2016年04月11日

緒方智絵里「智絵里ちゃん会議?」

智絵里「かな子ちゃん、話し合いって何するのか聞いてる?」



かな子「………」



智絵里「かな子ちゃん?」





かな子「………」



智絵里「か、かな子ちゃん…?私、何かしたかな…?も、もし怒らせたなら



かな子「…お姉ちゃん。」



智絵里「え?」



かな子「『かな子お姉ちゃん』って呼んでって言ったよね?」



智絵里「き、聞いてないよ…?」



かな子「あれ?昨日車の中で寝てる時に耳元で『かな子ちゃんじゃなくてかな子お姉ちゃんだよ?』って言い続けたんだけど…」



智絵里「そんなこと言われても…」



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かな子「でも今言ったから分かったよね?」



智絵里「え?」



かな子「私は智絵里ちゃんの…?」



智絵里「ユニットのメン



かな子「違うよね?」



智絵里「え?」



かな子「私は智絵里ちゃんの…?お…?」



智絵里「お、お…お友だ



かな子「違うよぉ!私は智絵里ちゃんの、お姉ちゃん。そうだよね?」



智絵里「違うよぉ…」

まゆ「どうしましたかぁ?」



智絵里「まゆちゃん、かな子ちゃんがなんだか変なの…」



かな子「違うよ?智絵里ちゃんが変なんだよ?」



まゆ「何がどうおかしいんですか?」



かな子「『私のことはお姉ちゃんって呼んで』って言ってるのに聞いてくれないんだ…」



智絵里「わ、私かな子ちゃんの妹じゃないのに…」



まゆ「それは確かにかな子ちゃんがおかしいから智絵里ちゃんは心配しなくても大丈夫ですよ♪」



智絵里「そ、そうだよね…!」



かな子「私の何がおかしいって…!」

まゆ「だって智絵里ちゃんはまゆの妹ですよ?」



かな子「え?」



智絵里「え?」



かな子「でも、まゆちゃんのことお姉ちゃんって呼んでないよ?」



まゆ「私の智絵里ちゃんは親しみを込めて、姉のまゆのこともちゃん付けで呼んでくれるんですよ?ね?」



智絵里「え?まゆちゃん、どういう意



まゆ「ほら♪ちゃんと『まゆ』って名前で呼んでくれるんですよ♪うふふ♪」



智絵里「な、なんだかまゆちゃんもおかしいです…!」

ガチャ



幸子「皆さんおはようございます!今日もカワイイボクの姿が見られて幸せですね!」



まゆ「智絵里ちゃん♪」ぎゅーっ



かな子「智絵里ちゃん♪」ぎゅーっ



智絵里「さ、幸子ちゃん、おはよう…!」



幸子「どうしたんですか?」



智絵里「二人が私のことを離してくれなくて…」

幸子「はぁ…二人とも離れたらどうです?困ってるじゃないですか。」



まゆ「だって、かな子ちゃんが私の智絵里ちゃんを誘拐するんです…。」



かな子「智絵里ちゃんは私の妹だよ?」



智絵里「私、誰の妹でもないのに…」



幸子「確かに妹にしたくなる気持ちも分からないではないですけど、落ち着きましょうよ。」



智絵里「幸子ちゃん…!」



幸子「そもそも他人の姉を勝手に自分の妹にしないでもらえますか?」



智絵里「えっ?」



まゆ「えっ?」



かな子「えっ?」

幸子「だから、勝手にボクの智絵里姉さんをお二人の妹にしないでくださいと言ってるんですよ。」



智絵里「幸子ちゃん…?」



幸子「だいたい智絵里姉さんは優しすぎるんですよ、ボク以外の人に優しくすると勘違いされるとあれほど



智絵里「な、なんの話、なのかな…?」

まゆ「智絵里ちゃんはまゆの妹ですっ。」



かな子「私の妹だよぉ!」



幸子「ボクの姉さんだって言ってるじゃないですか!」



まゆ「ぐぬぬ………」



かな子「ぐぬぬ………」



幸子「ぐぬぬ………」



智絵里「みんなおかしいです…」

ガチャ



紗枝「遅うなりました〜、話し合い始めましょうか〜」



智絵里「あ、紗枝ちゃん…!」



紗枝「あらあら、みんなどないしはったんどす?」



智絵里「み、みんながなんだかおかしくて…!」



幸子「智絵里姉さんを返してください!」



かな子「智絵里ちゃんは私の妹だよぉ!」



まゆ「まゆの妹ですっ。」



智絵里「さ、紗枝ちゃん助けて…」



紗枝「はいはい、みんな落ち着きはったらどうどすか?」



幸子「だーかーらー!智絵里姉さんは



紗枝「幸子はん?」ニコッ



幸子「ひぅっ!」

紗枝「そもそも今日はなんのために集まることになったんか覚えてはりますか?」



まゆ「そ、それは…」



紗枝「うちは落ち着いて話し合うためやと思とったんどすけど…?」



かな子「そ、そうでした…」



紗枝「分かったらそれでええんどす。」



幸子「ご、ごめんなさい…」

紗枝「ほな、落ち着きはったし話し合い始めますえ?」



智絵里「あ、あの…」



紗枝「どないしはりました?」



智絵里「今日の話し合いって…何について話すの?」



紗枝「あら、言うてなかったやろか…」

紗枝「智絵里はんは姉にすべきか妹にすべきか、どすえ?」



智絵里「えっ?」



紗枝「うちはやっぱりお姉ちゃんにするべきやと思うんどすけど…」



かな子「妹の方がいいと思うよ?」



まゆ「お姉ちゃんなんて…考えられません…!」



