2016年03月04日

高垣楓「メガ垣楓です」モバP「なんですか急に」

モバマスssです



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高垣「メガ垣楓です」





P「なんですか急に」



高垣「春菜ちゃんに借りたので、眼鏡をかけてきました」



P「なるほど」



高垣「どうですか?」



P「似合ってますよ。普段よりクールさが強調されていて……こういう路線もいいかもしれませんね」



高垣「ふふっ、ありがとうございます」

高垣「眼鏡をかけると、視界がクリアになっていいですね、伊達ですけど」



P「伊達じゃ元と変わらないんじゃ」



高垣「今なら新しい技も使えそうです」トクトク



P「どこからそのお酒の瓶出してきたんですか……いや、まず技ってなんですか」



高垣「メガドレインです」グビグビ



P「事務所で飲むのはやめてくださいよ」

翌日



高垣「こんばんは」



P「こんばんは……って、なんでサングラスかけてるんですか」



高垣「ギガ垣楓です」



P「サングラスにしたら桁が上がるシステムなんですか」



高垣「どうですか?このサングラス」



P「似合ってることは似合ってると思います」

高垣「ありがとうございます。……しかしサングラスもいいですね、視界がクリアになって」



P「どっちかというと暗くなりませんか、視界」



高垣「今なら新しい技も使えそうです」トクトク



P「だからその酒はどこから出してるんですか」



高垣「ギガドレイン」グビグビ



P「飲んじゃダメですって」



翌日



P「……すみません」



高垣「はい?」



P「さすがに坊主のカツラはファンが怒ると思うんですけど」



高垣「私、テラ垣楓です」



P「それはなんとなく読めてました」



高垣「だから今日はこの坊主スタイルで行きます、テラだけに」



P「髪の毛多いから頭デカイ人みたいになってますけどね」



高垣「被り方が適当すぎました」

高垣「そうそう、お寺にはいろんな隠語があるみたいなんですよ」



P「そうですか。例えば?」



高垣「こちら、般若湯です」トクトク



P「お酒ですね」



高垣「いただきます」グビグビ



P「やっぱり飲むんですね……」

翌日



高垣「」バットブンブン



P「今日は何ですか」



高垣「こんばんは、ペタ垣楓です」



P「なるほど、だからペタジーニのユニフォーム着てるんですね」



高垣「友紀ちゃんに借りてきました」



P「よく持ってたなあいつ」



高垣「左投左打です」



P「それは知ってます」

高垣「半額シールもあるんです。いろんなところにペタペタしちゃいます」ペタペタ



P「なんで持ってるんですか」



高垣「莉嘉ちゃんに借りてきました」



P「よく持ってたなあいつ」



高垣「あら、こんなところに半額の日本酒が」トクトク



P「自分で貼りましたよね」



高垣「うーん、半額なら飲むしかないですね」グビグビ



P「すごい棒読みだなあ」

P「で、ここ数日のこれはどういうことなんですか?」



高垣「これ、というのは?」



P「メガだかギガだか、よくわからない楓さんの行動のことですよ。どういうわけでやってるんですか?」



高垣「……」



P「どうしました?」



高垣「言わなきゃ、ダメですか?」



P「できれば」



高垣「……じゃあ、言います」



P「お願いします」

高垣「私とプロデューサーが飲みに行くときって、いつも私から誘ってませんか?」



P「……言われてみれば、そうかもしれません」



高垣「そうでしょう?だから、本当はプロデューサーは嫌々私に付き合ってくれて、飲みに行ってくれてるのかな、とか、いろいろ考えてしまって……」



P「……」



高垣「そう考え出すと、自分から誘うのもちょっと気が引けて、でも飲みには行きたいから、プロデューサーの目の前でお酒を飲めば『飲みに行きたいですね』って言ってくれるかな、って……」

P「……はは」



高垣「やっぱり、呆れちゃいました?」



P「そんなわけないじゃないですか」



高垣「でも」



P「俺が楓さんと飲みに行きたくないわけ、ないじゃないですか」



高垣「……本当ですか?」



P「もちろんです。……今から飲みに行きませんか?」



高垣「いいんですか?」



P「はい。今夜は楓さんの好きなところに行きましょう、奢りますよ。……あ、でもサラリーマンの味方的なところだとありがたいです」



高垣「ふふっ、ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えて、行きましょうか」



P「あと、お願いがひとつあります」



高垣「?」



P「明日からは、もとの『高垣楓』に戻ってください、ね?」



高垣「はい!……ふふっ」

翌朝 事務所



P「飲みすぎた……」



ガチャ



高垣「おはようございます、高垣楓です」



P「よかった元に戻ってくれて」



高垣「私、自己紹介とかってあまり、得意じゃなくて……」



P「そこまで戻れとは言ってないんですよ」



高垣「ふふっ」

おわり





20:30│高垣楓 
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