2014年04月16日

モバP「ききアイドルの匂い選手権ですか?」

※ガキの使いやあらへんで!!の「きき○○シリーズ」のパロディです。



※特にこれといったオチがあるわけでありません。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397210646





ちひろ「はい。これからプロデューサーさんには目隠しと耳栓をして、あるアイドルの匂いを嗅いでもらいます。」





ちひろ「その後、こちらが用意した10人のアイドルの中から、誰の匂いだったかを当ててもらいます。」





ちひろ「参加者の皆さんには、香水等の匂いの特定が用意なものは控えるように言ってあります。」





ちひろ「流れとしては、まず一人アイドルを選んで匂いを確認。その人が正解か不正解かを決めてもらいます。



   一度選んでしまうと、パスをすることはできませんので慎重に決めてください。」





ちひろ「見事正解した場合、私から商品を差し上げます。が、間違えた場合は罰ゲームを受けてもらいます。」





モバP「罰ゲーム・・・?」





ちひろ「女性にとって他の女の人と間違われる、もしくは自分のことを覚えてもらえなかった、というのは失礼にあたります。



   償いとして、間違った答えとして選んでしまったアイドルの方の命令を24時間なんでも聞いてもらいます。」

モバP「ルールは分かりましたが、俺にやらないという拒否権はありますか?」





ちひろ「ありませんよ。もう準備が出来ていますので。」





モバP「まぁ、正解すればいいだけの話ですからね。担当のアイドルの匂いなら、たぶんわかると思いますよ。」





ちひろ「話が早くて助かります。」





ちひろ「では、こちらの椅子に座ってください。」





ちひろ「あと、お触りは禁止です。触感で分かることもあるかもしれませんからね。首から上以外は動かさないでくださいね。」





ちひろ「それじゃ、目隠しと耳栓をしますね。」





モバP「はい。」



モバP(何も見えない、聞こえないってのはドキドキするなぁ・・・)





モバP(ん・・・なにかが目の前にあるような・・・)クンクン





モバP(これは・・・頭か・・・?髪の毛の匂いだな・・・)





モバP(ん〜正直匂いしか情報がないって・・・)スンスン





モバP(分からん・・・女性特有のいい匂いってところは分かるんだが・・・)クンカクンカ





モバP(小さい子・・・ではないだろうな・・・)スーハースーハ





モバP(特に気になるような匂いもしてこない・・・)





