2016年02月09日

夏樹「ロックで」幸子「可愛い」

呼び方、性格、違和感多いかもです。注意してください。













夏樹「なあPさん。一体いつになったらあたしをトップアイドルとやらにしてくれるんだ?」





P「あのなぁ・・まだお前をスカウトして2ヶ月だぞ?気が早すぎるんじゃないのか?」





夏樹「そんなこといってもさー。ロッカーはじっとしてるのは嫌いなんだよ」





夏樹「あたしのプロデューサーならわかるだろ?あたしのこの湧き上がるロックを!」





P「闘志を燃やしてくれるのは嬉しいが、はいこれ。次のファンレターな」ドサ





P「しっかり読んで返事書くんだぞ」





夏樹「そりゃ駆け出しのあたしにファンレターくれるファンは大事だよ?ファンレターも大事に読んでるし返事も全力で書いてる」





夏樹「でもわざわざ事務所で書くことないだろ」





P「じゃあ夏樹。一つ聞くが、前にお前が書いたファンレターの返事覚えてるか?」





夏樹「前の・・?んーなんだったっけ?よく覚えてないや」





P「『ああ!!いつも39!69!』だ!!なんだよそれ!雑か!!」





夏樹「あ、あんたがあんまり長すぎると駄目だから完結にまとめろっていったんだろ!」





P「だからって雑すぎるわ!だからこうして俺が随時目を通してるんだよ」





夏樹「んんー・・・アイドルってやっぱり難しいな・・」









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夏樹「あたしも他の子みたいの早くライブがんがんやりまくりたいなー」





