2016年05月08日

乃々「うぅ゛……ぐす……ひっぐ……」グスグス

キャラ崩壊注意







某テレビ局、控え室――









美玲「もう泣き止めよ、な?」



輝子「あれは、事故だから……」



美玲「今さら喚いても、どうにもならないんだぞ?」



乃々「うえぇ……でも、でも゛……ぐすっ……」グスグス











幸子「小梅さんとたまたま近くを通りすがったので、収録が終了したばかりのインディヴィに会いに控え室へお邪魔したら、3人とも衣装から着替えもせず、部屋がお通夜モード全開でした……」



小梅「なるほど……的確に状況を説明し、読者を物語へ引き込む……!」メモメモ



小梅「次元の壁を越えてまで、ファンサービスに徹するなんて……さすが幸子ちゃん……!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461768536



幸子「輝子さん、美玲さん」



幸子「どういうことですか、この空気は?」



小梅「何があったの?」



美玲「実は……乃々が、ミスっちゃって……」



幸子「ミスですか……それは悲しいですよね」



小梅「でも、乃々ちゃんはもう、立派なアイドルだよ……?」



小梅「それだけで、泣かないと……思う」



輝子「そう、小梅の言う通り……これは、ただのミスじゃ、ないんだ」



幸子「なにか、致命的なミスでもしたんですか?!」



美玲「ある意味、致命的かもな」

輝子「乃々は、ステージ上で少しバランスを崩し……」



















輝子「パンチラしてしまったんだ……!!」



2人「「!!!!」」











美玲「しかも……」



















美玲「自前の生パンだったんだッ……!!」



2人「「!?!?!?!?」」

幸子「自前の上に……生パンチラ……?!」ガクガク



小梅「そんなの……乃々ちゃんに耐えられるハズが……!!」ガクガク



幸子「お……おかしいですよ!!」



幸子「ライブでは見せパンを穿くのが慣例じゃないですか!!」



輝子「み、見せパンを、忘れてきたらしい……」



幸子「でも……でも!!」



美玲「……確かに、乃々の力量なら本来、スカートを鉄壁にすることは難しくない……」



美玲「でも、その結果が……コレなんだ」



乃々「う゛ぅ……ぐすっ……う゛ぐうぅ゛……!」グスグス



小梅「泣いちゃった……!」



幸子「そ、そんな……!」



輝子「……」

乃々「も゛うダメでず……私゛はもう死ん゛だんです……」グスグス



美玲「やめろ乃々ッ! バカなことは考えるなッ!」



乃々「……」グスッ



乃々「こうなったらヤケです……!」



乃々「私の目隠し下着モロ自撮り画像を、ネットの海にばら蒔いてやれば――!!」



美玲「やめろォ!!・そんなことしても、ライブ中に撮られたパンモロ画像を無かったことには出来ないぞッ!!」



美玲「というか、新たな爆弾を投げ込むなッ!!」



乃々「どっちにしろ、私はもう終わりなんです!!」



乃々「パンチラ画像を流された時点で!! 何もかもがぁ!!」



乃々「……ぁあ゛あ……ぐずっ……う゛ぅ゛ぅぅ……」グスグス

美玲「ちなみにコレが、その流出画像だ」



幸子「うわ! モロじゃないですか!」



美玲「バッチリだろ?」



小梅「逆に綺麗……」



美玲「それはウチも思った」



幸子「……」



幸子「あの、このパンツなんですが……」



美玲「乃々のパンツがどうした?」



幸子「なんと言いますか、その……」



幸子「『乃々さん』って感じがしませんか?」



美玲「……だよな?」



美玲「だよな?! やっぱりそうだよな?!」ガタッ

美玲「まさに『乃々に穿かれるために存在してる』って感じだよなッ?!」



幸子「バッチリ似合ってますよね!」



美玲「何だよ、乃々もやるじゃんか」



幸子「グラビアのお仕事とかどうですかね?」



美玲「いいな、それ!」



幸子「しかも……ヤングジャンプです!」



美玲「ヤンジャン!? やるじゃん!!」イエーイ



幸子「特集組んじゃいましょう!!」イエーイ



小梅(カワイイが恥ずかしさを帳消しにする――)



小梅(キュート所属の子によく見られるこの感性……慣れない……)シュン











乃々「う゛うぅ……も゛ぉ、や゛だぁ……」グスグス



輝子「……」

輝子「……乃々」フラリ...



