2016年05月19日

美玲「おぉ……立派な誕生日ケーキだな……!」

美玲の誕生日記念SSです







5月9日





CGプロ・食堂







美玲「ウチのために、こんな立派なパーティを開いてくれるなんて……」



輝子「美玲には、いつもお世話になっているからな……」



乃々「私たち2人で、一生懸命作らせていただきました」



美玲「オマエら……!」グスッ



















小梅「この目玉ゼリーは、私が作った……」フンス



幸子「ボクは美味しくなる魔法をかけましたよ!」フンス



美玲「お、おう……」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462719801



乃々「美玲さん、包丁をどうぞ」ス...



輝子「じ、自由に取ってくれ」



美玲「オマエら調子いいなー、そう言ってウチに切り分け全部させるつもりだろー?」



美玲「ま、今日のウチはご機嫌だからな。オマエらの思惑に乗ってやるぞ」



美玲「えっと……イチゴが8つだから、8等分かな」スッスッ...



幸子「切るの上手ですね!」



美玲「メイドのお仕事で覚えたからなッ!」フフン

美玲「よしッ! 完璧だッ!」



美玲「オマエらはどれが欲しい?」



幸子「あ、美玲さんからどうぞ」



小梅「好きなの、最初に選んでいいよ」



乃々「お誕生日様ファーストなので」



美玲「そうか? それじゃ、遠慮なくもらうからな」



















幸子「」ドキドキ

小梅「」ドキドキ

輝子「」ドキドキ

乃々「」ドキドキ

美玲「よし、これにしよっと!」スッ



美玲「一番キレイに切れたからな」



小梅「うん……すごく綺麗……」



輝子「そ、それじゃ、美玲がケーキを選んだところで……」



















幸子「美玲さんへのバースデープレゼントの発表です!」



美玲「……え、このタイミングで!?」



美玲「というか、さっきみんなから貰ったじゃん」



乃々「あれは普通のバースデープレゼントじゃないですか」



輝子「こっちは、特別なプレゼントだ……フヒ」



美玲「へぇ、何だろ?」

幸子「美玲さん、ボクたちがあなたにケーキを切らせた、本当の理由を知りたくないですか?」



美玲「あ、これ、意味あったのか」



幸子「選んだケーキのイチゴの底を、調べてください」



美玲「イチゴの、底?」ヒョイ



幸子「なんて書いてありますか?」

美玲「『かんにょう』」



幸子「……」



美玲「いや『けいがまえ』かも……いや、違うな、最後ハネてないし」



輝子「……」



美玲「あ、そっか『はこがまえ』だコレ!」



乃々「……」



美玲「書き順見ても間違いないぞッ!」



小梅「……」



美玲「?」



















幸子「ゴメンなさい、それカタカナなんです」



美玲「それ先に言えよなー」ヒョイッ



美玲「なら『コ』だな」

乃々「ほほぅ……そうきましたか」ニヤニヤ



輝子「これは面白い……」ニヤニヤ



幸子「興味深いですねぇ……」ニヤニヤ



小梅「ほ、ホントだね……」ドキドキ



美玲「な、何だよオマエら……気持ち悪いなァ」

乃々「時に美玲さん」



乃々「先日、私たちに欲しいものを教えてくれましたよね?」



美玲「……へっ? いや、特に何も言ってなかったと思うぞ?」



乃々「ところがですね、これがバッチリ言っていたんですよ!」



乃々「というわけで、VTRスタート!」ピッ



美玲「乃々のそのハイテンションは何なんだ?」



美玲「頼むからそれをお仕事に活かしてくれよ……」

数日前・CGプロ・談話室







TV『ワハハハ……!』







美玲『んー……テレビつまんないなー……』



輝子『この時間は、いつも面白くない……』



乃々『テレビに期待できない時間帯ってありますよね』



美玲『あるある』

美嘉『ホラ、早く行くよ!』タッタッタ



莉嘉『お姉ちゃん、ちょっと待ってよ〜!』タッタッタ



美嘉『あんたが準備に手間取るのが悪いんでしょ?』



莉嘉『カリスマJSはそーゆーものなの!』



美嘉『カリスマJKはそーゆーものじゃないからね!』



















輝子『な、なんか、ドタバタしてるな……』



乃々『2人とも、元気ですよね』



美玲『……』

美玲『羨ましいなぁ……』



輝子『な、何が……?』



美玲『兄弟がいるって、良いよな』



乃々『確かに』



美玲『特に、年上の兄弟が羨ましくない?』



輝子『何でだ?』



美玲『だってさ、年下の兄弟はいつでもできる可能性あるけど、年上はそうはいかないだろ?』



