2014年04月09日

モバP「雫が寝てる....」

のんびりと書いていきます



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ガチャッ







P「ただ今戻りましたー」



P「あれ?ちひろさんいないのかな...」キョロキョロ...



P「せっかくお土産も買ってきたのに...」



P「にしても鍵もかけずに不用心だな、泥棒でも入ったら...んっ?」





雫「すぅ...すぅ...」





P「雫か...ソファーで座ったまま寝てる...」





雫「んっ....」





P「よく寝てるな...」

雫「うーん...」



P「疲れてるのかな、無理もないか....」



雫「ふにゅ...」



P「最近忙しかったからなぁ...」



雫「んんっ...」



P「起こすのもかわいそうだし、ちょっと寝かせとくか...」



雫「むにゃ...」



P「寝顔も綺麗だな...」



P「それに...」



雫「すぅ...すぅ...」ポヨン♪



P「呼吸に合わせて胸も揺れてる...」







P「....」ゴクリッ



雫「Zzz...」





P「よく寝てるみたいだ...」



P「多分ちっとやそっとじゃ起きない...」





雫「んっ....」





P「服の上からでもわかるくらいの大きさ....」







P「...ちょっと触ってもいいかも...」





雫「んぅ...」





P「雫...」ススッ





















愛梨「あれ?プロデューサーさん帰ってたんですか?」

P「あ、愛梨!?お前いたのか...」



愛梨「はい、お帰りなさいプロデューサーさん♡」



P「い、いつからいた?」



愛梨「いつから?今ですよ?調理室から戻ったらプロデューサーさんがいて...」



P「そ、そうか...ちひろさんは?」



愛梨「ちょっと用事があるって言って出かけました、私と雫ちゃんでお留守番してたんですよ♪」



P「な、なるほどな...どうりでいないわけだ...」





P(あ、危なかったー...というか俺は今雫になにを...)





愛梨「あっ、雫ちゃん寝ちゃってますね!」







雫「むにゃ...」

愛梨「よく寝てますねー...」



P「だな、雫が寝てるっていうのは少し珍しいかもしれないな」



愛梨「私も初めて見ました」



P「疲れてるだろうから少し眠らせておこう」



愛梨「私、毛布持ってきましょうか?」



P「ああ、頼むよ」



愛梨「あっ、それとケーキ作ってきましたから一緒に食べませんか?」



P「いただくよ、ちょうど小腹がすいてたとこだ」



愛梨「はーい、じゃあ毛布持ってきたら準備しますね♪」タッタッタ...







雫「ふにゃ...」







ファサッ





P「これでよし、と...」



愛梨「ケーキですよプロデューサーさん、どうぞ♪」カチャ



P「ああ、ありがとう」



愛梨「雫ちゃんにも起きてきたらあげましょうね♪」



P「美味しそうだな、今日はなんのケーキだ?」



愛梨「シフォンケーキです、ビックリするくらい美味しいですよ♪」



P「どれどれ...」パクッ



P「うん、美味しい!」



愛梨「本当ですか?ありがとうございます♡」



P「いつも美味しいけど、今日は特に美味しいな」



愛梨「えへへ、雫ちゃんからもらった牛乳が入ってるからかもしれませんね♪」



P「雫から?」



愛梨「そうです、実は昨日ですね...」

−−−−−−





雫「よいしょっとー」ドンッ



愛梨「あれ?雫ちゃん、その荷物どうしたの?」



雫「実家から牛乳が送られてきたんですよー♪」



愛梨「そうなんだー、雫ちゃんの実家牧場だもんね!」



雫「そうですー、いつも送ってくれるんですー、とっても美味しいんですよー♪」



愛梨「そんなに美味しいの?」



雫「なんでしたら飲んでみますかー?」



愛梨「いいの?」



雫「もちろんですよー、どうぞどうぞー♪」



愛梨「それじゃちょっとだけ...」グビグビ...



