2016年02月05日

喜多見柚「さぁ、拍手でどうぞ!」

フリルドスクエアがわいわいするやつです。



わいわい!



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1453722715





『甘やかされて……?」





穂乃香「甘やかされて勝ち取ったNo.1でした……」



忍「ごめん、なんて?」



穂乃香「だって、考えてみてください! 最近の私たちの大躍進!」



柚「んー、確かに最近忙しかったカモ!」



あずき「キャラバン、楽しかったよね!」



忍「アタシは参加できなかったけどねー」



穂乃香「これは、後ろで大きな力が動いているに違いありません……」



忍「いや、プロデューサーたちが頑張ってくれただけだよ? 多分」



穂乃香「これは、調査が必要です!」



あずき「じゃあ、みんなで探偵大作戦だ!」



柚「大作戦だー♪」



都「事件ですかっ!」にゅっ



忍「大丈夫だよ、事件じゃないよー」



『ゆっくり ほっこり』





柚「今回はアタシがリーダーをやらせていただきますっ!」



あずき「わー!」パチパチ



穂乃香「わぁ」パチパチ



忍「わー……」パチパチ…



あずき「それで柚隊長! どんな作戦でいくの?」



柚「んっふっふー、まずは、ちひろサンに聞くでしょー?」



穂乃香「まずは外堀を埋めるんですね……!」



柚「で、次はプロデューサーサンに聞きにいく!」



あずき「すぐさま本命に突入だ!」



忍「……それから?」



柚「えへへ、考えてなーい♪」



忍「やっぱり!」



柚「まぁゆっくり探そっ? 事件は逃げないよー」



忍「そもそも事件じゃないからっ!」



『ラブリーゾーンに突入』





モバP「んー、ラストスパートだな……」ノビー



ちひろ「プロデューサーさん、イベントお疲れさまです」



モバP「あはは……お疲れ様です、ちひろさん」



ちひろ「いえ、プロデューサーさんのお手伝い、楽しいですからっ♪」



ちひろ「今、コーヒー淹れますねっ」



モバP「いつもすいません。砂糖と……」



ちひろ「ミルク多め、ですよね? いつもの」



モバP「はい、ありがとうございます」



ちひろ「うふふっ♪ ねぇ、この後久しぶりに……」



モバP「そうですね、久しぶりに……」



ドア「バァーン!」



柚「御用だ!」



あずき「御用だ御用だ!」



ちひろ&モバP「いちゃいちゃ」



忍「えっなにこの雰囲気」



『のらり くらり かわす』





ちひろ「えっ!? ゆ、柚ちゃん! あずきちゃん!?」



モバP「ふ、フリルドスクエアがみんなしてどうしたんだよ!」



あずき(柚ちゃん、あずきたちまずいときに入っちゃったかな!?)アイコンタクト



柚(ど、どうしよ……ピンチかもっ)アイコンタクト



穂乃香(柚ちゃんとあずきちゃん、どうやって意思疎通してるんでしょう。忍ちゃん、わかる?)アイコンタクト



忍(いや、穂乃香ちゃんもできてるからね?)アイコンタクト



モバP「いや、これはその、違うんだ! 俺はちひろさんとそういう関係じゃ!」



ちひろ「そうよっ!? 私たちはまだ、そういうのじゃないのっ!」



穂乃香「あの、久しぶりって、なにがでしょうか?」



モバP「えっ!? そこから聞こえてたの!?」



あずき(忍ちゃん、聞こえてた?)



忍(全然。穂乃香ちゃんの耳はすごいねぇ)



ちひろ「久しぶりっていうのはその、そう! 居酒屋!」



モバP「仕事が一段落したら行こうって、ねーちひろさん!?」



ちひろ「そうですそうですっ!」



『気持ちのいい女たちが登場』





穂乃香「ふんふん。事情はわかりました」



柚「なるほどなるほど〜。じゃあ、ここは柚たちにおまかせあれ!」



柚「プランAを破棄! プランBに移行する!」



あずき「おー、柚ちゃんかっこいい〜!」



柚「一度言ってみたかったんだっ♪」



穂乃香「それで、プランBって?」



忍「ないんじゃないかな、そんなの」



あずき「ここからはあずきたちが!」



柚「プロデューサーサンたちのお仕事、お手伝いする!」



あずき&柚「お手伝い大作戦だよっ!」



忍(おじゃまじゃないかなぁ?)