乃々『あぁ、そういう意味ですか』



美玲『良いよなぁ……』

乃々『……で、どっち派ですか?』



美玲『何が?』



乃々『お兄さん派かお姉さん派かですよ』



美玲『うーん、そうだな〜……』



美玲『ウチは……お姉ちゃんが欲しいかな』



美玲『おしゃれの話とかいっぱいしたいし』



乃々『なるほど』

美玲『乃々はどうなんだ?』



乃々『私はお兄さん派です』



乃々『シチュエーションとして憧れているので』



美玲『なるほどな』



乃々『輝子さんはどうですか?』



輝子『私は、特に……関係ないな』



輝子『とにかく、あ、愛が欲しい……』



美玲『お、おう……』



乃々『重い……』

現在に戻る







乃々「……ということがありましたよね?」ピッ



美玲「なんでこんな映像が残されているかは置いといて――」



美玲「確かに、そんな話はしたな」



美玲「でも、だからってオマエらに何が出来るんだよ?」



幸子「『ボクたちに美玲さんのお姉さんを作ることは出来ない』――それは確かです」



幸子「でも、それ以外のことなら、何でも出来ます」



幸子「そこで導き出された答えは、ただ1つ――」



















幸子「『ボクたち自身が美玲さんのお姉さんになる』ことです!!!!」



美玲「なん……だと……!?」

幸子「イチゴルーレットは、そのお姉さんを決めるためのものなんですよ!」



美玲「何ぃ?! それじゃ、これは……!?」











コ←コウメ←小梅











幸子「美玲さんのお姉さんは見事!! 小梅さんに決定しました〜!!」パチパチ



輝子「おめでとう……」パチパチ



乃々「おめでとうございます」パチパチ



小梅「頑張るね……!」グッ



美玲「いやいやいやいや!!!!」

美玲「これはおかしいだろッ?!」



美玲「百歩譲って幸子や乃々は分かるけど……」



美玲「……」



















美玲「小梅だぞ?」



幸子「小梅さんですよ」



美玲「13だぞ?」



輝子「若々しいじゃないか」



美玲「年下だぞ?」



乃々「おうおう、タ○姉disってんじゃねーぞ?」



美玲「オマエ何でそんなこと知ってるんだよッ!?」



乃々「オマエモナー」











幸子「?」



輝子「?」



小梅「///」

幸子「とにかく! 美玲さんのお姉さんは、小梅さんに決まったんです!」



美玲「何だソレ!? ウチ納得してないんだけど!?」



輝子「だ、大丈夫……安心してくれ」



美玲「輝子ォ……(泣)!」



輝子「小梅には『バブみ』があるからな、フヒ……」



美玲「輝子ォ……(怒)!」

乃々「小梅さんには明日、美玲さんが仕事で女子寮を出るまでの間、美玲さんのお姉さんでいてもらいます」



美玲「微妙に短いッ!」



乃々「2人が禁断の愛に目覚めるのに、長い時間は要らない――私はそう信じています」



美玲「何言ってんだオマエッ!?」



幸子「あと、今晩は小梅さんの部屋に泊まってくださいね」



美玲「ハァッ!? なんでそんなことしなくちゃいけないんだよ!?」



幸子「それは『お泊りするならお姉さんの部屋』と相場が決まっているからですよ」



美玲「いや、それは……ッ!」











美玲「そうだけどさ……」シュン



小梅(納得しちゃった……)

その夜



女子寮・小梅の部屋







美玲「お、お邪魔するぞ……」



小梅「いらっしゃい」ニコリ



美玲「ホントにお泊りすることになるとは……」



小梅「美鈴ちゃんは、初めてだっけ?」



美玲「あぁ……」



美玲「ホラーまみれかと思ったけど、結構サッパリしてるんだな」



小梅「輝子ちゃんもよく来るから、なるべく片付けるようにしてるの」



小梅「すぐ、足の踏み場も無くなっちゃうから……」



美玲「案外ぬけてるんだな……」



美玲「その……」



美玲「お姉ちゃん、も……///」



小梅「フフ」ニコリ

小梅「そういえば、美玲ちゃんのことはなんて呼べば良いかな?」



美玲「今までどおりで良いんじゃないか?」



小梅「うん、でも今の私は美玲ちゃんのお姉ちゃんだから……」



小梅「お姉ちゃんらしい美玲ちゃんの呼び方が、あると思うの」



美玲「そ、そうか……」



小梅「親しみをこめた……身内らしさあふれる……可愛い……うーん……」





小梅「みれい……みれ……み……みー……」



小梅「……うんっ」



小梅「明日の朝まで美玲ちゃんは『みーちゃん』だから……!」ビシッ



美玲「は、はぁ……」



美玲(ホラー以外で、こんなにやる気満々の小梅、見たことない……)