P「みんなこういう下積みをしっかり踏んでるから今があるんだ。焦らなくても夏樹も時期にそういう仕事が来るよ」





夏樹「そいつはもう聞き飽きましたよー」





P「まったく・・・」





ちひろ「失礼します!今事務所で手の空いているアイドルの子はいますか!?」





夏樹「!」





P「ちひろさん!?一体どうしたんですか!?」





ちひろ「そ、それが幸子ちゃんの今日のステージに出演予定だったアイドルの子達が渋滞にはまって間に合わないそうで・・」





P「確かに、今日の幸子の仕事は生中継番組の中間コーナー・・・ゲストがいなくちゃ番組にならない・・」





P「でも今日は生憎ほとんどが出先だ。一番早くてもみくと加蓮のロケがあと2時間後・・・・」









夏樹「・・・」





P「・・・・」







夏樹「ほらPさん!急げって!時間がないんだろ!」ニコニコ





P「ま、待て!夏樹!お前に生番組はまだ早い気が」





夏樹「何いってんだよ!いつかはやる仕事が速く回ってきただけさ!生ライブなんて燃えるじゃねーか!」





夏樹「それにどの道あたしが行かなきゃ間に合わないんだろ?いいのか幸子が恥をかいても」





P「ぐ・・・仕方ない。番組には俺から伝えておく。お前は先に車に乗っとけ」





番組控え室







P「失礼します」





幸子「Pさん!もう!どうなってるんですか!可愛い僕のプランがめちゃくちゃですよ!」





P「それについては後。・・・はい!そういう流れでお願いします!はい!」





幸子「Pさん・・?」





P「幸子、ゲストは今日間に合いそうにないんだ。だから急遽、夏樹が代役でピンチヒッターだ!」





幸子「夏樹さんがですか・・・?」





夏樹「ああ!そういうことだ。よろしくな!幸子」





幸子「ふ、ふん!!精々可愛い僕に出番を全部もっていかれないように頑張ることですね!」





夏樹「お!いいねぇ!あたしも負けないからな!」

夏樹「いやー!たまには事務所でファンレター書いてるみるもんだな!まさかいきなりこんな良い仕事が回ってくるなんて」





P「はぁ・・イレギュラーは極力避けたいんだがな」





夏樹「何言ってるのさ!イレギュラーに勝ってこそロックってもんだろ?」





P「ここまできたからには行くしかないな。番組の流れ、台本はもう目を通したか?」





夏樹「生ライブなんだろ?シナリオなんて必要ない!・・っていいたいけど、まぁ仕事だしな。目は通したよ」





夏樹「でも肝心のコーナー名が伏字ってどういうことだ?書いてるのは触りのトークと閉めの返しだけじゃない?」





P「それなんだが、今日は特番の中の1コーナーだ。向こうの番組でこのコーナーの内容が決まるらしい」





夏樹「面白そうじゃん!!いいねぇ!要はアドリブってことだろ?」





P「そうなるな・・・」





夏樹「今日はついてるな!ここであたしを度派手にアピールできちゃえばなお良しだな!」





P「胃が痛い・・」

P「いよいよ本番だ。二人とも大丈夫か?」





幸子「僕は全然平気ですが、夏樹さんは大丈夫ですか?」





夏樹「なんだよ幸子、心配してくれてんのか?ありがとな!あたしは勿論平気だぜ!なんでもこいだ!」





幸子「相手にとって不足なしですね!」





P「よしじゃあいって来い!」





幸子「可愛い僕と!」





夏樹「え!?あ、ろ、ロックなあたしの!」





夏樹幸子『なんでもチャレンジコーナー!』





夏樹「随分適当なコーナー名だな・・・」





幸子「中継先でコーナー内容が決定されるからまぁ、仕方ないですね」





夏樹「じゃあ中継先のみんな!あたしたちのやるコーナー内容を決めてくれ!」

幸子「あ!決まったようですね!」





夏樹「えーっと、何々・・?箱の中身はなんじゃろな・・?って、あの箱の中身を当てる奴か?」





幸子「可愛い僕のコーナーにしては、随分と地味目な感じですが、僕は一切手は抜きませんよ!」





夏樹「いいねぇー!あたしも負けちゃいられないね!」











幸子「で、これが箱・・・」





夏樹「なんか思っていたより大きいな・・」





幸子「あのぉ・・・生き物とかはさすがに・・・いませんよね?」





夏樹「い、生き物!?」





幸子「あっ、内緒・・早く始めろと・・・」





夏樹「・・・」





幸子「ど、どっちからいきます?ぼ、僕は優しいので、夏樹さんに先を譲ってあげてもいいですよ?」





夏樹「!、こ、ここで引いたらロックとはいえないよな!行くぜ!!!」





夏樹「さ、さすがに生き物はいないよな・・・」ササ





夏樹「ん・・?」モフ





夏樹「うわあああああああ!!!!」ガタ!





幸子「うわあああああああ!!!!」ガタ!