ちひろ「はい。時間です。目隠し外しますね。」





モバP「案外わからないものですねぇ。誰だったか見当がつきませんよ。」





ちひろ「そうでしょう。では、こちらへどうぞ。みなさんお待ちですよ。」



モバP「流石に10人も並んでいるのを見ると、壮観ですね。」





ちひろ「皆さんには指名されるまで、なるべく話をしないように言ってあります。さぁ、最初は誰にしますか?」





モバP「そうですねぇ・・・たぶん子供ではなかったと思うので・・・薫でお願いします。」





薫「はーい。せんせぇ、どーぞ。」





モバP「おう、それじゃ失礼してっと」クンクン





モバP「うん、違うな。」





ちひろ「早いですね。まぁ、まだ一人目ですからね。」





モバP「こんなに甘い感じの匂いじゃなかったんですよね。これは分かりやすいです。」





モバP「私が嗅いだのは・・・龍崎薫ではございません!」

ピポピポピポーン





ちひろ「さぁ、どんどん行きましょうかー。」





モバP「この流れで・・・次は桃華でお願いします。」





桃華「わたくしですわね!さぁ、Pちゃま」





モバP「あぁ、それじゃ」クンクン





モバP「うん、これも違うな。」





ちひろ「感想を聞いてもよろしいですか?」





モバP「桃華のは・・・なんというか甘いんですけど・・・ふわっと広がる爽やかさがある、いい匂いがするんですよねぇ。」





モバP「えー、私が嗅いだのは櫻井桃華ではございません!」



ピポピポピポーン





モバP「よしっ」グッ





ちひろ「ここまでは順調ですねぇ。次は誰にしますか?」





モバP「では、輝子でお願いします。」





輝子「フヒ・・・私の出番・・・」





モバP「おう、少しだけ我慢してくれよなー」クンクン





モバP「うん、違う。」





モバP「なんというか、こんなじめっと・・・というかしっとりした感じではなかったな。」





モバP「私が嗅いだのは星輝子ではございません!」

ピポピポピポーン





ちひろ「次はどなたにしますか?」





モバP「ちょっと方向性を変えて・・・美世でお願いします。」





ちひろ「年下から攻めていくと思いましたけど・・・どうしてですか?」





モバP「ちょっと大人組の匂いも嗅いでおこうかと思いましてね。」





美世「あたしの出番ね。今、行くよーっ!」





モバP「では、失礼します。」クンクン





モバP「・・・違うな。かすかにオイルの匂いが混ざってる・・・」





モバP「私が嗅いだのは原田美世ではございません!」





ピポピポピポーン





ちひろ「サービス問題でしたかね。次は誰にしますか?」





モバP「もう一人大人に挑戦してみようかと。川島さんでお願いします。」





瑞希「私ね。わかるわ。」





モバP「では、失礼します」スンスン





モバP「違いますね。」





モバP「こんなもわっとした感じの匂いでは、ありませんでしたね。」





モバP「えー私が嗅いだのは川島瑞希ではございません!」



ピポピポピポーン





ちひろ「さぁ、折り返し地点の6人目。誰にしますか?」





モバP「そうですねぇ・・・では、凛でお願いします。」





モバP「一番付き合いが長いのですからね。これも違いがわかりやすいかも知れないので。」





凛「ん?私?いいよ、はい。」





モバP「おう。」クンクン





モバP「ん?」クンクン





ちひろ「どうしましたか?」





モバP「・・・近いんだよなぁ、今までで一番。」クンクン





モバP「たしかにこんな感じだったんですよ・・・」





モバP「あー、でもなぁ・・・・・・」

凛「もっと近くで嗅いでみたら?いいよ、私は。」





モバP「それじゃ、お言葉に甘えて・・・」スンスン





凛「んっ・・・ちょっとくすぐったいかな///」





モバP「あ、あぁ、すまん!」





凛「気にしないで。続けて。」





モバP「もう少しだけ我慢してくれよな」クンカクンカ





凛「んっ・・・はぁ・・・///」







モバP「・・・・・・・・・」





モバP「こんな感じだったんだけどなぁ・・・でもなぁ・・・う〜ん・・・」

ちひろ「ここに来て長考ですね。」





モバP「・・・違うな。」





モバP「気のせいかもしれないけど、微かに、本当に微かにだけど花の匂いがするんだよなぁ、凛は・・・」





モバP「決めました。」





モバP「私が嗅いだのは渋谷凛ではございません!」





モバP「・・・・・・・・・・・・・」

















ピポピポピポーン



モバP「ほっ。」





ちひろ「見事正解ですね。このあたりから厳しくなってくるんじゃないですか?」





モバP「そうですね。ここで勝負に出ます。奈緒をお願いします。



   これまでの情報から、凛の年代に近い子のような気がするんですよ。」





奈緒「あ、あたしかよ!さっさと終わらせろよな!」





モバP「善処するよ。」クンクン





モバP「!?」





モバP「あーーーーーーーっ!!」





奈緒「急に大声出すな!びっくりするだろうがっ。」





モバP「すまん。でも、近い!近いぞ!」

モバP「もう少しだけ嗅がせてくれ!」





奈緒「し、しょうがねぇなぁ。少しだけだぞ」





モバP「助かる」スンスン





奈緒「ば、馬鹿っ!近いって・・・んんっ・・・・・・」ビクン





モバP「」クンクン





奈緒「なぁ、プロデューサーさん・・・まだかよぉ・・・んぁ・・・///」





モバP「もう少しだけ・・・もう少しだけだから・・・」クンカクンカ





奈緒「ぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。ち、ちょっと・・・これ以上は・・・ホントに・・・あっ・・・///」ビクンビクン





モバP「・・・すまん。だけど、おかげで助かったよ。」





奈緒「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・うん・・・///」

モバP「・・・・・・・・・」





モバP「・・・・・・・・・」ウロウロ





モバP「奈緒なんですね。」クルッ





ちひろ「はい?」





モバP「奈緒なんでしょう?」





ちひろ「・・・・・・・・・」





モバP「奈緒なんだろーーーーー!!!」





ちひろ「・・・・・・・・・」





モバP「・・・・・・・・・」ウロウロ





モバP「はぁ・・・」





モバP「奈緒なんだよなぁ・・・」



モバP「でもなぁ・・・まだ他の人もいるんだよなぁ・・・」





モバP「・・・・・・あー、決めました。」





ちひろ「決まりましたか?」





モバP「これ以上迷っても、仕方ないですからね。」





モバP「えー、私が嗅いだのは・・・・・・神谷奈緒です!!」





モバP「・・・・・・・・・・・・」





モバP「・・・・・・・・・・・・」





モバP「・・・・・・・・・・・・」ドキドキ



ピポピポピポーン





モバP「よっしゃー!!」





ちひろ「おめでとうございます。かなり悩んだ末の結論だったようですか・・・」





モバP「えぇ、途中から、どんどん最初にかいだ匂いがどんなものだったか



   曖昧になって、最後は勘で決めましたね。」







ちひろ「では、見事正解したプロデューサーさんには賞品を差し上げます。



    はいっ。こちらが商品です。」





モバP「?こちらって・・・奈緒が立っているだけですけど、どこにあるんですか?」





ちひろ「奈緒ちゃんには24時間プロデューサーさんの言うことを聞くように言ってあります。」

ちひろ「罰ゲームがあったのはプロデューサーさんだけではなく、



    参加していたアイドルも同じってわけなんですよ。」





奈緒「な、なんで当てるんだよ〜。ば、馬鹿Pっ!」





モバP「い、いや・・・まさかこんな賞品だとは思わなかったからさ・・・」





奈緒「まぁ、罰ゲームだから!罰ゲームだから、さ。Pさんの命令には従ってやるよ///」





ちひろ「さて、本日はこれでおしまいです。

   

    また機会があればプロデューサーさんには、強制的に参加していただきますので



    乞うご期待です」









おわり







20:30│モバマス 
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