美玲「今日はこんなに祝ってくれて、ありがとうな」



小梅「みーちゃんのためなら、いくらでも」クスクス



美玲(早速言われた……結構むず痒いぞコレ……)



小梅「私のプレゼント……どうだった?」



美玲「オマエのが一番うれしかったぞッ!」



小梅「お姉ちゃん」



美玲「あっ……うん、お姉ちゃんのプレゼントが」



小梅「そっか」ニコニコ

美玲「包帯グルグル巻きの『マミーベア』シリーズの最新作とか、よく手に入ったな?」



小梅「実は……仕事で知り合った関係者の人に、お願いしたの」テヘペロ



美玲「おいおい、良いのかそれ?」



小梅「大丈夫。直接先行予約しただけだから」



美玲「まぁ……それならセーフ、かな?」



小梅「大事にしてあげてね?」



美玲「あぁッ! ウチ、あの子、大切にするからなッ!」



小梅「ふふふ……」

小梅「明日は早いの?」



美玲「ううん、昼に出れば大丈夫だから」



小梅「それじゃ、お姉ちゃんと一緒にDVD……見よ?」ワクワク



美玲「オマエそればっかりだなぁ」



小梅「ちょっと、みーちゃん?」ムッ



小梅「『オマエ』じゃなくて『お姉ちゃん』だよ……?」



美玲「うっ……そうだったな……」



美玲「お、お姉ちゃん……ちゃんと寝なよ」



小梅「でも、みーちゃんと一緒に見るって……決めてたから」



美玲「そう思ってくれてたのは、うれしいけどさ……」アワアワ

小梅「ねぇ、ちょっとだけで良いから……」ウルウル



美玲「や、やめろ! 上目遣いで迫るなァ!」



美玲「可愛さでトキメくだろッ!?」アセアセ



小梅「みーちゃん? お姉ちゃんのお願い……きいてくれる?」ギュ...



美玲「ああぁあぁぁあぁあぁぁぁ……!!」ガクブル



美玲「その繊細な囁き声(CV:桜咲千依)で、ウチを誑かさないでえぇえぇぇぇえぇぇ……!!」ガクガクブルブル

天使美玲『ダメだぞ! 明日のために、ちゃんと寝なきゃ!』



悪魔美玲『でも小梅と一緒なんて久し振りだぞ? 少しくらいいーじゃんか』



天使美玲『小梅はすぐ夜更かしするから、体調が心配なんだよ。寝かせるべきだぞッ!』



悪魔美玲『そんなこと言いながら、あと少し小梅に誘惑されたら堕ちるクセに』



天使美玲『堕ちねーしッ! そのくらい余裕だしッ!』ガクブル



悪魔美玲『堕・ち・ろッ! 堕・ち・ろッ!』



















小梅「ね? お姉ちゃんと一緒に夜更かし……しよ?」ギュ...



















美玲「」グフゥッ ←心の中の天使が悪魔に負けた音

テレビ『キャー!!』







小梅「おぉー……!」ドキドキ



美玲(結局、小うm――お姉ちゃんに押し切られてしまった……)



美玲(しかも何故か……)



小梅「すごいね……」ナデナデ



美玲「う、うん……」



美玲(膝枕までされて……///)

美玲(小梅の足……すべすべだなぁ……)



美玲(しかも、心配になるくらい細いのに、柔らかいところは柔らかくて……)



美玲(こんなに白いけど、体温が高いからか、触れるだけでホッとする……)



美玲(それに、いい匂い……)スンスン



美玲(……)



美玲(13歳に膝枕で甘える14歳、かぁ……)ズーン...