愛梨「あっ、すごく美味しい!」



雫「ありがとうございますー、愛梨ちゃんにそう言ってもらえて牛さんたちも喜びますねー♪」



愛梨「本当に美味しいなぁ...あっ、そうだ!」



愛梨「ねえ雫ちゃん、この牛乳ケーキの材料に使いたいんだけど...」



雫「もちろんいいですよー♪きっと美味しいケーキができますからー♪」



愛梨「やったー!じゃあ早速使わせてもらうね♪」

愛梨「できたよー♪」



雫「わぁ、美味しそうですねー」



愛梨「はい、お一つどうぞ♪」



雫「いただきまーす」パクッ



愛梨「どうかな?」



雫「とっても美味しいですー♪」ニコッ



愛梨「本当?明日事務所に持っていこうと思ってるの」



雫「きっと皆さん喜びますねー♪」



愛梨「よかった♡」



雫「愛梨ちゃんの作るケーキはいつも美味しくてとっても優しい味がしますー」



愛梨「優しい味?」



雫「そうですー、食べるとすごく幸せな気分になれるんですよー♪」



雫「それに嬉しくって楽しくって笑顔になれますー」



雫「きっと食べる人に愛梨ちゃんが一生懸命作った気持ちが伝わるからなんですねー」



愛梨「そんなに言ってもらえるなんて、すっごく嬉しい♪」



雫「どういたしましてー♪」



愛梨「ふふっ、このケーキには雫ちゃんの牛さんたちの牛乳が入ってるからきっとその気持ちもプラスされて...」



雫「いつも以上に美味しいんですねー♪」



愛梨「うん!本当にありがとね、雫ちゃん♡」



雫「こちらこそ、美味しいケーキをいつもありがとうございますー♪」

P「なるほど、そんなことがあったのか」



愛梨「はい!いつもより美味しくできたと思います♪」



P「そうかもな、確かにいつも以上に美味しく感じるよ」



愛梨「私と雫ちゃんと牛さんたちの愛情が特盛りで入ってますから!」



P「...優しい味か」



愛梨「雫ちゃんが牛乳を分けてくれたおかげですね♪」



P「いつもありがとな愛梨、美味しいケーキ作ってくれて...」



P「愛梨の一生懸命作ってくれたっていう気持ち、ちゃんと伝わってるからな?」



愛梨「いいんです、私のケーキでみんなが喜んでくれれば...」







ガチャッ





千秋「ただ今戻り...あら、みんな集まってどうしたの?」



P「よう千秋、おかえり」



愛梨「みんなでケーキ食べてたところです、千秋さんもどうですか?」



千秋「ええ、いただこうかしら」

愛梨「今日はシフォンケーキです」



P「すごく美味しいぞ」



千秋「楽しみだわ、十時さんのケーキはいつも美味しいもの」



愛梨「今日のは特に美味しいですよ♪」



P「雫のおかげでな」



千秋「雫さん?あら、寝てるのね...」



P「ああ、雫が眠ってる姿なんて珍しいだろ?疲れてるみたいだし、少し眠らせておこうと...」



千秋「ちょうどよかったわ、雫さんにお礼を言わなきゃと思ってたの」



愛梨「お礼?なにかあったんですか?」



千秋「ええ、すごくお世話になったのよ」



P「お世話?千秋がか?」



千秋「そうよ、この間の事なんだけどね...」

−−−女子寮−−−





千秋「...どこにいったのかしら?」



雫「あっ、千秋さーん!おはようございますー」



千秋「おはよう雫さん、今日はオフなの?」



雫「そうですよー♪それよりどうかしたんですかー?なにかを探してるみたいですけど...」



千秋「雫さん...なら大丈夫よね...ちょっと聞きたいんだけど...」



雫「なんですかー?」



千秋「その...クマの付いたキーホルダーを見なかった?」



雫「キーホルダー?」



千秋「ええ、このくらいの小さなクマがついた物なんだけど...どこかへ行ってしまって...」



雫「うーん、見てないですねー」



千秋「そう...」シュン



雫「大事な物なんですかー?」



千秋「まあね...お気に入りだから...」



雫「それは大変ですー!」



千秋「今日は仕事があるから戻ったら探すつもりだけど、もし見つけたら教えてくれないかしら?」



雫「はい、わかりましたー!お仕事気をつけて行って来てくださいねー♪」



千秋「ええ、ありがとう、それじゃ行ってきます」



雫「いってらっしゃーい!」

−−−その夜−−−





千秋「ただいま」



雫「あっ、お帰りなさーい♪」



千秋「ただいま雫さ....って、どうしたの?ホコリまみれじゃない」



雫「えへへ、見つかりましたよこれ」スッ



千秋「それ...見つけてくれたの?」



雫「はーい、談話室のソファーのところに挟まってましたー、どうぞ♪」



千秋「ありがとう...」



雫「えへへ、いろいろ探してたらホコリまみれになっちゃって...」



千秋「本当にありがとう...」



雫「でも千秋さんが帰ってくる前に見つけられて本当によかったですー♪」



千秋「...もしかして、今日一日探してたの?」



雫「だって千秋さんの大事な物ですから、すぐに見つけなきゃと思って♪」



千秋「でも雫さん今日はオフだったのに...」



雫「いいんですよー、特にやることもありませんでしたし」



千秋「.......」



雫「千秋さん?」



千秋「グスッ...ありがとう...雫さん...」ポロポロ...



