2016年05月15日

乃々「まゆさんへの感謝の気持ちに幸子さんを贈りたい……」

乃々「私たちはいつも、まゆさんのお世話になっています」



小梅「アンダーザデスク、人気だよね」



輝子「お、おかげさまでな」





乃々「これもひとえに、公私共に、まゆさんに支えてもらったおかげでして……」



輝子「だから、その感謝の気持ちを、伝えたいんだ」



美玲「それで幸子を贈りたいってワケか……なるほどな」



乃々「はい」



乃々「それはもう、活きのいい新鮮な幸子さんを贈りたいんです」



輝子「そこで、幸子を梱包して、宅急便で送ることは決まったんだが……」



輝子「冷蔵だと幸子が風邪ひくし……」



輝子「れ、冷凍はもってのほか……」



輝子「だからと言って、生身で贈るわけにもいかなくて……」



小梅「そうだね、どうしよっか……」



美玲「……」



















美玲「真空パックしたら?」



4人「「それだ!!!!」」



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手順01:幸子を確保します







幸子「今日もカワイイボクが来ましたよ!」バーン



乃々「あ、来ました」



小梅「電話、いらなくなったね」



輝子「手順が省けて良かった、フヒヒ……」



美玲「それに、電話での呼び出しじゃ、新鮮さが失われるからな」



乃々「私たちの目を意識しておしゃれされたら、それはもう養殖物なので……」



美玲「贈り物はやっぱり天然物だろッ!」



幸子「?」

手順02:幸子を気絶させます







美玲「でも、どうやって気絶させるんだ?」



輝子「当身だと、あざが残るな……」



小梅「私に任せて」ズイッ



小梅「幸子ちゃん、動かないで」



幸子「え、どうしてですか?」



小梅「今……あの子が抱きついてるから」



幸子「」バターン



美玲「……」



美玲「ちょろいなぁ」



輝子「だが、それがいい」



乃々「では皆さん、始めましょう」

手順03:膀胱内の尿を全て排泄させます







美玲「よいしょっと!」ドサッ



乃々「ちゃんと便座に座ってますか?」



小梅「大丈夫」



美玲「じゃあパンツ脱がすぞ」ヌガセヌガセ



小梅「預かるね」



美玲「はい」



美玲「乃々はスカートを汚さないよう押さえといて」



乃々「任せてください」グイ



輝子「えっと……確か、ここのツボを刺激すれば……」ドスッ!!











幸子「」シャージョロロロロ...!!











小梅「たくさん出てるね」



美玲「コイツ、ちょっと我慢してたな?」



乃々「最後の一滴まで絞り出してください」



輝子「心得てる」ドスッ!! ドスッ!! ドスッ!!











幸子「」ジョロッ!! チョロッ! チロッ...

手順04:腸内を浣腸させます







乃々「浣腸液をたっぷり流し込みまして……」チュー...



輝子「そして、こっちとこっちを同時に刺激すれば……」ドスドスッ!!











幸子「」ブボッ!! ブリュリュリュ...!!











