2016年04月26日

奈緒「魔法少女カミヤン!」

・神谷奈緒のSSになります



・書き溜めをどんどん投稿していきます



・ネーミングセンスについては触れないでください





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459997296



〜事務所〜



加蓮「はぁー、レッスン疲れたー」



奈緒「久しぶりにマストレさんだったもんな」



凛「今日はもう動きたくないね」



ちひろ「皆さん、お疲れ様です」



加蓮・凛・奈緒「「「お疲れ様です」」」



モバP(以下、P)「おぉ、3人ともお疲れさん」



加蓮「おぉ、じゃないよ。かなりキツかったんだから」



P「そうかそうか、それはなによりだ」



奈緒「嫌な性格してんな」



凛「今に始まったことじゃないでしょ」



P「アッハッハッハ!」



加蓮「お腹すいてきちゃった、帰りに何か食べに行かない?」



凛「そうだね、行こうか」



奈緒「ごめん!今日はちょっと用事があるからパスで・・・」



加蓮「えー、奈緒は私達の事嫌いになっちゃったんだね・・・」



凛「奈緒・・・」



奈緒「なんでそうなるんだよ!? 普通にこれから用事があるんだよ!じゃあな、お疲れ!!」



バタン!!



P「なんか急いでたな」



凛「うん」



加蓮「怪しいね」



ちひろ「恋人と会ってたりして」



P・凛・加蓮「「「!!」」」



P「奈緒ー!!」



凛「私たちアイドルだよ?」



加蓮「そ、そうだよ!奈緒はしっかりものなんだから!!」



ちひろ「冗談ですよ、冗談」



P「あ、でもこの前、奈緒の好きなアニメの録画があるって言ったらホイホイ家まで来ちゃったからなぁ・・・」



ちひろ・凛・加蓮「「「は?」」」





P(え?こわ・・・)



凛「ちょっと詳しく」



加蓮「説明してくれる?」



ちひろ「もしもし、早苗さんですか?」



P「」







〜奈緒の部屋〜



奈緒「ふぅー」



奈緒「貯めたままのアニメDVDの返却日が明日までだから帰るとは言えないよなぁ・・・」



奈緒「よし、ちゃちゃっと見るか!」



              

― 30分後 ―



奈緒「はぁ〜、やっぱ魔法少女モノは最高だよな〜」ホクホク



奈緒「もし魔法少女になれたら楽しいんだろうな・・・」



コン、コン・・・・ガチャ



奈緒母「奈緒〜、あなたに荷物が届いたわよ」



奈緒「荷物?」



奈緒母「中は洋服みたいだけど」



奈緒「なんだろ?」



奈緒母「母さん出かけるから留守番よろしくね」



奈緒「うん、わかった」



奈緒(服なんて頼んだ覚えがないんだけどなー)ビリビリ



奈緒「!」



奈緒「な、なんだこれ!メイド服じゃんか!!」



奈緒「この前の撮影の時に着たやつか?さてはPさんだな・・・」



奈緒「あたしにはこんなフリフリの衣装は似合わないってのに、まったく・・・」



奈緒「・・・」



― 5分後 ―



奈緒「ま、まだ着れるもんだな/// この前の事だし当たり前か」アハハ・・・



奈緒「あれ?でもこの前の衣装とちょっと違うような・・・」



奈緒「ん?まだ箱に何か入ってるな・・・ステッキか?これ・・・」



奈緒「なんか魔法少女みたいだな」



奈緒「・・・」



奈緒「エ〜ル・ステッキ〜♪ 魔法少女にな〜れ♪」



奈緒「・・・」



奈緒「///」



奈緒「な、な〜んてな・・・///」



ピカァー!!



奈緒「うわっ!ステッキが光り始めた!?」



カッ!!



