2016年03月08日

P「今井加奈とちょっといいボールペン」


加奈「うわぁ、おおっきいー」



P「ねー。初めて来たときはびっくりしたよ」





加奈「何段あるんだろう。いち、にー、さん……」



P「資料にはたしか31段高さ7mって書いてあったね」



加奈「へえぇ……」



P「日本一高いひな壇なんだって」





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加奈「わたしほんとにここで歌うんですか?」



P「そうだよ。にしても本当にひな壇のすぐとなりにステージがあるんだね」



加奈「すごい存在感です〜」



P「そっちにお客さんの視線奪われないようにね」



加奈「そうですね……頑張らないとっ!」





P「今日は加奈のソロステージだよ。気合いれてこ」



加奈「はい! でもこんなショッピングモールでのステージだなんて……」



P「やっぱり不安?」



加奈「ちょっとだけ。頼りになるみんなもいないですし」



P「そしたら、逆にこれはチャンスだと考えてみようよ」





加奈「チャンス……ですか?」



P「そ。みんなが加奈だけを見てくれるチャンス。これってなかなかないんだよ」



加奈「なるほど……そしたらひな壇さんにも負けられない!」



P「あはは。その意気だよ」



加奈「プロデューサーのおかげでもう大丈夫そうですっ!」



P「頑張ってね」



加奈「はいっ! かなかなファイファイ、おーっ!」





・・・・・・



P「お疲れさま。お弁当もらってきたよ」



加奈「ありがとうございます! いただいちゃいます……わぁっ、ちらし寿司!」



P「ひな祭りだからね」



加奈「たしかにぴったりですっ」



P「ひなあられもあるよ」



加奈「わぁ、それももらっていいんですか!」



P「加奈が頑張った分だよ。いただいちゃおう」





加奈「あのぅ、今日のステージどうでしたか?」



P「よかったよ。加奈も感触悪くないでしょ」



加奈「どうだろう……? わたし自分のことでいっぱいいっぱいで」



P「うーん。一生懸命なのはいいけどね」



加奈「でもプロデューサーから見てよかったんですよね、今日のステージ」



P「まあね」



加奈「よかったぁ。プロデューサーがそう言ってくれてほっとしました」





P「そうそう、足を止めてくれる人もけっこういたよ」



加奈「本当ですか? 気づきませんでした〜」



P「そのうちそこまで気を配れるようになろうね」



加奈「遠くの人までしっかりと、ですよね」



P「そうだね。ちょっとでも加奈を見た人全員を意識できるように」



加奈「そう言われると難しそう……」



P「すぐにじゃなくても。一歩一歩前へ進めばいいよ」





加奈「でも今日はファンの人の顔をしっかり見るよう意識しました! 近くの人、ですけど!」



P「うん。それも大切なことだよ」



加奈「そうするとファンの方からパワーをもらえる気がしてっ」



P「へえ」



加奈「ファンの人の笑顔でわたしももっと笑顔になれるんです♪」



P「それは順番が逆だと思うけど……まあいいか。その気持ち忘れちゃだめだよ」



加奈「はいっ!」





P「それともう一つよかったこと。MCで誕生日の話をしたのはファインプレーだったよ。

  あれでけっこうな人が加奈に注目してくれてた」



加奈「たくさんの人にお祝いされちゃいましたっ! えへへっ」



P「お祝いされた分はちゃんと返せた?」



加奈「わたしができるせいいっぱいを出せた気がします!」



P「いいステージってそういうことだよ。やっぱりわかってるんじゃん」



加奈「あっ……そうだったんですね」



P「その感触を忘れずにさらにいいステージを目指していこう」



加奈「もちろんです☆」





加奈「わたしも嬉しいことがあったんですよ」



P「なになに、教えてよ」



加奈「ライブが終わってステージから降りるときに女の子が声をかけてくれたんです!

   『おねえちゃんおたんじょうびおめでとう』って」



P「……そうなんだ」



加奈「どうしたんですかプロデューサー?」



P「ううん、なんでもない……加奈、今日のこと絶対に忘れないでいようね」



加奈「メモ帳にもバッチリ書いておきます♪」





P「ファンからのプレゼントや手紙も受け取ってるからチェックしたら渡すね」



加奈「わぁ、本当ですか!? 嬉しいです〜」



P「それと……はい、プレゼント」



加奈「これってプロデューサーから? 本当にいいんですか?」



P「もちろんだよ。誕生日おめでとう、加奈」





加奈「開けちゃってもいいですか?」



P「どうぞ」



加奈「なんだろう……わぁ、これって」



P「ちょっといいボールペンだよ。使い心地は保証する」



加奈「ありがとうございます! でも『ちょっといい』って」



P「いや、高価すぎるものだと普段使いしにくいと思ってね」



加奈「そうですね。あんまりすごいのだと緊張しちゃうかも……えへへ」



P「気に入ってもらえた、かな?」



加奈「はいっ! このペンでいっぱいいっぱいメモしますっ!」





加奈「今日はとってもすてきな誕生日になりました!」



P「そうだね。これからの一年も同じくらい素敵なものにしよう」



加奈「プロデューサーこれからもよろしくお願いします!

   そしたら今日はいっしょにやってください!」





加奈「これからもかなかなファイファイ……」



P「…………」



加奈「ええ〜やってくださいよ〜!」



P「ごめんごめん」



加奈「もう一回です! かなかなファイファイ」



加奈・P「おーっ!」



おわり



17:30│今井加奈 
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