雫「どうしたんですか?なんで泣いてるんですかー?」



千秋「ありがとう....ありがとう....」ポロポロ...

P「そこで泣いちゃったのか」



千秋「だ、だって感動しちゃったんだもの...オフを潰してまで探してくれた雫さんの優しさに...」



愛梨「雫ちゃん優しいですもんね♪」



P「しかし雫はえらいなぁ、一日かけて探し出すとは...」



千秋「本当にね、だからお礼をしようと思ってこれを買ってきたの」



愛梨「なんですかそれ?」



千秋「ぬいぐるみよ、気に入ってくれるといいんだけど...」



愛梨「わぁ、カワイイですねぇ♪きっと雫ちゃんも気に入りますよ!」



P「千秋がぬいぐるみを買ってくるとは...」



千秋「う、うるさいわね!私だってぬいぐるみくらい...」





ガチャッ





クラリス「うふふ、なんだか賑やかですわね♪」



愛梨「クラリスさんおかえりなさい♪」



P「クラリスもどうだ、愛梨のケーキ食べないか?」



クラリス「あらあら、美味しそうですね♪」



千秋「甘くて美味しいわよ」

クラリス「雫さん、おやすみでいらっしゃるんですね」



P「うん、俺が来た時から眠ってたな」



愛梨「はいクラリスさん、ケーキどうぞ」



クラリス「ありがとうございます、いただきますわ」



千秋「はむっ....うん、美味しい...」



愛梨「雫ちゃんから分けてもらった牛乳が入ってるんですよ♪」



千秋「へぇ、そうなの、どうりで...」パクパク



P「俺も雫から牛乳もらったことあるぞ、とっても美味しかったな、この前はヨーグルトをくれて...」



クラリス「ふふっ、雫さんはお優しい方ですね、とても素晴らしい事ですわ♪」



P「そうだな、俺も愛梨も千秋もみんな世話になってるんだよ」



クラリス「私もです、この間雫さんに助けていただきました」



千秋「どんな事をしてもらったの?」



クラリス「先週の話ですけど私の教会の近くに孤児院があるんです、そこで人形劇を行う事になりまして...」



愛梨「人形劇ですか?楽しそうですね♪」



クラリス「ですが、少し人手が足りなくて準備が遅れていたのです、そうしたら雫さんが手伝ってくださって...」

−−−−−−





雫「クラリスさん、オオカミさんの人形はこれでいいですかー?」



クラリス「ええ、とても可愛くできてますわ、ありがとうございます」



雫「がおーっ、赤ずきんちゃんを食べちゃいますー!」



クラリス「きゃー、食べられてしまいますわー♪」



雫「えへへ、クラリスさんの赤ずきんちゃんもカワイイですねー」



クラリス「すみません雫さん、準備を手伝っていただいて...」



雫「いいんですよー、ひとりでやるのも大変でしょうからー」



クラリス「でも本当にいいのですか?わざわざ劇に参加していただくなんて...」



雫「もちろんですよー、むしろ楽しみですー」



クラリス「ですがわざわざお休みの日に...それに大したお礼も...」



雫「とんでもないですよー、お礼なんていりません、子供たちが喜んでくれれば嬉しいですー」



クラリス「...本当にありがとうございます」

雫「みんな喜んでくれるでしょうかー?」



クラリス「ええ、きっと喜んでくれますわ、雫さんの優しい気持ちが伝わると思います」



雫「楽しみですー♪早く明日になればいいですねー」



クラリス「ふふっ、本当に雫さんは素晴らしい方ですわ」



雫「どうしてですかー?」



クラリス「雫さんは無私の心をもってらっしゃいますもの、心から人に喜んで欲しいという気持ちをお持ちのようです」



雫「えへへー、私の演技で一人でも笑顔になってくれたら私はもぉーっと嬉しくなっちゃいますー♪」



クラリス「素晴らしい事ですわ、私などよりよほどシスターにふさわしいと思います」



雫「そんなことないですよー、私の方こそクラリスさんみたいにみんなの悩み相談とかできたらなーって思ってますー」



クラリス「私はただ話を聞いているだけで...相談という程の事は...」



雫「でも、話を聞いてもらえるだけです嬉しいって人はいると思いますよー?」



雫「私もイヤな事があった時は牛さんたちにお話聞いてもらってましたからー」



クラリス「牛さんたちにですか?」



雫「そうですー、そうすると心がスッと楽になるんですー」



雫「きっとクラリスさんに話を聞いてもらえて、事務所の皆さんは気持ちが楽になったと思うのでー...」



雫「だからいつも笑顔でお話を聞いてくれるクラリスさんはとってもすごい人だと思いますー♪」



クラリス「うふっ、ありがとうございます、そんな事を言っていただけるなんて感激ですわ」



雫「えへへー、明日は頑張りましょうねクラリスさん♪」



クラリス「そうですね、頑張りましょう...」

愛梨「そんな事があったんですか」



クラリス「ええ、その時の雫さんは本物の天使の様にも見えましたわ」



千秋「人形劇はどうだったの?」



クラリス「子供たちや職員の方々もとても喜んでいました、ぜひまた来てほしいと言っていましたわ」



愛梨「よかったですねー♪」



千秋「人手が足りないなら言ってくれればよかったのに、都合がつけば私たちだって協力したわよ?」



愛梨「今度は私たちもお手伝いしますね、クラリスさん!」



クラリス「まあ本当ですの?では、次回は必ずお声掛けいたしますね♪」



千秋「ええ、遠慮しないで声をかけてちょうだい」



愛梨「あれ?プロデューサーさん、どうしたんですか?そんな所でうなだれて...」



P(みんなの話を聞いてると、一瞬とはいえ雫の胸を触ろうとした少し前の自分を殴ってやりたい...)ズーン...



クラリス「ところでP様はなにかありませんか?」



P「んっ、なにかって?」



クラリス「雫さんの優しさに触れるようなエピソードです、P様が雫さんと一番付き合いが長いのですからなにかあるのでは、と」



P「うーん、そりゃ雫が優しいのはスカウトした俺が一番知ってるけど...」



P「そうだなぁ...最近だと...」

−−−−−−





カタカタ...