奈緒「うっ!・・・な、なんだったんだ、今の光は・・・」



奈緒「ん?鏡に金髪の人が映って・・・」



奈緒「!」



奈緒「あ、あたし!?髪が金髪ツインテールになってる!?」



奈緒「ど、どーなってんだ!?」



奈緒「衣装も可愛い感じに変化してるし・・・これじゃまるで魔法少女じゃんか」



奈緒「・・・え?あたしが魔法少女!?」



奈緒「・・・」



奈緒「えーーー!?」



奈緒「ホントに魔法少女になったのか!?」



奈緒「・・・」



奈緒(わ、悪い気はしないけどさ・・・///)



奈緒「でもどうしよう、この状況はまずいよな・・・」



       【たすけてくれー!!】



奈緒「な、なんだ!?」



奈緒「なんか頭の中から聞こえてくるぞ!?」



       【だれかー!助けてくれー!!】



奈緒「誰かが助けを呼んでいる!?これってもしかして魔法少女の力なのか?」



奈緒「ど、どうしよう!助けに行ってやりたいけど!!」



フワフワ〜



奈緒「ステッキが浮いてる・・・もしかしてコイツを使うのか?」パシッ



奈緒「助けを求めてる人の場所まで連れて行ってくれ!!」



ステッキ「」シーン



奈緒「あれ、なんでだよ!?」



奈緒「なんか条件があるのか?・・・さっき変身した時は・・・」



奈緒「あっ!・・・まさか・・・いや、物は試しだ!」



奈緒「///」コホン!



奈緒「エ〜ル・ステッキ〜♪ 助けを求めてる人の場所まであたしを連れて行ってくれ!!」



ギュン!!



奈緒「うわぁぁぁ!!」







〜事務所〜



ちひろ「プロデューサーさん、観念してください!」ムナグラツカミ



P「嫌だね!」



ちひろ「今なら10連でSSR確定なんですよ!?」



P「そんなのお知らせになかった!」



P「俺は夕美が来るまでガチャは引かないって決めてるんだ!」



ちひろ「課金したらさっきの奈緒ちゃんの話は聞かなかったことにしますよ?」グググ・・・



P「く、苦しい・・・でも俺は自分をまげない・・・」



P「誰かこの悪魔から俺を助けてくれ〜!」



加蓮「はやくマックいこーよー」



凛「もう結構待ってるんだけど・・・」



P「お、お前らも見てないで助けてくれよ!」



ギュイーン!



P「な、なんだ!?」



ちひろ「机の上が光ってる!?」



加蓮「え、なにこれ!?」



凛「ま、まぶしい・・・」



カッ!



奈緒「ふぅ、着いた・・のか・・・?」



奈緒「え!?じ、事務所!?・・・あ」



「「「「・・・」」」」ポカーン・・・



奈緒(ヤバいヤバい!どうすればいいんだ!?)



P「・・・お前、何やってn加蓮「あなた、誰なの!?」ズイッ



奈緒「え?・・・わ、わ、私は魔法少女・・・だよ」



P「おいおい、どう見たっt凛「・・・魔法少女?」ズイッ



奈緒(あれ、もしかして私だってバレてない!?)



奈緒(そう言えばアニメの魔法少女とかも案外バレてないよな・・・別人に見える魔法とかが掛かってるのか?)



奈緒「・・・」



奈緒「そう、私は魔法少女さっ!!」



凛「・・・でもちょっと怪しいよね」



奈緒「えぇ!?」



加蓮「確かに・・・いきなり魔法少女って言われてもねぇ?」



凛「たしか、魔法少女って登場時に決め台詞があるって聞いたことあるけど・・・」・・・チラッ



加蓮「そうそう、魔法少女って言ったら決め台詞だよね・・・」・・・チラッ



奈緒「わ、わかったよ!・・・決め台詞だな・・・」



凛「え、あるの?」スマホドコヤッタッケ・・・



加蓮「これは本物かもね」ポチポチ・・・



奈緒(これが決まれば信じてもらえるはず・・・頑張れ私!)



奈緒「コホン・・・いくぞ!」







奈緒「あなたに届ける魔法のエール♪ 魔法少女カミヤン!///」ビシッ!





P「」



ちひろ「ンフッ」



加蓮「すごーい」カシャカシャカシャ!