小梅「わっわっ」アワアワ



美玲「落ち着けって! ただ全部出てきてるだけだから」



乃々「少し便秘気味だったようですね」



輝子「だがそれも、今日で終わりだな……」



美玲「便秘を治してあげるなんて、ウチら優しいよな」



3人「「うんうん」」

手順05:下半身を綺麗に清掃します







美玲「おい、間違えてアルコール消毒なんてするなよ?」フキフキ



輝子「分かってる……」フキフキ



小梅「幸子ちゃん、アルコールに弱いもんね」フキフキ



乃々「これは赤ちゃん用おしりふきですから、問題ありませんよ」フキフキ

手順05・補足:脱がせた下着を穿かせるのを忘れずに







美玲「薄紫色の花柄か……」ハカセハカセ



乃々「私の勝手な意見なんですけど……」



乃々「幸子さんはフルバックなんかより、ローレグとか紐とか、そういう大人っぽい下着を穿いてほしいですね」



小梅「分かる」



美玲「分かる」



輝子「分かる」

手順06:贈り物を入れられるラバーバック(ゴムでできた袋)を用意します







輝子「袋は、これを使う」バサッ



美玲「でっか!! これどこで手に入れたんだ?」



輝子「フヒ……晶葉経由で譲ってもらった」



美玲「マジでッ!? 高級品じゃんッ!!」



輝子「丈夫で、簡単に破けない上に……」



輝子「汗で蒸れないよう、都合のいい換気を行う……す、優れもの」



小梅「やっぱり、速乾だよね」



乃々「汗で蒸れると、ラバーの内部で結露して、贈り物が見えにくくなりますからね」



美玲「あと、汗で汚れるのも防ぐぞ」



美玲「鮮度を保つのに大事なことだ」



輝子「やっぱり、袋にはこだわらなきゃ……だな」



3人「「うんうん」」

手順07:贈り物をラバーバックに入れます







輝子「よいしょっと……」ズルズル



美玲「おい、傷つけるなよ?」



小梅「ポーズと服装は?」



乃々「鮮度が命なので、服装はこのままでいきます」



乃々「ポーズは、最も味を損なわない、直立ポーズでお願いします」



小梅「両手を伸ばして、体に添えて……」ヨイショ

手順08:口に呼吸用チューブを咥えさせ、ラバーバックの専用穴から外へ出します







乃々「少し細すぎませんか?」



美玲「大丈夫。細いけど、強度は十分あるから」



美玲「自分で試してみたけど、ちゃんと息できたぞ?」



乃々「なら何も言いません」



小梅「チューブ穴って、これだよね?」



輝子「そこから出したら、専用テープで隙間を埋めるんだ……」



美玲「難しいところだけど、手伝おうか?」



小梅「ううん、もうできたよ」ピッピッ



乃々「さすが小梅さんですね」

手順09:ラバーバックをとじます







美玲「おい、熱いから気をつけろよ」ジュゥ...



小梅「この機械は何?」



輝子「真空パックを作る機械だ」



美玲「この細い金属はな、数百度にまで熱せられてるんだ」



美玲「それをラバーにあてがうと――」ジュゥ...



美玲「ホラッ! 溶接されて袋状になるんだッ!」



小梅「すごい……!」



乃々「しばらく熱いですから、触らないよう気を付けてくださいね?」



小梅「分かった」



美玲「……」ジュゥ...

手順09・補足:接合部分が完全に冷えたら、空気漏れがないか確認してください







輝子「……10分経ったぞ」



小梅「もう触って大丈夫なんだよね?」



美玲「あぁ」



乃々「袋を軽く押し付けて、空気の漏れている場所が無いか、確認しましょう」グイッグイッ



美玲「どうだ?」



乃々「完璧です」



輝子「いよいよ仕上げだな」

手順10:専用口から吸引器を差し込み、内部の空気を完全に抜きます







美玲「輝子ー頼んだー」



輝子「頼まれた、フヒ……」ズボッ



輝子「吸引開始だヒャッハアァアァァァアアァァ!!!!」ブオォー!!



小梅「わぁ……!」



乃々「ラバーが、幸子さんの形になっていきますね」



美玲「プフッ……おい、この顔見ろよ!」



美玲「コイツ、こんなになってもカワイイぞ……ククク」











幸子「」ビッタアァ...!!











小梅「本当だ、カワイイね」



乃々「幸子さんが新鮮な証拠ですよ」



輝子「アァァアァァァァアアアアァアァァアァァ!!!!」ブオォー!!



小梅「あれは良いの?」



美玲「終わるまでは自由に叫んでいいって約束だからな」

手順11:吸引完了後、吸引器を引き抜き、すぐに専用口を閉じます







輝子「ほい……」ズボッ



美玲「これで、最後……っと」ジュゥ...



乃々「空気が入ってくる様子は……ありませんね」



小梅「ということは……?」



輝子「これで、真空パックが完成……」



小梅「お疲れ様」



美玲「これからが本番だぞ?」



乃々「センスが問われる梱包作業のお時間ですよー」

作業12:贈り物を入れる箱を用意します







乃々「幸子さんの体型にピッタリ合う木箱を用意しました」



乃々「運びやすいように、重量はギリギリまで軽量化しています」



美玲「うわッ! スゴいなオマエ!?」



乃々「ちひろさんに格安で用意してもらいました」



小梅「ちひろさんに言うと、安く手に入るよね……?」



輝子「信頼できる謎の流通経路、フヒヒ……」



乃々「これがあるから、アイドルは辞められませんねぇ」



美玲「全く、現金なヤツだなッ!」



4人「「HAHAHAHA」」

作業13:箱に緩衝材を敷き詰めます







乃々「それではみなさん、緩衝材を箱に敷き詰めてください」



乃々「今回は綿を使用します」



乃々「幸子さんの重みでかさが減るので、山盛りにしてくださいね」



小梅「わざわざ綿を用意したの?」



美玲「幸子の体を傷付けないことが目的だからな」



美玲「他のじゃ、幸子の体に悪いと判断したんだろ」



小梅「奥が深いね……」

作業14:贈り物を箱に納めます







輝子「よいしょ……っと!」ズン!