美玲「これ……激しい内容だな」



小梅「うん」



小梅「だから、一緒に見てくれる人が少なくて……」



美玲「輝子がいるだろ?」



美玲「アイツなら、いつも楽しく見てるじゃんか」



小梅「普段はそうなんだけど……」



小梅「さっきの流血シーンで、泣いちゃったから……」ショボン



美玲「あぁ……アレは仕方ないだろ」



美玲「ウチですら涙目になったもん」



小梅「私は、すごく楽しかったけど……」



美玲「自分が大丈夫だからって、みんなが大丈夫とは限らない」



小梅「そうだね……気を付ける」ムムム...

美玲「輝子でそれなら、あとはダメだろうなぁ」



美玲「乃々はこういうのダメだし」



美玲「幸子なんか論外だもんな」



小梅「だから、みーちゃんと一緒に見られて、お姉ちゃんはうれしいです……」



美玲「……」



美玲「お姉ちゃんの趣味に付き合うのも……妹の仕事、だろ?」



小梅「……うん、ありがとう……」

テレビ『ジャーン!』







小梅「傑作……」パチパチ



美玲「途中死ぬほど怖かったけど……面白かったな」プルプル



小梅「みーちゃん、大丈夫?」ナデナデ



美玲「大丈夫……でも今夜は絶対に1人でお手洗いにいけない……」プルプル



小梅「それなら、一緒に寝よっか?」



美玲「え」

小梅「怖がっちゃった輝子ちゃんとか、気絶しちゃった幸子ちゃんとか……」



小梅「いつも一緒のベッドで、寝てるよ……?」



小梅「私、体温が高くてポカポカだから……」



小梅「安心して寝られる……って評判なの」



小梅「だから、みーちゃんも一緒に……ね?」ニッコリ



美玲「あ、あぁ……」



美玲「お願い、する……///」

美玲(今思えば、このときすでに、ウチはおかしくなってたんだ)







美玲(1つ下の、まだまだ幼い体つきの女の子に……)







美玲(あんなに温もりを感じていたんだから――)









小梅「ベッド、足りてる?」



美玲「大丈夫だって。ウチら、ちっちゃいからな」



小梅「小さい明かりはつけなくて大丈夫?」



美玲「それくらい大丈夫だってば」



小梅「つけてほしかったら、お姉ちゃんに言ってね?」



小梅「幸子ちゃんなんて、明かりを全部消したら、気絶していても起きるんだよ?」



小梅「『あ、明かりは消さないでください、お願いします』って言いながら……ね?」クスクス



美玲「気絶するか起きるかどっちかにしろよ幸子ェ……」

小梅「それじゃ、おやすみなさい……」



美玲「ん、おやすみ……」



小梅「……」カチッ



















小梅「……」



美玲「……」



小梅「……」



美玲「……」

小梅「……起きてる?」



美玲「……」



小梅「みーちゃんがいるからかな?」



小梅「なんだか興奮して、眠れないの……」



美玲「……」



美玲「まだお姉ちゃん続けてるのかよ……」



小梅「みーちゃんがお仕事に出るまで……私が、お姉ちゃんだから」

美玲「ウチが寝てたら、完全に恥ずかしい独り言だったぞ……?」



小梅「ううん……みーちゃんのお姉ちゃんだってことは、私の誇りだから……」



美玲「そっか……」



小梅「うん……」



美玲「……」



小梅「……」



美玲「今日決まったのに……?」



小梅「今日決まったのに……」ウン



美玲「そうなんだ……」



小梅「そう……」



美玲「……」



小梅「……」

美玲「……なぁ」



美玲「どうしてこんなに色々してくれるんだ?」



小梅「……私も、兄弟がほしかった、から」



美玲「……妹派?」



小梅「うん」



小梅「あと……」



小梅「みーちゃんはいつも、みんなのために頑張ってるよね?」



小梅「私もお世話になってるから、いつかお世話してあげたいなって思ってて……」



美玲「別に、特別なことをしたわけじゃ……」

小梅「ううん。私にとって、とっても大切なこと……」



小梅「みーちゃんは、今は私の妹だけど……」



小梅「私の大切な親友……だから……」



小梅「……///」



美玲「小梅……」



小梅「お姉ちゃん」



美玲「お姉ちゃん……」

小梅「……でも、そんなことは、どうでもいいよね?」フフ



美玲「え?」



小梅「ホラ……みーちゃんv」ギュー



美玲「わぷっ!?」



小梅「お姉ちゃんに、たくさん甘えて良いんだ?」ナデナデ



美玲「だからウチ、別に甘えたいとかなんて……」



小梅「……」











小梅「そうかな?」



美玲「え?」



小梅「私には、寂しそうに見えたから……」

美玲「……どうして、そう思ったんだ?」



小梅「なんだか最近のみーちゃんは、1人でいるとき寂しそうな顔をしてるから……」



美玲「うわわわ……見られてたのか」カァ...