凛「これは本物だね」●REC



奈緒「な、なんで撮ってるんだよ!?///」



凛「ごめん、初めて魔法少女に会ったから・・・」



加蓮「私達も興奮しちゃって・・・」



奈緒「ま、まぁいいや・・・これで信じただろ?///」



加蓮「信じる信じる」



凛「カミヤンありがとう」



奈緒「お、おう///」



ちひろ「・・・それで奈・・・カミヤンさんはどうしてここに?」



奈緒「あ、そうそう・・・誰か助けを呼んでなかったか?」



凛「え?」



加蓮「あぁ、プロデューサーのことかな?」



P「あぁ〜・・・確かに助けを呼んでたけど」



奈緒「なんだ、もう解決してる感じなのか」



奈緒「じゃあ、私かえr加蓮「まだ解決してないよ!」



奈緒「おっ!じゃあこのカミヤンが解決してやるぞ」フンス!



加蓮「えっとね・・・私達の親友で神谷奈緒って女の娘がいるんだけど、そこにいるプロデューサーが奈緒の事が好きすぎるあまり、奈緒を出すまでガチャを引き続けるなんて言ってるの」



P「え?」



凛「貯金にまで手を出すって言い始めるから私達で止めてたんだけど・・・」



P「俺そんなこと・・・」



奈緒「は、はぁ!?・・・す、好きって!!///」



加蓮「何とかならないかな?」



奈緒「えぇ!?・・・えっと、その・・・」



凛・加蓮「「・・・」」ワクワク



奈緒「プロデューサーさん!」



P「あ、はい」



奈緒「わ・・・奈緒って娘のことがす、すー・・・好き・・・なのは分かるけど!///

・・・無理してお金を使うなんて、そんなの奈緒ちゃんは絶対喜ばない!」



奈緒「それに、好きなら直接本人に言えばいいじゃん!///・・・きっと奈緒ちゃんも、喜ぶと思うな・・・///」



P「カミヤン・・・」キュン



ちひろ・凛・加蓮(カワイイ・・・)キュン



奈緒「わかったな!?///」



P「はい!」



奈緒「はぁー!///・・・これで解決したな!?」



加蓮「あともう一つあるんだけど」



奈緒「まだあるのかよ!」



加蓮「最近奈緒が私達に冷たいような気がして・・・」



凛「私達嫌われちゃったのかな・・・」



奈緒「そ、そんなことないって!!」



加蓮「でも、ちょっと前までは一緒に遊んでいたのに最近は・・・」



凛「今日も断られちゃったんだ・・・」



加蓮「やっぱ私達・・・うぅ」



P(こいつら・・・)



奈緒「違う!きっと奈緒ちゃんにも何か理由があったんだよ!!」



凛「そうかな・・・私達奈緒の事をいつもからかってるから」



加蓮「私達に嫌気が差したのかも・・・」



奈緒「そんなの奈緒ちゃんは気にしてないって!」



奈緒「奈緒ちゃんは二人の事が大好きだから!!・・・と思うっ!///」



加蓮「ほ、本当にそう思ってるかなぁ?///」キュン



凛「で、でもカミヤンがそう言うならそうなのかも・・・///」キュン



P・ちひろ(これはなかなか)キュン



奈緒「も、もういいだろ!///・・・帰るからな!///」



加蓮「今日はありがとう、カミヤン!」



凛「ありがとう」



ちひろ(全く魔法使わなかったけど・・・)