美玲「ふぅー……入ったぞー」



乃々「ありがとうございます」



小梅「2人とも、力持ちだね」



輝子「フヒ……私は、メタルやってるからな……」



美玲「ウチは、この2人を連れまわってるから、鍛えられたんだよ」



小梅「ちゃんとお仕事頑張らないと……」



輝子「が、頑張る……」



乃々「善処します……」

作業15:残りの緩衝材を敷き詰めます







美玲「残った綿は、幸子の上にかけとくか」



小梅「だいぶ少ないけど、大丈夫なの?」



輝子「天地無用で送るから……た、多少は大丈夫」



乃々「ここでは、大事なところを重点的に守るのがセオリーです」



美玲「じゃあ顔か」パラパラ



輝子「二の腕だな」パラパラ



小梅「足だね」パラパラ



乃々「皆さんのフェチを知ってしまったんですけど……(お腹に綿をまきながら)」パラパラ

作業16:添え状をしたため、同梱します







美玲「添え状は用意してるのか?」



乃々「はい、この通り」







『佐久間まゆさんへ

拝啓

若葉萌える好季節となりました。

まゆさんには、アンダーザデスクとしてひとかたならぬお世話になり、まことにありがとうございます。

おかげさまで、アイドルとしての心構えが身に付き、以前にも増して楽しく仕事ができるようになりました。

これも、ひとえにまゆさんの温かいお人柄と、熱意に満ちたご指導のおかげと、心から感謝しております。

つきましては、私たちにできる最大のお礼として、新鮮な幸子さんの活き締めをお送りいたしましたので、ご笑納いただければ幸いです。

敬具



森久保乃々

星輝子

平成○年○月○日』







乃々「文面はこれで大丈夫でしょうか?」



輝子「わ、分からない……」



小梅「こういうの、誰が詳しいかな?」



輝子「幸子なんだが……お、贈り物だから……」



美玲「……まぁ、大丈夫だろ」



美玲「こういうのは贈る気持ちが大事なんだから」



美玲「それにまゆなら、そんなことで怒らないだろ?」



輝子「そう……だな」



乃々「念のため、皆さんもチェックお願いします」

作業17:箱と蓋をしっかり固定させます







美玲「えっと……木箱ってことは、釘が必要か?」



乃々「いえ、この木箱には、蓋を閉める機構が用意されていますので」



乃々「蓋を、この隙間に差し込み、半回転させると……」グッグッ



乃々「この通り、釘なしで蓋を固定させることができます」



美玲「スゲーッ!!」



乃々「いやぁ……良いブツを用意してくれましたよ、ちひろさんは」



小梅「ちひろさんにも、お礼した方が良いんじゃ……?」



乃々「私もそう思いましたが……」



乃々「『アイドルの皆さんが求めるものを用意するのは事務員の仕事』だからって、丁重に断られました」



輝子「さすが、ちひろさんだ」

作業18:贈り先と注意事項を漏れなく書きます







乃々「えっと、まゆさんの住所は……」カキカキ



輝子「今のうちに、シールを貼っておこう……」



美玲「ウチも手伝うぞ」



小梅「私も」



輝子「『冷蔵厳禁』『冷凍厳禁』『高温厳禁』『多湿厳禁』……」ペタペタ



美玲「『ナマモノ』『天地無用』……」ペタペタ



小梅「『輿水幸子』……」ペタペタ



美玲「こうしてみると、取扱いが難しいんだな、幸子って」



輝子「上流で採れた高級品、だからな」

作業19:業者を呼び、発送します







業者「森久保さーん! お荷物の受け取りに参りましたー!」



乃々「あ、この箱です」



業者「えっと、このサイズと重量ですと――」ピッピッ



輝子「あと、幸子割で……」



業者「あ、はい、了解しましたー!」ピッピッ



小梅「幸子割って?」



輝子「幸子を贈るときの割引サービスだ」



乃々「最大10%引きになるんですよ」



美玲「へぇ、覚えておこっと」

業者「では荷物お預かりしますねー」



業者「フンッ!!」グワァッ



業者「それでは、失礼しましたー!!」タッタッタ











小梅(軽々と持ち上げた……)



