2016年04月12日

フレデリカ「五感で感じる音楽会」

フレデリカ「こんにちは、宮本フレデリカです。」



志希「こんにちは、一ノ瀬志希です。」



フレデリカ「本日は、音楽を五感で楽しむ、をテーマに音楽鑑賞を楽しみましょう。」





周子(なんか始めてるなあ)



フレデリカ「と言うことで五感で音楽を楽しもうー♪」



志希「おー♪」クンカクンカ



周子(もうちょい頑張りいや)



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志希「クンカクンカ〜♪」



フレデリカ「もー、控え室でフレちゃん嗅いだでしょー?」



周子(嗅いでたんかい)



志希「えー?足んなーい♪」クンカクンカ



フレデリカ「だーめ♪今から楽譜を嗅ぎながら音楽聞くんだよー♪」



周子(楽譜嗅ぐんかい)



志希「聴覚と嗅覚だね!」



フレデリカ「そだよー、この楽譜メロンの匂いつきだからねー♪」



周子(小学生の消ゴムか)

志希「クンカクンカ…」



フレデリカ「どうかね?フランス産のブドウの匂いがするじゃろ?」キリッ



周子(メロンちゃうんかい)



志希「うーん、インク系の匂いが強いかなー?」



周子(そらインクやし)



志希「でも確かに植物系の匂いもするねー♪」



周子(するんかい)



フレデリカ「でしょでしょー♪ラフランスの香り〜♪」



周子(ブドウちゃうんかい)

志希「じゃあさっそく聴覚と味覚でこの曲を味わおー♪」



周子(食べれるんかい)



フレデリカ「おー♪」



志希「じゃあ煮ちゃう?」



フレデリカ「でも煮るとどろどろになっちゃうよー?」



志希「じゃあそのまま飲んじゃう?」



周子(飲むんかい)



周子(つーか飲めるんかい)

フレデリカ「煮ちゃうと楽譜がなくなっちゃうから聴覚と触覚にしよー♪」



志希「おー♪」



周子(飲まへんのかい)



フレデリカ「目をつぶって楽譜を触る!」



志希「触るー♪」



周子(分かるんかい)



フレデリカ「あれ?楽譜どこ?」



志希「あ、あったあった!はい♪」



フレデリカ「ありがと♪」



周子(それ先月の帳簿やし)

フレデリカ「どう?指先からメロディーを感じなーい?」



志希「すごいよフレちゃん!これすごい!」



周子(感じるんかい)



志希「全然楽譜感ないよこれ!」



フレデリカ「だよねだよねー!フレちゃんの苦手な数字ばっかり感じるー♪」



周子(楽譜ちゃうもん)



周子(…え?なんで数字って分かるん?)

志希「触覚はやめて視覚にしよう!」



フレデリカ「あたしフランス語検定の勉強してるんだー。」



志希「その資格じゃなーい♪」



周子(半分フランス人ちゃうんかい)



フレデリカ「背中合わせで立てば誰かが襲ってきても大丈夫…!」



志希「それは死角♪」



周子(もしくは刺客)

志希「でもでもー、楽譜なんて普段から見てるからいつもと同じだねー。」



フレデリカ「ふっふっふー。いつもと見方を変えるのだよ二ノ瀬君。」



周子(一ノ瀬や一ノ瀬)



志希「本宮君、どう変えるんだい?」



周子(逆や逆)



フレデリカ「裏返しにして見るとか?」ペラッ



周子(逆言うたけどさ)



志希「なんか見づらいねー」



フレデリカ「見づらいねー」



周子(逆やもん)

志希「そうだっ!みかんの汁垂らしたら…」



周子(あぶり出しかい)



フレデリカ「惜しい!シャンパンをかけるんだよー。」



周子(アルコールあぶるんかい)



周子(いやそれはあかんて)

志希「シャンパンないからあぶるのは諦めだねー。」



フレデリカ「ねー。」



周子(あったらやってたんかい)



フレデリカ「ではそろそろ本題に入ろうと思いまーす♪」



志希「はーい♪」



周子(前振りが長いわ)



フレデリカ「楽譜もらったらいろいろ書き込んだりするじゃん?」



志希「するするー♪」



フレデリカ「あれをやりまーす♪」



周子(今さらやるんかい)

フレデリカ「でもでも、普通にやっても面白くないじゃん?」



志希「面白くないねー」



フレデリカ「なので、こんな感じでやってみよー♪」スッ



志希「Tulip?すっごい書き込んでるねー!」



周子(フレちゃんそんなに書いてたっけ?)



志希「あれー?でもフォルテばっかだねー?」

フレデリカ「ふっふっふ…♪それはフォルテではないのだー♪」



志希「え?」



周子(え?)



フレデリカ「それはフレテなのだー♪」



周子(は?)



志希「あーなるほどねー♪」



周子(分かるんかい)

志希「で、フレテってなに?」



周子(分かってなかったんかい)



フレデリカ「『フレちゃんっぽく』っていう意味の演奏記号だよー♪」



周子(なんやそれ)



志希「なるほどねー♪」



周子(分かるんかい)

志希「じゃあ、ここのフレテのあとにあるのは…」



フレデリカ「『だんだんフレちゃんっぽく』で…」



周子(フレッシェンド)



フレデリカ「フレッシェンドだよー♪」



周子(まんまやないかい)



志希「すごーい♪」



周子(そんなすごい?)

志希「じゃあさじゃあさ!このフレテが二つ書いてあるのって…」



フレデリカ「『とてもフレちゃんっぽく』っていう意味の…」



周子(フレテッシモ)



フレデリカ「フレフレテだよー」



周子(そこはフレテッシモちゃうんかい)

10分後



フレデリカ「うーん♪フレテもフレフレテもフレッシェンドもいっぱい付いたねー。」



志希「付いたねー♪」



フレデリカ「これでこの曲もフレちゃん仕様で歌えるね♪」



志希「ねぇねぇ、じゃあフレちゃん歌ってよー♪」



フレデリカ「いーよー♪じゃあ曲紹介よろしくー♪」



志希「はーい。それでは聞いてください。宮本フレデリカさんで、『青の一番星』♪」



周子「あたしの曲やったんかーい」

終わりです。





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