2016年02月05日

五十嵐響子「ふわふわ恋心」


短いです



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ピピピピピ……



ピッ……







おはようございます、五十嵐響子です。



響子「よし、完成っ」



身支度も整え、お弁当もできました。鞄に詰めて出発です。



響子「行ってきます」



誰もいないので返事は帰ってきませんが、こういうのは気分が大切なんです。



いつもの道を抜けて事務所へ。いつも通り鍵は空いてます。



響子「おはようございます、Pさんっ」



モバP「おう、いつも早いな。おはよう、響子」



他に誰もいませんね……今日はPさんの下に1番乗りです















莉嘉「Pくん、やっぱりPくんからのメールって固いと思う!」



莉嘉ちゃん?どうしたんでしょう、メール?



モバP「き、急にどうしたんだ?メールが固いって、文章がか?」



莉嘉「そうだよ!前々から思ってたけどPくんのメール文字だけでつまんない!」



あぁ、たしかにPさんのメールって文字だけでちひろさんからの連絡とかと比べると味気ないというか……







モバP「つまんないって言われてもな……どうすればいいんだ」



莉嘉「ん〜……うん、Pくん、携帯貸して!アタシのオススメのデコメアプリ入れてあげる☆」



Pさんからの絵文字メール……



モバP「いやいやいや、いいよ。入れても使いこなせないだろうし」



莉嘉「そんなこと言わないでさ〜、大丈夫だよ、すぐに慣れるよ☆」



ガチャッ



唯「ちゃーっす!あ、響子ちゃんおはよーっす☆」



響子「唯さん、おはようございます」







ムー、Pクンケイタイカシテ!イヤイイッテ!



唯「ん〜?向こうで何やってんの?」



莉嘉「あ、唯ちゃんナイスタイミング!Pくんにデコメ使わせるの協力して!」



唯「何々、面白そう!突撃ーっ☆」



唯さんまで行っちゃいました。2人でPさんの携帯とろうとしてる。



あ、Pさんが目線で助けを求めてきました。うぅ、助けてあげたいのは山々なんですが……ごめんなさい、私もPさんの絵文字メール見てみたいんです。















響子「ただいま〜♪」



今日も1日無事終わりました♪



明日のお仕事はPさんが付き添ってくれる、最後まで一緒にいてくれるなんて久々で嬉しくなっちゃいます♪



そうだ、折角ですしPさんの分もお弁当用意してあげましょう。喜んでくれるかな……



響子「そうと決まれば連絡を……明日はお弁当準備してあげますね……っと、送信」



よーし、腕によりをかけて作っちゃいますよ。







下ごしらえはこんなところかな。



明日、できるだけ美味しく食べて欲しいですからねっ!



あっ、Pさんからの返信は……来てないですね。大分遅い時間だけど立て込んでるのかな。



響子「……もう一通だけ、お仕事お疲れ様です……明日はよろしくお願いします、お休みなさ……えっ、あっ、Pさんから返信」



ギリギリ送る直前でした、危ない危ない。







モバP『すまん、返事が遅くなったな。結局莉嘉たちに絵文字を使えと言われたがどうも慣れなくてな;』



そういうことでしたか。



響子「ふふっ、Pさん四苦八苦してたんでしょうか……ん?」



モバP『作らせてしまって悪いな、響子の弁当楽しみにしてる・明日も仕事だしもう寝てるかな、お休み』



!?!?!?



響子「へ、返信!Pさん!ハートマークは女の子相手に簡単に使っちゃ駄目ですよ!?あ、お休みなさい……そ、送信」



びっくりしました……



Pさんからのハ、ハートマーク……



……



……えへへっ///







まだ顔が熱いです……



も、もう寝ちゃいましょう!明日お仕事ですし!あぁでも明日Pさんに会った時思い出して顔赤くなっちゃいそう……



……あ、そうだ



響子「今日は一緒に……」



初めてのライブの時、Pさんと一緒に取ったツーショット写真。枕の下に敷いて。



おまじないです。



響子「これで明日Pさんに会う前に予行演習(?)をしておきましょう」



なんて、建前を口にしながら。







時計を見ると大分遅い時間です、そろそろ寝なくちゃ明日に響きますね。



それでは、夢でも、明日もPさんに会えますように。



おやすみなさい。







終わり







21:30│五十嵐響子 
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