輝子(幸子だけで37kgもあるのに……)



美玲(さすがプロだなー)



乃々(うぅ……知らない人と喋ったから、あと少しで泣くところでした……)グスッ

乃々「さぁ、これで終了です」



乃々「あとは無事届くのを待ちましょう」



小梅「お疲れ様」



輝子「それまで何しよう……?」



美玲「それなら、幸子のうろ覚え似顔絵大会するぞッ!」



輝子「フヒ……良いな」



小梅「私、筆記用具準備するね」タタタ



美玲「紫色忘れるなよー!?」



乃々「あれ……幸子さんの外ハネ、外ハネでしたっけ、内ハネでしたっけ……?」オモイダセナイ...



美玲「そうそう、案外難しいんだよな」



輝子「カワイイ以外思い出せない、フヒヒ……」

後日







業者「佐久間さーん! お届け物でーす!」ピンポーン



まゆ「あら、お疲れさまです」ガチャリ



業者「荷物重いんで、玄関まで運びましょうか?」



まゆ「本当ですね……では、お願いします」



















業者「フンッ!!」ドサッ



業者「またのご利用お待ちしておりまーす!!」タッタッタ

凛「……」ヌッ...



凛「……どう? もう帰った?」



凛「Pさんを賭けた、まゆとの決闘……そろそろ再開したいんだけど?」ゴゴゴゴゴ



まゆ「……凛ちゃん」ドドドドド

まゆ「一時休戦にしませんか?」



凛「……は?」



まゆ「今届いた荷物……輝子ちゃんと乃々ちゃんからなんです」



まゆ「中身は幸子ちゃんみたいですので、再開すると、きっと傷んでしまいます」



まゆ「彼女たちの気持ちを、彼女たちと関係ないことで踏みにじるのは……私が許せないんです」

凛「……なら、条件があるよ」



凛「私にも開封作業を手伝わせて」



まゆ「そんな……凛ちゃんはあくまでもお客さんですし……!」



凛「あの子たちの気持ちを踏みにじりたくないのは……私も同じだから」



まゆ「凛ちゃん……」



凛「さ、早く開けよう?」



まゆ「……はい!」

箱「ガパァ!」







まゆ「わぁ……!」



凛「すごく新鮮……しかも活き締めだね」



まゆ「私なんかに、こんなに気を遣わなくても良いのに……」



凛「でもこれが、あの子たちの気持ちだから」



凛「ちゃんと受け止めてあげて?」



まゆ「えぇ……ふふ、分かっていますよぉ?」



凛「ハサミある? 私が開けてあげる」



凛「実家の手伝いで、ハサミの扱いには慣れてるから」



まゆ「分かりました」



まゆ「はい、どうぞ」



凛「ありがと」

袋「ビリビリィ!!」



袋「くぱぁ」ムァ...







まゆ「あ、この匂い……」スンスン



凛「適度な汗の匂いと、幸子特有のカワイイ匂いが混ざり合って、独特の幸福感を醸し出してる……」クンカクンカ



凛「産地直送ならではだね」



まゆ「それに、袋や緩衝材にもこだわってますよ」



まゆ「これは……最高レベルである5つ星級の幸子ちゃんですね」

凛「この後はどうするの?」



まゆ「ちょっと待っててください」スタスタ



凛「?」



まゆ「お待たせしました」スタスタ



凛「そのコップの水は?」



まゆ「幸子ちゃんのお顔にかけるんです」バシャッ!!











幸子「……ぷはぁっ!! はぁ……はぁ……!!」



幸子「ぅぅ……ここは……ぁ、袋が……開いて、る……?」ハァ...ハァ...