幸子「どうしたんですか!!?」





夏樹「なんかモフってした!!!それに、なんか臭い!!」





幸子「そ、それはぬいぐるいとか、モフモフの物は多いですよ」





夏樹「あ、ぬいぐるみ・・・よ、よし!」ササ





ウサギ「これはロック味」ペロ





夏樹「うわああああああああ!!!!!!!」





幸子「うわああああああああ!!!!!!!」





夏樹「なんで幸子まで大声上げるんだよ!」





幸子「夏樹さんがいきなり大声上げるからですよ!」





夏樹「い、今舐められた!!い、いきてる!生き物だって!!!」





幸子「ええ!?そんなまさか・・」





夏樹「いいから!幸子も触ってみろって!」





幸子「ルール違反ですよ!僕の番は次なんですから!」













P「ウサギにビビッている夏樹は番組からも好印象だな」







夏樹「なんだよウサギだったのか、あたしはてっきりサソリやライオンみたいな、もっと危険で獰猛な奴をシュミレートしていたのに」ナデナデ





幸子「今更ロックでクールな感じを取り繕っても夏樹さんの可愛らしいシャウトは全世界に生中継されましたよ」





夏樹「ぐっ・・・」





幸子「ま、まあ2回連続で生き物みたいな、そんなド素人が考えるベッタベッタな脚本じゃあありませんよね〜・・ね」





夏樹「予防線張ってるのばればれだって」





幸子「あ、次の箱が来ましたね・・・大きさは変わらず、じゃあ、行きますよ!」





夏樹「お!一気にいったな!」

幸子「あれ・・・・」





夏樹「ん?」





幸子「(何も・・・?ない?それともすごく小さいもの・・?)」スカ





幸子「(きっと地面に落ちている、もしくは地面にへばりついてるもの・・・か生き物・・・)」スカ スカ





幸子「(正直、触りたくない。怖い。でも僕はプロです。与えられた仕事は今までもしっかりこなしてきた)」スカ スカ





幸子「(この仕事を取ってきたPさんのためにも・・・い、いや!なんでPさんのためなんですか!これは僕のため!そう!可愛い僕の!)」スカ スカ





幸子「(きっと僕が怖がってこのままつまらないまま終わってしまったらPさん、怒られるだろうな・・・そしたらPさんの信用も落ちて最悪クビなんてことにも)」スカ スカ





幸子「(考えすぎかも・・でも、何が起こるのかわからないのが芸能界・・ううぅ・・でもなんで何もないんだろう・・・やっぱり地面に・・・)」スカ スカ





幸子「(でも地面にいるものって・・・もしかしてサソリとか、蜘蛛・・蛇!?・・・・い、いや!そんなのPさんが許可するわけ)」スカ スカ





幸子「(あ、でもこの前のロケでアナコンダを首に巻かれたしアナコンダ繋がりで今回もなんてことも・・・うぅ・・・僕噛まれて死んじゃったらどうしよう可愛い僕が死んじゃったらこの芸能界の大きな損害になることは間違いな)」スカ スカ







