことあったっけ…」



春香「…あ」



弁当「」



春香「お弁当…無駄になっちゃったな…」



春香「…」



春香「うん、落ち込んでるなんて私らしくないよね!」



春香「着替えて外にでも行こう!!」





春香「ふふ〜んふ〜ん♪今日は天気がいいからなんだか気分がいいな」



春香「千早ちゃんも誘えばよかっ…た…」



春香「…あれ?」



P「でさー」



女「あははー」



春香「P…さん?」



春香「今日…仕事じゃ……」



P「なんだよー」



女「えーマジで?」



春香「…Pさんごめんなさい」タタタッ







女「―――」



P「―――」



春香(何話してるんだろう…)



P「でよ、あいつったら夜に抱こうとしたら泣き出すの」



女「えーマジで!」



春香「…」



P「でも無理やりやるわけにはいかないしさ…困ってんだよね」



女「わーマジで?」



春香(たしかに…いまもその…えっちなことは…)



P「でもあいつ従順だし、多分押しに弱いからさ」



P「もうすぐだよ」



P「それで俺に心酔したところであいつの預貯金全部俺の口座に移して」



P「全部終わったら…一緒に埼玉行こうぜ、埼玉」



女「埼玉」



春香「P…Pさん…そんな…」



春香「私より…埼玉が大事なの?」



春香「私……うぇっ…」グスッ







春香「ごめんなさいPさん…」



春香「私…埼玉に抱かれるぐらいなら…」



春香「さよなら…」グサッ





















P「ぎゃああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」ガバァ



P「はぁはぁ…」キョロキョロ



P「春香…春香ぁ!!」ドドドガチャバタン

ドドドドッドドドド





律子「なんだか上の仮眠室が騒がしいですね」



響「まるでいぬ美が騒いでるみたいだな、ちょっと見てくるね」



律子「ありがとうね、響」



響「なんくるないさー!」



カンッカンッカンッカンッ



小鳥「またプロデューサーさんじゃないですか?」



小鳥「はい律子さん、コーヒーはいりましたよ」



律子「ありがとうございます、まったく困ったものですね」



小鳥「お仕事はできるんですけどねぇ…」



バダン





















P「はるかあああああああああああああぁぁっぁぁぁ!!!!!」バターン



響「うぎゃああああぁあぁぁぁあ!!!!」バッタリ



P「うわあああああぁあぁぁっぁぁぁあああああ!!!!」ビックリ



律子「うひゃああああぁあああああ!!!!」マキゾエ



小鳥「ぴょええぇぇぇえぇ!!!」バシャーン



律子「あっっっっっつあああぁぁぁあ!!!!」



小鳥「きゃああああぁぁぁあぁぁあぁ!!」



真「どうしたんですか今の叫び声は!!!」バタン



P「ばああああああぁぁぁぁぁああぁぁ!!!!!」



真「いやああぁぁあぁぁぁ!!!」ドス



P「ゔッ・・・・」



真「あぁ!ごめんなさいプロデューサー!」



律子「あついあつい!!」



小鳥「あわわわ!いま拭くものを!」



響「」









P「う〜ん…」パチ



春香「あっ、プロデューサーさん、大丈夫ですか?」



P「はる…か?」



春香「はい!天海春香ですよ!天海春香!」



P「はる…かぁ…」ギュッ



春香「うひゃああぁ!!ぷぷぷぷぷぷろ、プロデューサーさん!?」



P「いつもありがとう、春香には本当に支えられている…」クンクン



春香「い、いきなり何を?」



P「はるかぁ…大好きだぁ…お前を埼玉になんかやるもんか…」



春香「あのっ!あのあの!ちょちょ落ち着いて!」



P「ずっといっしょにいよう…もう春香しか見ない…」



春香「あう////あうあうあう〜////」



P「君のコーンポタージュが一番だ…」



春香「う〜ん…」プシュー



P「二人で寄り添って生きて行こう…」



P「えっちしたい」



春香「はっ!?あ…ぅぅぁ・・・・////」



P「春香…」



P「俺と結婚してくれ」





春香「うひゃああああああああああぁぁあぁぁぁぁ/////////」



P「うわあああああああっぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」



春香「けけけけ、けこけこ、私!」



春香「あわわわわわわわわわ!!!!」



春香「ごめんなさああぁぁあぁぁあぁぁい!!!!!!!」ドヒュン



P「あ…春香…」



P「…」シュン



小鳥「これは漁夫の利…」



小鳥「プロデューサーさん?もしよければ…」



P「あっ、けっこうです」



小鳥「何故!?」カカン







P「…」



伊織「で?夢で混乱して律子たちに迷惑かけた挙句春香にプロポーズした…と」



P「はい」



伊織「アンタバカじゃないの?いやバカね」



千早「はぁ…頭が痛くなってきた」



春香「コソッ



響「バカだぞ」



あずさ「お茶目ねー」ハイライトオフ



雪歩「埋めなきゃ」(使命感)



真「バカですね」



かまぼこ「ちくわ大明神」



貴音「…」モグモグ



真美「バ→カ!」



亜美「あ→ほ!」



やよい「どうせなら私を連れ去ってほしいかなーって」



小鳥「え?」



やよい「うー?」



律子「はぁ…」



春香「皆待って!!」



千早「春香?」



春香「プロデューサーさんは悪く無いの!」



春香「私が…」



春香「私がこの事務所で一番可愛かったのが罪なのよぉ…うぅ…」



真「…ん?」



春香「だって…私の愛は千早ちゃんみたいに重くないし…」



千早「は、春香?何を言ってるの?」



春香「真より抱き心地いいし」



真「春香?喧嘩売ってるの?」



春香「雪歩より清純派だし」



雪歩「…」ハイライトオフ



春香「あずささんみたいに太くないし」



あずさ「…春香ちゃぁん?」



春香「でこちゃんじゃないし」



伊織「誰がでこちゃんよ!」



春香「やよいみたいに貧乏じゃないし」



やよい「うっうー消し炭になりたいのかなって?」



春香「亜美真美みたいにうるさくないし」



亜美真美「一緒にするなYO→!」



春香「小鳥さんや律子さんやあずささんより若いし」



小鳥「」



律子「…」イラァ



あずさ「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



春香「そこの金髪毛虫みたいにチャラくないし」



美希「zzz・・・」



春香「獣臭くないし!出自はっきりしてるし!」



響「なっ!ちゃんとお風呂入ってるぞ!!」



貴音「…」モグモグ



春香「だから全部!」



春香「私が可愛いのが悪いんだからああぁぁぁ・・・・」



春香「プロデューサーさんを責めないでよぉ…んふっ…」





伊織「アンタ」



あずさ「いま」



雪歩「笑ったよね?」



のワの



春香「やーん…プロデューサーさんこわーい」



P「俺は春香がこわーい」



美希「ううん…はふぅ…」



美希「ねぇ…春香?」



春香「…?」



美希「ミキはね」



美希「誰に抱かれようと、最後にミキの隣にハニーがいてくれればいいな」



美希「春香、必死過ぎて笑っちゃうの?」



春香「…は?」



美希「人のいいところを見ないで他人の悪い所に目を向けるなんて…」



美希「個性のない春香らしいの笑ってやるの、あはははは」



春香「…表でようか」



美希「上等なの」









これがライブバトルの始まりであった







18:30│天海春香 
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