P「奈緒、お疲れ様」



奈緒「まったくだよ・・・」ハァ・・・



凛「ちょっ、プロデューサー!・・・」



P「あっ」



ポトッ・・・



奈緒「ん?・・・え、グローブが破れた!?」



ピリピリ・・・



加蓮「カミヤン!ドレスも破けてきてる!!」



奈緒「うわぁぁ!!なんでだ!?」



凛「あ、止まった」



奈緒「な、な、なんで!?///」



ちひろ「・・・もしかして」



ちひろ「今プロデューサーさんがカミヤンの名前を言い間違えたのと関係してるのかもしれませんね」



P「な、なんだってー!?」



凛「ペナルティってこと?」



ちひろ「わかりません・・・しかし、その線が濃厚かと」



奈緒「そ、そんなぁ・・・///」



ちひろ「プロデューサーさんの呼びかけに応えた程度なので良かったですが、完全に正体がわかった時には・・・」



加蓮「ということは・・・」コクッ



凛「これ以上・・・」コクッ



ちひろ「そうです」コクッ



P「・・・おだ・・・」



加蓮「プロデューサー?」



P「・・・」







P「あぁー!!よく見たら奈緒じゃないかぁー!!」





ちひろ「ちょっ」



ピリピリ・・・



奈緒「や、や、やめろぉー!!///」







P「奈緒奈緒奈緒奈緒奈緒奈緒奈緒」



加蓮「ストップ!プロデューサー、ストーップ!!」



P「・・・お前は俺の担当アイドル、神谷奈緒だぁー!!」



ポトッ、ポトッ・・・ビリビリビリ!



凛「もう全部破れちゃうよ!」



奈緒「キャァァァァァ!!///」



P「」ドキドキワクワク



ちひろ「っしゅ!」ドスッ!



P「あァァァァァァ!!目がァ!!」



ちひろ「カミヤンさん、今の内にっ!」



奈緒「あ、ありがとう!エールステッキ!自宅までワープしてくれぇ!!」



ピカァーーーー!



カッ!!



加蓮「きゃあ!」



凛「奈緒がいない・・・帰れたのかな?」



ちひろ「無事に帰れてることを祈りましょう」



― 翌日 ―



〜事務所〜



加蓮「―――でさ〜」



凛「へぇ〜」



バタンッ!



奈緒「凛と加蓮はいるか!?」



凛「え、なに?」



加蓮「どうしたの奈緒・・・?」



奈緒「どうしたのじゃねぇよ!・・・なんだよ、あのLINE画像は!?」



加蓮「あぁ、昨日事務所に魔女っ子が来てさ〜」アハハ



凛「記念に写真撮ったんだよ」



奈緒「LINEグループのアイコンにしなくてもいいだろ!」



加蓮「えぇ〜、奈緒喜ぶと思ったから・・・」



凛「奈緒、落ち着きなy<アナタニトドケルマホウノエール♪・・・あ、電話かな?」



奈緒「何を着信音にしてるんだよっ!!」



加蓮「奈緒はさっきから何を怒ってるの?」



凛「そうだよ、昨日来た魔法少女の話なのに・・・」



奈緒「お、お前ら・・・」



奈緒(私って絶対にバレているはず・・・でも、私からは言えないし・・・)



奈緒(しかも、二人の顔見たら昨日の事が・・・あぁ〜、何言ってんだよ昨日の私!///)



奈緒(でも待てよ、もしかしたら・・・もしかしたら万が一の可能性でバレてないとか・・・?)



千佳「え、魔法少女!?見せて見せて!」



加蓮「いいよ〜」



千佳「・・・うわぁー!奈緒ちゃん可愛い〜!!」



加蓮「でしょ〜♪」



奈緒(万でした)



凛「動画もあるよ」<アナタニトドケルマホウノエール♪



千佳「奈緒ちゃんすっごく可愛いね♪いいなぁー、チカも着たい〜」



奈緒「」



奈緒「///」プルプル・・・



奈緒「いますぐ消せぇーー!!」







P「・・・」



P「あの三人は癒されますね・・・」



早苗「そうね、若いって素晴らしいわホント・・・」



P「あの〜、足が限界なんでそろそろ・・・」



早苗「ダメ」



P「アイドルだって石抱しているプロデューサーの姿なんて見たくないと思うんですよ。あと、年少組にも教育上良くないかと・・・」



早苗「いつもの光景だから問題ないわよ、それに・・・」



P「?」



仁奈「P~、新しい石持ってきたでごぜーますよ」



早苗「結構協力的だから」



P「」



仁奈「うんしょ、うんしょ」ゴリゴリ・・・ゴリゴリ・・・



早苗「仁奈ちゃんありがとね♪」



仁奈「えへへ♪・・・Pは漬け物のキモチになりてーですか?」



P「え?」



仁奈「ちひろおねーさんが言ってたでごぜーます、だから仁奈も手伝うですよ!」



P「に、仁奈はお利口さんだなー」アハハハ!



終り





20:30│神谷奈緒 
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