まゆ「ね?・こうして気絶している幸子ちゃんを起こすんですよ」



凛「新鮮さを損なわないために、外部からの力を加えず、水だけで自発的に起きてもらう……」



凛「徹底した品質管理を心がけているんだね」

幸子「ぁの……すみません……」ハァ...ハァ...



幸子「ここ、どこですか……?」ハァ...ハァ...



まゆ「私の家ですよぉ」



幸子「あぁ……まゆさん……」



まゆ「少し息苦しかったんですねぇ……お布団用意しますから、そのまま横になっていてください」スタスタ



まゆ「……あ、凛さんも来ていただけますか?」



凛「え……うん、分かった……」スタスタ











幸子「はぁ……ょ、ようやく動けます……」グッタリ

まゆ「……よし、布団はこれで良いでしょう」バサッ



凛「それで? 私も呼んだ理由は?」



まゆ「思い出したんですけど、私、凛さんにお茶の1つも出していませんでしたよねぇ?」



凛「え? うん、そうだね……」



凛「まゆが扉を開けた瞬間に私が斬りかかったから、そんな時間が無かっただけだけど……」

まゆ「よろしければ、一緒に幸子ちゃんをいただきませんか?」



凛「私と……まゆが?」



まゆ「贈られた幸子ちゃん、活きが良かったですよね?」



まゆ「でもまゆは、あんなにたくさん食べられないんですよぉ」



まゆ「だってまゆは、昔から小食ですから」



まゆ「だから、お客さんの凛ちゃんにもお出ししようと思いまして……」

まゆ「まゆと凛ちゃんは、これからも永いお付き合いになるでしょう」



まゆ「そんな人生のライバルだからこそ、こういう場では仲良くしたいんです」



まゆ「……如何ですかぁ?」



凛「バカにしないで」



凛「ここはまゆのホーム。そこで出される食べ物に手を出すほど、私は単純じゃないよ」

凛「でも……」



凛「輝子たちの贈り物を疑ったり、まゆの懇意を踏みにじったり――」



凛「そこまで私は無粋じゃないよ」



まゆ「ありがとうございます」



凛「……ホラ、停戦協定の握手」ス...



まゆ「はいっ」ス...



















凛「ふふっ……」ギリギリ...!!



まゆ「うふふ……」ミシミシ...!!







幸子「……ぁ……驚かせて、ごめんなさぃ……」



幸子「先日出社したら、突然気絶しまして……」



幸子「多分、輝子さんたちのイタズラだと思います……」



幸子「途中目が覚めたんですが、指一本動かすことが出来ず……」



幸子「そのまま丸1日拘束されるのは……さすがにしんどくて……」



幸子「途中から考えるのをやめたのは、正解でした……」

幸子「……あれ、凛さんじゃないですか? どうしてここに?」



幸子「え、あれ……そんな、悪いですよ、2人がかりでお姫様抱っこなんて……」



幸子「あぁ……でも、嬉しいです……本当は、歩けるかどうかも怪しかったので……」



幸子「わざわざベッドまで……ありがとうございます……」

幸子「……あれ、どうして扉に鍵をかけるんですか……?」



幸子「えっ……まゆさん、どうして脱いでるんですか……!?」



幸子「わわっ!? 凛さんまで……!?」



幸子「ひっ……こ、恐いですよ2人とも……」



幸子「こ、来ないでください! ニヤニヤ笑わないでください!」



幸子「ここはダメです……早く逃げないと……!」



幸子「ぁ……まだ、体が言うことを……!」



















幸子「や、ゃら! またキちゃぅ! あっ、あっ……んんっ……!!!!」ビクンビクン!!



幸子「ひっぐ……ひぐっ……またいっちゃ……んっ……っ……っ!!!!」ゾクゾクゾクゾクッ!!



幸子「〜〜〜〜っ!!!!」ビグッ!! ビグッ!! ビクンッ!!



















※CV:竹達彩奈











乃々(後日、まゆさんからお便りが届きました)



乃々(私たちの贈った幸子さんは、美味しくいただいたそうです)



乃々(風のうわさでは、この贈り物がきっかけで、凛さんと仲直りしたとか)



















乃々(贈り物は、皆を笑顔にします)



乃々(大切な人へ、お世話になった人へ)



乃々(日頃の感謝と真心を込めて……)











乃々(さぁ、皆さんも是非、幸子さんを贈りましょう――!)







終わり



12:30│森久保乃々 
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