モバP「お、おう! 頼りにする!」



ちひろ(えぇっ、プロデューサーさぁん……)



モバP(埋め合わせはします! ここは合わせて!)



ちひろ「わ、わぁ! 助かります! ありがとうみんな!」



柚「へへっ、早く終わらせて、二人を楽しいアフターファイブに送り出すぞ〜」



あずき「おー!」



『本当の楽しみ取っておけ』





ちひろ(はぁ……)



柚「ん、どうしたの? ちひろサン。そんなでっかいため息」



ちひろ「あっ! いや、ちょっとね?」



柚「あっわかった! ちひろサン、すっごい楽しみなんでしょ、プロデューサーサンと遊ぶの!」



ちひろ「う、うーん……そうね。すっごく楽しみだったの」



あずき「じゃあ、なおさら頑張らなきゃ!」



ちひろ「ありがとうございます。よーし、張り切ってお仕事するぞ!」



あずき「うん! ねぇ、この資料はどこにまとめればいいの?」



ちひろ「えーとそれは、棚のファイルに綴じてください」



柚「このダンボールはあっちに持っていけばいいのカナ?」



ちひろ「柚ちゃん! それはそこに置いたままで!」



てんやわんや



『育つかどうかは水次第』





モバP「いやぁ助かるよ。まさか忍がPC扱えるなんて」



忍「最近じゃ授業でも勉強するから……」カタカタ



モバP「穂乃香はダメだったけどな」



穂乃香「ごめんなさい、お力になれず……」



モバP「その代わり、オフィスの掃除やってくれてるじゃないか。助かってる」



忍「ねぇプロデューサー」カタカタ



モバP「んー?」カタカタ



忍「いつから?」



モバP「ギックゥ!」



穂乃香「あ、ギクッ! って言いました。声に出るものなんですね」



モバP「な、なんのことやら……」



忍「ちひろさんのこと。どうやって付き合ったのさ」



穂乃香「えぇっ!? プロデューサーさんとちひろさん、お付き合いしてるんですか!?」



忍「穂乃香ちゃんは、いつまでもそのままでいてね……」



『フォーリンラブに至るプロセス』





モバP「バレてるんなら、しょうがないよなぁ……」



忍「バレてるっていうか、見ちゃったからね? いちゃいちゃしてるとこ」



穂乃香「わ、私も、興味ありますっ!」



モバP「そんな大層なもんじゃないよ。仕事してるうちにお互いいいなぁって、それだけ」



忍「きっかけは?」



モバP「いつだっけな……あぁ、ちょうどフリスクワンマンのときだ」



忍「あのときかぁ……プロデューサーさんもちひろさんも、忙しそうにしてたもんね」



穂乃香「じゃあ、私たちがキューピッド、なんですね」



モバP「そうとも言えるのかな? 言えるか。なんにしろワンマンの打ち上げでそのまま……」



穂乃香「そのまま?」



モバP「まぁ……ね?」



忍「ちょっと! アタシたちの前でそういう話しないでよっ!」



モバP「ナハハハ! ゴメンゴメン!」



穂乃香「?」



忍「穂乃香ちゃんも、アタシをそんな純粋な目で見ないでっ! 恥ずかしくなるからっ!」



『山あり 谷あり くぼみあり』





柚「終わったー!」



ちひろ「ほ、ホントに定時で終わっちゃった……」



あずき「ふふーん、あずきたち、すごいでしょ!」



モバP「いや、本当すげーな……まさかあの量が今日一日で終わるなんて」



穂乃香「今度から、もっと頼りにしてくださいね?」



モバP「そうするよ」



あずき「じゃあ、お手伝い大作戦は!」



柚「そうだね!」



柚&あずき「だーいせーいこー!」



忍「あはは……あれっ? プロデューサー、この書類って」



モバP「あー終わった終わ……あーー!!」



ちひろ「プロデューサーさん、まさか……」



モバP「き、今日中に部長に提出するやつ……」



ちひろ「じとーっ」



モバP「すぐに終わるやつだから! すぐに終わるやつだから!」



ちひろ「本当ですね……? じゃあ、待ってますから」



モバP「うん、ご、ゴメンネ? ちひろさん……」



忍「すんなりと終われない人たちだなぁ」



穂乃香「山あり谷あり、ですね。ふふっ!」



『快感フレーズを添えるだけ』





あずき「じゃあ、プロデューサーさん、また明日ー!」



モバP「おーう! みんなも早く帰るんだぞー!」



ちひろ「じゃあ、プロデューサーさん……」



モバP「うん、行こうか、ちひろさん」





てくてく





ちひろ「今日は助かっちゃいましたね」



モバP「あの量は明日に持ち越すつもりだったからなぁ」



ちひろ「私もです」



モバP「ねぇ、ちひろさん」ギュッ



ちひろ(あっ、私の手、握ってくれた。プロデューサーさんの手、大きい……)