P「幸子がすごく険しい顔や、泣きそうな顔を浮かべながら何も入っていない空箱の中をひたすら慎重に探っている」





P「なにこれ超おもしろい」









夏樹「あはははははは!!!あははははは!!!」





幸子「夏樹さん!!笑いすぎですよ!!!!夏樹さんだってあんなに怖がって!!!笑い死ぬかと思いましたよ!」





夏樹「あはははは!!あははは!!いやぁ・・!!あんた最高だな!幸子!!」





幸子「褒めるならもっと心をこめて褒めてください!!!」





夏樹「えー・・・っと、ん?二人とも不正解だったため・・・」





幸子「罰ゲーム!!!?」





夏樹「なんでだよ!!もう十分罰ゲームみたいなもんだろ!!」





幸子「(名誉挽回のチャンス)」





幸子「受けて立ちましょう!」





夏樹「ええ!?」





幸子「それで!罰ゲームの御題は!・・・・熱々おでんチャレンジ?」





夏樹「なあ、あたしらアイドルだよな?」







幸子「先に箸を手にしたのは僕です!!さあ夏樹さん!さっき笑った仕返しです!」





幸子「まずはこの、大根を冷まさず食べてもらいますよ!」





夏樹「う、湯気で幸子の顔が見えない!」





幸子「ええぇ!?可愛い僕がおでんごときに・・・!おっと!時間を稼いで冷まそうとしてもそうはいかないですよ!」





夏樹「ばれちまったか。しゃーない。ほら。あーん」





幸子「お!潔いですね!関心です!じゃあいきますよ!熱かったらすぐに顔をそらしてリアクションですからね!」





夏樹「ご教授どーも。ほら。あーん」





幸子「はい」





夏樹「んんッ・・!・・・んまい!!出汁が染みこんでて最高のおでんだな!」





幸子「あれ・・?熱くないんですか?」





夏樹「食べてみればわかるって!」





幸子「・・・・・」パク





幸子「ぶうぅわっちいぃぃぃ!!!!」





夏樹「あははははは!!ッ痛てて・・!口がひりひりする」





幸子「あづいじゃないでずがぁぁ!!(熱いじゃないですか!)」





夏樹「騙されたな!これも演技力ってやつだろ。表情一つ変えずおでんが食べれてこそロックさが磨かれるってもんさ!」









P「幸子と夏樹・・・いいかもしれんな」





P「お前達。先日の番組お疲れ様!オンエアでも好評だったぞ!」





P「そこでお前達二人に是非って仕事が来ているんだが」





幸子「僕は構いませんよ!夏樹さんが僕の仕事ペースについてこられるなら」





夏樹「まぁ、事務所で手紙の返事書くよりかは全然いいさ!乗ったぜ」





P「次の仕事は海で檻の中からサメに餌やりチャレンジだな」





幸子「は?」





P「大丈夫だ!危険はない!アイドル界でも最高のインストラクターがついてくれるからな!」





夏樹「え?」





P「頑張っていこう!!!」









夏樹「本当に来ちまったよ・・・」





幸子「潮風が気持ちいですね・・・」





P「二人とも体調はどうだ?」





夏樹「いいわけあるかぁ!!食われるかもしれないんだぞ!!」





幸子「そそそそそそうですよ!!檻が破壊さえてもしも・・なんてことにも・・・」





P「ならないし、もしそうなったら俺が命がけでお前らを助けてやるよ」





夏樹「!」





幸子「!」





P「お!そろそろ特別インストラクターが到着するぞ。着替えとけよ」











夏樹「あいつ、たまにいい顔するよな」





幸子「そうなんですよねぇ」

響「はいさい!!みんな!今日は自分がサメに餌をやるコーチをするからよろしく頼むぞ!」





夏樹「うぃーっす」





幸子「ええええぇえぇ!?」





夏樹「!!?お、おいどうしたんだよ幸子。いきなり大声出して」





幸子「だ、だって我那覇響さんですよね!?765プロの」





響「うん!そうだぞ!自分動物達と触れ合うのが大好きだからたまにこういう仕事も引き受けてるんだ!」





夏樹「765プロって、あの765プロだよな・・・やっぱアイドルってロックだぜ・・」





響「じゃあさっそく始めるぞ!夏樹と幸子は檻の中でスタンバイしてて!」





幸子「あ、あのぉ・・響さんは・・?」





響「自分は今から海へ潜って鮫をたくさん連れてくるぞ!」





夏樹「あいつ絶対おかしいって!!!今すぐやめさせて帰ろう!?死人が出るぞ!?」





P「大丈夫だ!我那覇さんの実力は本物だ!」





幸子「ああ!!も、潜っていっちゃいましたよ!!」





夏樹「アイドルってなんなんだよぉぉぉ」



夏樹「・・・・」





幸子「・・・・」





響「・・・・・」





夏樹「(うわあ・・本当に連れてきてる。しかも上に乗ってる。本当に野生なんだよな・・・)」ブクブク





幸子「(竜宮上のお姫様みたいです・・・!!)」ブクブク





夏樹「(あ、こ、こっちにきた!!ち、近い近い近い!!!!)」ブク ブク





幸子「(こ、これ檻錆びてません?!!食いちぎられませんか!!!?)」





夏樹「(ま、まじかよ・・!!餌なんてやったら手ごと食いちぎられちまう・・・ギターが弾けなくなるのは簡便だぜ)」ブクブク





幸子「(Pさん!やっぱりやめましょう!!こんなこと)」ブクブク





P「(はいチーズ)」カシャ





夏樹幸子『(この仕事早く終わらせてぶん殴ってやる)』



夏樹「(え、ええぃ!!ロックは度胸だ!!)」ヒョイ





幸子「(夏樹さん!!?)」ブクブク!!