P「うーん、眼が疲れた...」



P「一段落ついたしちょっと休むか...ちょうどソファーも空いてるし...」



P「よいしょっと...」ゴロン



P「ふぅ...」





ガチャッ





雫「お疲れ様ですー」



P「んっ...雫か、お疲れ様」



雫「あっ、ゴメンなさい、起こしちゃいましたかー?」



P「いやいや、今ちょっと横になってただけだよ、気にしないでくれ」



雫「疲れてるんですかー?」



P「画面とにらめっこしてたからちょっと休憩してただけさ、少し休めば大丈夫だよ」



雫「無理しないで...あっ、そうだ!隣いいですか?」



P「ああ、今起きるから...」



雫「いえ、そのままでいいですよー♪」



P「えっ、そのまま?」



雫「うんしょっと...」ストン



雫「Pさん、はーい♪」ポンポン



P「はーいって...」



雫「膝空いてますよー♪頭を置いてくださーい♪」

P「.......」



雫「.......」ナデナデ



P「雫...」



雫「なんですかー?」



P「....いや、なんでもないよ」



雫「はーい♪」



P「悪いな、いつも...」



雫「いえいえ、いつもお疲れ様ですPさん...」ナデナデ



P「雫は優しいなぁ...」



雫「そんなことありませんよー」



P「雫は...本当に優しいなぁ....」



雫「Pさんの方が優しいですよー♪」ナデナデ



P「雫は...本当に...」



雫「.....」ナデナデ



P「Zzz...」









雫「お疲れ様ですー...」ナデナデ

P「そのまま眠っちゃってたんだけど、雫は俺が起きるまでずっと膝枕をしてくれてたな」



P「眼が覚めるとニコニコしながら『よく眠ってましたよー』って言ってくれるんだけどさ...」



P「いつまでも雫の厚意に甘えて膝枕されてるのも...」



千秋「い、いつもされてるの?」



P「えっ?まあちょくちょく...」



愛梨「ずるいですよー!私だってプロデューサーさんに膝枕してあげたいのにー!」



P「いやいや、それは...」



愛梨「ほらほら、今なら私の膝空いてますよ、どうぞ♪」



P「いいよ、別に今は眠くないし...」



愛梨「そんなぁ...」



クラリス「愛梨さん、雫さんが起きてしまいます」シーッ



愛梨「あっ、すみません...」

千秋「でも雫さん、本当にいろんな人を手伝ったりしてるのね」



クラリス「ええ、素晴らしいですわ」



愛梨「私に牛乳をくれたり...」



千秋「私のキーホルダーを探してくれたり...」



クラリス「私の人形劇を手伝ってくれたり...」



P「俺に膝枕してくれたりか...」







クラリス「きっと私たち以外にも雫さんに助けられた方がいらっしゃると思います」



愛梨「そうですね、もしかしたら事務所の人たち全員が助けられてるかもしれません♪」



千秋「すごいのは雫さんが人助けをごく当然の事だと思ってやっていることね」



P「ああ、人の役に立つことなら進んでやる子だからな」



千秋「本当にすごいわ、雫さん...」







雫「すぅ...」

P「そうだ、ちひろさんにお土産買ってきたんだけど、いないからみんなで食べないか?」



愛梨「何を買ってきたんですか?」



P「シュークリームだよ、結構人気の品だぞ」



