2016年03月03日

モバP「ありすを撫で回す」

P「ありすー、ちょっとおいでー。」

ありす「なんですか、それから私のことは橘と

P「と、ブツブツ言いながらも来てくれるんだから本当にいい子だなありすは。」ナデナデ

ありす「なっ…!な、何するんですか…!」

P「んー?いや、いい子だなー、と思ったから頭撫でてるんだけど?」ナデナデ



ありす「こ、子供扱いしないでください…!」

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ガチャ

みりあ「あー!ありすちゃんプロデューサーに頭撫でてもらってるー!」

P「おかえり、みりあ。レッスンどうだった?」

みりあ「うん!トレーナーさんに『よくできてる!』って言われたんだ!すごいでしょ!」

P「おー!すごいなあ!」

みりあ「だから!みりあも撫でて!みりあも撫でて!」

P「おーいいぞー。頑張ったなみりあー!」ナデナデ

みりあ「えへへー」ニコー

ガチャ

桃華「ただいま戻りまし…何をしているんですの?」

みりあ「プロデューサーに褒めてもらってるんだー」ニコニコ

P「レッスンの出来が良かったからな。」ナデナデ

桃華「Pちゃま?そういうことは一人にだけするのはよくないのではなくて?」

みりあ「ありすちゃんにもしてたよ?」

P「ああ。ありすは嫌がったからやめたけど。」

ありす「あ、あれは、その

P「あんなに拒絶されるとは思わなかったよ。ごめんな、もう二度と頭撫でたりしないよ。」

ありす「えっ…」

桃華「ところでPちゃま?」

P「ん?」

桃華「Pちゃまにはどうして手が二つあると思いまして?」チラッ

P「うーん…」

P「うーん…!」

P「だめだ!二人の女の子の頭を撫でるためにあるとしか思えないっ!」

桃華「正解ですわっ!」クワッ

P「ということで桃華おいでー。」

桃華「♪」ポスッ

P「お、当然のように膝に座ってくるな?」

桃華「この方がPちゃまも撫でやすいですわ!」

P「俺のことも考えてるなんて桃華は優しい子だなあ!」ナデナデナデナデ

桃華「当然でしてよ♪」

ありす「………」ムスーッ

翌日

ガチャ

ありす「おはようございま

みりあ「ねえねえ!次はみりあの番!!」ピョンピョン

P「はいはい。分かったから落ち着こうな?」

桃華「仕方ないですわね…」

ありす「皆さん何してるんですか?」

みりあ「プロデューサーに頭撫でてもらうんだ♪」

P「ほら、みりあおいで。」ポンポン

みりあ「うん♪」ポスッ


P「うーん、二人とも可愛いなあ」ナデナデ

みりあ「えへへー、プロデューサーだーいすき!」ぎゅーっ

P「くぅ〜!俺も大好きだぞー!」ナデナデナデナデ

桃華「ちょっとPちゃま?」

P「すまんすまん、もちろん桃華も大好きだからな?」ナデナデナデナデ

ありす「な、なんですかこれは…!」

P「ん?みりあと桃華の頭を撫でてるだけだが…」

ありす「それはさっき聞きました!なんでそんなこと…!」

P「うーん………撫でたい、から?」

桃華「そして私たちは撫でられたいからですわ!」

ありす「なんなんですか!なんなんですか…!!」

P「あ、心配するな、絶対にありすは撫でないからな?」

ありす「なっ…!」

P「だって俺に撫でられるのは嫌なんだろ?」

ありす「え、いや、その、別にそんなでも…」ゴニョゴニョ

P「ん?なんか言ったか?」

ありす「〜〜!!もういいです!知りません!」スタスタ

P「なんかよく分かんないけどまあいいか。」

桃華「Pちゃま?」

P「ん?」

桃華「レディの前で他の女性の話をするのはどうかと思いましてよ?」

P「ああ、すまんすまん。」ナデナデ

みりあ「プロデューサー、みぎてがおるすだぜー?」

P「はいはい。一体どこでそんな言葉覚えたんだよ。」ナデナデ

ありす「なんなんですかプロデューサーは…!プロデューサーならちょっとはアイドルの気持ちも考えるべきじゃないんですか…!」イライラ

ありす「いや、別に頭を撫でられたいとかそんなんじゃなくてですね」ブツブツ

ありす「そうです!平等じゃないんです!私に対する対応だけ手抜きじゃないですか!」

ありす「みんなアイドルなんですから平等に接するべきなんです!たまたま!それが頭を撫でるというだけの話なんです!!」

ありす「私としては不本意ですがプロデューサーは私を撫でざるをえないですね!」

翌日

ありす「プロデューサーにとって私はなんなんですか?」

P「ん?大事なアイドル?」

ありす「では桃華さんやみりあさんは?」

P「まあ、大事なアイドルだが…」

ありす「では、私だけ対応が違うのはおかしいと思いませんか?」

P「???」

P「なんの話だ?」

ありす「桃華さんとみりあさんだけ頭を撫でるのはおかしいと思います!」

P「あー、あれか。」

P「確かにそれもそうかもな…」

ありす「そうです!」

P「やっぱり改めるべきか?」

ありす「今のままでいいわけがありません!」

P「そうだな、ありすの言う通りだな。」

ありす(ふんっ、どうです!私の勝ちです!)

ありす「そうですとも!それから私のことは橘と

P「今日からみんなの頭を撫でるのは止めにしよう!!」

ありす「えっ」

ありす「そうじゃないです!」

P「え?違うのか?」

ありす「あんなに楽しそうに頭撫でてたじゃないですか!なんでやめるんですか!」

P「え?だってみんな平等に…」

ありす「そんなことは分かってます!」

P「え?」

ありす「あーもう!!私の頭を撫でればそれで済む話じゃないですか!」

P「え?でもありすは頭撫でられるの嫌なんじゃ…」

ありす「まあ、子供扱いされてるみたいであまり好かないですが…!」

P「じゃあやめた方が

ありす「で、でも、私だけ特別扱いするのは問題です!」

P「いや、でも嫌がる子にそんなことは

ありす「いいから早く撫でてください!」

P「は、はあ…」ナデナデ

数日後

みりあ「ねえねえ桃華ちゃん。」

桃華「みりあさん、どうしましたか?」

みりあ「最近ありすちゃん、雰囲気変わったね。」

桃華「ですわね。」

P「ありすは今日も可愛いなあ。」ナデナデ

ありす「またそうやって子供扱いを…」

P「やっぱりやめた方がいいか?」

ありす「私だけ特別扱いするのはだめです。ちゃんと撫でてください。」

P「そういうもんかねぇ。」ナデナデナデナデ

おわり

22:30│橘ありす 
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