2016年02月17日

千夏「プロデューサーさんにバレンタイン」唯「チョコレートを渡しちゃうよぉ☆」

大槻唯「バレンタインチョコレートを作っちゃうよぉ☆」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455373969/



上記の続編となっております。前作を読んでいなくても、おそらく大丈夫です。





今回のゆいちな成分はおまけとみてくださると助かります。



またPは複数いる設定を取っております。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455548610





相川千夏の場合



 Co部署内







千夏「おはようございます」



CoP「やぁやぁおはよう千夏君、今日も息災のようだね!」



千夏「……相変わらず無駄に元気ね、プロデューサーさん」



CoP「ハッハッハ、千夏君の方も相も変わらずのようでなによりだ!」



千夏「それはそうとプロデューサーさん、はいコレ。バレンタインチョコレートよ」



CoP「おおありがとう!」ガサゴソ



千夏「早速開けて食べるのね」



CoP「千夏君が心を込めて作ったものだからね」



千夏「……義理よ」



CoP「それでも、嬉しいのが男心というものだよ」



千夏「それはアナタも?」



CoP「フフっ、言ったろ?」



千夏「そう」





CoP「おおっ! このイチゴのチョコレート、中々凝ってるね!」



千夏「ただチョコレートを塗るだけじゃ味気ないかと思ってね」



CoP「うむ、味も僕好みだ。褒めてつかわそう」



千夏「どういたしまして。それじゃあ渡すものは渡したし、私はレッスンに行ってくるわ」



CoP「おや、わざわざそれだけの為に寄ってくれたってことかい」



千夏「プロデューサーさんは女心を勉強した方がいいわよ」



CoP「ふむ。ならば勉強代わりに送っていこうではないか」



千夏「唯ちゃんと待ち合わせしているからいいわ」



CoP「そうかい?」





千夏「それと、そういう取ってつけたような一言がなかったら合格点だったわよ」



CoP「欠点があった方が魅力的だろ? 君が、自分を表現する事が苦手なのと同じように、ね」



千夏「でも、そんな私をアナタが表現してくれるんでしょ?」



CoP「無論さ」



千夏「ふふ、期待してるわ」



CoP「まずは手始めに、メルヘンアニマルで使用したキリンのカチューシャと僕手製のウエイトレスを合わせるだろ。……よし、この企画いける!」



千夏「プロデューサーさん」



CoP「折角だから千夏君だけでなく、PaPに言って唯君と――ん、なんだい千夏君?」



千夏「メルシー ビヤン」



CoP「フフ、どういたしまして」



大槻唯の場合





Pa部署内







唯「ちぃーっす! おっはようプロデューサーちゃん!」



PaP「……唯、いつも言っているがいきなり抱き着くな」



唯「えーいいじゃん、減るものでもないんだしー☆」



PaP「減る減らないという問題ではなくてだな」



唯「それはそうとプロデューサーちゃん、バレンタインチョコレートどうぞ!」



PaP「……話を聞け。ハァ……だがわざわざありがとうな」





唯「ちなったんと一緒に作った自信作だよっ☆」



PaP「なら味は大丈夫か」



唯「あ、ひどーいプロデューサーちゃん! 一生懸命作ったのに、そんなこというプロデューサーちゃんにはあげない!」



PaP「すまない、冗談だ」



唯「ぷいっ」



PaP「機嫌を直してくれると助かるんだが」



唯「つーん」



PaP「仕方ない」鞄の中あさり



唯「ふーんだ!」チラッ



PaP「唯、こっちを向いてくれ」



唯「!」目線そらし



PaP「向かないなら俺の方からいくぞ」



唯「……」





PaP「ほら飴だ」



唯「ちょ、プロデューサーちゃん押し付けないでよ……あむ」



PaP「唯が俺の方を向かないから仕方ない」



唯「元はといえば、プロデューサーちゃんが悪いんだよ!」



PaP「ああ、だから俺が悪かった。すまない」



唯「んもぅー、そんな素直にいわれたらもう怒れないじゃん。あ、このアメちゃんおいしい!」



PaP「それなら良かった。作った甲斐があった」



唯「え! これってプロデューサーちゃんが作ったの!?」



PaP「ん、そうだが何かおかしかったか?」



唯「プロデューサーちゃんってお菓子とか作れるの!?」



PaP「まあ、人並みには」





唯「ゆい、プロデューサーちゃんのこと知ってたつもりだったけど、まだまだ知らないことあったんだね」



PaP「教えてないからな」



唯「……じゃーあ、これから教えて? ゆいが知らないプロデューサーちゃんのこと、もっともーーーーっと!」



PaP「……唯の今後の頑張り次第だな」



唯「ぶーっけちーっ」



PaP「ふふ」



唯「えへへへ♪ あ、そうだ。プロデューサーちゃん、さっき渡したプレゼント貸して?」



PaP「いいがどうするんだ?」



唯「それはねー――えい!」箱を開ける



PaP「お、おい!?」





唯「ゆいが食べさせてあげる♪」



PaP「無理やり押し付け――あむ。これ飴か?」



唯「チョコキャンディーだよ!」



PaP「ふう、まったく……」



唯「どうどう? おいちぃ?」



PaP「ああ、甘くて美味しいな」



唯「よかった! ちなったんはおいしいっていってくれたけどさ、本当は不安だったんだ」



PaP「唯が一生懸命作ったんだ。美味しいに決まってる」



唯「プロデューサーちゃん、ホント時々ストレートにいっちゃうよね」



PaP「そうか?」



唯「そうなの! うー顔が熱い……」





PaP「大丈夫か?」



唯「だいじょうぶっ! そんでプロデューサーちゃんは不意打ちで恥ずかしいセリフいうの禁止!」



PaP「なら、唯は急に抱き着いたりするの禁止な」



唯「ゆいはいいのっ!」



PaP「くくくっ」



唯「むー! ゆい、レッスンに行ってくる!」



PaP「待て唯。ほら、おまけだ」



唯「あむ。えへへへ♪ やっぱりあまくておいしいね♪」





おまけ







千夏「唯ちゃん、どうだった?」



唯「ちゃんと渡せた! おいしいって言ってもらえたよ! ありがとね、ちなったん」



千夏「ふふ、よかったわね」



唯「ちなったんの方はどうだったの?」



千夏「私の方も渡せたわ」



唯「よかったねちなったん!」



千夏「そうね。そうそう唯ちゃん」



唯「ん、どったの?」



千夏「はい、私からのバレンタインチョコレートよ」



唯「え、でも昨日もらったよ?」



千夏「あれはあくまでプロデューサーさんに作った物のおまけ。唯ちゃんのはこっちが本命よ」



唯「ありがとーちなったん! 大好きっ!!」









おしまいです。







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