千秋「あら、それ雑誌で見たことあるわ」



クラリス「では私はお茶を淹れますね♪」



愛梨「私も手伝います!」



千秋「よく買えたわね、なかなか手に入らないのに...」



P「今日は運が良かったみたいだな、今いる人数分あってちょうどよかったよ」



千秋「そうね、雫さんの分も残しておかないと」



P「わかってるよ、千秋こそ食べすぎるなよ?」



千秋「そ、そんなことしないわよ!」



P「冗談だって...」







雫「んっ....」パチッ

P「おっ、起きたか雫」



雫「ん〜...おはよーごじゃーまふ...」ゴシゴシ



千秋「ゴメンなさい、うるさくしちゃったかしら?」



雫「ふぇっ?私寝ちゃってたんですかー...?」



P「ああ、カワイイ寝顔だったぞ」



雫「えへへ、ありがとうございますー...」ウトウト



千秋「まだ寝ぼけてるみたいね」



P「仕方ないさ」



千秋「そうね、いろんな人の為に働いていたんだものね」



雫「なんのことですかー?」



P「雫」



雫「はい?」



P「ありがとう」

雫「なにがですかー?」



P「ありがとう雫」ナデナデ



千秋「雫さん、これを受取ってくれる?」



雫「わぁっ!カワイイぬいぐるみですねー♪」



千秋「気に入ってもらえた?」



雫「はーい、抱きしめて寝ますよー♪」



千秋「ふふっ、よかったわ」



クラリス「お茶が入りましたよ」



愛梨「あっ、雫ちゃん起きたの?」



雫「はーい♪クラリスさんも来てたんですかー?」



クラリス「ええ、雫さんもお茶をどうぞ、ハーブティーですよ」カチャッ



雫「いい香りですねー」



愛梨「私のケーキも食べてね雫ちゃん」



雫「はい、いただきます♪」





千秋「雫さん」



クラリス「雫さん」



愛梨「雫ちゃん♪」





雫「どうしたんですかみなさん?」







愛梨・千秋・クラリス「ありがとう」

雫「みなさん、さっきからどうしたんですかー?」







愛梨「ケーキを褒めてくれてありがとう!」



千秋「探し物を見つけてくれて、ありがとう...」



クラリス「人形劇を手伝っていただいてありがとうございます、またご一緒しましょうね♪」







雫「そんな、私は別に...」



P「みんな雫に感謝してるんだよ」



雫「いいんですよー、困った人を助けるのは当たり前で..」



P「そんなことないさ、雫のやってる事は誰にでもできそうでなかなかできない事なんだ」



P「ためらいなく人を助ける事が出来る雫はとってもえらいと思うぞ」



P「いつもありがとう雫、雫のおかげでいろんな人が助かってる」



P「本当にありがとう...」ナデナデ



雫「みなさん...」



P「ほら、いっしょに食べよう、ケーキもお菓子もあるぞ」



雫「....はい!いただきまーす♪」



P「ああ、いっぱい食べるといい」



雫「えへへ、みなさんが『ありがとう』って言ってくれてとっても幸せですー♪」



雫「私なんかがお役に立ててよかったですー!」



雫「私、もぉーっとがんばりますからねー」









雫「みなさん、本当にありがとうございますー♪」









おわり



17:30│及川雫 
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