夏樹「(うぅ・・・・うぅ?あ、あれ噛まれてない・・?餌だけ食べた・・?)」ブクブク





夏樹「(な、なんだよ!いけるじゃん!うん!良く見るとなんか可愛く思えてきたし!)」ブクブク





夏樹「(ほら!そっちのお前もたくさん食べろ!)」ブクブク





響「(だからいっただろ!!サメ太郎は自分とは昔からの旧友なんだ!いい子にきまってるさー!)」ブクブク





幸子「(え、この状況僕がおかしいんですか・・??)」ブクブク



夏樹「いやー!サメに乗ったのなんて生まれて初めてだったよ!いい経験だったな!幸子」





幸子「僕は三途の川が見えましたよ・・」





響「夏樹も幸子もナイスファイトだったぞ!みんななかなか怖がってあいつらと遊んでくれないんだ!サメ太郎たちも喜んでたぞ!」





夏樹「そういう響もなかなかロックだったぜ!初めは本当に驚いたよ」





響「自分完璧だからな!夏樹たちも完璧な自分をお手本にするといいさー!」





幸子「なぜだろう・・・僕と近い空気を感じてとても他人とは思えない・・」





夏樹「完璧・・・か。あたしには向かない言葉だな。ロックに完璧ってのはないのさ。でもまぁ、いつかまた仕事一緒にできたらいいな!」





響「そうだね!あ、じゃあもう自分次の現場に行かなきゃ!じゃあまたね!夏樹!幸子!」





夏樹「ああ!!頑張れよー!」





夏樹「なあPさん!あたしらの次の仕事は!?」





P「今日は・・・これで終わりだな」





夏樹「なんだよーせっかくエンジンかかってきたのに」





幸子「僕はもうくたくたですよ・・・」





夏樹「なーPさん。最近なんか仕事地味じゃないか?」





P「あのなあ・・前の幸子との仕事のことを言っているんなら、あれは例外だって何回も言っただろ」





P「夏樹の今のランクなら告知とかトークイベントが普通なの!あんなバラエティーはもう少し後なんだ」





夏樹「そんなこといってもさー。あたしの身体がもうあのレベルの仕事を覚えちまったんだ。飛び級ランクアップしようぜ!」





P「わがまま言わない」





夏樹「なんだよノリの悪いPさんだなー。もっとこう・・ぶっ飛んだ仕事がこないもんかなー」





P「ぶっ飛んだ・・・仕事・・・?そういえば・・!!」





夏樹「何かあるのか!?」





P「ああ。飛び切りぶっ飛んだ奴がな」

夏樹「幸子ー!また一緒に仕事ができるな!」





幸子「夏樹さん!今日の勝負こそ負けませんよ!」





夏樹「なんだとー!返り討ちにしてやるぜ!」





P「妙に幸子と夏樹のコンビが受けてなー。可愛いキャラ全ぶりだった幸子が以外に突っ込みもできることもわかったし、

  夏樹も幸子と絡むことで見た目のとっつきにくさが消えて人柄のよさもアピールできた」





P「そんな二人に来た依頼がこれだ」





ブロロロロロロロロロ





幸子「ヘリコプター・・・?」





夏樹「なんだよ!もしかして空中ロックバトルとかか!?」





P「なんだよそれ・・・いや今回の仕事は・・・」



幸子「夏樹さん!もう腹をくくるしかないですよ!!」





夏樹「無理だって・・・」





幸子「夏樹さん!!」





夏樹「この前の鮫のときは響がいてくれたけど、今回はしゃれにならねーだろ!」





幸子「大丈夫です!きちんと係員の指示通りにすれば」





夏樹「だからって39キロの成層圏からのスカイダイビングってなんだよ!!世界記録に並ぶ必要なんてないだろ!!」





幸子「でも僕たちに任された仕事なんですよこれは!」





夏樹「仕事なら他にもいっぱいあるだろ!それにこんなのアイドルの仕事じゃないだろ!芸人やプロのほうが」





バシン!!

夏樹「・・・・ッ!幸子なにすんだ」





幸子「あなたのロックはなんなんですか!!」





夏樹「!!」





幸子「好きな音楽や、楽しいバラエティーだけを選り好んで、嫌な仕事をほっぽりだすのがロックなんですか!?」





夏樹「・・・」





幸子「僕は、今回Pさんから夏樹さんがランクの高い仕事をしたがっているから付き合ってくれと言われて同行しました」





幸子「そのことは今でも後悔していません。僕は与えられた仕事は絶対に投げ出しません!」





幸子「それが、僕のロックです!どんな仕事でも可愛い僕を世界中に届けることが信念です!」





幸子「確かに、いつもアイドルみたいなきらきらした仕事ではないです。でもあなたが今言ったとおり、僕たちは今もこうして

   他にこの仕事を欲しがっていた人たちを差し置いて選ばれているんです!!」





幸子「芸人やプロの方々ではなく僕たちを選んでくれた人たちの前で軽々しくそういうことはもういわないでください」





幸子「もうすぐこのヘリコプターから成層圏にいくためのシャトルへ乗換えがあります。夏樹さんはここで降りてください」





幸子「この仕事は、僕一人だでも完璧にこなしてみせます・・・!!」ガタガタガタ





夏樹「(!!・・・幸子、足が震えてる。怖いんだ。なのに文句一つ言わずに、今もこうしてあたしを叱り付けてくれてる)」









夏樹「へへ、なあPさん。今のあたしって、どう思う?」





P「どう思うもなにも、最高に格好悪いよ」





夏樹「だよな。年下が隠してるのに、自分だけビビッて粋がって、あんたがあたしの我がままで取ってきた仕事まで台無しにしようとした」





夏樹「Pさん。あたしを殴れ!思いっきり!!」





P「それはできない。俺の選んだ大事なアイドルだからな」





夏樹「へへ、くっそぉぉぉぉぉおおおおお!!」バチン!!!!!!!!





幸子「な、夏樹さん!!?何してるんですか!?自分で自分の顔を・・!」





夏樹「どうせ成層圏ではヘルメットかぶるんだろ?だったら顔の腫れなんて関係ないさ」





P「やれやれ・・・」





夏樹「幸子、すまなかった。本当に。あたしは危うくあんたのアイドルまで馬鹿にしちまうところだった」





幸子「・・・」





夏樹「頼む!!もうあたしは逃げない!どんな仕事にだって全力で挑んでやる!!だから一緒に仕事をさせてくれ!!」ガバ!!