モバP「ちょっと耳かしてください」



ちひろ(やだ、プロデューサーさんの顔が、こんな近くにっ)



ちひろ「やっ、まだ、みんな見てるから……」ボソボソ



モバP「どうせ、忍と穂乃香にはバレちゃったし」ボソボソ



ちひろ「えっ、そうなんですか?」



モバP「うん、だからもう、御構い無しにいちゃいちゃできる」



ちひろ(あっ、これ、やばい)



モバP「今夜はどうしよっか。美味しいディナー食べて、美味しいワインを飲もう。良いフレンチの店を見つけたんだ」



ちひろ(耳元で、プロデューサーさんの声で囁かれたら、私……)



モバP「楽しい夜にしような、ちひろ」



ちひろ(もうだめ、腰の力抜けゆ)カクーン



モバP「ちひろ!? ちひろさーん!?」



『空回りから のたうち回り』





柚「あー、いいことした後のジュースは格別だネ!」



あずき「二人とも、ぴったりくっついて歩いてるね。やっぱりらぶらぶなのかなぁ?」



柚「どうなんだろ。ついて行けばよかったカナ?」



穂乃香「やめておきましょう。二人は二人で楽しむんですから」



忍「そうそう。アタシたちはアタシたちで遊ぼうよ!」



柚「うん、そうするっ」



穂乃香「わっ、プロデューサーさん、あんなにちひろさんに顔を寄せて……」



忍「ありゃあ、こんな街中で……遠慮しなくなったなぁ」



あずき「あっ、ちひろさんカクーンってなった。カクーンって!」



柚「わわっ、プロデューサーサンなに言ったんだろ。ちひろサンがカクーンってなるなんて」



忍「そりゃあ、このあとのことでしょ」



穂乃香「このあとって、居酒屋に行くだけですよね?」



忍「だから、居酒屋のあとそのまま……」



穂乃香「?」



あずき「?」



柚「そのまま?」



忍「言わなきゃ良かったー! そんな、そんな純真な目で見ないでっ! アタシを見ないでっ!」



『ガールズトーク』





あずき「あずきはポテトとハンバーガー!」



柚「あずきチャン、よく食べるねっ」



あずき「もっとビッグになりたいからね〜」



忍「アタシはコーヒーとチキンナゲットで。穂乃香ちゃんは?」



穂乃香「忍ちゃんと同じものを」



柚「アタシはチーズバーガーで!」



だらだら



忍「都会のファストフードは早いねぇ」



穂乃香「忍ちゃん、そんなおばあちゃんみたいな……」



忍「よいのじゃよいのじゃ……」モグモグ



柚「いやぁ、良いことをした後のハンバーガーは美味しい!」モグモグ



忍「さっき同じようなこと言ってなかった?」



柚「そうだっけ? まぁ、みんなと一緒に食べたらいつだって美味しいけど!」



あずき「ほんとだよね〜」



『ナイスでキュート』





穂乃香「今日も、楽しかったですね」



忍「アタシはダメージを負った気がするよ……」



柚「まさか、忍チャンがあんなにムッツ……」



忍「やめてー! 言わないでー!」



柚「むぐぐー!」



あずき「あはは! あれ? そういえばどうしてお手伝い大作戦することになったんだっけ」



柚「むぐぐ?」



穂乃香「忍ちゃん、手、手」



忍「あっ、忘れてた」



柚「ぷはーっ! お手伝い大作戦はねぇ、プランBだったんだよっ!」



穂乃香「プランBなら、プランAはなんでしたっけ?」



柚「プランAはねー。うーんと……あーっ!」



あずき「あーっ!! あずきも思い出せちゃった!」



柚&あずき「探偵大作戦、忘れてたーっ!」



忍「やれやれ、だよね」

 

お わ り



22:30│喜多見柚 
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