小梅「142はみんな忙しいし……」



小梅「最近は乃々ちゃんも、メディア露出が激しくなってきてるから……」



美玲「乃々の活躍は、さすがに想定外だったけどな」



小梅「実を言うと、その……私も……」



美玲「ハッキリ言っても大丈夫だぞ? 本人も自覚してるから」

小梅「私も、似た経験あるから……分かるの」



美玲「え……小梅も?」



小梅「お姉ちゃん」



美玲「……お姉ちゃんも?」



小梅「うん」



小梅「幸子ちゃんや輝子ちゃんと会えない日は……ずっと心細かったよ?」



美玲「どんな現場でも、堂々としてる小梅しか知らないから、意外だな」



小梅「それはきっと、アーニャちゃんや蘭子ちゃんと、現場で仲良くなったから……かな?」



小梅「私は……お仕事での出会いも、大事なご縁だって、気付いたの」

美玲「羨ましいなぁ……」



美玲「ウチは、単独のお仕事ばっかりだからさ……」



小梅「帰ったら帰ったで、インディヴィのお世話だよね?」



美玲「そうなんだよッ! アイツら実力あるクセに前に出ないから、ちっとも目立たないんだよなぁ」



小梅「みーちゃん、お疲れさま」ナデナデ



美玲「あ、ありがとう……///」

小梅「2人とも、みーちゃんに感謝してたよ?」



小梅「いつでもどこでも、全力で励ましてくれるって」



美玲「その代わり、ウチは疲れてばっかりだぞ……」



小梅「ふふ……」ギュッ



小梅「だから、私の前では、頑張らなくても良いからね?」



美玲「ぇ……」



小梅「ありのままのみーちゃんでいて良いの、私はそれを受け止めてあげるから」



美玲「で……でもそれじゃ、小梅が大変じゃないか?」



小梅「私はね、大丈夫」



小梅「毎日、欲求剥き出しの魂……見てるから」



美玲「説得力ありすぎる……」

小梅「だから、お姉ちゃんに全部打ち明けてね?」



小梅「誰にも言えない不満や不安、なんでも良いよ」



小梅「私はみーちゃんの、お姉ちゃんなんだから」ナデナデ



美玲「……」



美玲「……そっか」



美玲「そうだよな……」



美玲「ウチのお姉ちゃんだもんな……」



美玲「……」



美玲「……」ギュッ



















美玲「う゛……う゛ぅ……!」グスッ



小梅「……」ナデナデ

美玲「ウ゛チは……ぐすっ……み゛んな゛とお゛仕事、しだいんだよぉ……」グスグス



小梅「うんうん」ナデナデ



美玲「だっで……オ゛マエらといる゛の゛、楽しいんだも゛ん……!」



小梅「そうだね、みんなといると楽しいよね」



美玲「それが悪゛いかよ……一緒゛にいたくて悪がったな……!」



小梅「ううん……みーちゃんは悪くないよ?」



小梅「私も同じ気持ちだから……分かるよ」

美玲「ウチだって辛゛いんだぞ……なの゛にアイツら、好き勝手ばっかでさぁ……」



小梅「うん、そうだね……」ナデナデ



美玲「アイドルなんだから前に出ろよ! 仕事貰えたなら、ぐすっ、覚゛悟決゛めろよ!」



小梅「うん、うん、そうだよね」ナデナデ



美玲「ウチよ゛りもお仕゛事ある゛くせに贅沢言うなよ! ウチへの当゛て付けか!」



小梅「そうだね、それは辛いよね」ナデナデ



美玲「ウチ、アイツらのあ゛ーゆーとこ、ホント嫌゛いッ! 大゛ッ嫌いッ!!」グスグス



小梅「嫌だよね、辛いよね、お姉ちゃん分かるよ」ナデナデ

美玲「でもさ……ぐしゅっ……でもざぁ!」グシュグシュ



美玲「だからっでア゛イツらのごど……ひっぐ……ギラ゛イになる゛わ゛けないじゃんかぁ゛ぁ……」



小梅「そうだね……私もみーちゃんのこと、好きだよ……」ナデナデ



美玲「あ゛りがとう……あり゛がとう小梅ェ……」グスグス



小梅「お姉ちゃん」ナデナデ



美玲「お、お゛姉ぢゃん……」グスグス



小梅「うんうん」ナデナデ



小梅「みーちゃん、頑張ってるもんね……」ギュ



小梅「だから、お姉ちゃんと2人きりの時は、いくらでも泣いていいからね」ナデナデ



小梅「誰にも言えないこと、お姉ちゃんにだけは打ち明けて良いからね」ナデナデ