幸子「・・・頭をあげてください・・。早く乗り継ぎますよ。それと、可愛い僕が落ちないように、その、手、繋いでてください」





夏樹「!!・・・あぁ!落ちても絶対離さない!!」

P「よし、いよいよだ。準備はいいか?」





夏樹「良くはないが、いくしかねぇ!ってあんたも飛ぶのかよ!?」





P「あったりまえだろ!大事なアイドルだけ危険な目にあわせられるか!何があっても助けるから安心して飛べ!」





夏樹「ったく。過保護なんだか厳しいのかわかんねーな。あんたも」





幸子「今からこの地上に可愛い僕が舞い降りるんです。TVの前のファンのみんなは僕の可愛い姿を目に焼き付けて置いてくださいね」





夏樹「さっきまであんなに震えてたのに。幸子のやつ本当にすげぇ・・」





P「これが幸子と夏樹のアイドルランクの差だ。どうだ?埋めれそうか?」





夏樹「面白いじゃん。すぐにそこまでぶっ飛んで行ってやるよ!」





夏樹「こんな高いところでギターを弾いたのはきっと世界であたしが初めてだろ。早くファンのみんなにも生で聴いてもらいたいから

   すぐ地上までいくからな!!待っとけよ!!!」





それじゃあ いきまーす





夏樹「へへ、」





幸子「な、なんですか夏樹さん。ついに頭がおかしくなったんですか?」





夏樹「いや、なーんか。幸子と仕事してると飽きないなーってさ」





幸子「なんですかそれ。言っておきますけど、まだ僕のほうが先輩なんですからね!」





夏樹「ああ、じゃあ、ひよっ子のあたしはやっぱり今になっても飛ぶのが怖いから、絶対に手離さないでくれよな。幸子先輩」





幸子「・・!!し、仕方ないですねー!しっかりつかまっていてくださいよ!夏樹さん!」







3・・・2・・・1・・・っ!!







夏樹「うわああああああああああああ!!!」





幸子「うわああああああああああああ!!!」





P「死ぬウウウウウうううううううううううううう!!」





幸子「可愛いいいいいいいいいいいいいい」





夏樹「ロックンローーーール!!!!!!」



後日談





李衣菜「あ!本当にやってる!」





夏樹「おう!だりー!良く来たな!いらっしゃい」





みく「夏樹ちゃん!そのメイド服とっても似合ってるにゃー!」





夏樹「そっかー?ありがとよ!みく。なかなかこんなの着ないから動きづらいけどな」





李衣菜「えー!でもなつきちはやっぱロックな衣装のほうがそのヘッドには似合ってるよ!」





幸子「ふふん!夏樹さんは可愛い僕を見習って今「可愛い研修」中なんですよ!ま、そのヘアスタイルじゃまだまだ可愛いには遠いですけど!」





夏樹「そうか?んーじゃあセット崩してみっか」モヒカン バイバイ





幸子「!!!」





みく「か、可愛すぎるにゃ・・・」





李衣菜「うひょーー!!!!」ロックメーター100%





みく「なんでそこでロックメーターが上がるにゃ!!?そこは可愛いメーターでしょ!?」





李衣菜「なつきちー!!今の格好も最高にロックだよ!!」





夏樹「へへ!ありがとよ!」





幸子「このロックコンビは本当にロックの意味をわかっているんでしょうか?」





みく「幸子ちゃん・・・お互い苦労するにゃ」





夏樹「ロックに意味なんてないのさ!!」





李衣菜「ロックと思えば!」





だりなつ『それがロック!!!』





みく「またそれにゃー!!」





みく「二人はユニットでトップアイドルになったんでしょ?」





夏樹「ん?ああ、まあそうかな。まだ実感はないけど」





李衣菜「なつきちといる幸子ちゃんも最高にロックだからねー!」





幸子「違いますよ!僕とのコンビのときは夏樹さんが可愛くなってるんです!僕のように!」





みく「みくたちが目指す指針となってるにゃ。二人の出会いとか聞かせて欲しいにゃ!」





李衣菜「聞きたい!なつきちのやったあのスーパースカイダイビングの話とか!」





夏樹「あ、あれかぁ〜!あれはそりゃもう最高にぶっ飛んでた、最高の仕事だったぜ!」





幸子「あれぇ〜?いいんですか?夏樹さん。そんなこといってて〜。いいですか李衣菜さん!夏樹さんはですねぇ・・」





夏樹「ああ!!もう!!幸子!その話はお互い秘密だろ!!」





幸子「まあ一言でいうなら」





幸子「僕たちでやった初めての可愛いロック、ってやつですね!!」

おしまいです。







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