2016年04月06日

ちひろ「プロデューサーさんチョロすぎません?」


モバP(以下P)「はい?」



ちひろ「ですからチョロ過ぎません?」





P「そんなわけないじゃないですか」



ちひろ「自覚ないんですか」



P「ええ全く」



ちひろ「身に覚えも?」



P「ございませんね」



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ガッチャ



未央「おっはよーございまーす!」



ちひろ「おはよう未央ちゃん」



P「おはようございます本田さん、早いですね」



未央「えっへへー今日は午前中からレッスンだから先に身体暖めてようと思ってねー」



ちひろ「良い心がけですね」



未央「じゃ、そういうわけだから早速レッスン場行って来まーす」



ちひろ・P「「いってらっしゃーい」」





P「………」



ちひろ「………」



P「ちひろさん」



ちひろ「はい」



P「見ましたか」



ちひろ「…はい」



P「未央絶対俺のこと好きですよね」



ちひろ「………なして?」





P「だってそうじゃないですか!あのパッション溢れる眩い笑顔は間違いなく好きな相手に向けられるものです!」



ちひろ「未央ちゃんは割りと誰にでも笑顔で接しますし考えすぎなだけな気も…」



P「いいえ!俺の愛のセブンセンシズがそう語りかけているんです!」



ちひろ(なんだそれは)



P「特にえっへへーの時のちょっと照れた笑顔は『誉められちゃったから嬉しいけど素直に喜ぶのは恥ずかしいな』的ススメオトメ回路が発動したに違いありません!!」



ちひろ「お前は何を言っているんだ」



P「ちゃんみおに絶対特権主張されたいだけの人生だった…」



ちひろ「それ歌ってる人違いますから」





単発ガッチャ



凛「おはようございます」



P「おはようございます渋谷さん」



ちひろ「おはよう凛ちゃん」



凛「二人ともおはよう…今日も残していこうか、私たちの足跡」



ちひろ(いきなりぶっこんできましたね)



P「ええ、今日も一日頑張りましょう」



凛「うん、じゃあとりあえずレッスンに行くね」



ちひろ「あ、未央ちゃんが先に行ってるから宜しくね」



凛「そうなんだ…未央に負けてらんないな」ガチャ



ちひろ・P「「行ってらっしゃーい」」











ちひろ(今日はあんまり青くなかったかな)



(蒼、だよ)



ちひろ(!?)



P「ちひろさん」



ちひろ「…はい」



P「見ましたか」



ちひろ「………またか」



P「凛絶対俺のこと好きですよね」



ちひろ「やっぱり…」



P「間違いありませんよ!今日のおはようございますはいつもより若干高かったんです!これは『早く出勤することでプロデューサーに誉めてもらおう!』というエボレボな期待があったんでしょう!」



ちひろ「なんで普段の挨拶の声とか記憶してんですか」





P「さらに『残していこうか、私たちの足跡』!これですよこれ!」



ちひろ「アッハイ」



P「これは『私と結婚してヴァージンロードから葬列まで二人で歩んだ道を残したいな』というSAY☆いっぱいの主張に違いありません!」



ちひろ「根拠は?」



P「愛のセブンセンシズです!」



ちひろ(だからなんだよそれは)



P「未央に負けてらんないというのも恋敵として認識していたと考えれば頷けます!」



ちひろ(うぜぇ)



P「ああ凛と未央……俺には…俺にはどっちかを選ぶなんて出来ないっ!!」



ちひろ「選ぶ必要無いんで大丈夫です」





10連ガッチャ



卯月「おはようございますっ!島村卯月、今日も頑張ります!」



P「おはようございます島村さん」



ちひろ「おはよう卯月ちゃん」



卯月「おはようございますっ!プロデューサーさん!ちひろさん!今日も頑張りましょう!」



ちひろ「卯月ちゃんは今日はボーカルレッスンね」



卯月「はいっ!まだまだ駆け出しのアイドルですけど頑張ります!」



ちひろ「はい、いってらっしゃい」



卯月「はいっ!頑張って行ってきます!」



P「いってらっしゃい」



卯月「はいっ!頑張って行ってきます!」





P「………」



ちひろ「………」



P「ちひろs「卯月ちゃんって」」



P「…はい」



ちひろ「会話続けるの上手ですよね」



P「そうですね」



ちひろ「………」



P「………」



P「………ちひr「卯月ちゃんの」」



P「……はい」



ちひろ「頑張りま数5回でしたね」



P「はい」



ちひろ「今朝はいつもより控えめでしたね」



P「そうですね」



ちひろ「夜遅くまで長電話でもしてたんでしょうか」



P「かもしれませんね」



ちひろ「………」



P「………」



P「…c「卯月ch「ちひろォ!!」」」



ちひろ「……………………はい」



P「卯月って絶対俺のこと大好きだと思うんですよ!!」



P「まずおはようございますっ!のトーンですよね!二回目は一回目に比べて若干上ずってましたしその後俺のことを呼びました!これは間違いなく俺を意識しているということは想像に難くありません!」



ちひろ「そーですね」



P「さらに溢れ出んばかりのあの笑顔!キュート属性の極地とも言えるあのS(mile)ING!を俺に向けるということは間違いなく『私を好きになって下さいっ!』的なパステルピンクな気持ちを持っていると言えます!」



ちひろ「そーですね」



P「さらにさらにあの行きがけの返事ですよ!あれは『旦那さんがいたらこんな風にお見送りしたいなっ』的エブリデイドリームな幸せ家族計画をしている超速で理解出来ます!」



ちひろ「どうでもいいですけど曲名との下手な掛け合い止めません?」



P「愛のセブンセンシズです!」



ちひろ「聞けよ」



P「要は小宇宙です!!」



ちひろ「聞いてねーよ」





ちひろ「ともあれプロデューサーさんのチョロさが証明されてしまったわけですが」



P「心外ですね」



ちひろ「チョロいというか自意識過剰というか厚顔無恥というか…」



P「真に遺憾であります」



ちひろ「着眼点も似たり寄ったりで妄想も童貞臭いし…」



P「どっどどどどど童貞ちゃうわ!!!」



ちひろ「もういっそ誰かに粉かけて手酷く振られてみたらいかがです?」



P「何言ってんですか、アイドル相手にそんなこと出来る訳ないでしょう」



ちひろ「職業意識だけはご立派なことで」



P「それに女性を口説くとか噂されたら恥ずかしいし…」



ちひろ「そっちが本音かこのシャイボーイ」





P「あ、でも」



ちひろ「?」



P「アシスタント相手なら問題ありませんよね?」



ちひろ「………」



P「………」























































ちひろ「………///」





おわれ



22:30│千川ちひろ 
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