美玲「う゛ぅぅ゛ぅ……お゛姉゛ちゃぁん……」グスグス



小梅「よしよし……」ナデナデ

しばらくして







美玲「……」スゥ...スゥ...



小梅(泣き疲れて眠っちゃったみたい……)



小梅(やっぱり、誰にも言えないこと、抱えてたんだね……)



小梅(……分かるよ、その気持ち)



小梅(私も同じ……皆と引き離されて、イライラしていた時があるから)



小梅(でも、本当に信頼しているみんなだから、離れられないんだよね……)



小梅(きっとそれは、いつか必ず、自分の中で折り合いが見つかるはず……)



小梅(それまでの辛抱だよ……頑張って)

美玲「ん……」ゴロリ



美玲「……んだよ……水臭い、なぁ……」ムニャムニャ



小梅(……)



小梅(『私たちと一緒にいたい』……か)



小梅(ゴメンね……それは知ってたよ)



小梅(だって、私たちを見つけるたびにみーちゃん、まるで子犬みたいに喜ぶんだもん……)



小梅(こっちまで、嬉しくなっちゃう……)



小梅「……」

小梅「私の方こそ……ありがとう……」



小梅「私たちのこと、好きになってくれて……ありがとう……」



小梅「私たちも、大好きだよ……」



小梅「……」



















小梅「……ん……v」



















小梅「……」



小梅「……」



小梅「……///」



小梅「お……おやすみっ」ガバッ



















小梅「〜〜っ!!」ジタバタ



















美玲「ぉね……ちゃ……」スゥ...スゥ...

次の日







小梅「あっという間だった……」



美玲「そりゃ半日無いようなもんだったからな」



小梅「私、ちゃんとお姉ちゃん出来てたかな?」



美玲「あぁ……しっかりお姉ちゃんだったぞ」



小梅「よかった……」ホッ



美玲(姉というよりは母みたいだったけどな)

美玲「……小梅」ギュ...



小梅「ぁ……///」



美玲「昨日の夜は、ホントにありがとうな」



美玲「溜めてたもの全部出したせいか、すごく気分が楽になったぞッ!」



小梅「フフフ……お姉ちゃんのおかげ?」



美玲「あぁッ! 小梅お姉ちゃんのおかげだッ!」ニコッ



小梅「う、うん……///」ドキッ



小梅「どういたしまして」ギュ

美玲「……あっと、もう行かなきゃ」パッ



小梅「ぁ……」シュン



小梅「……うん、そうだね」



小梅(今、名残惜しいって思う自分がいた……///)ドキドキ



美玲「それじゃ、行ってくるなッ!」タッタッタ



小梅「いってらっしゃい……」ノ

美玲「……あ、そうそう!」クルリ



小梅「?」



















美玲「また泊まりに行っても良いか、お姉ちゃん?」



小梅「――!」



小梅「……フフ」



小梅「うんっ! いつでもどうぞ……!」ニッコリ







終わり

おまけ



後日







幸子「ワイワイ」



輝子「ガヤガヤ」



乃々「ヤイヤイ」



美玲「……」ウィンク



小梅「……」ニッコリ











幸子「あのお泊まり以来、美玲さんと小梅さんが、目で会話するようになりましたね」



輝子「分かり合えたんだな……羨ましい」



乃々「見つめ合うのが条件とか、むーりぃー……(絶望)」

輝子(私ももっと、みんなと分かり合いたい……)



輝子(目だけで会話できるなんて、最高だ……)



輝子(……)



輝子(一晩一緒に過ごせば、私も体得できるかな……?)



輝子(そうすれば乃々も、喋らずに会話できて、喜んでくれるはず……)



















輝子「な、なぁ乃々……」



輝子「今夜、私と一緒の夜を過ごさないか?」キリッ



乃々「えっ」キュンッ







乃々(私、攻略対象にされてる?!///)ドキドキ







終わり



22:30│早坂美玲 
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