輝子「パンチラしたから、生きていけない……そう言ったな?」ユラリ...



乃々「は、はぃ……」グスグス



輝子「……」ヌギヌギ



輝子「……」スルリ



幸子「……えっ何で見せパンだけ脱いでるんですか……?!」

輝子「これが私の――」



















輝子「やり方だぁ!!!!!!!!」バッ!!











乃々「?!」



幸子「?!」



美玲「じ、自分からスカートを――?!」



小梅「めくっちゃった――?!」カシャッ

輝子「乃々!! 見えるか?!」



乃々「は、はひっ……!」ビクッ



輝子「これが私の生パンモロだァ!!」



輝子「さぁ!! いくらでもネットに流せェ!!」



乃々「な……!?」



乃々「そんなことをしたら輝子さんが――!!」



輝子「死なない!!」ドン!!



乃々「!!」



輝子「私は……そんなことでは死なない!!」

輝子「確かにこれは、恥ずかしすぎる……///」



輝子「けど!! それでも死なない!!」



輝子「たとえパンモロ画像が出回ろうとも!! 私は生き抜いて見せる!!」



輝子「それでもダメだった時は! 乃々!! 私はお前のそばにいる!!」



輝子「パンモロで迫害されている乃々を!! 生き恥晒してでも守ってやる!!」



輝子「それがこの星輝子の!! 親友との絆だひゃっはああああああああ!!!!」



乃々「輝子さん……!」キュン



















幸子「……こういうカッコイイことを、臆面もなく言えちゃうんですよねぇ、輝子さんは」



小梅「罪作りだよね」カシャカシャッ

幸子「……」



幸子「あぁ!!!!」



幸子「ちょっと輝子さん!!!!」



輝子「な、なんだ?」



幸子「また、ファンから送りつけられたパンツを穿いてるじゃないですか!!!!」



輝子「うん……も、貰ったからな」



美玲「オマエ随分ロックだなッ?!」



小梅「メタル、やってるからね」



幸子「それはやめてくださいって言いましたよね?!」



幸子「何が染み込んでるか分からないから、穿かないでくださいって言いましたよね?!」



輝子「でも、これ、結構良い生地だし――」



幸子「生地の問題じゃありません!!」



幸子「生地にこだわるなら、ボクのパンツでも何でも貸してあげますから!」



幸子「だから贈り物を穿くのはやめてください!!」



輝子「わ、分かった……」



幸子「全くもう……」プンスカ



小梅「気を付けてね?」カシャカシャカシャカシャッ



輝子「ありがとう……フヒヒ」



輝子(キノコ水玉……気に入ってるのに)シュン

美玲「それで……落ち着いたか?」



乃々「えぇ、おかげさm――」ハッ



乃々「あー……そのー……」



乃々「あと1人いたらなぁ……と思いまして……」



輝子「そうか……わ、分かった!」



輝子「美玲!! 生パンモロするんだ!!!!」



美玲「ファッ!?」



輝子「乃々を救うには、その手しかない!!」



小梅「美玲ちゃん、ゴメンね?」カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャッ



小梅「輝子ちゃんは……純粋、だから……」カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャッ



美玲「純粋とかいう問題じゃないぞこれはッ!?」



美玲「というかオマエ撮りすぎだぞッ?!」

美玲「で、でもさ! あと1人ってことなら、幸子や小梅でも大丈夫だろ? なっ? なっ?」アタフタ



幸子「いえ、それはダメです!」キッパリ



幸子「まだインディヴィのターンですので!」



美玲「いや、でもさ、142だっていけるだろ?」



幸子「いけますが、まだインディヴィのターンですので!」



美玲「……おいぃ……」ガクリ



美玲「そういう……反論不可能なことを言うのは、ナシだろ……」



幸子「インディヴィのターンですので!」



美玲「分かった! 分かった、分かったから!!」



美玲「……やるよ……///」



小梅「がんばれ……」●REC

美玲「うぅぅぅ……」ヌギヌギ...



美玲「なんでウチがこんな目に……」スルスル...



小梅「荷物……預かるね?」



美玲「あぁ、ありがと」



小梅「……」



小梅「……」ヒロゲヒロゲ...