幸子「智絵里姉さんの姉力がなんで分からないんですか!」



智絵里「私が分からないよぅ…」



かな子「!」



まゆ「!」

かな子「みんな!今聞いた?!」



まゆ「はい♪まゆ聞いちゃいました♪」



幸子「何がですか?」



かな子「今智絵里ちゃんが言ったことだよ♪」



まゆ「智絵里ちゃんは姉力が分からないって言ったんですよ?」



紗枝「!!!」



幸子「!!!」



紗枝「智絵里はん?なんで分かりまへんの!?」



かな子「だって智絵里ちゃんは妹だからだよ♪」



幸子「そ、そんなはず…!」



智絵里「えっと…妹でもないよ?」



まゆ「!!!」



かな子「!!!」

幸子「このままじゃ話がまとまりませんね…」



智絵里「別にまとまらなくてもいいんじゃ…」



まゆ「智絵里ちゃん?これ大事な話だよ?」



紗枝「そもそもなんでかな子はんとまゆはんは妹にしたいんどす?」



かな子「お休みの日に、二人でケーキを焼いて、紅茶を淹れて、二人だけのティータイム♪したいと思わないの?」



幸子「まあ、悪くはないですね。」



紗枝「せやけどそれは妹やのうて、友達でもできるんやないどす?」



かな子「うっ…そ、それは…」

まゆ「かな子ちゃんの智絵里ちゃんへの思いはその程度ですか?ならまゆの妹にしちゃいますよ?」



幸子「まゆさんはどんな妹にしたいんですか?」



まゆ「二人で手編みのマフラーを作るんです♪」



幸子「かな子さんとあんまり変わりませんね。」



まゆ「夜、うとうとした智絵里ちゃんにブランケットをかけてあげて、あるいはまゆにかけてもらって…うふふ♪」



智絵里「ま、まゆちゃん?」

まゆ「もちろん二人とも誰に贈るのかは言わないんですよ?」



まゆ「で、出来上がってまゆが智絵里ちゃんに渡したら、智絵里ちゃんが」



智絵里『あ、あのね、まゆちゃん、こ、これ…』



まゆ「って、言いながらまゆにマフラーを渡してくれるんです♪智絵里ちゃん可愛い♪」



幸子「まゆさーん、まゆさーん、トリップしないでくださーい。」

かな子「紗枝ちゃんはどんなお姉ちゃんがいいの?」



紗枝「あのちょっぴり頼りない感じがええんどす。」



かな子「頼りない感じ?」



紗枝「自分にできるやろか…って感じで一歩が踏み出せへんのをやきもきしながら見守りたいんどす。」



かな子「それならお姉ちゃんよりも妹の方がいいよね?」



紗枝「せやけど妹にしてもうたら背中押してまいますやろ?」



かな子「え?それでいいんじゃ



紗枝「あきまへん!」カッ



智絵里「!?」

紗枝「あのおどおどしてるお姉ちゃんがええんどす!」



幸子「紗枝さんも落ち着いてください、智絵里姉さんがびっくりしてますよ。」



紗枝「せやけどビクビク震えてるお姉ちゃんも捨てがたいわぁ。」



かな子「やっぱりそれなら妹が…」



紗枝「お姉ちゃんやからええんどす。」



かな子「うーん」

まゆ「幸子ちゃんはどんなお姉さんがいいの?」



幸子「まあ紗枝さんの考えも分からなくはないんですけどね。それだけじゃ足りないんですよ!」



智絵里「もう十分だよ…」」



まゆ「足りない、ですか?」



幸子「どうしようどうしよう…ってあたふたしてるのもいいですけどね、それだけじゃだめなんです。」



まゆ「何が足りないんですか?」



幸子「だって智絵里姉さんはお姉さんなんですよ?お姉さんの自覚があるはずなんですよ!」



まゆ「自覚、ですか?」



幸子「夜に二人でお留守番してて、突然停電したとします。」

幸子『ね、姉さん…!ど、どこ、どこですか…!』



智絵里『だ、大丈夫だよ、こ、ここにいるからっ…!』ぎゅっ



ゴロゴロドカーン!!!



幸子『ヒィッ…!』



智絵里『ひゃうっ…!』



幸子『お、お姉ちゃぁん…』グズッ



智絵里『だ、大丈夫、だから、ね?』ブルブル

幸子「どうですか!自分も怖いけど妹の前では気丈に振る舞う智絵里姉さんは!」



まゆ「こ、これはなかなかの破壊力ですねぇ…!」



幸子「そうでしょうそうでしょう♪」フフーン!



まゆ「幸子ちゃんもまとめてまゆの妹にしてあげたくなっちゃいました♪」



幸子「?!」

紗枝「妹派もなかなかどすなあ…!」



かな子「智絵里お姉ちゃんも悪くない…!」



幸子「結論は出ませんね…」



まゆ「こうなったら智絵里ちゃんに決めてもらいましょう♪」



智絵里「えっ?私?」

まゆ「智絵里ちゃんは誰の妹になりたいですか?」



幸子「もちろん姉でもいいですからね!」



智絵里「えっと、えーっと…」



かな子「」ワクワク



まゆ「」ワクワク



幸子「」ワクワク



紗枝「」ワクワク

智絵里「わ、私は、みんなのこと、家族よりも大切な仲間だと思ってるから…え、選んだりできない…かな…?」



4人「………」



智絵里「み、みんな…?」



かな子「智絵里ちゃん尊い」



まゆ「智絵里ちゃん尊い」



紗枝「智絵里はん尊い」



幸子「智絵里さん尊い」



智絵里「みんな…?」

終わりです。





20:30│緒方智絵里 
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