小梅「こちらが、美玲ちゃんの見せパンです」●REC



美玲「実況するなよッ!!」



小梅「ま……まだ暖かいですっ……!」



美玲「脱ぎたてだからなッ!!!!///」

美玲「うぅ……」



輝子「さあ、あとはスカートをたくしあげるだけ……!」



美玲「……」



輝子「美玲?」



美玲「分かってるってば!」



美玲「これも、乃々と輝子のため……ッ!」グッ



美玲(うぅ……なんでウチがこんな目に……)スルスル...



















美玲「〜〜ッ!」ス...



4人「「おぉー!!!!」」

幸子「カワイイデザインですね」



輝子「美玲は、オシャレさんだからな」



小梅「これどこで買った?」●REC



乃々「有難や有難や……」



美玲「ゃ、そんな近くで見るなよッ!」バッ!!



小梅「あっダメダメ……!」●REC



輝子「まだ隠さないで!」



乃々「う、うぅ……」ガクガク



幸子「乃々さんが苦しんでます! 早くパンモロして!」

美玲「ぅぅ……もう、やだぁ……///」ス...











小梅「これ、色違いあった?」●REC



幸子「やっぱり美玲さんの太ももは綺麗ですね!」



乃々「涙目で強制スカートたくし上げ……良いっ……!!」フンフンッ



輝子「あれ……ウソだろ……?!」



輝子「美玲は、まだ生えていないのか?!」



幸子「違いますよ! これは全部剃ってるだけです!」



輝子「ぜ、全部剃っちゃうのか……?!」



幸子「美玲さんゴメンなさい、輝子さんはグラビアの経験がないので……」



輝子「お詫びに、美玲に投票しておく……フヒ」ブッパァ!!



小梅「剃れるほどあるんだ……羨ましいな」●REC



乃々「愛する仲間を守るため、顔を真っ赤にしながら、恥辱に耐える美玲さん……滾るっ……!!」フンフンッ











美玲(……今、爆弾発言かましたヤツいなかったか……?!)

美玲「も……もうダメ! これ以上は無理!」



美玲「終わり! はい終わり!」バッ



4人「「えー!?」」



美玲「十分見ただろッ!? だから終わりッ!!」



幸子「あんなにカワイイ美玲さんなんて、そうそう見られないのに……」



輝子「し、仕方ない……」



乃々「後でデータ貰えますか?」



小梅「画像? 動画?」



乃々「全部」

美玲「そ、それで……どうだったんだよ?」



美玲「ウチにここまでさせといて、まだ死ぬとか言うのか?!」



乃々「いえ……もう大丈夫です」



乃々「確かに、パンモロ画像がネットに流出したのは、死ぬほど悲しいです」



乃々「でも、2人のパンモロ姿によって、生まれ変わるほどの幸福に包まれています」



乃々「輝子さん、美玲さん……ありがとうございます」パァァ...!!



幸子「あぁ!! あれは、乃々さんが心から喜んでいる時にだけ現れる、超絶美少女オーラじゃないですか!!」



小梅「どんな時でも、自然な流れで状況を説明する……さすが幸子ちゃん!」



輝子「一件落着……フヒ」



美玲「そのオーラをどうして30分前に出さないんだ森久保乃々ォ!!!!」

P『おーい! 早く着替えろー!』コンコン



P『もうすぐ引き払わなくちゃならないんだからなー?!』



乃々「あ……もうそんな時間ですか」



美玲「はーい! 着替え終わったらすぐ行くからなー!」



輝子「早くしなきゃ」イソイソ



















幸子「……一時はどうなるかと思いましたが、もう大丈夫そうですね」



小梅「失敗しても、仲間がいる……」



小梅「だから……私たち142も、頑張らなくちゃ」



幸子「よく言ってくれました!」



幸子「ボクたちも、インディヴィに負けないくらい強い絆を持ったユニットにしましょう!」ニコリ



小梅「うんっ」ニコリ

小梅(私たちは、まだまだ幼い……)







小梅(これからも、失敗すると思う……)







小梅(でも……隣には仲間がいる)







小梅(だから私たちは頑張れる……)



















小梅(いつか、この世界の頂点に立つ、その日まで――!!)

小梅(あと)



















小梅(幸子ちゃんの涙目強制スカートたくし上げパンモロ姿を動画におさめる、その日まで――!!!!)グッ...!



















※3ヶ月後、動画におさめました







終わり



12:30│森久保乃々 
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